あまりありふれていない役者で世界逆行 R18シーン集 作:田吾作Bが現れた
既にUAが10000近くまで行ってたりお気に入り件数も55件(21/9/18 01:26現在)まで行ってて軽く恐怖を感じますが、こうして贔屓にしてくださるのはありがたいです。本当にありがとうございます。
それとゲンさん。こちらの方も評価していただき、誠にありがとうございます。
では幕間七の終わりの辺りからになります。割といつものノリではありますがどうぞ。
自分と鈴をそそのかしてきた恵里に甘えられ、口づけをし、二人で見つめ合い、甘い空気の中に浸りあっていたハジメであったが、そんな折鈴がのそりと起き上がり、こちらの方へ向かってきた。鈴はそのまま無言で抱きついてきたため、どうしたのと声をかけるとハジメの方を見ながらこうつぶやいた。
「ねえハジメくん。鈴もキス、してもいい……よね?」
その問いかけに恵里も特に反対はせず、微笑みながらハジメはうなづいてそのまま鈴とも唇を重ねる――が、ここでハジメと恵里にとって予想外の事が起きた。
「――むぅっ!? んむぅっ!?」
舌を、入れられた。それだけでもハジメは平静を保てなくなったが、鈴はそれ以上のことやってきた。
「ん……れろ……ちゅ……んぅ……」
舌で歯茎を、唇の裏を、ハジメの口の中をねぶり出してきたのだ。あまりにたどたどしく、ぎこちない舌使いであったが、自分が好きな相手がこんな行動をしてきただけでもハジメにとっては驚く他なかったし、何よりひどく興奮させられた。
目の前の少女が熱にうなされたように自分を求めている。つたなく動き回る鈴の舌から熱が伝わってくる。それだけでハジメの心臓は脈打ち、欲望が鎌首をもたげてくる。“谷口鈴”という少女がただの幼馴染でなく、自分を愛する
「えっ……あー! あー! あー!!」
そうして鈴にされるままになっていたハジメも恵里の叫びを聞いて我に返る。今にも泣き出しそうな顔で、心底うらやましげな顔で、そして凄まじく恨みがましい形相で恵里は鈴をにらんでいた。
これはまずいと思って止めようとしたのも束の間、恵里はすぐに鈴を羽交い締めにして引っぺがし、お互いの口元に銀の橋をかけながら鈴は引き離されていった。
「ぼ、ボクの……ボクのハジメくんに何をーーーー!!!」
そしてすぐに両肩を掴み、ぐわんぐわんと鈴を揺らす。しかし鈴は余裕の笑みを崩すことなく、下手人の恵里を見つめている。それに苛立って更に奇声を上げる恵里に鈴はようやく口を開いた。
「やっぱり。キスはしてもここまでやったのは鈴が初めてなんだね――ありがとう、恵里。持つべきものはやっぱり親友だね」
いつものような柔らかな笑みでなく、挑発するような、どう猛さを感じるような笑みを浮かべる鈴からハジメは目を離せなかった。
「よ……よくも、よくもー!!」
「言いがかりをつけられる覚えなんてないんだけどなぁー。恵里、言ったよね? 『一緒にハジメくんを愛そう』って。だから私なりにハジメくんを愛したんだし、もしさっきのが不満だったんならさ……恵里だってやればいいじゃない? それとも、先にとられたのが嫌だったんならあぐらをかいてた恵里が悪いんじゃない?」
「あ゙ぁあぁぁぁあああぁぁぁああぁぁ!!!」
「お、お願いだから二人とも落ち着いて!?」
不意打ちを食らって先ほどまで呆然としていたハジメであったが、二人が大ゲンカをしているのにようやく気づき、間に入って止めようとする。しかし恵里が自分の右腕を、鈴が左腕を掴んで離さなくなっただけで結局ケンカは止まらない。
「ねぇ、ハジメくん。もう一回、しない? 今度は鈴の中にし・た、入れてほしいなぁ……?」
「いや、あの、その……! や、やめよ、二人とも? も、もう門限が――」
わざと口を開けて、舌を指さしながら鈴はハジメを誘惑する。そんな艶めかしい様子に思わず息が上がるハジメと、二人を見て青筋を立てる恵里。すると恵里はハジメにべったりとしなだれかかり、鈴に流し目をしながらつぶやいた。
「ふ、ふふ……鈴がそう言うならボクだって考えがあるんだよ――ねぇ、ハジメくん。もう一度、お風呂入らない? 裸、見てもいいんだよ?」
「ちょ、え、恵里っ!? そ、そんなこと言っちゃ――」
今度は恵里が先日の風呂のことをバラした。その途端、鈴は羞恥で顔を真っ赤にして口を何度もパクパクさせながら二人を見比べ、同じく泡を食っているハジメとニタニタと意地の悪い笑みを浮かべる恵里を見てそれが真実であると理解させられた。
「お、お風呂!? も、もう一度、って……は、入ったの!? ハジメくん、恵里とお風呂入ったの!?」
「ご、誤解だってば!? え、恵里が雨でずぶ濡れになってたから入れただけなんだって!!」
どうにか誤解を解こうとするも、鈴から恨みがましい視線を向けられるばかりでハジメはうろたえるばかりであった。ちゃんと説明をしても『恵里に先を越された』だの『いつも恵里ばっかりひいきしないでよ』と涙目になりながら文句をぶつけられるばかりでにっちもさっちも行かず。
どうしようどうしようとうろたえていると今度は手のひらに柔らかい、手のひら以外で、どこかで感じたことのあるような感覚がいきなり現れた。まさかと思って視線を動かせば、恵里がそのたわわな胸に自分の手を掴んで当てている。ほんのりと頬を染めながらこちらを向けば、恵里はとんでもない爆弾を投げ込んできた。
「それとも……触る? 裸のボクの体も見たんだし、お、お風呂で背中に当ててたし……手に当てるぐらい今更、だよね?」
少しだけ息を荒くしながらハジメの手を掴んでいた自分の手を動かし、揉ませる。柔らかく、自在に形を変えるおっぱいの感触をハジメに教えるようにゆっくりと動かす。恥じらいを浮かべながらも手を止めず、自分の胸を揉ませる恵里にハジメは興奮が止まらない。こぼれる恵里の吐息、服越しとはいえ感じる胸の感触に理性がどこかに飛んでしまいそうになる。思わず手を動かしてしまいたくなる衝動に駆られる。
(ちょ、ちょっとぐらい揉んでもいい……よね? え、恵里がこんなことやってるんだし、許してくれるよね?――うん、あれ? 何か変な音が……!?)
誰に言い訳をしているのかもわからず、煩悩の赴くままに動こうとした時、衣擦れの音がハジメの耳に入った――振り向けば、鈴が着ていた制服を脱いでいる。顔を真っ赤にしながら、何かをつぶやきながらセーラー服を脱ぎ、シャツのボタンを一つ一つ外し、遂にはブラジャーに手をかけようとしていた。
「は、ハジメくんが悪いよ……鈴も、鈴だってはだ、はだか……裸ぐらい、見せてもいいんだから……」
「あ、あの、鈴さん……?」
「……見ても、いいよ?」
スカートのホックも外し、パンティ一枚と靴下だけになった姿の鈴は胸元を手で隠しながら消え入りそうな声でそんなことをつぶやいた。
もうハジメは視線を鈴から外せなくなっていた。外気に晒された幼子のような未成熟な肢体。しかしながら自分と同い年であり、幼い見た目ながらも大人になりかかっている体。それを考えたハジメの中にどこか倒錯した感情が、得も言われない背徳感が背筋を駆け上った。風呂に入った時に一度チラリと見た恵里の女性的な体つきを覚えていたのもあって、触れてはいけないものに手を伸ばそうとしている感覚がハジメの中の性的興奮を呼び覚ます。
「……さわる? 鈴の、おっぱい」
「お、おおおあおおっぱい!?」
「恵里みたいにおっきくないけど、まっ平らだけど、それでも、いいよ……?」
全身がしっとりと汗ばんでいる鈴からの誘惑にハジメは理性が焼き切れそうになっていた。鈴が言った通り彼女の胸はとてもなだらかであり、恵里の胸を触っている時と同じ感触は到底見込めない。しかしそんなことよりも鈴に触れたい、あの幼い体つきの少女の全てをくまなく自分の手で触りたいという欲望が急激にハジメの中で膨れ上がっていく。
「ど、どこ触ってもいいから。ハジメくんなら、いいから……」
全身を真っ赤に染めながらいいよと言ってくる鈴にハジメはもう我慢が出来なくなる。そしてぷるぷると震わせながらも腕を伸ばそうとすると、片方の手から恵里の胸の感触が失われる。一体どうしたんだろうとそちらに意識を向けようとすると、今度は恵里のいた方向から衣擦れの音が聞こえてくる。
「ぼ、ボクだって……は、裸ぐらい見せられるよ……! い、今更裸がなんだっていうんだ。は、恥ずかしくなんてないんだ!」
必死に恥ずかしさをこらえながらつぶやく恵里の方をハジメは見ることが出来なかった。見てしまったらもう何もかもが吹き飛んでしまいそうで、見境なく乱暴なことをしてしまいそうで視線を向けられなかった。
そして音がしなくなったところで、以前背中に当てられたあの感触が今度は手に当たってきた。吸い付くような肌触り。豊かな感触。まぎれもない恵里の胸の感触にハジメはもうどうにかなってしまいそうになる。
(も、もう! もう! もう! 僕だって……僕だってガマン出来ないってば!! こんなの! こんなの!)
自分を慕う少女がなりふり構わずいやらしいことをしてくる状況にハジメはもう耐えられそうになかった。二人の裸を存分に見たい。おっぱいを何度も何度も弄り倒したい。キスだって飽きるまで何度も何度もしたい。二人の口の中をくまなく舐め尽くしてしまいたいと欲望に身を焦がされ、自分の分身も痛いぐらい屹立していた。
「ハジメくん、ボクのこと好きにしていいよ」
「す、鈴も……ハジメくんがやりたいこと、やっていいんだよ?」
恥ずかし気に耳元でささやいてくる二人のせいで余計に煩悩が刺激される。
裸を見る? それだけじゃ何も満たされない。
おっぱいを触る? どれだけやっても満足できる気がしない。
キスをしたい? やればやるだけ欲しくなってくる。
口の中を舐め尽くす? それだけじゃ絶対足りない。
絶え間なく膨れ上がっていく欲望に中てられ、息を荒くするハジメ。どうすれば頭の中で渦巻くものを吐きだせるのかと考えていると、ガチガチになっている自分のペニスに意識が向かう。
犯したい。二人を自分のモノにしたい。二人のマンコに好きなだけチンコを出し入れしたい。精液を吐き出したい。獣欲が滾らんとする中、不意に恵里から聞いたあの事が脳裏に蘇り、それがハジメの欲望を押し留めた。
「……ねえ、恵里。聞きたいことがあるんだけど」
「な、なんでもいいよ。ハジメくんになら何聞かれたって答えるから」
あちらもあちらで興奮しているのか、恵里も答える際に声がうわずっていた。冷や水を浴びせるのはわかっていてもあの事を聞かずにはいられなかった。
「大丈夫なの? 男の人と、こういうことして。怖く、ないの?」
その言葉を聞いた途端、恵里は黙ってしまう。そして鈴もまたハジメが何を言ったのかを理解してうつむいてしまった。そう。ハジメが尋ねたのは襲われかけてもなお、恵里は男とこういった関係を結べるかどうかである。
大の男に幼少期の頃に襲われそうになったというのは少なからず恵里に傷を残している。そう考えたが故に問いかけたのだが、恵里はハジメの顎に両手を添えるとそのまま口づけを、舌を絡め出してきた。
「ん!? ふぅ……れろ……ちゅ……ぴちゃ……」
「ん……ふぅ……れろ……ちゅる……んふぅ」
長いキスが終わり、二人を繋いだ唾液の糸を舌で絡め取った恵里は興奮と劣情、そして緊張の入り混じった表情でハジメの方を見てきた。
「バカに、しないでよ……怖いけど、でもボクだってハジメくんとそういうことしたいよ。それに……」
「そ、それに?」
「本当に嫌だったら裸だって見せないよ。ハジメくんだから、見せても怖くないって思ってるんだから……」
それがただの強がりであることはハジメも理解した。けれどもそれ以上に恵里が本気で自分とエッチな事をしたいというのも痛感した。そこで鈴の方を見やれば鈴も鈴で真剣な眼差しでハジメを見つめ返していた。
「恵里の気持ち、ちゃんと受け止めてあげて。お願いハジメくん」
二人の気持ちを理解し、考えた末にハジメは会議中も着ていた制服のベルトを外し、ジッパーを下ろしてズボンを手にかけた。自分の分身が軽くテントを張った状態を二人に見せると、恵里も鈴も一瞬目を大きく見開き、生唾を飲み込んだ。
「好きにしていい、って言ったよね……?」
「う、うん……」
「は、ハジメくん……? その、えっと、もしかして……」
二人が驚く様を見て少しだけ何かが満たされた感じがした。もう勢いのまま二人を押し倒したい。けれども二人を傷つけたくない。葛藤の末、ハジメが出した結論は――。
「じゃあ舐めて……僕の、僕のチンコ、二人で舐めてシゴいてよ。それから、しよう?」
せめてワンクッション置いてから。そう考えながら頼み込むと、二人は肌を上気させ、もう一度生唾を飲み込んだ。それを見て達成感や征服感を感じながらもハジメはどこか他人事のように見ていた。
「じゃ、じゃあ脱がすよ……?」
自分のパンツに手をかけながら問いかけてくる鈴にハジメはコクリとうなづき、脱がすよう促す。恵里も同様、ただし無言で自分のパンツに手をかけ、鈴と息を合わせて脱がせてもらう。すると外気に触れた自分のペニスがぶるんと振れる。軽く出た先走り液でぬらぬらとした様子が見えたのか二人は一層顔を赤くし、息を荒くしている。
「ほら。恵里、鈴。やって」
二人と思うままにセックスしたい欲望を堪えつつ、フェラと手コキをするよう暗に伝えると、二人はアイコンタクトをしてからハジメのペニスに手を添える。
「熱い……」
「それに、固い……これが、ハジメくんのおチンチンなんだ」
二人に自分のペニスを見つめられ、触られてハジメは更に興奮していた。幼馴染が、自分の好きな子が自分のペニスを顔を赤らめながら見つめて触れている。ただの好き同士の幼馴染から一歩踏み込んだ関係になったようで、そこから先のことを妄想してしまってドキドキしていた。
――精通を迎え、性欲を認識したハジメは妄想で恵里と自分がエッチなことをしているのを思い描いては精を吐きだすことを何度もしてきた。終える度にお互い好き同士とはいえ何をやっているんだろうと軽い自己嫌悪に苛まれていたものの、今はそんな罪悪感すら沸かない。むしろ必死に考えないようにしてきた鈴を汚すことへの背徳感もあって昂りは青天井であった。
何度も繋いでいるあの手の柔らかい感触が陰茎越しに伝わる。それだけで恵里と鈴の手を汚した感じがして申し訳なさと背徳感に襲われ、背筋がゾクゾクする。ハジメは更に息を荒くしながら二人を黙って見ていた。
「これ、が……男の人の、なんだ」
声色からほのかに怯えが見られながらも恵里の吐息は熱く、ただ自分のペニスを触られ、じっと見つめられるだけでハジメは背筋に何かが駆け上がっていくのを感じた。
「ね、ねぇハジメくん、この大きさだと恵里と私の手でいっぱいになるよ?」
今恵里と鈴が触っているのはそれぞれハジメのペニスの上下である。さっき恵里のトラウマについて考えたせいで少し萎えているため、今は二人の手にスッポリ収まっている。ちゃんと勃起していても亀頭が軽く出るぐらいだろう。このままではシゴくのは無理だと考えたハジメは恵里と鈴にある事をお願いする。
「じゃあさ、二人の手で包んでよ。包んで、シゴいて」
その言葉にうなづいた二人はお互いの手でそっと包み込む。柔らかく、ほのかに汗ばんだ手に触れられて、ハジメはまた息を荒くした。
「えっと、ハジメくん。これぐらいでいいの?」
「もうちょっと、強めに……うっ、ちょっと強いかな」
「あっ、ご、ごめんね!……これ、ぐらい?」
緊張の色が見られながらも熱い吐息を吐いていた鈴に、手に力を入れるようハジメは頼み込むも少し痛くてうめき声を上げてしまう。すぐさま鈴は謝って力を緩めると、ハジメは軽く息を吐いた。
「うん、それぐらいで……恵里も、お願い。このままじゃ僕、耐えられないから……」
「――ぁっ。う、うん……これで、どう?」
恐怖と興奮が入り混じった視線を向けていた恵里にハジメは声をかけ、鈴と同様に力を入れてもらう。するとほどなくして鈴より気持ち弱めに握り返してきたため、少しもどかしいながらもこのまま生殺しでいるのが辛かったハジメは問いかけてきた恵里にうなづいて返す。
「じゃあ、動かして」
「う、うん……こう、でいい?」
「えっと、こういう感じ……?」
そして二人にお願いをすると、息を合わせて二人はハジメのペニスをしごき出した。鈴と恵里の握る強さの違いで与えられる刺激が違うため、どこかむずがゆさを感じながらもハジメはうめき声を上げるのを我慢する。
「っ……舐めてよ。先っぽも、他のところも」
ハジメからの頼みに二人はうなづき、先に鈴から、次いで恵里がおっかなびっくりに舌をつける。舐めるというより舌で触れる感じではあったが、それだけでもハジメの背筋に快感が走る。
「ん……れろ……ちゅっ」
「ちろ……れろっ……ん……」
自分が好きだと言ってくれた少女二人がたどたどしくも奉仕してくれている。先端を、竿をねぶり、少しずつ唾液で湿らせていく二人を見てハジメの中の何かが満たされていく。
「れろ……くちゅ……はむっ、ちゅっ……じゅるっ」
与えられる快楽にどこかもどかしさを感じていたハジメであったが、ここで先端を舐めていた鈴がそれを口に咥えたことで更に快楽が強まって思わず目をつぶってしまう。上目遣いで亀頭を咥えながらチロチロと舐める様にハジメは生唾を飲みこむ。幼い見た目の鈴が自分のペニスに一心不乱にしゃぶりついている様は、どこか夢を見ているようでハジメは頭がクラクラするような心地であった。
「……! 鈴ばっか、ズルい……れろ……ちゅ……」
舌を軽くハジメのペニスに触れる程度であった恵里も、鈴を見て対抗意識が芽生えたのかハジメのペニスに舌を這わせていく。唾液を塗り込むように舌を動かし、奉仕する恵里の様子は今まで妄想した何よりもいやらしく、ひどくハジメの興奮を誘った。
また二人が舐め続けることで垂れた唾液が、シゴいている二人の手によって陰茎全部にまんべんなく塗られていく。かわるがわる亀頭を、陰茎を二人が舐め続けたことでシゴく毎ににちゃにちゃと音を立て始める。それがまたハジメをより深い興奮へと沈めていく。
「はぁ……はぁっ……くぅっ……」
出したい。もっと舐められたい。もう我慢できない。まだまだシゴかれ足りない。裸になったまま、わき目もふらずに自分に奉仕する恵里と鈴を見ながら、今にも暴発しそうな欲望とまだまだ暴れ狂う性欲にハジメは焦がされる。
「ん……じゅぷ……れろ……じゅる」
「じゅぷ……ぬちゅ……あむ……じゅるるっ」
一方、こうして淫靡な行動を続けていたせいか、羞恥心が薄れてタガが外れた二人は音を立てながらハジメのペニスにむしゃぶりついている。
好きな人が自分たちの行動で気持ちよくなっている。気持ち良過ぎてただ我慢している様子をどこか愛しく、かわいいと思っていた。だからこそ恵里と鈴はシゴく手を止めない。舌を何度も何度も這わせてハジメが耐える様を見ている。
「うっ……も、もう、出るっ! ふ、二人とも、ここでやめ――」
「じゅるるっ……じゅぷ……やめ、ないよ……」
「そう、だよ……ぬちゅ……じゅぷぷ……じゅぷっ……がまん、しないで」
限界を迎えそうになったハジメは二人を止めようとしたが、止まる気配は一切ない。執拗に舌で舐めまわし、手の動きや握る強さにも抑揚を加えてハジメのペニスをひたすらに嬲り続ける。
下唇を噛みしめながらハジメは我慢しようとするが、二人の止まらぬ攻勢にもう陥落してしまう。
「――出るっ!!」
叫んだ途端、ハジメのペニスから勢いよく精液が吐き出された。それは自分のペニスを舐めまわしていた二人の髪の毛に当たり、一部を白濁に染めた。いきなり起きたことに二人はしばし驚いていたものの、恵里と鈴は精液のかかった髪から白く濁ったそれを指先ですくいとり、自分たちの目の前に持ってくる。
「これが、ハジメくんの精液……」
「鈴たち、ハジメくんをちゃんと気持ちよくできたんだね……」
どこか恍惚の表情を浮かべる二人を見てハジメは自分のペニスが再度いきり立つのを感じた。恵里と鈴が精液をながめたり、臭いをかいだりしている様子を見て今一度興奮で滾っていたハジメであったが、ある物が視界に入った途端に一瞬で顔が土気色になった。
「……ハジメくん? どうしたの? も、もしかして何かあったの!?」
「ご、ごめんね! す、鈴達が何か悪いことしたなら謝るから!!」
わなわなと震えるハジメを見て、もしや何かやらかしたのかと不安になった恵里と鈴。そんな二人にハジメはただ黙ってあるものを指さす――門限の時刻を大幅に過ぎたことを知らせる時計を。それを見た瞬間、恵里と鈴の顔から生気が抜け落ちる。そしてハジメと同様に体をガタガタと震わせ出した。
「ど、どうしよう!? な、何て言い訳すればいいの!?」
「あわわ……お父さん達に叱られる……は、ハジメくん助けて!!」
未だ裸の二人に迫られ、とんでもないことをやっていたことを改めて思い出したハジメは今にも泡を吹きそうになっていた。しかしこのままでは二人がどんな目に遭うかと考え、必死に意識を繋ぎとめながらロクに回らない頭で必死に考える。
「と、とりあえず服着て! あと、すぐに髪の毛とかに着いた精液を落として!! バレたら絶対にまずい!!」
「わ、わかった!! 洗面台借りるよ! 鈴、着いて来て!」
「うん! ちゃんと落とすから! ちょっと待っ――なんか電話鳴ったよ!?」
階下から鳴り響く電話のコール音。相手が正則か貴久かはわからないが、今の三人にとってまず間違いなく話したくない相手が電話をかけてきたであろう証拠がやかましく響いてくる。ハジメも急いでパンツとズボンを履き直し、ベルトを締めてすぐさま受話器を取りに駆け出していく。
「も、もしもし南雲ですが――」
「やぁハジメ君。私だよ。貴久だ。そっちに鈴ちゃんはいるかい?」
そして乱暴にとった受話器から聞こえた声を聴いてハジメは血が凍り付いたかのような心地になった。脂汗が止まらない。口の中は思いっきり乾いていた。背筋に氷柱が突っ込まれたみたいに寒気が止まらない。
「――そうかい。ああ、わかったよ。別に言わなくてもわかるよ。私とハジメ君の仲だからね」
「あ、あの、こ、これには深い訳が……」
「へぇ、そうか……じゃあその深い訳を言ってくれるかな? なぁに、ちゃんとした理由だったら
冷めきった貴久の声が返ってきてハジメは今にも死にそうになった。もう駄目だ。おしまいだ。ファンタジーの世界に行く前にもう社会的に死んだ。そんなことを考えながらハジメはどうすれば誤魔化せるかをほぼ機能停止しそうな脳を使って必死に考えるのであった……。
――余談ではあるが、恵里と鈴は少し親離れが進んだそうな。
ちなみにここでもしハジメが時計を見なかった場合、普通に二人とズッコンバッコンしてました。そして全然電話に出ないことに不審に思った中村・谷口両家の面々が事後の彼らとエンカウント。二人と別れることになり、別々の高校に通うことになります。残当。
あとエロ描写ムズいっス……。