※この作品はR-18です。

バカとチョロインと性欲獣   作:茜 空

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久々の更新。
人が書きたくなると忙しくなるのは何故だ!?(ただの愚痴)


第一問

「ふふふ、ハハハ、ハーッハッハッハッ」

 

 俺は自然とこみ上げる笑いを止められない。

 

 あ、どうも、Fクラスのモブです。いきなり笑いだしてごめんなさい。だから不審者を見る目でこっちを見るのはやめて?

 え?仁王立ちしながら右手で顔を隠して高笑いしてたらどうしようもないって?いるじゃん、そういうキャラが格闘ゲームに。

 あ、はい、確かに不審者っぽいですよね、俺もそう思います。反省します。ごめんなさい。

 

 だがまあ、想像してほしい。もし冴えないモブな自分に激かわスレンダー美少女、それもエッチな女の子が自分の性奴隷(かのじょ)になったらどうよ?笑うっしょ?ニヤニヤするっしょ?

 

 え?理解はできるけどキモい?うっせぇわ!

 

 まあとにかく、俺にはそんなカノジョができたわけだ。調子に乗って何が悪い!

 

 まさに人生の春!二度目の人生で超アオハルしてる俺。我が人生に一片の問題なし!あーっはっはっはっはっ。

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「被告人をひっ捕らえました」

「うむ、ご苦労」

 

 ……そんなことを考えてた時期が俺にもありました。

 

 現在俺は、ロープでぐるぐる巻きにされ、Fクラスで吊るし上げられていた。

 

「諸君、ここはどこだ?」

「「「最後の審判を下す法廷だ!」」」

「異端者には?」

「「「死の鉄槌を!」」」

「男とは?」

「「「愛を捨て、哀に生きる者!」」」

「宜しい。これより……2-F異端審問会を始める」

 

 FFF団、かんっぺきに忘れてたよ。当然俺も団員である。そりゃそうだよ、つい先日まで俺はあちら側の人間だったんだし。

 くっそ、こんなことなら一緒に登校したり一緒にお弁当食べたり放課後デートとかしなければ……あれは楽しかったなぁ。愛子の「あーん」クッソかわいかったし、何より周りの嫉妬の目がほんと気持ちよかった。後悔はねぇ!

 へっ、どうせ有罪ならいっそ開き直ってやるぁ。どうせお前らには縁のないことだろ?愉快愉快。羨ましいだろ?ざまぁwww

 

 ねぇ、今どんな気持ち?どんな気持ち?

 

「おい被告人、なんだその目はその顔は。ニヨニヨすんな!腹立つからその顔やめろ!」

 

 くっくっくっ。吠えろ吠えろ負け犬共。これが愉悦っ!圧倒的愉悦っ!!!ニヤけそうになるのを我慢できないなぁふははは。

 

 ニチャア

 

「キモっ!?よし有罪!」

「笑っただけでか!?」

 

 なんたる理不尽。俺はどこのスパ◯ダだよ!あれ?スパン◯ムだっけ?まあどーでもいいか。重要なのは俺の場合は相手は美女じゃないしセクハラじゃないってことだけだ。

 とはいえこんなめちゃくちゃな判決に納得などできるか。

 

「これは陰謀じゃよ!」

「恨むのなら自身の行いと顔を恨むんだな!」

 

 カッチーン。

 

「おい待てコラふざけんな!お前の方が俺よりよっぽど酷い顔だろうが!」

「ハァ!?どこが?お前より百万倍マシですがー!?」

「それこそハァ?だボゲェ!どの面下げて言ってんだこのキモメン!」

「ヤンのかコラァ!」

「上等じゃボゲェ!」

「あ、いたいた」

「って愛子?」

 

 もはや審議そっちのけで大乱闘でスマッシュな宴が開始される寸前で現れたのは、俺の性奴隷(かのじょ)の工藤愛子だった。

 

「なんで工藤さんがここに」

「入口の見張りは何をやっていた?」

 

 これに一瞬で険悪ムードが沈静化し、FFF団がざわつきはじめる。

 あれ?これってもしかして逃げるチャンスなのでは?

 

「ってなにやってんの?え?趣味?」

「んなわけあるか。あー、できれば助けてほしいんだけど」

「えー?似合ってるし、御主人(かれし)の趣味に口出しするのはカノジョとしてちょっと、ねぇ」

「だから違うって言ってるだろ!お前は俺をなんだと思ってるんだ?」

「んーボクの御主人(かれし)でボクよりも保健体育の実技がうまい上級者?」

「わーバカバカ!シーっ!シーっ!!何口走ってんの!?」

「「「ほほーう?」」」

 

 ヒィ!?一斉に目が光ってこっちに視線が!愛子の余分な一言が一気に教室の空気を変えおった!さっきまでのざわつきが嘘のように静まり、殺気が溢れかえってる!さっきだけに!

 

「諸君、今の工藤さんの証言をどう思う?」

「「「有罪(ギルディ)」」」

「判決は出た!これより刑を執行する!」

「ぶっ殺す!」

「死ねぇぇぇぇぇぇ!!」

「くたばれぇぇぇぇ!!」

「羨ましいんじゃゴルァァァァァァ!」

「ちょま、異議あり!異議ありぃぃ!これは孔明の罠だ!審議のやり直しを要求する!あぶねっ、竹刀はともかく木刀やバットは止めろ!そのでけぇ分度器や三角定規もだ!うわっと、躊躇いなく箸で目を狙ってくんな!愛子助けて!ヘルプミー!俺このままじゃ死んじゃう!」

「ほどほどにねー?」

「確信犯か!?ひでぇ!それでも俺の性奴隷(カノジョ)か!?」

「えー?だって君も保健体育の実技でボクがやめてって言っても許してって言ってもやめてくれなかったし?」

 

 ってぅぉぉぉぉい!?コイツ止める間も無く追加でトンデモナイ爆弾落としやがったよ!?

 

「ちょっと待て!謝るから!土下座でもなんでもするからこれ以上火に油を注がないでくれ!」

 

 見える、私にも見えるぞ。俺のカノジョに悪魔の翼と尻尾が。めっちゃ黒いイイ笑顔で笑いやがって!似合いすぎてかわいいよコンチクショー!生きて帰れたら今度絶対コスプレプレイしてやるからな!

 

「……工藤さんと、保健体育の実技、だと!」

「羨まけしからん!死刑すら生温い!」

「詳しく話せ!詳細に話せ!全部吐けぇ!」

「貴様、生きてこの教室から出られると思うなぁ!」

 

 アィェェェェ!?さっき以上に殺気が!殺気が!?

 

「おいぃぃぃ、流石に彫刻刀やカッターナイフはやめろぉ!ハサミもらめぇ!刃物を人に向けちゃいけないって習わなかったのか!だからお前らはFクラスなんだよ!ってシャーペンや鉛筆もやめろぉ!コンパスなんてもっとダメに決まってんだろ!それはそうやってつかうもんじゃねぇだろぉ!お前ら戦場ヶ原ひたぎさんか!ホッチキスで口を狙うな!つか特に股間を執拗に狙うのはやめろぉぉぉぉ!ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

 この後むちゃくちゃフクロにされた。

 

 なお、詳細は口を割らなかったし、股間だけはなんとか死守し、無事守り通すことができたのは不幸中の幸いだった。

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「……愛子の裏切り者」

「ごめんってば。だからこうやって怪我の治療してるじゃん」

「怪我自体をさせない努力をしてほしかったよ」

「だからごめんってば」

 

 あれから酷いけがを負った俺は、保健室で愛子に手当てをされていた。

 くそ、あいつら本気でやりやがって。

 それに愛子も愛子だ。てかそもそもの話、愛子が助けないどころか煽らなけりゃここまで酷いことにはならなかったはずだ。全く俺の性奴隷(かのじょ)って自覚が足らないんじゃないか?これはもうオシオキが必要だな(ニチャア)

 

「よし、これでかんりょー」

「愛子」

「ん?んっ!?」

 

 俺は包帯を巻き終わった愛子を呼んで彼女がこちらを向いた瞬間、間髪入れずに愛子の唇を奪った。

 

「ンッ!?ンンンンっ!?」

 

 ふふふ、不意打ち成功。愛子ぉ?お前にはここでもう一回しっかりと俺の性奴隷(カノジョ)だって分からせてやらないとなぁ。

 しかしそれはそれとして、相変わらず愛子の唇は柔らかくてプルップルだ。ずっとキスしていたくなる。なんと罪な唇だろうか。

 

 ぬるり

 

 なんて考えてたら不意に愛子の舌が俺の口の中に侵入(はい)ってきた。そのまますかさず顔を掴まれてロックされ、舌をめちゃくちゃ絡ませられる。

 

「レロレロレロレロ♡ニュルニュル♡ヂュウゥゥゥ♡♡」

 

 ヌルヌルと、執拗に、搦めとるように蠢く愛子の舌。やば、めちゃくちゃ気持ちいい、ああっ、それらめぇ♡

 気がつけば主導権は早々にあっさりと愛子に持っていかれて、俺は愛子にされるがまま。あかん、舌が溶ける。脳が蕩ける。溶かされりゅ。

 

「ん……♡ふぅ♡♡んふふ〜♡このボクにキスで勝とうなんて十年早い♡」

 

 俺が完全敗北した愛子とのキスは、愛子がゆっくり、自分の赤く鮮やかな舌と、お互いを繋ぐ唾液の糸を見せつけるように離れる。それだけでもうめちゃくちゃエロいのに、幼さと快活さの明るい笑顔が似合う子がしちゃいけない顔をしている。あるはずないっていうか、普通あっちゃいけない妖艶さを漂わす。まさに禁断の青い果実。

 

 なんていうかもう顔とかも含めて雰囲気がエロい。そんな雰囲気と愛子の舌技に完全にやられてしまった俺は骨抜きにされ、頭の中は愛子とエロいことに支配され完全に発情モードにされてしまった。コイツマジで天然のサキュバスじゃないだろうな?

 

「さて、こんなところで発情しちゃう悪〜いおちんちんは、オシオキしないと、ね?」

 

 そんな愛子の顔に釘付けになっていたら、いつの間にかチャックを下され、パンツの中にまで愛子の手の侵入を許してしまっていた。

 悔しい!けどおっきしちゃう。ビクンビクン。

 いや、おっき自体はキスの時点で早々になってたんだけどさ。ていうか愛子の手が俺のおちんちんにあれこれいたずらしてる感触がもうまずいのに、目の前で繰り広げられる光景が俺に追い討ちをかける。ただでさえチャックから愛子の手が侵入してる様子が既にガッツリエロいのに、その手がズボン越しに妖しく蠢く様子がもう極限にエロい。ぶっちゃけこの様子をしっかり記憶しておけば、しばらく他にはオカズがいらないレベル。

 

 まあそんなことされればね?

 

「あれ?もう出ちゃった?」

 

 そう、俺は情けなくも、しかも早漏気味にあっさりとパンツの中で愛子にイかされてしまった。うぇぇ、情けないうえにこのパンツの中が超気持ち悪ぃ!!!

 

 そんな嫌悪感をバリバリに出してると、愛子は自分の手に付いた精液を舐めとっていた。

 

 なんちゅうエロさだ。

 

 ちなみに日本の歴史に出てくる人物の名前みたいだが一切そんなことはない。

 

 ……で、その様子を脳内に焼き付ける勢いで見ていたら俺の息子がもう復帰した件。パンツの中のヌルヌルの気持ち悪さもなんのその。いや、気持ち悪さは間違いなくあるんだけど、それ以上に愛子の姿に欲情してる自分がいる。

 そんな自分がちょっと情けなくて嫌いになりそうだが、そんな自分が好きだって思う自分もいる。自分とはままならぬものだ。

 

 軽く賢者モードに入ってるはずなのになんでこんなバカみたいなこと考えてるんだろうな、俺。

 

 ただまあ、これならまだ愛子に逆転し返して、きっちりオシオキするチャンスがまだあるわけだ。

 

 今度こそ本気で誰がご主人か思い知らせてやるぜ!

 

 




まあとにかく、俺にはそんなカノジョができたわけだ。調子に乗って何が悪い!(※フラグ)

生きて帰れたら今度絶対コスプレプレイしてやるからな!(※フラグ)

愛子ぉ?お前にはここでもう一回しっかりと俺の性奴隷だって分からせてやらないとなぁ。(※フラグ)

今度こそ本気で誰がご主人か思い知らせてやるぜ!(※フラグ)

このモブ主人公、一級フラグ建築士か何かだろうか?
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