風呂上がりの体型を姿見にうつして人妻、由紀子は肩を落としつぶやいた。
「あ~あ、やっぱりスポーツ・クラブに通わなければだめかしら?」
脱衣場に置かれてある、身の丈以上の大きな鏡は、先日、デパートから配送された姿見だった。夫、直之と息子の嫁、小百合の協力を経て、三人がかりで設置されたものだ。
毎日、姿見で体型を確認すれば、体型の維持にもつながるだろうと思い、購入を決めたのだった。
「おとうさーん」
ふたりっきりの寝室で声を掛けられた直之は、一瞬身体を強張らせた。夜の務めをねだられるのではないかと思った。
「わたし、駅前のスポーツ・クラブに入会しようと思っているの・・・・・・」
「三日坊主にならぬよう頑張ることだな」
五十を過ぎても、まだ体形を維持しようと努めれば、先ず恰好から入る由紀子だった。
そのためには先ずスポーツ・ウエアと思い、嫁、小百合を伴ってデパートのスポーツ用品売り場に向かった。
「ねえ、小百合さん、近頃流行しているウエアを教えてよ」
嫁が選んでくれた、ブランド商品を試着室に持ち込み、目隠しのカーテンを閉じ身に着けると、そのカーテンを左右に広げ選んでくれた嫁に見てもらった。
「どう、小百合さんわたしに似合っているかしら?」
「お義母さん、まるでファッションモデルが着ているみたいで、よくお似合いですよ」
世辞とわかっていても、うれしいもので購入を決めレジに向かった。
さまざまな器具を使い、軽めのストレッチでも、如実に運動効果が体型に現れ、少しウエストが細くなっているような気がした。
由紀子は姿見に写っている体型に満足を覚えていた。
日々、細くなっていくウエストを見てもらいたくて、由紀子は知人に連絡を取った。
「会って、みてもらいたいことがあるの・・・・・・」
「うん、わかったよ。今週末、予定を開けておくから・・・・・・」
由紀子が、見せたいと思っている相手の名は、夫には知られたくない人物だった。
由紀子は華やいだ気分で夫、直之に言った。
「おとおさん、今週末旅行に行っていいかしら?」
夫だって、若い嫁だけと一晩一緒に入れることに喜びを感じ、旅行を許してくれるだろうという思いから連絡を取ったのだった。
「小百合さん。おとうさんをお願いね」
由紀子は嫁に夫の世話を頼み出かけた。
土曜日の昼下がり、現地に着いた由紀子は、駅迄迎えに来てもらうと、予約しているホテルへと向かった。
密会を約束しているホテルの名は、夫、直之にも連絡先として伝えてあった。
「会いたかったわ・・・・・・」
「僕もだよ。・・・・・・」
腕を組み、カウンターでチェック・インを済ませたふたりは、部屋のドアを確認すると熱い抱擁を交わした。
「由紀子、みせたいものって、な~に?」
「それはねぇー、風呂にいったらわかるわ。うふっ」
由紀子は、彼が着ているスーツを脱がしクローゼットにしまうと、自らが着ているスーツの上着を、同じようにハンガーにかけクローゼットへ。
由紀子が、浴室の脱衣場に足を踏み入れるころには、相手の彼は、もうすべてを脱ぎ由紀子が入ってくるのを待っていた。
「由紀子、はやく見せてよ・・・・・・」
彼の欲情を煽るかのように、由紀子は一枚脱ぐのにたっぷりの時間をかけた。
その間の彼は、唾をゴックンと飲み込みながら一枚、一枚を脱いでいく由紀子に、翻弄され股間のものを膨張させていた。
残されたものが豊かな胸を隠しているブラジャーと下半身の茂みを隠しているショーツのみの姿になった。
「ねぇ、わたしの変わったところに気が付かない?」
少しの間を置き、目ざとい彼は由紀子が言わんとしていることに気づき口にした。
「ウエストだろう。抱きしめると折れちゃいそうだよ」
由紀子は、彼の厚い胸に飛び込み唇を合わせた。
彼は由紀子がつけているブラジャーを外すと右手で柔らかい乳房に手を運んだ。
「由紀子、胸も少しバスト・アップしてない?」
唇を離し彼は由紀子にささやいた。
「ありがとう」
由紀子は彼の言葉に有頂天になった。
「ああー、この現実を理解してくれているのは彼だけだわ」
その彼の手がショーツの中に忍び込もうとしている。
「あなた、続きはお風呂場で・・・・・・」
由紀子が穿いているショーツのウエスト部分に手をかけ、腰から外そうとしている彼は、脱衣場の床に膝を付いていた。
「あなた、ここに座って」
由紀子は、タオルにボディ・ソープの泡を取り、いきなり、彼の股間にその腕を伸ばした。
この棒こそが、由紀子を快楽の世界へと導いてくれる、唯一の宝物だった。
彼のペニスは仮性包茎気味だが、皮を少し向けば夫、直之の陰茎をしのぐほどの、亀頭の持ち主でその雁部分はキノコ類よりも大きい。
雁部分についている恥垢が放つ臭いも、由紀子は嫌いではなかった。
その、恥垢が付いている雁部分を、由紀子はタオルで包み込み、手のひらでわずかにスライドさせ彼に快感を与えている。
「由紀子、あまりそこばかり弄ると爆発しそうだよ」
「出してもいいわよ、あとはわたしのお口で・・・・・・」
背に、乳房のふくらみを押し付けて、勃起を見せているペニスを、念入りに甚振る由紀子だった。
「あ~。・・・・・・いく。いく。・・・・・・うっ」
タオルにまみれた精液を、由紀子は浴槽から湯を掬い上げ、タオルを手洗いした。
「ほらっ、こんなに出しちゃって。若いわねぇ」
「今度は交代だよ・・・・・・」
彼は、由紀子のウエストにペニスの先を押し付け、陰毛を泡だらけにすると、ひだり手でラビアを開け右手でその内部を指先で洗い始めた。
「由紀子、ココは清潔にしないとパパに怒られるぞ」
「わたしに、パパなんて人物はいませんよーだっ」
由紀子は、ヴァギナの入り口付近を這っている彼の指を、上から押さえつけた。
「ズルッ・・・・・・ニュル・・・・・・」
指が奥へ奥へと侵入してくる。由紀子は肛門に力を入れ、ヴァギナの括約筋を絞めた。
「あ~、いいわー。あなたの指がわたしの襞をかきむしっているわー」
侵入している指を、膣圧でキューっと締め付ければ、由紀子の膣は快感を覚え、愛液を限りなく湧き出している。
「ダメ、だめ。そんなにすると逝っちゃうわー・・・・・・あ~」
彼の爪のなかにも付着するくらいに、粘質性を持った本気汁を垂らした由紀子だった。
つづく