更識簪は俺にとっては師匠のような存在である。
ISの整備を学ぶ際には、彼女が残していた資料を基にISの整備について勉強を行ってきた。
実際の彼女がどのような人物だったのか、既にあの未来に行けなくなった以上は確かめられない。
「まさか、そんな方法があるなんて」
そう言いながら、俺の整備を盗み見している少女が、まさか更識簪だとは思わなかった。
「別に見るのは良いけど、まさか、ISを一人で組み立てるつもりですか?」
俺はふと隣を見てみると、彼女が整備を行っていると思われるIS、打鉄弐式だった。
資料で読んだ事はあるが、打鉄の後継機で日本の倉持技研が開発を進めていたが、白式の開発やデータ収集にすべての技術者を取られてしまい、永らく未完成のままだった。
普通に考えても、技術者としてあるまじき行為であり、俺は疑問に思っていた。
だからこそ、専用機開発から撤収した筈の倉持技研で唯一反論した事でEOS整備と並行という形で弱催眠を行うのは容易かった。
「こんなの・・・・ただの八つ当たりだよね?でもね、お姉ちゃんは何でもできて・・・私なんかよりずっと強くて・・・それで、私だって頑張っているのに、全然追いつかなくて・・・だから、だから!」
彼女は泣き崩れた。
無理もない。
確かに彼女の言う通り、姉である楯無さんはなんでもできる。
それこそ、ISまで完成させる程の才能の持ち主なのだから。
勿論、それは周りの力を借りてできた事であり、本人もそれを言っている。
だが、今の彼女はその劣等感に押し潰されそうになっている。
「だからこそ、奴の周りに惹かれた訳か」
押し潰されそう何かを抱える少女を周りに集め、惚れさせる。
こうして考えても、織斑一夏の恐ろしさが分かるが、それでも俺は復讐を止めるつもりはない。
「ねぇ、簪さん。
そんなに無理しなくても」
「けど」
「いいじゃない」
私は、目の前にいる彼女に抱き着いた。
彼女の体はとても細くて柔らかくて、そしてとても暖かかった。
何時もの強気な態度とは正反対な弱さを見せる彼女に対して、私は思わず抱きしめてしまったのだ。
今にも消えそうな彼女を、このまま放っておくわけにはいかないと思ったから。
だけど、今はそれが正解だったと思う。
私が彼女を抱き締めると、彼女は声を上げて泣いた。
今まで溜まっていた物を全て吐き出すかのように、ただひたすら泣いていた。
私は黙ったまま、そんな彼女の頭を撫でていた。
「ごめんなさい、みっともなく泣いてしまって」
暫くして落ち着いたのか、彼女は顔を上げた。
涙でぐしゃぐしゃになった顔を拭いながら、彼女は謝ってきた。
「ううん、大丈夫だよ。寧ろ、もっと早く相談してくれればよかったのに」
「でも、これは私の問題だし」
「そんなの関係無いよ! 同じ学園の仲間なんだから、遠慮しないで頼ってくれても良かったのに。
まぁ、流石に今回の事は驚いたけれど、それでも困っている時はお互い様でしょ?」
「・・・ありがとう。
じゃあ、早速お願いがあるんだけど、聞いてくれるかな?」
「えぇ、私で良ければ喜んで」
それと共に彼女をゆっくりと頬を撫でながら、近づく。
「ちょっと待って、何をするつもり?」
「ん~、こういう事をしようと思っていますが」
そう言って、俺は更識さんの唇を奪った。
「んむぅ!?」
最初は驚いていたが、次第に落ち着いてきたのか抵抗する事無く受け入れてくれた。
そのまま、舌を絡ませるようにしてキスを続ける。
口の中が甘い味で満たされる。まるで砂糖菓子のような甘さが、彼女の唾液を通して伝わってくる。
それを感じつつ、俺はそっと離れた。
「ぷはっはぁはぁ」
キスを終えて、少し呆けた表情をする更識さん。息を荒くしながら、俺を見つめている。
「どう? これが大人のキスなんだけど」
「・・・凄い、気持ちいいんだね」
トロンとした目で見上げてくる。
「気に入ってくれたみたいだね。
ところで、これから君を抱くけど良いよね?」
「抱く?」
「あぁ、性行為の事だよ。別に恥ずかしがらなくても良いじゃないか」
「そうじゃなくて、なんで急に?」
「そうだね、なんだか、惹かれてね」
それだけ言うと、俺は再び彼女に近づき、耳元で囁いた。
それと同時に俺は彼女の制服に手をかけ、脱がしていく。
その行動に彼女は戸惑いつつも、抵抗はしなかった。
上着を脱がすと、ブラジャーが現れた。
大人びたデザインの物であり、サイズも大きいようだ。
俺はそのまま下着の上から胸に触れる。
「あっ・・・ふぅ・・・」
触れられる度に、体を震わせ反応する彼女。
「可愛いね」
「・・・そんな事ないもん・・・はぁん!」
言葉では否定しているものの、体は正直であり、触れられただけでこんなにも感じてしまっている。
俺は、彼女のスカートのベルトに手を掛けた。すると、彼女は慌てた様子で俺の手を押さえてきた。
だが、彼女の手は震えており、力が入っていない。
俺は構わず、彼女のズボンを下ろそうとする。
しかし、彼女が必死に足を閉じているため、上手く下ろせない。
そこで、一度彼女を立たせた後に、後ろを向かせ、壁に両手を付けさせた。
そうする事によって、俺は彼女の足の間に自分の体を入れ込み、邪魔される事なく下ろす事が出来た。
そのまま、下着も下ろしていく。
その瞬間、彼女は小さく悲鳴を上げ、慌てて手で隠した。
だが、そんな事などお構いなしと言わんばかりに、俺は彼女の腕を掴み、後ろに回させる。
そして、露わになった彼女の下半身。
そこは濡れていた。愛液で溢れかえり、太股にまで垂れている程である。
それを指先で触れると、「ひゃん!」という可愛らしい声を上げる彼女。
俺はそんな彼女を落ち着けるように、背中にキスをした。
ちゅっと音を立てながら何度もキスを繰り返す。
その間に、彼女の割れ目を優しく撫でる。
時折、クリトリスに触れてみると、体がビクッと跳ね上がる。
「あんっ! そこぉ・・・ダメぇ・・・」
彼女の口から漏れ出る甘い声を聞きつつ、俺は更に彼女の体にキスを落とし続ける。
「はぁはぁ・・・もう、我慢できないよぉ」
そう言い、彼女は腰を動かし始める。
どうやら、俺の方も限界のようで、先ほどから苦しそうな表情を浮かべている。
「ねぇ、お願い・・・早くぅ」
切なげな声で懇願する彼女を見て、俺は無言のまま、自身の男性器を取り出し、彼女の女性器へと挿入していく。
「あぁ・・・入ってる・・・入ってきてるぅ」
歓喜の声をあげる彼女。
「あぁ! 凄い・・・気持ちいいよぉ」
そう言って、彼女は彼に抱きつく。
「うっ・・・」
俺もまた、彼女の締め付けに顔を歪めながら耐えている。
やがて、二人は動き出した。
最初はゆっくりと動かしていたが、次第に激しくなっていく。
肌を打ち付ける音が部屋に響き渡る。
「はぁん・・・もっと・・・奥まで突いてぇ」
彼女はそう口にしながら、自ら腰を振っている。
その姿はとても妖艶で美しく、見ているこちらが興奮してくるような光景だった。
俺は今、二人の行為を間近で見させられ、興奮していた。
「はぁはぁっ、もぅ我慢できないっんっ」
彼女の言葉を聞くと共に、俺は頷くと共に彼女を強く抱き締めた。
「あぁ、イクゥ~」
その言葉を合図に、俺は彼女の中に精を解き放った。
「ふふ、凄い量・・・」
「はぁはぁ・・・」
肩で息をしながら、余韻に浸りながら、ゆっくりと彼女は眠りにつく。