※この作品はR-18です。

パラレル時空シンフォギア   作:楓理

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ふたなり注意


つばマリ
(R-18)寂しかった


「はぁ…」

 

同居人がおらず広く感じる寝室に、こぼしたため息が広がり溶けていく。

 

「まだたったの2週間なんだけどね。こんなに寂しがり屋だったかしらね…」

 

翼が仕事の関係で遠征して早2週間。いやたったの2週間。しかし思えば彼女と同居してからというもの、ここまでの期間離れることがなかったことに気付く。と同時に自分がすっかり彼女に依存していることにも気付いてしまった。

 

「とは言え、どうしようかしら…」

 

特に連絡もないということは、少なくとも今日帰ってくるとかそういったことはないのだろう。となると現在生じている問題を解決する術は限られる。―そう。この身体の疼きである。

翼と関係を持ってからというもの、ここまで疼く前に解消していたというのもありすっかりと我慢できなくなっていた。だが何よりも自らで慰めるという味気無さと彼女への申し訳なさでここ数日は何とか耐えてきていた。

――がそれももう限界だった。

 

「そうよ。そもそもいつ帰るとかそういう連絡をしてこない翼が悪いのよ。」

 

誰が聞いているわけでもない、ただの独り言ではあるが口からは自分の行為を肯定するための言い訳をこぼしながらベッドへ体を横にしていく。

こんな言い訳をするよりも先に準備は済んでおりすでに下半身は下着だけの姿だった。

 

「だから、……しょうがない、わよね?」

 

背徳感なのかまだ触りはじめてもいないのに、いつもよりも鼓動が早くなり身体は熱を発し始める。そして本能に従うままに手は胸へと動いていく。

 

「っ……ふっ…」

 

寝巻の上から両手を使って胸を軽く揉む。指が沈み込む度にくすぐったいような感覚が徐々に広がっていき、そうした感覚が強い場所を追いかけるように手の、指の位置を変え胸全体を揉んでいく。

 

「んっ…はぁ……っぁ…」

 

持ち上げるようにして下側に触れたとき明らかに違う感覚が襲ってくる。だがまだ弱いソレを高めるように反応するポイントを中心的に触れていく。

 

「あっ…んんっ…ふっ…」

 

明らかに快楽を感じ始め、思考よりも本能に従い勝手に動き始める。これまでは優しくなぞるだけだったが強く握りつぶすようにして掌で圧迫すれば、微かな痛みの中にゾクゾクとしたものがあふれ出る。

そうしていけばまだ触れていない先端が勝手に起ちあがっていくのがわかる。

 

「あぅっ!!」

 

服の上から先端部分を軽く摘まむ。たったそれだけで一番の快楽が全身に走った。そしてその流れに乗るように摘まんだ指先を動かしクリクリと先端を弄る。

 

「はぁっ…あっ!…ぁぁっ!!」

 

漏れ出る吐息にも熱がこもり体内を伝った快楽は下半身に達し、だんだんと秘部にも溜まっていくようだった。そうした熱に浮かされるように胸を弄り続ける私の目にあるものが止まる。

 

「っ…ふぅっ…つ、ばさぁ…」

 

目に入ったソレー翼が普段使っている枕に近づけば、ほのかに彼女の匂いを感じる。そうすればこの自慰行為がまるで彼女に触って貰っているような、そんな錯覚を起こし始める。

もっと、もっと―没頭すべくうつ伏せに近い姿勢になり顔を枕に押し付ける。より強く翼の匂いに包まれた身体の熱は一気に高まった。

 

「ふぅぅっ…!んんっ…ゥゥッ!!」

 

胸を触っていた右手は下半身へと伸び、秘部を覆う布の中心をなぞる。何度か指を上下させながら少しづつ、少しづつ力を込めれば広がり始める秘裂から溜まった熱が蜜となり漏れ始め、指先に湿り気を感じ始める。

 

「つばさ…ソコ、もっと…」

 

いつものようにお願いすれば答えるように指はより強く押し付けられる。そうすれば下着ごと指先が秘裂に潜り込み、くちゅりとした水音が響く。同時に感じる熱をまとわりつかせるように指を振動させれば膣内から響く快楽が頭へと昇っていくようだった。

 

「んふっ…ふっ…ンムゥゥゥッッッ!!」

 

今度は下着をずらし直接指を這わせる。伝わってくるのは熱く、滑った液体。まずは入口をゆっくりと触り体液を指にまとわせていけばそれだけで身体は震え、より強い快楽を求めて弄りやすいように腰を元上げ膝立ちの姿勢になり、そしてそのまま指先を膣内へと埋めていく。

久しぶりとはいえ慣れた秘裂は指の侵入に合わせるように開き簡単に根本までくわえ込んだ。その刺激に大きな声が漏れるがソレは枕に吸われくぐもった音になり、大きく声を発したことで放出した酸素を取り込むために深く息を吸い込む。

 

「―っすぅ……!?あ、アァァッ!」

 

枕に顔を伏せたまま息を吸い込む。それはつまり一気に彼女の匂いを吸い込んでしまうと同義だった。愛する翼の匂いで体内が満たされ包まれる。―ただそれだけなのに身体は途方もない快楽を感じそのまま軽くではあるが達してしまった。

 

「ふぅ、ふぅ、……んぁっ!あ、あぁっ!んんんっっ!!」

 

一度達したことで理性は溶け快感を追い求めるように指を動かしていく。指先で膣壁をこするように往復させながら自分の弱い箇所を掠らせ快楽を得れば、徐々に増える愛液によりその動きはスムーズになっていく。また減った摩擦を補うように指先に力を込めながら膣壁を擦り上げることで少しずつ強い刺激となっていく。

 

「ソコ…、ソコもっとぉ…ァァッ!!」

 

彼女にされているときを思い出しながら指を動かし、そうして広がった膣内を埋めるように2本目の指を挿入する。再びの圧迫感と中を埋められる感覚に背筋が震える。

 

「それっ、好きぃ…!もっと強、くぅ……ヒャゥゥッ!!」

 

本当に翼にされているのではと錯覚し始めるほどに熱中し、下半身から聞こえる粘性の音も大きくなってくる。腰も揺れ始めその動きでずらしただけの下着に陰核が擦れ、絶妙な刺激を生み出していく。

 

「はっ、はっ……そっち、はダメぇ…」

 

まだ直接触っていない自分の性感帯。そのことに気づけばあとはただ実行するだけ。胸を触っていた左手を下半身へと移し、その指先が下着の中へと潜り込んだ――その瞬間だった。

 

「マリア…?」

「!?」

 

不意に耳に入る聞き覚えのある、いや忘れたくても不可能な声。没頭していたはずの行為から一気に現実へと引き戻すには十分なその声に、ビクリと身体を揺らし顔を横へ向ける。

いつの間に空いていたのか廊下の明かりを逆光としたその空間には、愛すべき彼女が居た。その目は完全にこちらを捉えているものの、何処を見るべきか迷っているように視線だけは動いているのがわかる。

 

「なん、…かえ、って…っ」

「いや、今日帰れることは分かってたのだが、…なんというか驚かそうと…」

「あ、う…」

 

しどろもどろになっている私をバツの悪そうな顔をした翼が見ていた。その言葉から彼女にしては珍しいことをしていることは理解したものの、自慰行為という痴態を見られたことに変わりはなく、私はなんとも言えずにいた。

 

 

 

 

そのまま数分、いや数秒なのか互いに何も言えずに続いた静寂を破ったのは翼だった。

 

「それにしても…まさかマリアがな。」

「うぅ……」

 

ゆっくりと近づく彼女を見ればさっきまでの顔とは一転、不敵な笑みを浮かべる姿がそこにあった。その雰囲気に気圧されるように身動きが取れない私になおも彼女の言葉が響く。

 

「たった2週間だったというのに。我慢できなかったのか?」

「それ、は…違くて…」

「何が違うんだ?現にあんなに愉しんでいたじゃないか。」

「それは、、でも、、」

 

翼のこのしゃべり方はマズイ――経験上それを察し距離を取ろうとするもこちらはすでにベッドの上でありすぐ後ろは行き止まりである。

そんな私に一歩、また一歩と近づいてくるその姿はまるで獲物を見つけた動物のようだった。そしてギシリと音がなり翼も乗ってきた頃には逃げ場など完全になくなっていた。

 

「なんで逃げるんだ?」

「つばさ?目が怖いわよ?」

「そうか。でもしょうがないだろう?マ(・)リ(・)ア(・)が(・)悪(・)い(・)ん(・)だ(・)か(・)ら(・)。」

 

そう言いながら体に触れられると、いとも簡単に押し倒され唇を重ねられる。

 

「んんっ!ん、んーー…っっ」

 

いくら疼き自分でしてしまったとはいえ、ここで流されるわけにはいかない。すぐに受け入れることなどせず口をぎゅっと閉じて抵抗を試みる。そんな私に思うところがあるのか、翼は決して口づけを止めず、彼女の舌が唇をなぞり隙間をこじ開けようと動き回る。

 

「んぅ…ん……アッ!―んむぅぅっ!」

 

頑なに口を開けない私に業を煮やしたのか、不意に胸全体をつかまれる。多少のラグはあったとは言え一度致している身体。痛みもなくいきなり快感しか感じず反射的に声を出してしまい、その隙をつかれ口内へ彼女の舌の侵入を許してしまった。

 

「んっ!んぅゥッ!!ちゅっ!じゅるッ!!」

 

舌が歯に触れるとこそばゆく、だがそれだでは終わらず歯茎や唇の裏を舐められ唾液が交わり口内にいやらしい音が反響する。

身体を押し返そうと腕に力を込め彼女の肩を押すも鍛えられた力に敵うはずもなく、合わせて胸を撫でられ、揉まれれば力は抜け弱弱しい抵抗へと変わってしまう。それならばと舌で抵抗を試みるも、それは逆に自ら彼女の舌に絡ませる結果となってしまう。

それに気を良くしたのか彼女の舌は私の口内を動き回り、歯茎の裏や頬の裏まで舌先で弄られる。今度こそと舌を使って押し返そうとすればあっさりと引っ込み、逆に彼女の口に近づいてしまった舌先を甘噛みされ吸われてしまう。

そうしてたっぷりと弄られたことで混ぜられた唾液は口の中に溜まっていき、合わせられた唇の端からこぼれる一方で、そのほとんどは喉へと流れ半ば強制的に飲み込まされていく。

 

「んっ、んっ…んくっ……っぷぁっ!……はっ、はぁ、はぁ…」

「すっかりかわいい顔になったな。マリア。」

「そんな言葉で誤魔化されるとでも……きゃぅっ!」

「ならこっちで誤魔化すとするか。」

 

大体を飲み込んだのを見計らうように唇は離れ、足りない酸素を補うように私は大きく息をする。一方の翼はまだ余裕ような表情でこちらを見据えていた。ちょっとでも言い返そうとすればまだ添えられている手により胸を揉まれ簡単に黙らされてしまう。

それだけでなく本格的に攻める気なのか、まだ胸を覆っていた下着を勢いよく剥がされ翼の眼前に露出させられてしまった。

 

「ちょ、ちょっと…ひぅっ!」

「準備する必要もないし、遠慮は要らないな?」

「まっ…はぁっ!あ、んぅぅっ!!」

 

言葉通りに一切の遠慮もなく、すっかり起ち上っていた乳首に吸いつかれそのまま舌で転がされる。まるで母乳でも求めているかのように強く吸引されればむず痒いような弱弱しい刺激を与えられ、かと思えば伸びきった乳首の根元に歯を立てられ更に引っ張られる。

しかし決して強い痛みを与えるわけではなく、それどころか強弱入り混じって与えられる刺激に翻弄され頭に響くのは快楽による波だけだった。

 

「やぁ、!噛んじゃ…イっ!!そんっ!アッッ…!!」

「ん?……ちゅぅ…」

「ひぁぁっ!?噛み、なが…吸ぅのっ…!摘まむのっ!!ダ、めぇっ!!」

 

口で犯される乳首に意識を持っていかれている隙に、空いている側は指先で強くつぶされる。歯による線での圧迫ではなく、面での圧迫。また違う快感を与えられた乳首はこれ以上ないほど固く立ち上がり、その存在を主張するようにいつしか翼に胸自体を突き出すように愛撫を受け入れていた。

 

「あ、、あんっ…!やっ…ァァッッッ!!」

「んっ……こんなにさせて本当に嫌か?」

 

口を離し、だが指での行為は止めずに分かり切ったことを聞いてくる彼女。快楽による涙でぼやける視界でもその意地悪な顔は見て取れ、このまま自分が言葉にしなければいつまでも焦らそうとしているのがわかってしまう。

 

「ぅぅ…イヤじゃ……」

「ふっ…そうだろう?なら問題ないな。」

「そうだけどっ――ひゃぃぃっ!?ィィッ!アアッ!ンンンッ!!!」

 

同意を得た翼は再度口に含んでくる。また強い刺激がくると身構えていたが今度は歯ではなく唇で食んでくる。合わせるように指での愛撫も強く摘まむのではなく優しく転がすような動きに変わり、先ほどまでとは真逆に優しく焦らすような行為になっていた。

そんな彼女の行為に下半身は見るまでもなく溢れていた。ただでさえ自分で弄っていた上に、ソコでの絶頂は迎えていない。高まり、昂ったソレを発散したいという欲求に苛まれた身体は理性を超えていく。

 

「胸も、好きだけど、、こっちも…してぇ…」

 

胸を弄り続ける翼に見せつけるように、もはや濡れ切って用を満たさない下着をずらし、そのまま指先で入口を弄りながら秘部を見せつける。普段ならそうはできない行動ではあったが、すでに溶け切った頭ではただただ直接的な快楽を求めおねだりをしてしまう。

そんな姿をじっと見つめる彼女の手が下半身へと伸びてきた。もう少し、もう少しで触れてもらえる――そう身構えた私の身体だったが、何時まで経ってもソコに触れられることはなかった。

なぜ―なんで―そんな風に彼女の目を見れば、そこは不敵な光を灯してこちらを見据えていた。その目つきに嫌な予感が背筋を上り、私の考えを肯定するように彼女は口を開いた。

 

「じゃあこのまま胸は弄ってやろう。…下は自分でしたらどうだ?」

「なっ…!」

「そっちでイきたいんだろう?さっきは達せてなかったようだしな。」

 

ニヤリと笑う彼女。その笑みには邪悪さが秘められその意図を察する。最初に私に声をかけてきたタイミング、そしてそのあとの行動。そして今の言葉―つまり―

 

「っ…まさか、さっきのワザと…っ…」

「なんのことだ?…それより、辛いんじゃないのか?…ほらこんなに濡れてる。」

「ひゃぅぅっ!!」

 

自分で見せつけていた秘裂を彼女の指が一撫でされれば求めた刺激を与えられたことで全身が痺れる。がそれだけですぐに指は離れこれ以上責めてはこない。だが一度刺激を貰ってしまった秘部にこれ以上の我慢は不可能だった。

 

「んぅっ!んんっ!こ、の、…覚えてっ…ふぅぅっ!!」

「ふふ。素直が一番だぞ?」

 

最初から右の指二本を根元まで押し込む。最初に弄った時よりも膣内には蜜が溢れたことで解れきった秘部は、指をスムーズに受け入れるとそのまま締め付け離さない。そんな秘裂をこじ開けるように指を動かせば卑猥な水音を響かせていく。

 

「くっ、うぅぅっっ!!んぅっ!ん、んんっっ!!」

 

入口付近を擦り、自分で弱点をえぐる。隙間からこぼれた液を掬うように左指を添え、濡れた指を陰核へと伸ばし触れる。ビリビリと電気が走り身体は軽く痙攣し、快感が頭の天辺まで駆け上がる。

 

「ひっ、ふぅっ!あ、あんっ!あぁっ!!っぅっっ!!」

 

もはや声は我慢できず、ただなすがままに、流されるがままに自慰にふける。そうすれば内側の熱はどんどんと溜まり解放の時を求めて暴れまわっていく。

 

「はぁぁっ!!ダメ、イクっっ………んんぃっ!?」

「そんなに夢中になるとはな。」

「っぁ…あ、っっ!ふぅぅっ!!」

「だが一人で満足するものではないぞ?」

「っくひぃぃ!?っァァッ!!」

 

膣内の指を激しく動かし、そろそろ絶頂に至るかと思った瞬間、乳首を強く摘ままれる。自慰行為に集中しすぎていたため、完全に意識の外からの刺激に耐えることなど出来ず、そのまま絶頂を迎えた。

自分の指だというのにくわえ込んで離さない秘裂。翼に触られたことで喜び、ガクガクと震えの止まらない身体。溜まった快楽の解放は全身をくまなく襲い、いつまで続くのか分からない余韻に支配される。

 

「一回触れただけで絶頂するとは。…そんなに自分でするのが好きなのか?

「ち、ちがっ……ぁ―っっ!――アァッ!!」

「そんなこと言っても、こんなに敏感になってるではないか。」

 

まだ昂りから戻らない私の身体に彼女は容赦なく触れてくる。胸に指が沈むほど強く揉まれ、もう片方はずっと乳首を捏ねられる。痛いはずの刺激でさえ昂らせるだけの起爆剤にしかならず、口では否定しながらも指が秘部をまさぐることは止められずにいた。

 

「っぅ!あ、ヒゥッ!ゥゥッ!、あんっ!あっ、ァァッ!!」

 

頭では止まりたいのに、快楽に流された身体は、本能がそれを許してくれない。翼から受ける胸への愛撫と合わさり、もう股の下は愛液でグチャグチャなのが感じられる。

指を動かすたびに水音は淫靡に響きもっと深く、強い刺激を求めてより弱い箇所を、同時に陰核も弄り続けそのまま再び絶頂へと昇っていった。

 

「やっ、また、イッ……ゥゥゥッ!!」

 

絶頂によってブルブルと体は震え、快楽の高みから降りてこられなくなってしまうような錯覚を覚える。いつの間にか止まっていた呼吸を再開すれば全身が脱力しベッドへと体重を預けていく。

 

「ぁっ…は…はぁ…ふぅ…」

「ふ、ん…可愛いぞ。マリア。」

 

翼の手が頬を優しくなでる。くすぐったさを感じながらも私を労わるようなその行為に安心し閉じていた目をうっすく開く。その先に居た翼の顔は笑顔ではあったが、明らかに興奮を隠せてはいなかった。

 

「もうちょっと虐めてもよかったんだがな…さすがに我慢の限界だ。」

 

そう言いながら翼が強く身体を押し付けてくれば、固く膨らんだモノの感触を感じる。こちらは素肌だとはいえ、まだ服の内側にあるはずのソレの熱さを確かに感じ、言葉通りに我慢していたことを強く主張してくる。

 

「アナタ、それ…」

「せっかく久しぶりに会えるのだぞ?薬を飲んでおくなど普通のことだろう?」

 

いつかにエルフナインが作っていた薬。一時的にしても男根を生やし男女の営みができる薬。これまでも何度か使用し互いに経験のあるものではあった。だがそれにしても準備の良すぎる彼女に内心苦笑してしまうが、それほどまでに翼も楽しみにしてくれていたことに嬉しくなってしまった。

 

「だからマリア、これからはこっちが愉しませてもらうぞ。」

 

その言葉を合図に翼は来ていた服を脱ぎ捨てる。抑えられていたモノは解放され目の前に大きくそそり立って現れる。正直これまでよりも大きく、太く見えるソレに思わず唾をのんでしまう。

そんな私に気づいているのか、翼は見せつけるように眼前へとモノを突きつけてきた。

 

「っは……ぁっ…」

 

力強く脈打つモノからは強い雄の匂いが発せられ、ただでさえ幾度の絶頂を迎え欲している私の思考は溶かされ、本能のままに舌を伸ばし味わおうとした。――が、それは無常にも空を切る。

 

「え、なん、で…」

「駄目だろう?私が愉しませてもらうと言ったじゃないか。」

 

そう言うと翼は私の上に馬乗りになると両胸の間にモノを挟みこんでくる。直接触れることでより熱さと、ピクピクという震えを強く感じる。私の汗と先走りにより薄れた摩擦によりぎこちなくも少しずつ腰を動かし始めれば、ただそれだけで胸から快感が襲ってくる。

 

「んっ…んんっ…!」

「ふ、…これだけで感じてるのか?興奮しすぎだろう。」

「そんな…っっ……しょうがない、でしょ…」

 

挟むように抑える彼女の両手は、それだけでは飽き足らずに少しではあるがその掌で胸を揉むように動いていた。両側から寄せられたことで露出した脇近くの付け根の部分に指が置かれ、翼が腰を動かすたびにちょうど良く指先が沈み込む。乳首とも普段揉まれる乳房ともまた違う感覚。だが間違いない快感に襲われ否応なしに身体は反応していく。

 

「ふっ…ふうっ、ぅっ!……んぅぅっ…」

 

挟みこんだ場所には汗がたまり、徐々に増える先走りと合わさることで滑りは良くなり、少しずつではあるが翼の動きは抵抗なくリズミカルになっていく。時折胸の隙間から先端部が見えると同時に強い匂いが鼻をくすぐる。このまま翼が果てれば――そんな想像をすれば自然と高揚し吐息を我慢するのもやっとになっていく。

 

「マリアの胸は気持ち良いな…柔らかいし、暖かい。」

「ん、ん、……っ…」

 

ただ翼が動いているだけでも感じる胸なのに、それだけに留まらず彼女は挟み込むために外側から圧迫したいた両手を移動させ、両乳首を摘まみながら引っ張るようにして胸を持ち上げる。

ただ触られるだけでも感じすぎるほどなのに、摘ままれ引っ張られることで生じる小さな痛みはものすごい快楽に変換される。その上で肌に感じる熱い塊の存在はより大きく主張され意識は塗りつぶされていった。

 

「ん…ぃっ…っ、ばさぁ…」

「なんだ?マリア。」

「もぅ、ガマンできな…欲しいのぉ……」

 

これまでのお預けで溶けた思考は本能をそのまま言葉にする。すでに下半身は快楽を受け入れる以外に道はなく、これ以上なく濡れその時を待っていた。

そんな姿を見て翼が立ち上がれば、私は自ら脚を開き秘部を露わにすることでその本心を目に見える形で表してしまう。

 

「………」

「っぁ…」

 

彼女は無言で私の上から離れると足をつかみ更に大きく広げる。より無防備に秘部をさらすことになるが、この後を想像すれば恥ずかしさなどなく、なすがままにその時を待つ。

と、くちゅりと水音が聞こえると同時に熱い塊が秘部に添えられるとその割れ目に沿うように上下に往復される。そのたびに淫らな音が響き僅かに開いた入口に先端が埋まるが、その先―本当に欲しい奥まではまだ入ってこない。

 

「つばっ…早く…いれてぇ……」

「ん?入れてるじゃないか。」

「先っぽだけじゃなくて、もっと奥まで……ぇぇっ!!」

 

言い終わるよりも先に剛直が膣内に突き刺さる。絶頂を繰り返して濡れ切った秘部はあっさりと根本まで受け入れ、膣内は熱と質量で埋め尽くされた。

 

「ひぁぁ…ぅぅっ……っっ!!!」

「っく…マリア、締め付けすぎ……」

「そん…な、無理ぃ」

 

翼の熱を、剛直を味わうソコが離さないとばかりに締め付けていく。力を抜こうと意識するが挿だけで達した身体はその意思を受け入れず、むしろ奥へ、もっと奥まで欲しがり飲み込んでいく。そして奥まで達したのかズンッという臍下部分が揺れるような刺激に襲われた。

その締め付けはよほど強いのか覆いかぶさる翼の顔にも余裕がないように見え、いつもならすでに喋れないほどに突き上げられているはずの行為も埋め込んだ状態で止まったままだった。そんな彼女の表情や仕草にキュンとした。

とそんな風に考えて緩んだ表情が目に入ったのか、両手が腰をつかむと最初からの勢いでピストンが始まった。

 

「んぁあっ!や、あ、っっ…あっ!!っ…ひぁ…あ、アァァッ!!」

 

一突きごとに頭の天辺まで突き抜けていく衝撃。揺らされる身体の中には大きく主張をする熱。ただ彼女にされるがままに、ただ彼女のことを受け止める。

 

「あっ!!ひぐっ…っぅっ!!ゥゥッ!!ん、はっ…ぁっ!ウゥゥッ!!」

 

ズンズンと体内に響く振動。激しくなっていく動きとより固く、大きく膨らむ肉棒。それはつまり射精に向けた律動であるが、そのことを分かった瞬間に思い出す。

 

「んんっ…!!あ、っ!?つ、つば、さ…ゴムっ…」

 

流されるがままに求め受け入れたものの、その手順の中にいつものような避妊具を取り付ける工程がなかったことを思いだす。だからこそなのか、より直接彼女の温度を感じているためなのか、いつも以上につながりが深く感じその思いつきでもビクリと身体は反応する。

 

「今更、止められるものかっ…」

「あっ…!で、でもっ……っっ!!せめて、そと、にぃ…っ!!」

 

両手で翼の身体を押すようにして力を込めるも、体重までかけて乗りかかられている状況では無駄な抵抗だった。こちらの言葉など無視するように彼女の動きは止まることはなく、どころかより激しく快楽を貪るようになっていく。

――このままでは膣内に、そうなれば――ここから起こりえること、そしてその結果を想像すると身体は熱くなっていく。

 

「ぐっ、…もう、射精(で)るっ……!」

「え、あっ……ンンンッッ!!」

 

膣内に広がる熱い迸りと、その熱が奥に叩きつけられているような錯覚。普段では味わうことのないソレは生でされたことの証。それでも肉体は正直なもので、好きな人のを受け入れたこおtで喜び震え引きずられるように絶頂を迎える。

 

「はぁ、はぁ……」

「あ、膣内(なか)…一杯……」

 

今すぐにでも怒らないといけないはず、焦らないといけないはずの状況。だが体内に残る暖かさと私の上で大きく息を繰り返す翼の姿にどこか幸せを感じ、すぐに動くことはできなかった。

 

「は、ぁ………んんっ!?」

 

まだ膣内に収まったままのモノが再び動き出した。まだ敏感な箇所を擦られ簡単に反応してしまう身体は、完全には硬度を取り戻していないソレを締め付ける。

 

「ちょっ、ちょっと翼っ!?なんでまた…っっ!抜い、て…ぇっ!」

「それは無理、…だ。」

「なんっ…、んんぅっ!」

 

自分の締め付けによってなのか、ただ単に回復したのか。ソレは再び硬度を取り戻し、締め付ける膣肉を押し広げるように太くなっていく。

 

「うぅっ、んっ!はぅっ!あんっ!!」

「マリア……マリアっ…!」

 

何かを求めて、何かを吹っ切るように。翼の口からは自分を呼ぶ声だけが聞こえる。それは聞こえるたびに心を揺らし、身体は反応する。

一回、また一回と膣奥にぶつけるように腰は動かされ、疲れるたびに揺れる子宮と擦れる膣肉によって途方もなく快楽は高まる。

 

「ァァッ!!あ、ンンッ!!ふぅっ…ゥゥッ!!」

 

打ち付けられる度に肌同士がぶつかり音を奏で、そんな中でわずかに、しかしはっきりとした粘液の音が聞こえる。それはさっき出された精液は潤滑材となっている証であり、かき混ぜられているという実感と、最奥をえぐられるごとに受け入れる衝撃によって、意図もたやすく絶頂へと至ってしまう。

 

「ひぃっ…っ、いま、動いちゃっ…!ァァッ!!」

 

絶頂直後の最も敏感な時でさえ翼は止まらない。その動きは間違いなく射精まで近しいものであり、その止まらなさからまた膣内(なか)にであることは間違いなかった。

 

「やっ、またっ……ッァァ!!」

「っく……」

 

がっしりと腰を捕まれ一番深くを突き刺した状態でピタリと翼の動きが止まると同時に熱い塊が体内へとぶつけられる。先ほどよりも深く繋がったことで奥の部屋に直接注がれているかのような勢いを錯覚し、彼女の心の内――その本気度がうかがえた。

 

「ふぅ…、ぁ…っっ…あ、アナタ、これじゃあ本当に…」

「もともとそのつもりだが?」

 

翼の言葉に嘘も動揺も感じられず、その言葉からは本心であることがにじみ出ている。さらに証拠を積み上げるつもりなのか、肉棒はすぐに回復しまたその熱さが感じられる。

 

「にしても、少し回復早すぎじゃ…」

「自分でも驚いてるがな。…どうもそれほどに興奮してるようだ。」

「そんな単純な……ひゃぁん!」

「単純で悪かった、な…」

「そんな意味じゃっ……というか、流石に少、し、きゅうけ…ぃっ!!」

 

連続しての絶頂は快感よりもむしろ辛く、これ以上続けるにしても休憩は欲しかった。が、翼はソレを許してくれない。本能による興奮に流されるままに求め、求められそして―――

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

日は昇り切り、もう朝とも呼べない時間。目覚めたときにまず感じたのは猛烈なダルさだった。それでもと身体を起こせば軽い頭痛を覚え頭をふり、声を出そうとすれば掠れたような乾いた音しか出てこない。周りを見れば布団のあちこちは互いの体液で汚れ、見下ろせば自分の身体にまで体液の名残が残っている。その光景は昨夜起こったことを強制的に思い出させるに十分だった。

正常位での複数回の行為やうつ伏せに組み敷かれるように挿入されたり、力の入らない腰を持ち上げられて固定されたまま何度も果てられ、それでも収まらない様子のモノを胸で扱かれ、根元まで咥えさせられたりもした。

 

特に最後の方など度重なる絶頂の疲れでこちらの意識はほぼなく、ただただ翼に良いように使われた感が強く、思い出すと腹が立ってきた。そんな中で目に付く真横でまだ眠る彼女の姿に思わず手元の枕を掴み振り上げてしまう。

 

「……………………」

 

だがそんな動きは図ったかのようなタイミングで微かに聞こえてきた彼女のセリフにより止められる。枕は軽い音をたててそのまま落下し、脱力させられた腕は下ろすしかなかった。

 

「こんな言葉で許しちゃうなんて…ホント、甘いわね…」

 

すでに半分以上許してしまっている自分に少し嫌気がさしつつ、普段とは違い何も気にせずに眠りこける彼女の顔を眺めてため息をつく。

とりあえずこのダルさが抜けるまではこのまま布団に居よう。そのうちに翼が目覚めたら責任を取って全部片づけてもらおう――まだ中に残っているような感覚を下腹部に感じつつ、マリアはまた目を閉じていった。




最後に翼がなんて言ったのか。
それはマリアだけの秘密。
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