※この作品はR-18です。

原作ヒロインとエッチなことをする話   作:さらたるならさ

2 / 17
レイヴェル・フェニックスに甘える話①

 今日の体育はドッヂボール。

 わが校の体育祭になぜか組み込まれてる種目の練習をしている。

 小学生かよと思うような種目だが、仮にもわが校の伝統。時期が近づくと、皆真剣になる。

 うちのクラスも同様だ。

 例え練習でもふざけたりせず、真剣に取り組む。

 しかし、今年は違う。

 男女に分かれて行われているが、男子たちの目線は、ボールではなく、ある一人の女子に向けられていた。

 

「いきますわよ!」

「レイヴェルちゃん、すごい!」

 

 レイヴェル・フェニックスさん。

 この前この学校に転入してから、その圧倒的なかわいさで一気に注目を集めた。

 うちの学校にはかわいい子が多いが、彼女は次元が違っていた。三年生のグレモリー先輩や姫島先輩、一年生塔城小猫さんと同じレベルの容姿を誇っている。

 しかし、彼女の特筆すべき点はそこではない。

 

「……すげえな」

「何カップあるんだよ、でっけえ……」

「おい!今ゆれたぞ!」

 

 男子たちの目線は彼女の胸部に寄せられていた。

 彼女の胸はでかい。

 おそらく、この学年で一番の大きさを誇る。

 その上彼女は小柄なため、かえって巨乳具合が際立ってしまう。

 それが彼女が動くたびにゆっさゆっさと上下左右に揺れ動く。今日の夜、多くの男子のオナネタになるであろう彼女は、そんなことも露知らず、激しく体を動かしていた。

 下卑た目を向ける奴らを小バカにしながらも、僕も彼女のことが気になってしかたがない。試合中にもかかわらず、チラチラと横目で彼女の美貌を見てしまっていた。

 ──その時、

 

「ふごぉ!」

「あー、顔面セーフか!」

 

 眼前にボールが迫ってきたと思ったときには遅かった。僕の顔面にモロにボールを当てられてしまった。

 ボールが顔面に当てられ、地面に倒れこむ。じんじんと鈍い痛みが襲い、僕は鼻から血を流していた。

 

「くっそおおお!」

 

 当ててきた本人は悔しがっていたが、その間もレイヴェルさんの方をチラチラ見ている。

 目当ての女の子にいい所見せたいんだろう。

 

「保健委員の子、彼を保健室まで連れて行ってあげて!」

 

 僕を中心にクラスメイトが集まってくる。

 やや過保護な体育教師の指示で、保健委員が僕のもとに駆け寄ってきたが、

 あれ、確かこのクラスの保健委員って……

 

「○○君。大丈夫?」

 

 レイヴェルさんが僕のもとに駆け寄り、心配そうに顔を覗きこんできた。ふわり、と花のようないい香りが鼻孔をくすぐる。

 そうだ。このクラスの保健委員はレイヴェルさんだ。

 不幸中の幸いどころじゃない。完全に役得じゃないか!

 

「鼻血もでてますし、膝を擦りむいていますわね……、立ち上がれますか?、よいしょ……」

「!?」

 

 レイヴェルさんが僕の手をとって起き上がらせようとしてくる。レイヴェルの右手が僕の手をとり、ギュッと握った瞬間、柔らかい手の感触が伝わり、全身が熱くなるような感覚がした。

 しかし、そんな幸せもつかの間、起き上がったときには手を離れ、僕は寂しさとか、まるで崖から突き落とされたかのような絶望感を抱いた。

 

 クラスメイトを尻目に、レイヴェルさんとならんで保健室に向かう。

 その途中、男子は皆嫉妬の目で僕を見ていた。特に僕にボールを当てた奴は、まるで親の仇のように睨み付けていた。

 

 

「失礼いたします。……て、先生いらっしゃいませんわねえ」

「う、うん」

 

 保健室の中には誰もいなかった。

 レイヴェルさんは棚の中からガーゼや消毒液を取り出し、備品のベッドに腰かけた僕のもとに戻ってきた。

 

「このまま待っている訳にもいきませんし、わたくしが応急処置しちゃいますね?」

「え!?」

 

 手に取ったガーゼをくるりと巻いて、僕の隣に腰かけた。

 ギシリ、とベッドが軋む。

 その瞬間ふんわりと漂うのは、先程感じた、レイヴェルさんの花のような香りだ。

 しかし先程とはシチュエーションが全く異なる。

 グラウンドの上で、クラスの皆が見てるような状況ではない。保健室のベッドの上で、レイヴェルさんと二人きりの状況で、レイヴェルさんからふわりと香るにおい。

 さっきから、僕はベッドに座って固まったまま、下を向いてじっといていた。

 僕は、緊張と興奮で心臓が激しく高鳴るのを感じた。

 

「先に鼻血の処置をしたいので……、こちらに、お顔を向けていただけますか?」

「!?」

 

 僕の左頬にレイヴェルさんの右手を添えられ、クイッと優しい手つきで右に顔を向けられる。

 向いた先にいたのは、息もかかりそうなほど近い距離の、慈愛に満ちた顔のレイヴェルさんだった。

 

「……」

「お鼻に詰めますね?」

 

 ……はっ、意識がとんでた。

 すぐ近くに、彼女の顔がある。耳をすませば、彼女の息づかいが聞こえる。彼女の綺麗な金髪が時折僕の頬を擽り、そのたびに僕の興奮はうなぎ登りだ。

 この世のどんな綺麗な宝石や、壮大な風景にも勝るような、この世の価値観を一変させる程の美貌。まるで神が与えたかのような造形美。

 今まで教室の隅から見るだけだった彼女が、こんな近くにいて、義務とはいえ、僕のために行動をとってくれている。一時とはいえ、この聖母のような表情は、僕のために向けられている。

 僕は、一秒でも長く彼女の顔を、匂いを脳髄に焼き付けようと必死だった。

 

「……よい、しょと」

 

 レイヴェルさんは、少し僕の顔を上げ、右手に持つガーゼを僕の鼻に詰め始める。

 冴えない同級生男子の頬を触り、手に鼻血をつけながらも鼻にガーゼを詰めるなんて作業、女子からしたら嫌悪感しか湧かないはずだ。というか、こんなことは僕が自分でやればいいことだ。

 そんな作業をレイヴェルさんは嫌な顔一つせずしてくれる。過剰なほどの優しさに、惹かれていた。

 

「〇〇さん、終わりましたよ」

 

 気づいたときには、僕の鼻に綺麗にガーゼがつまっていた。

 

「次は膝の処置をしますね」

 

 レイヴェルさんがベッドから離れ、僕の前でしゃがむ。

 さっきまで隣で感じていた熱や息づかいがなくなり、物悲しい気持ちになる。

 思わず隣に手を伸ばして引き留めそうになったが、すんでのところで押しとどまった。そんなことしたら通報ものだからな。

 

「〇〇さん。少し染みるかもしれませんが、我慢ですわよ」

 

 声と同時に、冷たい感覚が膝を襲った。

 下を見ると、レイヴェルさんが消毒液を浸けたガーゼを僕の患部に当てているところだった。

 レイヴェルさんはあくまでも優しい手つきで処置をしている。

 上から見る彼女もまたかわいい。上からだと、彼女の綺麗な金髪をよく見ることができる。それに、ブルマからはみ出した彼女のムチムチの太ももや、大きい胸だって──―これは!?

 

「あ……」

「あ、ごめんなさい。痛かったですか?」

 

 上からだと、見えるのだ。

 微かに空いた体操着の隙間から、彼女の胸元が。

 薄暗くてハッキリとは見えないが、それでもIの字の胸元が彼女の挙動にあわせてグニャリと歪むのがわかった。

 

「い、いや……なんでも、ない、よ……」

 

 そこから僕は、まばたき一つせず、彼女の胸元を凝視し続けた。

 いつも、学校中の男子が夜な夜な妄想して、オナネタにしているレイヴェルさんのおっぱい。

 体操着にぎゅうぎゅうに詰まったおっぱいは、いかにも窮屈そうだ。胸元がヌルヌルと汗ばんで、おそらく、彼女の胸の谷間は、嗅いだだけで射精してしまうような雌臭いフェロモンが充満していることだろう。

 そんな彼女の胸は真っ白で、動くたびに乳肉がむぎゅううっといやらしく形を変える。彼女が体を動かすと片方の胸がむぎゅっと圧迫され、もう片方の胸がポヨンと元の形に戻る。それが永遠に繰り返される。

 縦横無尽に暴れまわる様は、まるで彼女の胸を直接揉みしだいたかのようで。

 女子のおっぱいに触れたことはないし、見たこともないけど、レイヴェルさんのおっぱいはおそらくトップクラスの柔らかさと形であることが容易に想像がついた。

 

 と、その時。

 彼女の首筋に流れる一筋の汗が、つうっと鎖骨を通り、胸元にぴとっと吸い付くのが見えた。

 

「…………っ!」

 

 吸い付いた一滴の汗は、深い谷間に飲み込まれる。その際、胸の圧力でパチッと弾けた雫が、乳肉の動きに巻き込まれ、ヌルッヌルッと胸に塗りたくられる。汗によってテラテラといやらしく光る乳肉は、見るだけで情欲を誘う。

 

 永遠にも感じられるような至福の時間。

 今レイヴェルさんが上を見上げたら、今後一切僕に近づくことはないだろう。

 そのくらい、今の僕の顔はひどい。

 目を血走らせ、鼻息荒く、理性が崩れかかっている顔。

 一連の出来事で、僕の興奮は限界を越えようとしていた。

 

 その時、下半身に血液が集中していくのを感じた。

 これは、まずい。今レイヴェルさんは僕の膝の治療をしている。レイヴェルさんの正面に僕の股間がある形だ。

 つまり、今勃起したら、百パーセントばれる。収めようにも、僕の興奮はまだまだボルテージをあげている。むしろ、勃起することによく気づいたと思う。

 とにかく隠さなきゃと思い、とっさにベッド上の掛け布団を手にとり、股間部周辺を覆った。

 

「きゃっ!……びっくりしましたわ。どうしたんですの?」

「え、あ、いや、あ、あの……」

 

 ごまかそうにも、そもそも僕のコミュ力じゃ、まともに話すことさえできない。ましてや相手はレイヴェルさんで、こんな状況だ。

 僕があー、うー、と唸っていると、レイヴェルさんはフッと顔を綻ばせた。

 

「ふふっ、ダメですよ。お布団で寝ては。血が着いてしまいますわよ」

 

 あくまでも優しい口調で、聞き分けの悪い子供にメッと言い聞かせるようにレイヴェルさんは言った。

 レイヴェルさんの目は優しい。さっきまで僕が獣欲にまみれた目を向けていたとはつゆほども思っていない

 ばつが悪く、思わず目をそらした。

 

「あっ、それとも、先程の衝撃で頭が痛むのですか?でしたら救急車──」

「ああ!い、いや、ちがうよ!その、ちょっと、さ、サボりたくなったっていうか、うん!」

「あら♪悪いお人ですこと」

「うん、そうなんだ……」

 

 少し気まずい雰囲気が場を支配する。

 彼女も治療を再開し、ペタペタとガーゼを貼る音が聞こえるだけだ。

 僕は、先程までの会話を反芻し、ある疑問を抱いていた。

 

 レイヴェルさんは僕に優しすぎるんじゃないか?

 彼女とはクラスメイトだが、話すのは今日が初めてだ。

 それが義務とはいえ、こんな近い距離で治療してもらった。鼻にガーゼを詰めるなんて、僕が自分でするべきことなのに、わざわざ鼻血を手につけてまでしてもらった。

 話すときの口調とか表情も、まるで恋人に接するときのような甘いものだった。

 

 別に、僕のことが好きなんじゃないか、とかは思わない。

 僕は彼女のことをなにも知らないのだ。ただ単に、彼女がこういう人なんだろう。

 でも、それだけじゃない。

 僕は、今までレイヴェルさんの外見ばかりに気をとられていたが、彼女の中身にも興味が出ていた。

 彼女を彼女足らしめるもののすべてを知りたくなった。

 つまり、完璧に惚れてしまった。

 レイヴェルさんと、会話をしたくなった。

 

「れ、レイヴェルさん、ちょっといい?」

「はい、どうしました?〇〇さん」

「えっと、レイヴェルさんって、どこの国から来たの?」

 

 小学生のような質問だが、とにかく何か会話を広げたかった。

 そんな僕の問いに、レイヴェルさんはうーんと、人差し指を唇に当てて、何か思案しているようだった。

 

「ヨーロッパにある遠い国ですわ!」

「そうなんだ、大変だね……。ご家族もこっちに?」

「家族は来てませんわ。わたくしだけです。……でも、全然寂しくはないんですよ?クラスのみなさんも、優しい方ばかりですし」

「そっか……」

「それに……」

「?」

「〇〇さんもいますし、ね?」

 

 レイヴェルさんは上目遣いで僕に向かって微笑んだ。

 一見あざとい仕草でも、レイヴェルさんほどの美人がやると恐ろしいほどの破壊力を持つ。

 顔が熱い。こんなことをしてくるなんて、やはりこの子は僕のこと好きなんじゃないんだろうか。

 

「わたくしには兄が一人いるんですけど……」

「お兄さん?」

「はい。人としては問題がある人なんですけど、兄妹仲は良かったんですよ?……小さい頃なんか、兄の後ろをついて回ってたくらいで、ずっと甘えてたんです」

 

 レイヴェルさんのお兄さんか。

 きっとすごいかっこいいんだろうな。

 しかし、小さい頃のレイヴェルさんか、きっとすごくかわいいんだろうな。

 

「今のレイヴェルさんからは想像がつかないな」

「そう……見えますか?」

「うん。しっかりものってイメージだったから」

 

 レイヴェルさんは顔を紅潮させ、恥ずかしがっている。

 少しうつむきぎみになって、実は……、と、話始めた。

 

「ずっと甘えてきた反動かも知れませんけれども、……わたくし、実は、誰かのお姉さんになりたいというか、甘やかせてみたいって少し思ってるんです」

「……え?」

 

 内緒ですわよ?と、恥ずかしげに話すレイヴェルさん。

 それを聞いて、意外だな、とも、そうだろうな、とも思った。

 誰かの胸に頭を埋めて甘えるレイヴェルさんも、誰かの頭を胸に抱いて甘やかすレイヴェルさんも、どちらも絵になって、容易に想像できたからだ。

 

「はい♪終わりましたよ」

 

 考えてる間に、レイヴェルさんは治療を終えていた。

 患部は完璧にガーゼで覆われており、消毒液のツンとした匂いが鼻に突き刺さる。

 レイヴェルさんは立ちあがり、僕を見下ろすような形になった。

 その顔は真っ赤に染まっており、指をもじもじさせ、独特の緊張感をまとっていた。

 まるで、告白前のような。

 

「あ、あの、〇〇さん──」

 

 レイヴェルの綺麗な顔が、僕に近づく。

 耳元に顔を近づけたレイヴェルさんは、綺麗な声でポソポソ……とささやいた。

 

「あの、あ、あんまり、女性の胸を見るのは、やめた方がいいと思います……わたくし以外には」

 

 ……え?

 

 そのとき、コツ……コツと廊下を歩く音が聞こえてきた。

 

「!?」

 

 早く、どこかに隠れなくては。

 とっさにレイヴェルさんの手を引っ張って、ベッドの下に身を隠した。

 

 コツ……コツ……

 ガラッ!!

 

「田中先生、いらっしゃいますか?」

 

 どうやら、保健の先生ではないらしい。

 なら大丈夫だ。すぐに出ていくだろう。

 というか、何で隠れたんだ。

 なにも変なことしてないんだから、堂々としていれば良かったのに。

 

『〇、〇〇さん……』

 

 ささやくような声が、僕のすぐ下で聞こえた。

 と、同時に僕の体に、今まで経験したことのないような柔らかい感触と、生暖かさが伝わってきた。

 下を見ると、とんでもない光景が広がっていた。

 

 鼻同士が引っ付きそうなほどの距離にレイヴェルさんの顔がある。ささやき声が耳を震わせ、彼女の吐息が僕の唇に当たり、むず痒くなる。

 

 僕は仰向けになったレイヴェルさんの上に覆い被さるような体勢になっていた。

 彼女の顔の横に両ひじをおき、向かい合っている。

 ベッドの下のスペースなんて、たいした大きさではない。

 人が二人重なるのがやっとだ。

 つまり、必然的に僕と彼女の距離はかなり近い。

 そうなるとひとつ、まずいことがある。

 

『ん……』

 

 レイヴェルさんの胸が、僕の胸板に当たってムニュゥと形を変えている。

 さっきまで散々見ていた胸。

 これを一回でも、一秒でもいいから触れたら、死んでもいいと心から思ったほどの極上の乳肉が、僕の体に当たり、これ以上ないほどの柔らかさと気持ちよさを伝えている。

 

『ん……〇〇、さん』

『く、あっ、レイヴェルさん……』

 

 身じろぎすると、胸がグニュゥゥと僕の胸板で圧迫され、プルンと揺れる。

 さらに、レイヴェルさんが『ん……』と熱を帯びた息を漏らす。それが僕の耳元で行われ、脳が溶けそうな快感を覚えた。

 レイヴェルさんは目を閉じているが、時折薄目を開け、僕の様子を伺ってくる。その顔は真っ赤に染まっており、少なくとも、嫌悪感は感じられない。

 さらにこの至近距離で、レイヴェルさんから発せられる熱気を帯びた匂いがむわぁ……と広がり、僕の理性を削いでいく。

 

 極度の興奮で頭がどうにかなりそうだった。

 わずかに残ってる理性で先生の様子を伺うが、何か書き置きしてるのか、未だに帰る様子はない。

 早くしてくれ、と思うと同時に、もう少しこの極楽を味わっておきたいとも思っていた。

 

 その時だ。

 

『ん、あ、……』

 

 胸板にあった胸の感触が変化していった。

 柔らかさしかなかった胸から、コリコリと固い感触が2つ感じられるようになった。

 それらは僕の胸板の上で転がり、たまに引っ掛かると、その度に『んんっ……』と一層熱っぽい吐息を漏らした。

 これはたぶん……。

 

『あ……ダメ、うごいちゃ……かんじ、ちゃうから……』

 

 興奮が限界を越えようとしていた。

 彼女が乳首を立たせて、僕によってあえいでいる。

 あの、学校中の男子が夜な夜な妄想し、オナネタにしているレイヴェルさんのおっぱい。

 みんなが想像でしか味わえない彼女の胸の感触、あえぎ声を僕は味わうことができる。

 僕の下半身に血液が集中し、徐々に硬度を増していく。

 

『え……?これって……んう……!』

『はあ、……はあ、レイヴェルさん……!』

 

 僕の肉棒が完全に勃起すると、勃起したさきで、何か柔らかいものがプニィと当たった。

 

『んっ!……あぁん……』

『……!こ、これって……!』

 

 レイヴェルさんの胸で確認することはできないが、この位置に感じる柔らかいものと、レイヴェルさんの反応……!

 これは、レイヴェルさんのまんこ……!

 

『レイヴェルさん、レイヴェルさん……!』

『ん、あんっ、ダメ、ん、〇〇さんっ』

 

 一心不乱に腰を動かす。

 弾力があるレイヴェルさんのまんこは、動かす度にプニィと沈み、あえぎ声が熱を帯びていくのを感じた。

 カクカクと慣れない動きで、しかもベットの下という狭い空間では満足に動くことはできない。

 少しずつ、少しずつ快楽が蓄積されていく。

 

 そのとき、

 ──ガチャン!

 

 かなりびっくりしたが、先生が部屋を出てったのだとわかった。

 と、いうことは、もう隠れる必要もない。

 そうなると、この淫靡な時間も終わりと言うことになる。

 ──だが

 

『う、くぁ……!』

『んっ……!あん!くぅ……!』

 

 構わずに僕は腰をふり続けた。

 さっきよりも大胆にふると、腰を引く度にベッドに当たり、ガタガタと物音がなる。

 

 そのまま肉棒をまんこに、互いの衣服越しにこすり続けていると、徐々に限界が近づいてきた。

 少しでもレイヴェルさんを味わいたい。

 少しでも多く彼女を感じていたい。

 

『レイヴェルさん!』

『……〇〇、さん?』

 

 彼女の顔の横に置いていた手を背中に回し、浮かせていた体を彼女に預け、ギュウウときつく抱き締める。足を絡ませあい完全に密着させる。

 耳元に感じるレイヴェルさんのあえぎ声や、胸に押し潰されてる彼女の乳肉。身体から広がる雌のフェロモン。股間から漂う雄くさい匂いと、もうひとつ、嗅いだことがないが、嗅ぐだけで理性が削がれていくような、淫らな薫り。

 僕は肉棒の動きに感覚を集中させ、快感のみを享受する。

 

 そのとき、

 

『〇〇さん……〇〇さん……!』

『……!』 

 

 ギュウウッとレイヴェルさんの手足が僕の体にまわされる。

 レイヴェルさんが僕に抱きつき、さらに密着度が増す。

 さらに興奮が増した。これは、身体が絡み合うほど密着していることによるものだけではない。

 あのレイヴェルさんが僕に気を許してくれた。

 僕の求愛行動を受け入れてくれた。

 その事による、精神的な興奮だ。例え、快楽による一瞬の気の迷いでもかまわない。今、レイヴェルさんは他ならぬ僕を求めている。それだけで充分だった。

 

『んっ!あんっ、んん!んくぅ!あん、ん!』

 

 お互いの汁で衣服が濡れ、ヌチャヌチャと水音が響く。

 僕たちはただ快楽のことを考え、腰を動かす。

 亀頭がパンパンに膨らみ、精液が尿道からせり上がってくる。

 

『くう……!』

『ん!くうっ!んあ!あん!んんっ!んっ、くっ、ああ!ダメ、〇〇さん、……もうっ』

 

 お互いの絶頂が近づき、より一層早く肉棒を擦り付ける。

 お互いの衣服はびちょびちょになり、動かす度に互いの愛汁が飛び散る。息遣いは荒くなり、もはや人間ではなく、獣同士の絡み合いとなって、限界へと上っていった。

 

 そのとき、

 

『──チュッ』

 

 左頬にプルンとした柔らかく湿った感触がした。

 すぐにキスされたのだとわかった。

 一瞬だったが、愛情のこもったキス。

 僕の興奮は高まり、限界に到達した。

 

「うっ、……あああ!」

「んっ、ああああ!……んっ、んぅ」

 

 僕たちは同時に絶頂した。

 好きな人との射精は、間違いなく今まで一番の快楽をもたらした。

 ドクドクと精液が次々湧き出てきて、排泄による快楽が止まらない。僕は口からよだれを垂らしながら、この快楽に逆らうことなく享受していた。精液は僕のズボンに吸収され、太ももからポタポタと精液がこぼれ落ちていた。

 狭い空間での激しい運動と極度の興奮、最高の快楽で頭の中が擦りきれ、意識がもうろうとしてきた。

 今日の経験は、ぼくの一生忘れられない思い出になるだろう。

 意識がもうろうとして、視野が徐々に狭まってくる。

 わずかに見える視界の端では、僕と同じく絶頂したレイヴェルさんが、行きも絶え絶えと言った様子で、口の端からよだれを垂らし、余韻に浸っている姿だった。

 事後でもレイヴェルさんは綺麗だなあと思いながら、ぼくの意識は途絶えた。

 

見たいキャラ

  • 薙切アリス
  • ルミアティンジェル
  • 柏崎星奈
  • レイヴェル続き
  • モモ続き
  • 佐倉愛里
  • 櫛田桔梗
  • ユエ
  • いざよいみく
  • グレイフィア
  • クリスタレンズ
  • 黒歌
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。