(R-18)翼の淫夢?
「……………っ――…ここは?」
目の前に広がるのは黒、黒―果たして自分は目を開けているのか、それとも閉じたままなのか。それすらも分からないほどに何処を見ても一面の闇だった。
意味はないと分かりつつも見渡すように首を動かす。来ているものは寝巻であったが記憶の最後にある場所、自分の寝室ではないことは明らかであった。
「あら、お目覚め…というのも変ね。」
「!?」
不意に、本当に突然目の前に人が現れる。これほどの暗闇のはずなのに、まるで黒い背景に貼られた画像のようにその姿ははっきりと見える。
目の前に突然人が現れることにもだが、更にその姿に私は驚愕する。
「ま、マリア…なのか?」
そこに居たのは見知った顔。いつも隣にいる彼女の姿。だが何かが違うような―そんな違和感渦巻く私を見て彼女は口を開く。
「マリア…?あぁ。貴方にはそういう風に見えてるのね。」
「やはり偽物なんだな。」
彼女の言葉に偽物と確信する。がそれでも本物と遜色ない声や仕草に引っ張られ、目の前の存在から目が離せなくなる。そんな中で近づいてくる彼女に私は臨戦態勢を取り待ち構えるが、気にする様子もない彼女はうす笑いを浮かべていた。
「気付かれるにしても随分早かったわね。」
「当たり前だ。…はやくその姿を止めて正体を現せ」
「ヤダ…そんなに怖い顔しないでよ……っと。」
「!?」
彼女が指を鳴らすと同時に私の身体の自由は奪われ、首から下一切の身動きが取れなくなる。必死に解こうともがくがまるで意味をなさず、彼女はゆっくりと目の前に立つと私の頬に手で触れてくる。その触り方、体温、近づいたことで分かる匂いまでいつものマリアそのものであった。
「お前は、一体…」
「んー?私は所謂サキュバスって言われる存在ね。」
「サキュバス…そんな妄想の産物など…」
「失礼ね。こうして居るじゃない。…私が本物じゃないっていうのは良く分かるんでしょ?」
サキュバス―淫魔。フィクションの世界でしか存在しないと思っていたその存在が目の前に居る…そんな現実とは思えぬ存在を肯定したくはなかったが、それでは目の前の彼女―マリアの姿をした他人の説明がつかないのも事実だった。つまりここは現実ではなく――
「…当たりよ。ここは所謂
「な、なぜ考えていることが…」
「当然よ。そもそも
「なっ…っ…」
愛しい人という単語に思わず赤面してしまうが、一方で納得してしまう。
「つまりお前は私の生んだ幻想だということだな?」
「幻想…ではないわね。こうして触れるぐらいには実態もあるし。」
「だとしても偽物は偽物。早く解放してもらおうか。」
「そんなわけにはいかないわね。せめて食事済ませないと。」
「食事……っまさかっ…っっ―っ!!」
淫魔の食事。良く聞くのはつまり―という間に彼女の手が動き後頭部に回り込むと引き寄せられながら唇が触れ合う。マリアではない彼女を受け入れるはずもなく、ぎゅっと力を込め唇を閉じ続けるが、お構いなしに舌で表面を舐められ続ける。
「んふふっ…必死に抵抗してるの可愛いわよ。……でもね?」
「っっく……あ、…?え?ンンンッ!!」
彼女の目が一瞬怪しく光ったかと思うと閉じていた口が徐々に開かれ彼女は堂々と唇を合わせ舌を侵入させてくる。再び閉じようとする意志は受け付けられず無防備に開き続けるだけでなく、あろうことか彼女の舌を受け入れるように絡めあってしまう。
「んぅっ!ンンンッ!?やっ、ぁっ!んっ、んっ、ッ―!!」
グネグネと別の生き物のように、それこそ人ではあり得ない動きによって私の舌は舐められ、絡め取られ、そして犯される。そしていともたやすく、ただのキスによって私は達してしまう。
それを感じたのか小さな水音が聞こえ唇が離れ、その跡をたどる様に唾液が糸を引く。と同時に身体は自由になり、私は腰が砕けたようにッ座り込んでしまう。
「あ、あ…うそっ…だ、ろう?」
「ふふふっキスだけでイクなんてエッチな娘ねぇ。そんなに気持ちよかった?」
「だれ、が…貴様などに…」
「うふふっ…じゃあよっぽど敏感なのねぇ。
「ぅっ…」
マリアの顔でマリアがしない表情をしながら、だがいつものマリアの声で私を煽ってくる。少しも身に覚えがないという訳でもない私はただ黙るしかなかったが、そのうち彼女は私の身体を押し倒す。
今まで固い床だったはずなのに、背中に感じるのはベッドのクッション性にも似た感触。ココが夢の中というのであればこういったことも不思議ではないのだろう。だがそれでもマリア以外の存在にベッドの上で組み敷かれると言うのは我慢できることではなかった。
「貴様、いい加減にし……っっ!?」
「あら。綺麗な身体♪」
「やっ…」
握りこぶしを作り彼女に向かって振りぬこうとするが、その瞬間に服がすべて消え去り一糸纏わぬ姿をさらしてしまう。反射的に足を閉じ胸を隠すが彼女には十分すぎる時間だったようでしっかりと見られたことを理解させられる。
「隠しても無駄よぉ。…ほら何処を触って欲しいのは何処かしら。」
「ふん、そんな自ら…な、ど…」
「ふーん。やっぱり胸は好きなのね。」
「な、なん、で…?」
ニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべる彼女の発した言葉に、私の身体は自然と動いていく。胸を隠す両腕を離し、彼女に向かって突き出すように胸を突き出してしまう。
先ほどまでとは真逆に頭では拒絶しているのに勝手に動く体。何故―どうして―グルグルと回る頭の中とは裏腹に、一度達した身体は疼き早く触って欲しいと熱を帯びていく。そうしている私に彼女の手が伸びてくる。
「やめろっ…触る、な…っ!」
「その割にはこっちにどんどん近づけてくるし、触って欲しそうに起ってるじゃない。」
「ちがう、これは…お前が何かしたから…」
彼女の言う通りだった。伸びてきた手は一定の距離以上に近づこうとはせず、むしろそんな彼女の手に私自身が胸を近づけていた。だがここまで身体が言うことを聞かないと言うことはナニかされている。そう信じた私は必死に身体を押さえようとしていた。―がそれもたった一撃で霧散してしまう。
「きゃぅぅっ!!」
「良い声出すわね…ほらっ!」
「っっ!!やぁっ!痛っ…痛いぃ!!」
パシンと乾いた音と共に胸へと痛みが走る。彼女に向けていた胸に平手が飛んできたのだ。力強く左右交互に叩かれその度に音が響き鈍い痛みに襲われる。
止めて欲しくて仕方がないのに、何故か避けることも出来ずむしろ懇願しているかのようにより一層彼女へと胸を突き出していく。
「ほら、ほらっ!もっと欲しいの?」
「ひっ!ぁっ!やだ!……きゃぅぅっ!?」
「ふふっ…叩かれてるだけなのに胸を尖らせて、期待してるの?」
「嘘、うそ!そんなはずは…」
パシン、パシンと叩かれ続け、肌は薄赤く染まっていく。そんな中で段々と胸の先端がジンジンと熱を帯び、固く起ち上っていくのを自覚していく。
ただ叩かれているだけなのに、それだけで快楽の反応を返し始める自分の身体に恥ずかしさがこみ上げてくる。
「期待してもらってるんら、応えないと…ねっ!」
「キャゥゥッッ!!」
不意に、それも痛いぐらいの力で両胸の先端を思い切り摘ままれる。痛みに大声を上げてしまうが、同時にビリビリとした感覚が頭へと駆け上る。
彼女は摘まんだ乳首を引っ張ったりねじる様にしてみたり、かと思えば摘まむのを止めると爪を掠らせるように引っかいたり。そうやって私の胸は彼女に弄ばれていった。
「どう?痛くするのと優しくするの。ランダムにやられると一層気持ちイイみたいね。」
「誰がっ…っふ…おまえ等に触られても…っっんっ!」
「隠しても無駄なのに、素直じゃないわねぇ。…じゃあちゃんと感じてもらおうかしら」
「なにを…ぃひゃぁっ!あ、あんっ!!」」
乳首から指が離れる。甚振られたソコはジンジンと熱をもち、先ほどよりも充血し固く起ち上っている。痛みしかなかったはずの手技に快楽を感じる自分の身体を恨みながら彼女を睨みつける。
そして再び彼女は私の胸に触れると、先ほどとは打って変わって優しく揉みながら、その先端に口付けをしてきた。そしてそのまま乳首は唇で食むようにヤワヤワと刺激されていく。
「ぅっ、はっ、ぁぁっ……んんっ…っく……!!」
今度は一転して私を感じさせるように弄ってくる。だがマリアではない彼女に感じさせられる屈辱に耐えようと必死に我慢しようとするが、それを無に帰すほどに甘美な刺激が襲ってくる。
全身にしっとりと汗が伝うほどに体温は上がり、胸から全身へと快楽の波が広がっていく。
「ふぅっ…っ――…んんっ!!はっ、ァァ…ッッ――!!」
不意に乳首に歯が立てられる。その僅かに感じる痛みは酷い程に強い刺激であり、先導された快楽が爆発し達してしまう。いつもに比べればしつこくも強くもない責めだけでここっまで簡単に達してしまうことに驚いている私の様子を見ているのか、彼女は胸への愛撫を止めコチラに目を向けていた。
触られることがなくなったことで少しの安堵をするが、そこから変化起こり始める。
「は、は、っっ……ッ!?なぁっ!ん、、ンッ!こ、おかし、ぃっ!!」
達したことで少しは引くはずの熱はむしろ増し絶頂の臨界線を超え、そしてそのまま降りることがない。触られても何もしていないのに身体は異常な反応を示し、快楽は再び爆発する。
「う、そ、イクッ!?ゥゥゥゥゥッ!!」
再びの絶頂。だが違うのは今回は
「ヒァッ!!あ、ァァァッ!?また、イッ……――ッッッ!!」
自由にならない身体だが絶頂による痙攣は収まることもなく閉じたままの両足の間が液体で濡れるのを感じる。合わせて自らの手で慰めたい欲求が高まっていくが、一向に自由にならない身体ではその望みもかなわず、体内で暴れる快楽にただただ耐えるしかなかった。
「っ――ふっ…ふぅっ!!ぁっっ!!!――っっ!!」
「辛そうね~。大丈夫?」
「っひ、ぃっ、なにを、キサマの、せい…ッゥゥゥ!?」
間違いなく原因は彼女。そう確信し睨みつける私は、たった一本の指で黙らせられてしまう。
そう彼女はただただ私の腹に一本の指を滑らせる。普段なら僅かなくすぐったさを感じるだけの場所でも、今の状態では性感帯に等しい刺激に変化しており、そのゾクゾクとした感触に言葉は霧散していく。
「アハハッ!指でなぞるだけで身体震わせて、言葉も出なくなって…どれだけ感じてるの?」
「うるさ、い、っ!!」
「まだ気丈に振る舞えるのはスゴイと思うけど…ここまで濡らしてちゃ威厳も何もないわよねぇ。」
「!?やめ、っ!見るなぁっ!」
自分の意思では一切動かなかった両足が、彼女の手によりあっけなく開かれ秘部が露わにされる。
すでに隠すものなど何もない場所へと突き刺さる視線。それだけで私は軽く達していた。
「ふふっ…物欲しそうにヒクヒクさせちゃって、そんなに触って欲しいのかしら?」
「そんなことは……」
「でもクリトリスまでこんなに勃起させちゃって、膣内からどんどん愛液溢れさせて…」
「言う、なぁ……」
他人に見られるだけでなく詳細に実況までされていまい、とんでもない程の羞恥に襲われる。その羞恥心が更なるトリガーとなり体内の熱はより増していった。
「言葉だけじゃ足りないってことかしら?それなら……」
「やめろぉっ!!」
彼女の手が秘部に伸び、無防備な秘裂に指先が触れる。
―マリアのでも自分でもない全くの他人の手。それが自分の大事な所に、自分以外にはマリアにしか許していない場所に他人が侵入を始めてくる恐怖と抵抗感は限界を超えた結果、身体は一瞬だが自由を取り戻し、脚を閉じることでその侵入を押さえ込む。
「あら?動かせるなんてすごい精神力。」
「っぅぅ……!っ――」
動かせたとは言え本当にそれが最後であり、既に自由にはならなくなっていた。しかしそれでも他人による侵入を防げたことに安堵すると同時に、溜まり切って暴れまわる快楽という熱に押しつぶされそうになっていく。
「そんなに私に触れられたくないの。……ならほら、お好きにどうぞ。」
「え、あっ……動…アァァァッ!!」
理不尽に暴力的な快楽に晒され続けた後に、不意に自由となった両腕。そうなった時、ただ本能のままに私の手は自分の秘部に伸びていった。
「はっ…はっ…!あ、アンンッ!ん、ゥゥッ!あ゛ッ!!!」
秘裂に触れると指先に愛液が纏わりつき、肌を擦る様に数度動かせば粘液同士がこすれクチュクチュと音を立てはじめる。それを合図にするように人差し指の先端を内側へと沈ませれば、その僅かな刺激でさえ軽く達してしまう。
そうなれば後はただ快楽に身を任せるだけだった。指一本すべてを秘部に沈ませ、内壁を抉る様に指を折り曲げそのまま引き抜く。
「っはぁっっ!ンゥゥッ!――ッッ!ックゥ!!」
たった一度のその行為で強い刺激に襲われ、身体は絶頂を迎える。しかしそれでも求める
「はぁっ、はっ、足りなっ……ンンンッッッッッ!!」
空いている手はクリトリスに伸ばし、自らの体液を塗した指で触れる。すっかり固く起ち上がったソコを指で摘まめば強い刺激が頭へと駆け抜けていく。その信号は再び手へと戻りまた慰める行為を始める。
「気持ち、イイッ…!ァァッ!―止められな、……―ィクッ!!」
続けざまの絶頂。これだけ連続すれば普段であれば疲れてしまうはずなのに、何度達しても疲れるどころか身体はより強い快楽を求め燃え上っていく。その本能に従うように秘部へ挿入する指は2本に増やし、一気に押し込んでいく。
膣内を押し広げる感覚と、体内に間違いなく感じる質量。そのすべてがより高みへと押し上げ身体はビクビクと痙攣し、快楽を享受していく。このまま十分に満足できるのでは―そんな浅はかな考えが頭をよぎるも、すぐさま身体は、
「なん、でぇ!こんなに気持ちイイのに、足りなっ…ゥゥッッ!!」
その理由は明白だ。いつもマリアによって弄られる場所に、自分の手では届いていないのだ。どんなに指を押し込んでも、どんなに腰をくねらせても、そもそもの大きさが異なるのだ。決して届くはずもなくただその手前を弄る続けるだけだった。
「ゥゥッ!!届かなっ……これじゃっ…ぁぁっっ―!!」
「フフ……辛そうね。」
目の前に見える彼女が優しい笑みを浮かべこちらを見ている。いや、なんで私は『彼女』などと他人行儀に呼んでいるのだろう。目に映る彼女は愛しい人で、今私が最も求めているひとではないか。
そうだ。いつものようにお願いすれば、いつものように求めれば優しい彼女は応えてくれるはずだ。ならば簡単だ。私は――
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
なんて顔を見せてくれるのだろう。私にとってはただの日常。ちょっと夢にせて生気を貰う。本当に
夢の主の思い人の姿形を模倣して、ちょっとだけ興奮剤である私の体液を飲ませるだけ。それだけで対象者は発情してスグに私を求めて行為に励む。いつもならそれだけのことなのに。
この娘はすぐに私の正体を見抜き、更には抵抗までしてきた。よほど他人に触れられたくないのか、それとも想い人への操立てか―どっちにしてもここまで抵抗されるのは想定外だった。……だからこそ面白いし楽しくなってくる。
だけどソレもここまでのようだ。自分で必死に慰めている姿はずっと見ていられるぐらいだったが、どうやら思い人―マリアとか言ったか―この身体でないと本当に満足できないようだ。ならばこの夢の中、しかも私の力の及ぶ範囲であればもう堕ちる。
その証拠にもはや視線など宙のどこを見ているのか分からないほどに虚ろだし、下半身から溢れる液体は底がない程だ…とおや?コチラと目が合った。ならば優しく微笑んでやろう。そうすれば―
「マリアぁ…触って、弄って、くれっ!……滅茶苦茶に、してっ……!」
ほら堕ちた。もう快楽に流された娘の頭では、私が偽物だと言う認識はなくなっているだろう。自ら両足を抱えて広げて秘部をこちらに向けてイヤらしくこちらを誘ってる。
そしてせっかく誘ってくれたのだ。美味しく頂くとしよう。
「ふふ…弄るって、こういう風に?」
指先で陰核を撫でるように、あくまでも優しく優しく触れていく。さっきまでの自慰を見る限りではこの娘は強いのがお好きのようだがそんなスグにご褒美はあげない。
「違っ…ソコもだけど、
優しくしていても快楽に落ちた身体では十分なのだろうが、あくまでも彼女が望んでいるのは真の意味での絶頂だ。ならばここは素直に乗ってあげよう。
私は指を2本揃え彼女の秘部に一気に突き入れると膣内をグリグリと弄り回していく。
「んぃっ!?きっ……あ、ア、ァァァ!!」
ドロドロに溶け切った秘裂、それでも私の指を食いちぎらんとばかりに締め付ける膣内。指先に感じる感触はすっかり降りきって受け入れ準備が整っている子宮口だろう。であれば押し上げるようにしながら指先を震わせる。
「ソコッ!!ソコッ、来た…ぁっ!――ッァ――!!!」
ちょっと指先を当てただけで彼女の身体は硬直し膣内は一瞬緩み切ったかと思えば再び締め付け、同時に全身を痙攣させ達していく。ようやく迎えた一番深い絶頂を噛みしめるように彼女の身体は震え続ける。
そんな彼女を味わおうと私は溢れる蜜に口を付け、陰核を巻き込んで吸い上げる。合わせてより多くの蜜を吸い上げるために膣内の指を往復させ、どんどんと愛液を掻きだしていく。
「イッて、イッてるの!マリ、ア!!今は、ダメっ……ェェッ!!」
深い絶頂の中でさらに抉られる続けるのは相当クルのだろうが、そんな事を私が考慮する必要はない。あくまで彼女は餌であり、私の欲を満たすだけの存在なのだから。
そうやって掻きだした蜜を、すでに溢れた愛液を吸い上げ飲み込めば甘美な生気が身体を満たし私の心を潤していく。
「んふふっ…美味しいわね。もっと頂戴?」
「っぃぃ!?あ、アッ!!アッーーッッ!!!」
指を往復させるだけでなく全体を抉る様にして肉壁のあちこちを突き回し、途中で一番奥も忘れずに刺激させていく。そうして膣内に愛液が満たされたところで再び指を往復させて掻きだし吸い付く。
彼女の身体は痙攣を続けもはや自由に動かないようだったが、それでも私の責めに都度反応を返し可愛い声で鳴いてくれる。その様子だけでもゾクゾクと私の心を呼び覚まし、もっと、もっとと彼女の生気を求めていく。
「ッフ…ぁ、ぁ、……っ!?アッ!そ、ソコダメ、ェッッ……止め、てぇ…」
何度目かの掻きだしと共に迎えた絶頂。よほどの消耗だったのか全身の力は抜けきり意識は半分飛んでいるかのような彼女。それでも私が動きを止めることはなかったが、少しの優しさで今度はゆっくりと彼女の膣内を優しく優しく撫でるようにしながら責めていた時だった。突然ビクリと身体を震わせた彼女は快楽によって感じているのとはまた違った声で私に制止を求めてきた。
「どうしたの?止めてって、コレ?」
「そ、ソレ、、指、とめて……」
「ん―どうしよっかなぁ……」
彼女の反応をダイレクトに感じることで止めて欲しい理由はスグに分かる。だが願いを聞く必要はなく、逆にあえてゆっくりと、小さな刺激を継続させるように弄り続ける。そうすると何かを我慢するように彼女の身体はピクピクと震え、徐々にそれは大きくなっていく。
「そろそろ限界でしょ?…ほら我慢しないで。」
「ほんと、に……も、、や…ぁっ!」
膣内の指を蠢かせば、目の前で広がり指を咥え込んでいる入り口がヒクヒクと収縮するのが分かる。いよいよと限界が近いであろうことを察しトドメとばかりにクリトリスの下側に息づく小さな口付近に舌を這わせる。瞬間今まで以上に大きく反応を示す彼女の身体を面白く思いながら、その入り口に吸い付く。
「あ、あ、…あっ!?ダ、ァ――ッ!!」
それが最後の砦だったのか。私の口内に勢いよく液体が放出され流れ込んでくる。少し塩味を感じるその液体を零さないようにしながら飲み込んでいく。快楽による愛液とは違うが、これもまた彼女から溢れる体液であり、さらに彼女の羞恥を高めより純度の高い餌にありつくためには必要なことだった。それを証明するように、その行為を終え顔を上げた私の目に映る彼女はこれまで以上に顔を紅く染めながら目を瞑り、コチラを見ないようにしていた。
「…ん、ごちそうさま。」
「っぅぅ、……」
「そんなに恥ずかしがらなくても良いのに。」
「恥ずかしいに、決まってる…こんな、、」
おそらく本物との行為ではこんなことはしていないのだろう。間違いなく羞恥に震える彼女の姿にさらに食欲が増してくる。
彼女の頭に手を回し、むりやりこちらを向かせる。目端に涙が光り、しかしその目つきには最初の頃の力強さはなくこれから何をされるのかという期待に満ちていた。ならば応えなくてはならない。
「んっ…んむ、、っ…ちゅっ…ちゅるっ!」
唇を合わせる。今回はただそれだけで彼女の方から舌を出し、より深い口付けを求めてくる。ならばとその舌を押し返し、歯列をなぞりながら彼女の口内に入り舌同士を絡めていく。
何度か動かし、時折口内を舐めるようにすれば都度彼女はビクリと身体を揺らし、コチラの責めを甘んじて受けている。溜まっていく唾液が溢れ始め、口端から零れていく。
「ん、んんっ!、はっ、あ、っっ、はっ……ァァッ!」
小さく声を上げ彼女から力が抜ける。口を離し改めて正面から目を合わせる。先ほどまでは続けざまの絶頂で少し辛そうな顔をしていたが、私の唾液を摂取したことでどうやら再び火を付けられたようだった。
「どうする?まだシテ欲しい?」
「…………うん…」
沈黙の後の肯定。もう彼女の身体を不自由にする必要もなく、全てを解いてもう一度押し倒す。そうしてまた唇を重ねていった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
アラームによって目が覚める。
何時もの目覚めとは違う、どこか頭がぼんやりとしてよく覚えていないが何か変な夢を見ていたような、そんな感触だった。
「あら、翼。おはよう。」
横にいるマリアから声がかかりそちらを向き直る。おうしてマリアと目が合った瞬間身体に異変が生じる。
「マ、マリア……」
「どうしたの?翼。顔が真っ赤に…風邪でも引いた?」
「いや、そうではなく……」
身体が熱くなりどうしようもなく高まっていく。何故かは分からないがとにかく
「すまん、マリア。……シテくれない、か。」
「………は?」
突然の言葉に驚き、不思議な顔をしていたが、コチラの表情から察したのかスグに私に覆いかぶさり始める。
そうして火照りが収まるまで、私はマリアに抱かれるのであった。