最強メスガキTS勇者ちゃんが異世界をイク! 作:シチナナナオ
♦魔王城跡地にて
魔王。
それは魔族の王。
魔族とは、この世のあらゆる悪感情によって汚染された魔素と呼ばれる物質から産まれた存在……魔から出ずる者達、その総称が魔族である。
暴力、病魔、呪縛、あらゆる形で世界に厄災を齎し、生まれた瞬間から世界の敵として生まれた魔族は、たった一体の魔族の王の意思によって先導され、世界を崩壊に導いているという事が判明してから、魔族の被害を受けた人々の願いは『魔王を倒す事』に集約される。
勇者。
それは勇気あるものの称号
前述の『魔王を倒す事』に人類の願いが集約された結果、悪意によって汚染されていない健全な魔素は願いという感情によって在り方を変え、適正ある人物に『アディショナルスキル』と呼ばれる特別な力を齎し、その力を持つ者の証として、手の甲に黄金色に輝く紋章を刻んだ。
アディショナルスキルを持つ者は総じて何かしらの分野において人間を超えた能力を持ち、ある者は剣の才において、ある者は知略において、ある者は魔術において右に出る者はいないという程の能力を開花させた。
このアディショナルスキルを手に入れた者達を、いつしか人は『勇者』と呼び、『神から魔王を倒せと神託が下ったのだ』と考えるようになった。
総勢80名以上の勇者達。
その中でも、一際存在感を放つ存在が居た。
名を、アンリエット・コレンス。
勇者の中でも数少ない
彼女こそ、人類の希望であり、魔王を倒してこの世界に光を齎した最高の勇者。
誰もが彼女の功績を認め、彼女を称え、彼女に憧れる。
だが、何故か彼女は人の前に出ようとしなかった。
魔王との闘いから帰って来た時も、国から褒賞を与えられる時も。
その上、彼女の姿に関して国は戒厳令を布いて、一切の情報を市民に与えることを禁じた。
何故顔を出そうとしないのか。
顔が知られると不味い事でもあるのか。
そもそも本当はアンリエット・コレンスなんて居ないのでは。
いや、もしかすると戦いで顔に酷い怪我を負ったのかも。
ひょっとして戦死してしまったとか。
民たちはある事無い事予想するしか無い。
結局真相は分からぬまま、次第に話題に上がる事も無くなり、人々は彼女によって齎された平和を享受して……。
それから、10年の時が流れた。
「まさか、魔王の次は真魔王だなんて名を変えて新たな魔王が現れるなんてね~。」
魔王城、その跡地……いや、今は真魔王城とでも呼ぶべきか。
人によって作り出されたものとはまた赴きが違う、おどろおどろしい、城の形をした怨念の塊のような、黒くて、ドロドロとした物が凝り固まって出来た場所。
そこに二人の人影と……ズタズタになった真魔王を名乗る魔族が対峙していた。
片方の人影は、まるで余裕そうに首の後ろで手を組んで、やや退屈そうに、冷ややかな目で魔王を見下ろし……もう片方の人影はそんな
「思ったより大したことなかったな~。前とあんまし違いが分からないや。」
「多分だけど、そう言えるのはこの世でお前一人だけだろうよ。」
『******……!!』
魔族と人は言葉が通じない。だから彼女が何といったか真魔王には分からないが、馬鹿にされているような言葉だという事だけは理解していた。
だが、既にボロ雑巾にようにされている真魔王にはどうしようもない。
今出来る最高の魔法、最高の技、全てをぶつけ、やや卑怯な手を全て使ってなお、彼女には何一つ通用しなかった。
なんなんだ、お前は、お前は一体なんなんだ、お前のような存在が許されていいのか。
真魔王は自分の事を棚に上げてそう思う。
それを見下す彼女が「もういいや。」と、玩具に飽きた子供がそれを片す時のように。
ただ一回指を鳴らすと、手から純白の光が放たれ、彼女から真魔王が居た場所にかけ、そしてその後ろの壁を通り抜け、最早目測ではどこまで行ったか分からないぐらいの長距離に渡って、正方形状の大穴を開け、全てを抉り取って塵も残さず消滅させた。
「うわ。」
見ていたもう片方は思わず眉をひそめてドン引きした。
「さ、帰ろっか。」
傷一つ無い状態で、屈託の無い笑顔で振り返る
今まさに指先一つ、たった一発の魔法で跡形もなく真魔王を消し去った張本人はもう片方に向けて、まるで出かけ先から帰るかのような気軽さでそう言った。
そう、彼女こそアンリエット・コレンスその人である。
外見年齢はおよそ十二歳程度で、140cm程の小柄。腰まで伸びた髪は光に反射して輝く銀色で、肌は色白、瞳は琥珀色で、退廃的な雰囲気を持った少女。
正真正銘、世界最強の勇者であり、そして今また一つ伝説を重ねた者。
「……もう、何も言うまい。」
そしてそんな彼女に手を引かれて歩く少女。
名を、ケリー・ガービー。
外見年齢はおよそ十二歳程度、140cm程の小柄。腰まで伸びた髪は光を殆ど反射しない黒色で、肌は褐色、瞳はアメジストのような紫色で、色だけ度外視すればアンリエットに酷似した顔つきの少女。
「今夜は、寝かさないよ♥」
「勘べ、んっ♥……してくれ……。」
さわさわ、とアンリエットがケリーの股ぐらをまさぐって耳元で囁く。
ケリーがアンリエットと違う点はいくつかある。
まず一つにその能力の差は雲泥の差があるし、髪の色や肌の色、そして瞳の色、そもそも性も違うし、血が繋がっている訳でも無い。
だがそれ以上に大きな点が一つ。
ケリー・ガービー、
戦いにおいて、一人でも何一つの問題も無く戦える彼女に、ただ単に付き従うだけの彼女の役割はたった一つ。
彼女、アンリエットの性的欲求の消化……つまりは性奴隷……アンリエット曰く『肉バイブちゃん』が現在の彼女の
ぼく「男→ふたなり美少女ってTSに入るのかな? まぁいいや入れちゃえ♥」
TS杯「んおおっ♥」