小百合が、夫、翔太と赴任先での暮らしを拒んだのは、翔太の陰に、小百合とは別の女性の姿が見え隠れしていたのと、新妻としては許されないことだが、心のどこに夫、翔太とは違う男性の、シルエットを浮かべていたのだった。
それでも離婚に踏み切れない小百合は、義父母に頭を下げ、このままの同居を続けさせて欲しいと請うたのだった。
「翔太、荷物の整理にこようか?」
「荷物ならとっくに片づけたよ。いまさら何んだよ・・・・・・」
小百合が夫、翔太に電話を入れると、あっさりと拒否されてしまった。
(一日や二日で整理できるほどの量ではないのに・・・・・・やはり誰かが?)
小百合が夫、翔太に疑いを抱いたのは、出張から戻ってきた夜、ペニスについている恥垢に、疑念を抱いたのがきっかけだった。
無性にアルコールが欲しくなった小百合は、眠る前に少しだけと思ったのだが、飲んでいるうちに、夫、翔太への疑念は大きくふくらみ、やりきれなさからつい涙する小百合だった。
「小百合さん、悩みがあるのなら、わたしにだけでもいいから相談してくれないか」
義父、直之から、肩を優しく抱かれ語りかけられた。
(わたしの。味方になってくれるのはお義父さんだけだわ」
日を改めて、小百合は同居の件を義父母に願った。
「お義父さん、お義母さん、翔太とこのまま別れるのは嫌なので、どうか、このまま家にいさせてください。わがままな嫁で申し訳ありませんが・・・・・・」
「いいのよ、小百合さんの気のすむまで・・・・・・ねっ、おとうさん、いいでしょう?」
翔太が、単身赴任してからやがてひと月を迎えようとする頃、小百合は義母、由紀子からデパートへと誘われたとのだった。
「小百合さん、これなんかどう?」
由紀子が、案内されたのは婦人服場の夜着コーナーだった。そこには、夜着と言えども有名なデザイナーが監修した、夜着が所狭しと並べてある中から、選りすぐりの品を選び小百合は試着を促された。
「お義母さん、これちょっとわたしには・・・・・・」
「なーに、このくらい。若い小百合さんならきっとお似合いよ」
由紀子が選んでくれだのは、紙よりも薄く下着までも透けて見えそうな夜着だった。
「お金なら私が払うから、二着の色違いを買えば、毎日、変えて着れるわよ」
自宅に戻った小百合は由紀子に言われたとおりに古い夜着をもって由紀子を訪れた。
「小百合さん、もうこんなもの着なくてもいいわよ」
始末する段ボールに処分され、箪笥に残っている夜着と言えば、由紀子から買ってもらった夜着と、小百合が敬遠していた夜着しか残らなかった。敬遠していたのは、これも買ってもらった夜着のように生地が薄くて下着が見えそうな夜着だった。
それでも、一緒の暮らしを請うた経緯上、由紀子の意見に従い、毎夜、買ってもらった夜着を着けなければならないようになった。
「おとうさん、この、ネグリジェ小百合さんによく似合っているでしょう」
「どら、小百合さん、こっちに来てよく見せてくれないか?」
ネグリジェを見る義父、直之の視線が肌に痛かった。
しかし、着始めて十日もたてば、小百合から羞恥心が薄れていき、義父母の前でもネグリジェ姿で過ごす時間が、長くなってきたのだった。
「小百合さん、二階の寝室で眠るのも一人では寂しいだろうから、一階に・・・・・・」
使用していなかった一階の、奥にある和室の部屋で寝ることになった。
小百合にとって、義父母の思いやりはうれしかった。一人で夜を迎える、夫婦の寝室はあまりにも寂し過ぎる。
翔太からの、連絡が途絶えがちになり、涙する日が多くなって来ると、義父。直之を頼りに相談をするようになった。
「小百合さんに寂しい思いをさせて悪いなぁ、わたしから翔太に・・・・・・」
「いいえ、お義父さん、わたしにも至らないところがあったのでしょう」
義父、直之に話だけでも聞いてもらえたら、少しは気が休まる思いがする小百合だった。
用事で義父、直之が遅くなるなる夜、小百合は由紀子から呼ばれ、義父母の部屋を訪れた。
義父母の部屋と言っても寝室ではなく和室の部屋だった。
部屋には、布団代わりになりそうな座布団が、五~六枚並べられていた。
「お義母さん、お話は?・・・・・・」
「小百合さん、・・・・・・どうしているの?」
性的欲求不満を尋ねられれば、口を結んだ小百合だった。我慢していますとか、いう顔をするしかない。
「そばに寄ってもいいかしら?小百合さん・・・・・・」
義母、由紀子が膝を滑らせ近づいてきた。
背に腕を回され唇を奪われた。わずか数秒のできごとだったが、義母、由紀子の思いがけない口付けは、これまで耐えてきた性欲に火をつけられた。
「小百合さん、毎晩、寂しいでしょう?。遠慮しないでわたしか、直之に言ってよ」
再びの口付けは濃厚な口付けで、唾液を口に流されれば飲み込まなければならない小百合だった。
舌を絡めているときも義母、由紀子の手は、ネグリジェの胸元から忍びこませ、ブラジャーを着けていない乳房に伸ばされる。
「あっ・・・・・・」
思わず声を漏らせば、義母、由紀子の手はネグリジェの裾から手が侵入してきてショーツの中に差し入れられる。
(あっ、いけないわ。お義母さん、そんなところを触らないで)
細い指先がラビアの扉を開き、ヌメヌメしているヴァギナに這ってきている。その指の動きは繊細でヴァギナの中には挿入されない。
「お義母さん、お願い・・・・・・」
待ち焦がれた指が挿入されれば、堪えてきた淫水が一気に、ヴァギナから流れ出る。ビチャッ、ビチャッと卑猥な指は小百合の中で自由に泳ぎまわっている。
義母、由紀子に、胸とヴァギナを同時に愛されれば、小百合の快感も最高潮に達してくる。
首からネグリジェを奪い取られ、ブラジャーを、着けていない胸は照明にさらされ、薄いショーツに中には、小百合の細い指がヴァギナの中で、妖しく微妙な動きを繰り返している。
「お義母さん、あ~・・・・・・い、逝きます。逝きます」
「小百合さん、思いっきり逝ってもいいのよ。ふたりしか今はいないから」
女性のウイーク。ポイントを巧みについてくる義母、由紀子の指による快感は、夫、翔太との愛撫とは比べ物にならないほどの、快感を味わえた小百合は、オーガズムを迎えることができたのだった。
つづく