燐子さんと交際を始めて2年
俺は高校を卒業し、仕事に専念し
燐子さんは大学2年生となった
亜蘭「__ここで止めてくれ。」
運転手「よろしいのですか?」
亜蘭「燐子さんの迎えだけだから、すぐに戻る。」
運転手「かしこまりました。」
俺はそれだけ言って車から出た
ここは燐子さんの通う大学
雰囲気の良い校舎に綺麗な中庭
燐子さんがここに通うのはさぞかし絵になるだろう
「見て、あのイケメン!」
「あれ、四宮亜蘭じゃない!?」
「あの大富豪の!?」
「雑誌にも載ってたよね!?」
校門の前に立ってると、色々言われる
ずっと、遠巻きからいろいろ言われるな
まぁ、これも俺のような立場の人間の宿命か
亜蘭(それにしても、時間は丁度のはずだが来ないな。学友との会話に花を咲かせているのだろうか。)
燐子「__あ、あの、急いでるので......」
「いいじゃーん!大した予定でもないでしょ~?」
亜蘭「ん?」
聞き馴染んだ声が聞こえ、そっちに目を向ける
するとそこには、困った表情の燐子さん
それに、髪を筋に染め、大量のピアスを開けた男がいた
亜蘭(あれは......所謂ナンパと言うものだろうか。)
そんな呑気な事を考えながら
キャンパス内に入った
あまり無粋なことはしたくないんだが
急を要する事だし、仕方ない
亜蘭「燐子さん、お迎えに上がりました。」
燐子「あ、亜蘭君......!」
「あぁ!?なんだこいつぁ!」
亜蘭「初めまして、四宮亜蘭と申します。燐子さんの交際相手です。」
「はぁ!?」
この様子だと、知らなかったのだろうか
あまり自分から話すことでもないだろうし
それはそうか
「うそ、白金さんの彼氏!?」
「あんなイケメン捕まえてたんだ......」
「まさか......あんなに地味なのに......」
亜蘭「......それで、燐子さんに何のご用でしょうか?」
「っ!!い、いや、それは......ちょっと、仲良くしようと......」
亜蘭「必要ないです。」
「へ?」
燐子(あっ。)
俺はきっぱりそう言った
男は訳が分からないと言った表情を浮かべてる
なんだ、理解できなかったのか
亜蘭「あなたのような人間は燐子さんの人生に必要ないと言ったんです。ご理解いただけますよね?」
「で、でも__」
亜蘭「これ以上しつこくするなら、あなたの人生を潰すことも検討しなければなりませんね。」
「ひ、ひぃぃぃ!!!」
笑顔で話しかけてると、男は逃げていった
ほんの冗談だったんだけど
そんなに怖かったかな?
亜蘭「燐子さん、あれはどなたですか?」
燐子「えっと、4年生の人で、何故か言い寄られてた人......」
亜蘭「なるほど。」
燐子(嫉妬してるのかな?)
流石に燐子さんほどの美人
学内の男も放っておくわけもないか
頭ではそう納得するが、気に入らない
だが、束縛するもの良くない
ここは冷静に、表情に出さないように努めよう
燐子「そう言えば、今日は何でわざわざお迎えに来てくれたのかな?」
亜蘭「燐子さんに会いたかっただけです。最近は少し忙しかったので。」
燐子「そ、そっか......///」
燐子さんと会うのは実に1週間と3日ぶりだろうか
会議があまりにも重なり過ぎてしまった
亜蘭「車を待たせています。行きましょう。」
燐子「うん......!///」
俺はそう言って燐子さんの手を引き
待たせてる車の場所まで戻った
燐子さんの手を握ったのも、久し振りかもしれない
__________________
”燐子”
亜蘭「......」
燐子(亜蘭君、どうしたんだろう......?)
車に乗って数分、私達に会話はない
そして、何故か亜蘭君の機嫌が悪い気がする
と言っても、一見すればいつも通り
だけど、長い間一緒にいれば......
正直、すごく機嫌が悪いのが分かる
燐子「亜蘭君......?」
亜蘭「はい、どうかしましたか?」
燐子「その、怒ってる......?」
亜蘭「いえ、別に。」
あ、これ、かなり怒ってる
いつもなら、一回は怒ってるって言って、冗談って笑うのに
今回は結構、冗談じゃないレベルで怒ってる
亜蘭「今日、谷戸と雫は休暇で屋敷にはいません。」
燐子「そ、そうなんだ。」
亜蘭「夕飯もこちらで用意し、ご両親にも宿泊の許可は取り、衣服も用意しています。」
燐子(い、いつの間に......!?)
私達のお付き合いは両親公認
むしろ、早く結婚しろとまで言われてる
今は大学生だから話は止まってるけど
亜蘭「俺も今日は特に仕事はないので、ゆっくりできそうです。」
燐子「そうだね。(うーん、やっぱりいつもと違う......)」
疲れてるのかな?
最近は本当に忙しそうだったし
燐子(雫さんも心配してたし、大丈夫かな......)
亜蘭「......」
それからも私達に会話は少なく
ほぼ無言のまま、お屋敷に向かって行った
その間、私は亜蘭君に何をしてあげられるか、そればっかり考えてた
__________________
暫く車に乗って、亜蘭君のお屋敷に来た
私はすぐに部屋に通されて
今は亜蘭君が着替えに行ったので1人で待ってる
燐子(何をすれば、亜蘭君は喜んでくれるかな......?)
ずっと、こんな事を考えてる
疲れて、ストレスも溜まってる
そんな彼氏をどうすれば癒してあげられるか
どうすれば......
燐子(......そう言えば、私達ってまだ......)
亜蘭「__お待たせしました。」
燐子「!__う、ううん、全然......!」
そうだ、思いついた
きっと良くない事だと思う
けど、今井さんもそろそろだって言ってた
けど、亜蘭君は優しいから何もしないだろうし
ここは私から歩み寄らないと......!
亜蘭、燐子「......」
と思ってたけど、どうすればいいか分からない
あと、少しだけ不安になってきた
はしたない子だって思われたらどうしよう
燐子(で、でも、何もしなかったら何も変わらない......!)
亜蘭「燐子さ__っ!!」
燐子「......!///(あわわわわ!///)」
勢いでつい、亜蘭君を押し倒してしまった
突然の事で驚いた顔をしてるけど
それすらもかっこいい
燐子「ん、ん......っ!///」
亜蘭「!!」
燐子「ちゅ、ん、ぁ、ちゅ、んっ///」
私は亜蘭君にキスをした
正直、こういう経験なんてないし
もう勢いに任せてどうにかするしかない
燐子「ご、ごめんね......その、イライラしてるみたいだから、発散してもらいたくて......///」
亜蘭「え?いや、そんな事は......」
燐子「ある、よね......?」
亜蘭「っ......はい......」
亜蘭君は目を背けて頷いた
やっぱり、忙しいと流石にこうなるんだ
もっと早く気付いてあげられれば......
亜蘭「す、すみません、気を遣わせてしまって。」
燐子「大丈夫だよ......///」
亜蘭「?」
亜蘭君の胸元を撫でた
逞しくて、頼りになりそうな手触り
心臓も激しく動いてる
燐子「......私達は将来、結婚する......よね?///」
亜蘭「それは、まぁ、時が来れば。」
燐子「だから、その、旦那様を癒すのは私の役目かなって......///」
亜蘭「え?」
ゆっくり、上着のボタンを外して行く
亜蘭君は戸惑った表情を浮かべてるけど
特に抵抗することも無く、大人しくしてくれてる
亜蘭「あの、燐子さん?」
燐子「ジッとしてて.....///」
亜蘭君の服を脱がせた後
一旦、私もベッドから降りて服を脱いだ
男の子の前で裸になるのは初めて
だけど、もう実質夫婦だし、問題ないよね?
燐子「その、亜蘭君のストレスとかイライラとか、そう言うのを吐き出してくれたら......いいなって......///」
亜蘭「え、あの......」
燐子「ふふ......っ♡」
亜蘭「っ!」
燐子(わっ、す、すごく、硬い......///)
下着を持ち上げる逞しい男性器
すごく熱くて、硬い
それに、少しだけピクピクしてる
燐子(え、えっと、こうやって上下に動かすんだっけ......)
亜蘭「くっ......」
燐子「!///(は、反応した///)」
少し調子に乗って、リズミカルに手を動かす
これであってる、のかな?
あの亜蘭君が表情を歪ませてる
燐子「はぁ、はぁ、はぁ......♡」
亜蘭「燐子、さん......」
燐子「好き、大好き......♡亜蘭君......♡」
亜蘭「!」
燐子「あっ♡はっ、ん♡」
私も自分の準備をする
指で膣内を解して、濡らして行く
いつもよりも濡れやすくなってる
太ももに愛液が伝って、生暖かい感触がする
燐子「そろそろ、入れるね......?///」
亜蘭「燐子さん、流石にマズいですよ!避妊を__っ!!」
燐子「っ♡はぁぁぁん♡」
亜蘭(くっ、キツイ......!)
私は亜蘭君の男性器を一気に挿入した
少しピリッとした痛みはあったけど
それも気にならないくらい幸せで、気持ちいい
燐子「ひっ♡はっ♡あっ♡」
亜蘭「燐子さん......!」
燐子「あらんくんっ♡どう......?♡」
亜蘭「絡みついて来て、腰が抜けそうですっ。」
燐子「私は、じぶんがじぶんじゃないみたいっ♡」
腰から下の感覚は薄れてる
けど、気持ちよくて動くのをやめられない
まるで体を乗っ取られたみたいに
男性器がいい所に当たるように腰を動かしてしまう
燐子「すき♡あらんくん、すき♡」
亜蘭「俺も、です......っ」
燐子「あっ♡うれしい、よぉ♡」
亜蘭「......っ」
亜蘭君の表情が変わった
何かを我慢してるみたい
もしかして......
亜蘭「もう、出そうですっ。抜いてください......っ」
燐子「......ダメ、だよ♡」
亜蘭「っ!?り、燐子さん!?」
私は亜蘭君の言葉を無視し
男性器を一番奥に押し当てた
お腹の奥から重低音の様な快楽を感じて
頭がおかしくなりそう
燐子「中に出して♡はっ♡孕んでも、いいからぁ♡」
亜蘭「そ、それは__んっ!」
燐子「ちゅ♡ちゅる♡はぁ♡ちゅ♡」
亜蘭(く、口が、息も......)
燐子(出して、出して、出して♡)
亜蘭(くっ......出る......!)
燐子「ぁ......♡んん~っ!!♡」
亜蘭君の口を塞ぐようにキスをした瞬間
お腹の奥がジンワリ温かくなって
快楽が波のように押し寄せて来る
押し寄せた波は脳天まで登ってきて
私の目の前は、真っ白になった
__________________
亜蘭「__俺は、なんて事を......」
行為を終えてから20分
亜蘭君はベッドの端で頭を抱えている
中に出しちゃったのに責任を感じてるみたいで
若干涙目で自分で自分を叱りつけたりしてる
燐子「......あっ。」
そんな中、私はとんでもない事を思い出した
けど、これを伝えたら亜蘭君も立ち直るかも
そう思い、私はうなだれてる彼氏に声をかけた
燐子「あ、亜蘭君......?」
亜蘭「はい......なんでしょうか......?」
燐子「その......今日は出来ない日......かも。」
亜蘭「え?」
亜蘭君は私の言葉に首を傾げた
なんでこう思うのかには理由があって
それは......
燐子「最近、その、月のモノの周期が遅れてて......遅れた周期で考えたら、今日は安全日......なんだ。」
亜蘭「......そう言う問題ではないです。」
燐子「え?」
亜蘭「例え安全日だとしても、最低限のマナーを守らない、無責任な行為を燐子さんにしてしまったことが問題なんです......」
燐子「......!」
私の彼氏の真面目さは想像を超えてました
冷静に考えれば、そうだよね?
日ごろからすごく紳士的だし
私の事も大切にしてくれてるし......
亜蘭「申し訳ありません......」
燐子「い、いや、襲ったのは私だから......!」
亜蘭「いえ、俺は抵抗しようと思えばできたんです......ですが、心の奥底にある欲望に負けて、最終的には燐子さんを求めてしまった。結婚前の女性を傷モノにするなんて、俺は......」
燐子「じ、じゃあ、結婚しようよ......!!///」
亜蘭「え......?」
燐子「あっ......///」
咄嗟に出た言葉の後、私は口を塞いだ
亜蘭君は私を見て目を丸くしてる
それはそうだよね
いきなり結婚なんて言われても困る
けど、私はそれを分かって言葉を続けた
燐子「責任取って結婚してくれるなら......何も問題ないよね......?///」
亜蘭「それは、確かにそうですが......燐子さんはまだ学生ですし......」
燐子「私だってもう二十歳だから、結婚もできるんだよ......?///今までは、臆病だったから、大学を言い訳にしてたけど......それはもう、今日でやめる......!///」
亜蘭「!!......そう、ですか。」
亜蘭君はそう言うとゆっくり立ち上がった
そして、私の前に立ったかと思うと
バッといきなり跪いた
燐子「亜蘭君......!?」
亜蘭「燐子さんがそう言ってくださるなら、もうウジウジしていられません。」
燐子「っ!///」
亜蘭君は私の左手を握りしめ
目は私の顔を見上げている
まるで、絵本に出て来る王子様の様な振る舞いに
私は胸を高鳴らせ、彼のかっこよさを再確認した
亜蘭「絶対に後悔はさせません、幸せにします。だから、俺と結婚してください、燐子さん。」
燐子「っ///......は、はい、喜んで......!///」
そう答えると、亜蘭君は嬉しそうな笑顔を浮かべ
私も、幸せで胸がいっぱいになり
目の前にある愛おしい人にキスをした
なんだか今日は色々あったけど......
私達は今日、夫婦になりました