えっ、マギア☆レポートの世界に転生しろですって? 作:ryanzi
ウォールナッツ、明治から続く西洋料理店なんだ。
画面で文字を見てるだけでもいい匂いがしてるのが、わかるだろう?
「見てくれる人はいるんですよね」
「そうなんですよねえ・・・僕たちの何がいけないって、ナニがいけなかったんでしょうね」
二人はそこで作戦会議をしていたんだ。
どうしてかって、この小説に人気がないからなんだ。
いったい、どうしてなんだろうね?
「どうしてって、あなたのせいじゃないですか、ナレーションさん」
「まあ、地の文が一人称でも三人称でもありませんからね・・・」
とっても心外だと思わないかい?
まあ、この小説はギャグで通しているからね。
「とにかく、ナレーションさんに文句言ってもしょうがないですよ、いろはさん。
やっぱりマギレポで抜ける人なんて少数派なんですよ。
Pixivだとたったの四つなんですよ、R-18タグの絵がね。
タグがついていなくとも、まどか先輩のそういった絵はひどいもんですよ。
こいつで抜かないでくださいなんてタグが付いてますから」
「そもそも、作者はマギレポのエロ絵よりも、
同じ人が書いた盛りミラランの方が気に入ってるそうです」
その時、まなかちゃんがオムライスを運んできた。
「ほれ、さっさと食べてください、この変態カップル」
「変態とは失礼な。情欲と言ってください」
「修さん、悪化してますよ」
「そもそも、まなかの店でエロ小説の作戦会議しないでください。
あと、襲うならまなかじゃなくて先輩を襲ってくださいよ」
「この後輩、ついに私を売りやがった」
まなかちゃんは厨房に戻っていったんだ。
それにしても、見てるだけでこちらもふわとろになりそうなオムライス。
ケチャップの酸味も程よくなっているのが、わかるだろう?
「うまいですねえ、いろはさん」
「そうですねえ、修さん」
二人はしばらくの間、オムライスを堪能した。
食べ終わると、コーヒーを注文し、会議を再開する。
「それで、やっぱり方向性だと思うんですよ」
「方向性ですか・・・」
「そうなんです。マギレポは元をたどればマギレコです。
そして、そのマギレコは原作より明るいとはいえ、やっぱり暗い部分があります」
専門的なことは置いといて、そんな感じなんだ。
「じゃあ、暗さを取り入れるということなんですか、修さん?」
「そうです・・・たとえば、いろはさんがトイレに呼び出され、・・・」
「それすでにありますよ?」
「じゃあ、いろはさんと僕が共依存で・・・」
「それもありますし、通常検索の方の外伝じゃないですか。
作者が喧嘩売ったら、あっという間に作者のアカウントが吹き飛びますよ」
「仕方ありませんね。というか、僕もいろはさんがそんな目に遭うの嫌ですし」
「一話で私にお仕置きエッチしたあなたが言える台詞ですか???」
とにもかくにも、修くんは必死に知恵を絞ったんだ。
「じゃあ、さなさんが義兄弟に凌辱・・・」
「それもあります」
「じゃあ、さなさんが家族に復讐するのは?」
「それもありますね」
「・・・月咲さんが月夜さんと偽って、タケさんに」
「それもありますって。というか、そろそろ色々と引っかかると思いますよ!」
「そうですよね・・・種付けおじさんのウワサは?」
「アウトです!!!それもすでにあります!!!」
「じゃあ、ほむらさんがホモとゴールイン・・・」
「作者の過去作からパクってどうするんですか!!!」
こうした話し合いが積み重ねられたら、すごいアイデアができるのがわかるだろう?
そして、ついに二人はものすごい方針変更のアイデアに至ったんだ。
「「アーミリア連邦さんが一家からネグレクトされたり凌辱されたりして、透明人間になった末に家族に対する復讐を果たし、月咲さんに代わってタケさんの本心を聞き出したり、いじめの一環で同じようにクラスの中ではみ出し者の男子と付き合わされて犯されたり、はぐむんや月咲さんにイタズラされたりアシュリー・テイラーさんを誘ったり、種付けおじさんのウワサに犯されちゃったり、見滝原中の女子たちと百合エッチすることになったり、両親を失った中学生とエッチすることになったり、最終的には紆余曲折あって、素敵なホモの男性と付き合うという方向性でいこうと思っているのですが、どうでしょうか、アーミリア連邦さん?」」
「あなたたちが私の尊厳と作者のアカウントを吹き飛ばしたいことがよくわかったわ」
阿見莉愛ちゃんはゆっくりと紅茶を飲み干したんだ。
ちなみに、ナレーションは仕事上、彼女の名前をちゃんと呼ばなくちゃいけないんだ。
この仕事が責任重大ってことがわかるだろう?
「千里の道も一歩からよ。焦っても、人気というのは出ないものよ」
「「そうですよねえ・・・」」
二人はとぼとぼと一緒にトイレに向かったんだ。
「そういうわけで、いろはさん、エッチしましょう」
「ほいほい付いていった私が言うのもあれですけど、ここで?」
「はい、ここで。地道にエッチしていくのです。読者もそれを望んでるんです」
「うう・・・恥ずかしいですよお」
修くんはいろはちゃんの乳首をこりこりとつまみ始めたんだ。
すると、いろはちゃんはついおもらししちゃったんだ。
やっぱりえろはちゃんじゃないか(歓喜)。
「ふぇぇぇ・・・///」
「いろはさんって全身タイツですよね?」
「それがどうかしたんですかあ・・・」
「つまり、おもらししちゃったときは全部脱がなくちゃいけないんですよね?」
「ふぇ?」
そんなわけで、いろはちゃんは全部脱がされちゃったんだ。
艶やかな肌に、薄桃色の乳首・・・やっぱりえろはちゃんだってことがわかるだろう?
「うう・・・恥ずかしいですよお」
修くんといろはちゃんはゆっくりとキスを交わして、それから本番に及んだんだ。
「今日はとくに挿れやすかったです」
「修さんのばかあ・・・」
一方そのころ、まなかちゃんは嫌そうな顔をしていたんだ。
50点と言われたときや、引けなかったときの顔に似ているのが、よくわかるだろう?
「今度からあの変態カップルは入店禁止にすべきですね」
「まあ見逃してあげなさい、まなかさん。これはR-18小説ですのよ」
「R-18だからといってやっていいこととわるいことがありますよ!
というか、どうしてさっきの拒否したんですか?」
「この後輩、まるで私が受け入れる前提で話してやがる・・・!」
「喜ぶべきですよ。だって、先輩が主役を張れるんですよ」
「まるで主役とはいえない待遇じゃない!」
「通常検索でもR-18でもヒットしなかった先輩がわがまま言える立場じゃありませんよ。
私だって、一件は通常検索でもヒットしたんですよ?しかも、乙女な役です」
「きいいい」
その時、紺色のスーツとハットを着た男が入ってきたんだ。
まるで20年代アメリカのセールスマンみたいなのがよくわかるだろう?
(あら、ちょっと素敵ね。少し古めかしい感じが逆にいいわね)
「阿見莉愛さんですね?私はこういうものです」
(私の名前も間違えずに・・・)
名刺には種付けおじさん114514号って書いてあったんだ。
「えっ」
まなかはこの後のことを察して、厨房に逃げたんだ。
「それではお幸せに、先輩!」
「ついに先輩を見捨てやがったわ!」
「まあ、まずはお茶でもどうですか?」
「ま、まあそれだけならいいわよ・・・」