あまりありふれていない役者で世界逆行 R18シーン集 作:田吾作Bが現れた
おかげさまでUAも25610、お気に入り件数も111件となりました。ありがとうございます……増加スピードヤバい(白目) しゅごい(語彙力)
それとMa-sanさん、Aitoyukiさん、こちらを評価及び再評価していただきありがとうございます。いやはやこちらの方も評価していただけて恐縮です。
今回の話はタイトルにもある通り、大介×アレーティアのぇろシーンです。それに注意して本編をどうぞ。
「じゃ、じゃあやるぞ。アレーティア……」
「……んっ」
解放者の住処で過ごすことになって早五日。その日の晩、皆に頼み込んで書斎を貸し切らせてもらった大介とアレーティアは
そして起動させれば薄暗かった書斎の中を白の混じった黄金の光が満たされていき、二人とも緊張した面持ちである人物の映像が現再生されるのを待つ。それはほんのわずかな時間であったはずなのに、今の二人にとっては永劫とも思えるほどに長く感じられた。
『……アレーティア。久しい、というのは少し違うかな。君は、きっと私を恨んでいるだろうから。いや、恨むなんて言葉では足りないだろう。私のしたことは…………あぁ、違う。こんなことを言いたかったわけじゃない。色々考えてきたというのに、いざ遺言を残すとなると上手く話せない』
現れたのはアレーティアの叔父であるディンリードその人。前に彼女が封印されていた例の部屋に
「おと……叔父、様」
だが当人を前にしてアレーティアは思わず尻込みしてしまう。こんな自分に資格があるのか。父と慕ったこの人だけでなく、自分を助けてくれた多くの人を裏切った自分が幸せになってもいいのかと迷ってしまう。だが、その手を大介が握ってくれた。
「……あっ」
『そうだ。まずは礼を言おう。……アレーティア。きっと、今、君の傍には、君が心から信頼する誰かがいるはずだ。少なくとも、変成魔法を手に入れることができ、真のオルクスに挑める強者であって、私の用意したガーディアンから君を見捨てず救い出した者が』
「……うっす。あ、ありがとう、ございます」
たとえ映像でしかないとあっても緊張している彼の様子を見て、アレーティアはそっとその手を握り返す。
最初にこの映像を皆で見た時の彼の様子はわからなかったが、こういった様子を見せていたのなら彼の友人らが確実にからかっていたであろうことは彼女とてわかっている。つまり、自分のために緊張しているのだとアレーティアは悟った。少しでも自分によく見られようと、恥じぬ人間であろうと背伸びをしている。そんな彼がとても愛おしくなり、アレーティアの中にあった迷いは消えた。
『……君。私の愛しい姪に寄り添う君よ。君は男性かな? それとも女性だろうか? アレーティアにとって、どんな存在なのだろう? 恋人だろうか? 親友だろうか? あるいは家族だったり、何かの仲間だったりするのだろうか? 直接会って礼を言えないことは申し訳ないが、どうか言わせて欲しい。……ありがとう。その子を救ってくれて、寄り添ってくれて、ありがとう。私の生涯で最大の感謝を捧げる』
「え、えっと、その……ひ、檜山大介です。アレーティアとは、えっと……」
「とても、大切な人です。お父様」
そうしてしどろもどろになっている大介に代わってアレーティアは映し出されている叔父にそう答える。すると大介が頬を染めながらこちらを見つめてくるも、アレーティアは柔らかな笑みを返すだけ。それを見た大介はすぐさま顔を背け、恥ずかしがりつつもどこか覚悟を決めた。
『アレーティア。君の胸中は疑問で溢れているだろう。それとも、もう真実を知っているのだろうか。私が何故、あの日、君を傷つけ、あの暗闇の底へ沈めたのか。君がどういう存在で、真の敵が誰なのか』
そうして改めて二人はディンリードの話に耳を傾ける。その口から語られる真実と共に愛を感じながら。自分はこんなにも愛されていた。自分の愛する人はこんなにも愛されていた。互いにそう思いながら語られる話を大介達は黙って聞くだけであった。
『君に真実を話すべきか否か、あの日の直前まで迷っていた。だが、奴等を確実に欺く為にも話すべきではないと判断した。私を憎めば、それが生きる活力にもなるのではとも思ったのだ』
「それ、だけは……それだけは恨みます、お父様」
ただ、流石にこればかりは彼女とて恨みたくなってしまった。ちゃんと真意を伝えてくれていれば好きになった人やその友人の皆を傷つけずに済んだというのに。こればかりは幾ら父と慕う相手であっても恨み言の一つもつぶやかなければやっていられなかった。
『それでも、君を傷つけたことに変わりはない。今更、許してくれなどとは言わない。ただ、どうかこれだけは信じて欲しい。知っておいて欲しい』
「いいじゃねぇかよアレーティア。気になんてしてねぇっつうの」
だが大介はそんな彼女の方を向くと、やれやれといった表情でそう告げた。その顔は本当に何も気にしてない様子であり、それよりも話を一緒に聞こうぜと言わんばかりのものであった。けれどもアレーティアは自分のやったことから逃げたくなくて、大介に卑屈になった様を見せてしまう。
「……でも」
『愛している。アレーティア。君を心から愛している。ただの一度とて、煩わしく思ったことなどない――娘のように思っていたんだ』
「たとえ誰かが恨んでたとしても言わせなんてしねぇよ。光輝だろうがハジメだろうがな……俺の好きな奴を悪く言う奴は許さねぇ。絶対に」
そんな時、アレーティアは愛する人と父と慕う人の姿がどこか被ったような気がして言葉が出なくなってしまう。言ったことも雰囲気も違うはずなのに、向けてくれる愛すら違うものだというのに、どこか似ていた気がした。
『守ってやれなくて済まなかった。未来の誰かに託すことしか出来なくて済まなかった。情けない父親役で済まなかった』
「いや、違ぇぜディンリードさん。おかげで俺はコイツと会えた。アンタ……じゃなかった。アナタは、最高の父親だ。誰よりもアレーティアを愛してくれた、な」
「大介……」
こういう時でもやはりガサツで口の悪いところが出てしまっているが、それでも絶対に『幸せにする』という決意がその横顔から見えてアレーティアの胸がときめく。
『傍にいて、いつか君が自分の幸せを掴む姿を見たかった。君の隣に立つ男を一発殴ってやるのが密かな夢だった。そして、その後、酒でも飲み交わして頼むんだ。〝どうか娘をお願いします〟と。アレーティアが選んだ相手だ。きっと、真剣な顔をして確約してくれるに違いない』
ディンリードの密かな夢を聞いて、大介は軽く笑みを浮かべながらも心の中で改めて決意していた。絶対にアレーティアを幸せにしてやると。今までの不幸を全部かき消すぐらいに幸せにしてやろうと。
「任せてくれ。アレーティアは、アレーティアは俺の――」
「……はい。はいっ! 大介は……大介は私の誇りです! 最高の人です!」
「あ、アレーティア……」
決意を固め、映像に返事をしようとした大介だったが、その直後にアレーティアが抱き着いてきて珍しく饒舌に自分のことをそう言ってくれた。そのせいで言葉が続かなくなり、嬉しさと恥ずかしさで魚のように口を何度もパクパクとさせるしか出来なくなってしまう。
『そろそろ、時間だ。もっと色々、話したいことも、伝えたいこともあるのだが……私の生成魔法では、これくらいのアーティファクトしか作れない』
「そ、その……あ、ありがとうございました? えっと、これでいいのか?」
「んっ……お父様、ありがとう」
そう苦笑いしながら告げるディンリードに大介もロクに回らぬ頭でどうにか言葉を絞り出し、アレーティアもそれに肯首しながら父と慕う人に感謝の言葉を告げる。
『もう、私は君の傍にいられないが、たとえこの命が尽きようとも祈り続けよう。アレーティア。最愛の娘よ。君の頭上に、無限の幸福が降り注がんことを。陽の光よりも温かく、月の光よりも優しい、そんな道を歩めますように』
「――絶対に歩ませてみせます。俺の、俺の惚れた女なんです。幸せ以外にさせてたまるか」
「大介……大介ぇ」
ディンリードの言葉に力強く大介は応える。絶対に幸せにしてみせる、と青く、けれども揺るぎない決意を口にして。それを受けたアレーティアも瞳に涙を浮かべながら一層強く彼を抱きしめる。
『私の最愛に寄り添う君。お願いだ。どんな形でもいい。その子を、世界で一番幸せな女の子にしてやってくれ。どうか、お願いだ』
「当たり前だ。こればっかりは世界全部敵に回したって実現してやる――俺のアレーティアは、世界一幸せな女だってな」
「~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!」
最高の殺し文句にアレーティアは言葉を紡げなくなる。あぁやっぱり、この人を好きになって良かった。大介が自分を選んでくれて幸せだった、と心の底から確信する。体の芯から痺れて、アレーティアは一層瞳を潤ませた。
『……さようなら、アレーティア。君を取り巻く世界の全てが、幸せでありますように』
その姿を薄れさせてゆくディンリードを二人は黙って見送る。その言葉を嘘にしないと、未来永劫本当にするとお互いに心の中で誓い合いながら。
そして魔力と映像が切れたアーティファクトを一緒に手に取ると、それを大事そうに書斎の机の上に二人は置く。
「……幸せになろうな」
「んっ……だから、大介」
ベッドの上で二人は向き合い、ディンリードの言葉を思い出しつつ思いを伝えあう。するとアレーティアは大介の股間をそっと撫でた――ディンリードに自分達が付き合う旨を伝えた後にセックスすることを事前に決めており、ようやく出来ると思ったからか自然とチンコが固くなってしまっていたのだ。
「――っ!」
「ふふ……大介のここも、元気」
それをわかっていてやったことはアレーティアのにやけた顔つきからわかる。大介は恥ずかしさで軽く身悶えるも、それを見たアレーティアは更に頬を紅潮させながらも自身のスカートに手をかけていく。
「あ、アレーティア……」
「こんなに元気なら大丈夫……私をいっぱい、幸せにして?」
そして口元を淫らに歪ませながら、アレーティアはほんのり湿ったショーツをずらす。この後のことに期待してたのはアレーティアも同じで、彼から嬉しいことを言われたこともあってか股の間をほんのりと湿らせていたのである。そこから微かに漂う雌の匂いに大介は思わず生唾を呑んでしまった。
「そ、その……恥ずかしいな」
「…………んっ。でも、嫌じゃない」
自らの手で衣服を脱ぎ捨て、大介の服も脱がしたアレーティアは彼のつぶやきにそう返す。お互い好きなのはわかっているし、他の恋人達よりも回数は少ないものの風呂で何度か裸は見せ合っている。それでもいざ本番となるとやはり恥ずかしさが勝ってしまうのは仕方のないことだろうか。
二人はそう思いながらも結局愛する人をチラチラと見てしまっている。細身ながらも鍛え抜かれた肉体。ツヤと張りのある白磁のような肌をした、幼くも神秘的と称してもよい体つき。お互いそれに虜になっており、完全に目を背けることは出来ずにいたのである。
「あぁもう我慢出来ねぇ!――アレーティア!」
「んっ。なに、大介?」
「え、えっと、その……き、キスするぞ! いいよな!?」
そしてすんでのところでヘタれてしまう彼を見て、一層愛おしさを感じながらアレーティアは無言で彼と唇を重ねる。
「んっ……」
「ちゅっ……」
一度目はただ重ね合わせるだけ。たったそれだけで二人の胸が幸福に満たされ、更なるものを求めてキスをしていく。
「んんっ……んぅ……」
「ちゅ……ちゅぅ……」
二度目、三度目はより長く。お互いにとってキスはとても印象深いものであった。好きな
「ちゅっ……ちゅぷ……んむっ……じゅるっ」
「ちゅぅ……んっ……れろ……ぢゅぅぅ……」
何度も何度も唇を重ね、舌を入れ、口の中で交じわらせる。それだけで体全体が熱くなっていく。頭の中が幸福でグズグズになっていく。もっともっとキスの虜になっていく。互いの口の中を貪り続ける。
「れろっ……はむっ……ぴちゅ……んむぅぅ……」
「んむっ……んちゅっ……ちゅぅ……ちゅぷぅぅ……」
チンコが固くなっていく。おまんこが湿っていく。前戯のことも聞いていたはずなのに、二人の頭の中にはもうキスしかない。唇を重ねて、口の中を舌でなぞって、唾液を交換し合う行為がとてつもなく気持ちいい。命を救うためにした行動が、自分の命を救ってくれた行為が、自分達の中でどこまでもいやらしい行いに変わっていくのを自覚しながらもただただ溺れていく。
「んっ……はぁっ……アレー、ティア……」
「んむぅ……ふぅ……だい、すけぇ……」
息苦しさから一度離したはずなのにもうしたくなる。いつまでも唇を重ね合わせたくなってしまう。酸素の足らないはずの頭は呼吸なんかよりも目の前の快楽を優先しろとやかましくがなり立ててくる。
「んぶっ、ぢゅる、ちゅぅぅ、じゅる、ぴちゃ……」
「んんぅ、じゅるっ、んむぅぅ、んぶぅ、れろぉ……」
互いの舌を絡ませ、唾を奪い合い、快楽に耽っていく。自分のチンコが、子宮が、それ以上のものを求めろと訴えてくるまで、大介もアレーティアもひたすら互いの口の中を蹂躙し続けるばかりであった。幸せで、気持ちよくて、体が熱くなっていくのに身を任せて。
「んっ……はぁ、はぁ……アレーティア、悪い。その……」
「ぷはぁ……だい、すけ……いい。ペニス……おちんちんを、私の、おまんこに……挿れて?」
キスだけで疼きが抑えられなくなり、互いに向き合って欲望を吐き出しあっていく。そしてどちらも望んでいるとわかるとすぐに二人は抱き合って交わろうとする。
「えっと、どこだ? ここか?」
「……ん。もう、待てない」
しかし不慣れ故にどこに挿入すればいいのかわからず、また煩悩に支配されているために全然頭が働いていない様子の大介に業を煮やしたアレーティアは彼の体を掴んでベッドの上を転がった。
「うおっ!?……あ、アレーティア……?」
「今から、挿れる……ぜんぶ、私の中に入れる……」
そして体勢を入れ替えると、アレーティアは彼にまたがり、彼のチンポの先端をまんこにあてがう。
「うぉっ!?……な、なんか既に結構気持ちいいんだけど……」
ぬるぬるしてて先っぽがゾワゾワする。そんな感覚に襲われた大介は思わず身悶えし、期待のこもった眼差しをアレーティアに向けてしまう。
アレーティアもどこか艶めかしさを感じさせる笑顔を浮かべ、この先自分の身に起きることにドキドキしながらも、大介の腹に突いた両の手を体の支えにしてゆっくりと腰を下ろしていく。
「やべえやべえやべぇっ!? な、中、なかっ、め、めちゃくちゃ気持ちいいって――ぅおっ!?」
「んっ……大介の、おちんちんが、入ってきてぇ……ぁんっ」
挿れたところから容赦なくギュウギュウに締め付けられ、とてつもない熱も感じる。もう自分のチンコが溶けて消えてしまうのではないかという錯覚とすさまじい快感に襲われてしまった大介は情けない悲鳴を上げるばかりであった。
一方、アレーティアはそんな大介の様子を見て、彼を気持ちよく感じさせることが出来てることに嬉しさを感じながらも、背筋を駆け上がってくるむず痒い感覚にぶるりと体を震わせつつ大介のチンコを自分の奥底まで咥えこんでいく。
「こ、ここって……な、なぁアレーティア」
「んぅ……いい。ここも、私が……」
そうして奥まで挿れていけば当然その間にあった処女膜に突き当たる。どうしたものかと思って大介はアレーティアを見やると、彼女もどこか緊張した面持ちでそこから先に進もうとする。すると大介はそんな目の前の女がいじらしくて声をかけた。
「大丈夫だ、アレーティア。ヒュドラの時みたいに体貫かれるよりはマシだって。その……多分アレーティアも気持ちいいだろうし。あー、だから……キツいなら俺が一気にやるぞ」
時折頬を染めて目線をそらしながらもアレーティアにそう伝えると、彼女も困ったような様子で微笑み返してくれた。
「……そういうのじゃない。でも、大介に気遣ってもらって嬉しい」
あまりに不器用で変な言葉が、自分のためだということはアレーティアとてわかっている。色気も何もないものが混じっていたことに苦笑しつつも、彼なりの愛だと受け止めながらアレーティアは笑みを浮かべたのだ。大介も上手く言葉をまとめられなかったことに赤面するものの、アレーティアの言葉を待った。
「破って。大介。私を、あなたのものにして」
「……あぁ。い、いくぞ。いいな?」
絶世の美女に独占欲を煽られるようなことを言われ、大介は生唾を呑みながらもアレーティアに問いかける。アレーティアもゆっくりとうなずき返すと同時に両の手を彼の手の方へと持っていく。出された手を繋いで返すと、二人は再度うなずき合い――大介は腰を動かした。
「――――っ!!!」
激痛がアレーティアの体を走る。話には聞いていたがこれほどまでのものかと歯を食いしばりながら耐えるものの、まだいくらか余裕があった。彼が先程述べた通り、ヒュドラとの戦いで体を石の刃で貫かれた時よりはマシであったからだ。
(――ぁっ。ヤバいヤバいヤバい!! こ、こんなの無理! も、もう出そう! 出ちゃう!!)
一方大介の方は根元までしっかりとチンコが入り込み、ものすごい締め付けてくる感覚に耐えられそうになかった。前にハジメから話を聞いた際に『ロリ体型は結構キツい(意訳)』と言っていたのを思い出し、これがそうなのかと実感しながらも、アレーティアの前で無様をさらすまいと必死になっていた。
「だい、すけ……」
「ぉ、おうっ!? な、なんだアレーティア!」
「……キス、して。いっぱいキスしてぇ……」
「わ、わかった……ほ、ほら。来いよ」
名前を呼んだだけで素っ頓狂な声を上げる大介に、アレーティアはおねだりをすれば彼もそれに応えてくれた。お互いに手を放し、彼に体を預けながら互いに背中に手を回す。そうして唇をつけ合えば、淫卑な響きと共に快楽が互いの背中を駆け巡っていく。
「んむぅ……れろっ……んぶっ……んぶっ、ふぅぅ……」
「ちゅぅぅ……はむっ……ぶちゅっ……んむぅぅ……」
気持ちいい。ひたすらにキスが気持ちいい。自分達はキス魔にでもなったのではないかと頭の片隅で思いながらもただただ口づけに夢中になる。何度もお互いの唾液をすすり、何度も何度も舌を這わせ、何度も何度も何度も相手の唇の感触を楽しみ続ける。
「ぷはっ……アレー、ティア……」
「はぁ……んっ……だい、すけ……」
そうして幾度唇を重ね合わせ、互いの口の中を貪り合ったか。二人の間にかかった銀の橋が幾度となく下側の大介の胸元に落ちるのを繰り返したか。痛みがある程度引いたアレーティアは、快楽でぼやけてしまった瞳でこちらを見てくる大介を見ながらあることを伝える。
「もう、いい……もう、つらく、ない……」
「……本当、だよな? 動くぞ? いいよな?」
言葉短であったが言いたいことを察した大介は、同じく快楽でぼやけた目をするアレーティアに問いかける。するとアレーティアもゆっくりとうなずき、準備が整った旨を彼に伝えた。大介はアレーティアを気遣ってゆっくりと腰を動かそうとする。だが……。
「うぉっ!? や、ヤバ……も、持ってかれるぅ!!」
ほんの少し動いただけでとてつもない快楽に襲われてしまう。ぴったりと膣の肉が張り付き、ひだの一つ一つが大介のチンコをなぶってくる。ハジメやメルドの話を聞いてた時に途中から猿みたいだと思って内心軽く呆れてたものの、今では理解できる。これは頭が馬鹿になる、と。
「えぐ、られるぅ……だいすけの、おちんちんになか、ゴリゴリってぇ……」
アレーティアも未知の感覚に困惑するしかなかった。痛みこそまだ残っててジンジンするものの、それを塗り潰しかねないほどの快楽も感じてしまう。一度前後する度に、ゆるやかにストロークをする毎に背筋を上ってくるそれにアレーティアも夢中になっていってしまう。もっと欲しいとねだってしまう。
「だい、すけぇ! もっと、もっとぉ!」
「ひぐぅ!?――あ、アレーティア! アレーティアぁ!!」
両手で足りた数かもしれない。片手で数えられたかもしれない。ほんの数回だったかもしれない。回数なんて忘れてしまったが、腰を振る中で二人がそれに囚われてしまったのは言うまでもない。無理だった。もうセックスのことしか考えられなくなった。二人は無我夢中になって腰を打ち付け合っていた。
「すご、いぃ! セックス、いっぱいきもちいい……もっと、もっとぉ!」
快楽の赴くままに、胸の中に灯る劣情のままに、アレーティアはひたすらに腰を振る。淑女らしい振る舞いも忘れ、ただ獣のように愛する男を求めていく。
「も、もう無理っ! で、出るっ! 出ちまうぅぅ!!」
それは大介もまた当然で。目の前の快楽で頭も何もいっぱいになった少年は腰を動かすのを止められず、また雄としての欲望を吐き出すのを遂に我慢できなくなってしまった。
「だしてっ、だしてぇ! だいすけのせーえき、いっぱいだしてぇ!!」
「――っ!! も、もうむり、だぁあぁあ!!!」
だがアレーティアはそれを受け入れた。惚れた男が出す精液を心の底から欲していた、その一言でぷつりと何かが切れた大介は最後に一度強く腰を叩きつけて
「~~~~~~~っ! あつい、あついぃいぃ!! だいすけのせーえき、すっごくあついぃぃ!!!」
「し、しぼり、とられるぅ!! ま、まだでるぅ!!」
快楽に喘ぐアレーティアであったが、膣の動きは容赦なかった。情け一つなく大介のチンコを圧迫し、一滴残らず吐き出せとばかりに締め上げていく。元から射精を我慢し続けていた大介もこれには耐えられず、貪欲に求めてくるアレーティアのおまんこに腰を振りながら幾度も幾度も子種を注いでいく。
「ハァ、ハァ……ご、ごめんアレーティア! お、俺、途中で――」
そして一通り吐き出し終えた後、スッキリした大介はすぐさまアレーティアに謝罪する。我慢しきれず先に達してしまったことを。こればかりは男としての沽券もあったし、直感でしかなかったがまだ彼女がイッてないことへの申し訳なさを感じたからだ。
「だい、すけ……んっ――ぶちゅっ、じゅるっ……んぶっ……れろっ……んんぅ」
だがアレーティアは謝る大介の唇を奪うと、下品な音を立てながら彼の口の中を滅茶苦茶にしていく。欲望塗れの接吻を繰り返し、少しでも快楽を得ようとしていた。
「んふぅ……むぅ……ちゅぷっ……んんんっ!……じゅるるっ」
そんな大介も浅ましい様子のアレーティアに興奮するだけであった。自分があの少女をここまで淫らにした、という事実が彼の心を搔き立てていく。得も言われぬ興奮が、軽く萎えてしまった彼の分身に活力を与えていく。
「ぷはぁ……もっと、して? わたしのなかに、もっともっとだいすけのザーメン、いっぱいだして」
「――お前、ホントお前なぁ!!」
長いキスも終わり、頬を紅潮させながら欲望で淀みきった瞳を向けられた大介はまたしても理性が吹っ飛んでしまう。
「アレーティアっ! こんなに俺のこと誘惑してきやがって!! いいぜ、だったらもっともっと俺のチンコでめちゃくちゃにしてやるよぉ!!」
もう夢中だった。ここまで淫猥に自分を誘惑してくる女に勝てないと知ってしまう。もっともっと快楽に沈んだ顔が見たい。もっと目の前の女とセックスを続けたい。そんな低俗な欲望に支配されながらも大介は何度となく腰を振る。
「してっ、してぇ!! もっと、もっと、だいすけのおちんちんが、せーえきがほしいぃ!」
アレーティアも卑しさを口にしながら快楽を得ようとする。こんなに気持ちよくて、愛する男に求められて、幸せにならないはずがなかった。王族として身に着けたはずの教養も放り投げて、一人の女としてただこの時を、この一瞬をどこまでも貪欲に欲して動く。
「あっ、あぁっ、なにか、くるっ! なにか、きちゃうっ!」
だが今度はアレーティアの方が限界を迎えようとしていた。頭の中を幾度も快感が巡っているはずなのに、これ以上の、もっとすごい何かが訪れようとしている。知らない何かに襲われることに少しだけ恐怖しつつも、自分の身体が求めるその疼きにアレーティアは身を焦がされる。
「おらイけっ! イっちまえ! 何度だってイかせてやるから、そのままイけぇ!!」
大介もそんなアレーティアに遠慮なく何度も腰を打ち付ける。自分みたいによがり狂え。快楽に悶えてしまえとばかりに膣内をゴリゴリと削っていく。すると程なくして終わりは訪れた。
「イくっ、イくイくイくっ、イっちゃ――あぁぁあぁぁあぁぁああぁ!!!」
堰を切った。そう言って差し支えないものがアレーティアを襲った。頭の中が真っ白になって焼け付いてしまいそうなあまりに暴力的な気持ちよさに抗えない。けれどもアレーティアはそれだけに身を焦がすことが出来なかった。
「ひぐぅ!? ひぃんっ!? や、やらぁ! やらぁ!! わらひ、おかひくなるぅうぅぅ!! らいすけ、とまってぇぇ!!」
「イヤ、だな! 人のチンコ絞り出しといて、虫の良い話、だろう、がっ!!」
魂すらも炙るような絶頂だけでなく、幾度も叩き込まれる大介の一撃にアレーティアの頭は焼き切れてしまいそうになる。ものすごい何かに襲われているのに止まらない。
ずっと続いてしまうせいで何もかもわからなくなりそうで怖い。けれどももっともっと感じていたい。感情と欲望が矛盾する。けれども体に力は入らないし、腰は勝手に動く。もうアレーティアはこの板挟みに
(ヤベぇ! こんな締め付け、やっぱ無理無理無理! 今度こそチンコ溶けるぅ!!)
そして大介の方も遠慮なく締め付けてくるアレーティアのおまんこにまた屈してしまいそうになっていた。もう搾り取られそうでとっとと屈服したい。けれども今の快楽を貪りたいと体は勝手に動いてしまう。軽いパニックを起こしながらも大介はそれに抗えなかった。
「らめぇ!! もうらめぇ!! まらイくっ! イっちゃう! もう、もうやらぁぁあぁあぁ!!!」
とめどなく押し寄せてくる快楽の波濤にアレーティアはただ泣き叫ぶしかない。このままでは頭が馬鹿になっておかしくなってしまうというのに体は言うことを聞いてはくれない。もうイキたい。もっと気持ちよくなりたい。自分の中で二つの欲望が荒れ狂っていることにすら彼女は気づけなかった。
「おれ、もっ……もう、限界だっ! 射精す、射精すぞっ!!」
「だしてぇ! だして、おわらせてぇ!! せーし、せーえき、ほしいのぉおぉ!!!」
悲鳴と大差ない大介の言葉にアレーティアはただ懇願する。快楽でふやけきった頭で、ただただ終わりをねだり続ける。そして大介もそんな言葉には抗えず、玉袋から駆け上がってくる欲望を遠慮なくぶちまける。
「ならイけ、イけぇえぇぇぇ!! うっ――あぁあああぁぁあぁぁああぁぁあぁ!!!」
「ぃ゛っ――ぁぁああぁぁあぁぁああぁぁああぁああぁ!!!」
頭の中が真っ白にになる。ほとばしる白濁と共に二人の脳も白く焼け付いていく。何も考えられない。何もわからない。ただ解放感を感じる一瞬に大介もアレーティアもその身を委ねる。ひどく甘美で、圧倒的な瞬間であった。
「ハァ、ハァ……やっべぇ。もうむり……もううごけ……っ、なんだ?」
とてつもない感覚に襲われ、アレーティアと一緒にベッドにそのまま倒れこんだ大介であったが、突如首筋に走る軽い痛みにほんのわずかに気を取られる。マトモに動かない頭で何があったのかと視線をやると、うつむいた様子のアレーティアが目に飛び込んできた。
「ちゅぅ……ちゅぅ……」
「ぉい、アレーティア……どうしたんだよ、おれの血なんか吸ってよ……」
声をかけるも、血を吸うのに必死なのかアレーティアは気づいた様子は無かった。だが、吸血自体は程なくして終わり、アレーティアはドロッと濁った瞳で大介の方に顔を向けて来た。
「だい、すけぇ……もっと、もっとセックス、してぇ……」
理性も何も吹っ飛んで、性欲で頭がいっぱいになった吸血鬼がこちらを見ている。その様子に少し恐ろしさを感じつつも、放たれるいやらしい雰囲気に大介は一発で呑まれてしまう。
「……ぇ? ぃ、いいけど、よ……だいじょうぶ、かよ?」
「……んっ。ちを、すったから。だからもうだいじょうぶ……もっといっぱいセックスできる」
先程血を吸っていたのは吸血鬼としての本能がささやいたからだ。血を吸え、と。そうすればもっと淫蕩に耽れると。何度も何度もイかされ続けて理性が麻痺してしまい、雌に堕ちたアレーティアはそれに従ったのだ。もっと目の前の雄と交わりたい。お互いの境目すらなくなってしまう程に性交したいと願い、そして吸血したことで減ってしまった体力を回復したのである。
「してぇ……してぇ……こどもできないけど、いっぱいせーえきをわたしにだしてぇ」
「あ、アレーティア……」
事前に発動しておいた避妊の魔法でどれだけ種付けされても子供は出来ない。だからこそアレーティアはどこまでも欲望に忠実になってしまっている。そんなドロドロに蕩けた眼差しを向けられ、大介のチンコはまた軽く勢いを取り戻す。
「な、なら……するぞ! もっともっとセックスするぞ!! いくらでもやってやるからなぁ!!」
「~~~~~っ!――すき、だいすき。だいすけ、もっとキスしよ。いっぱいしよっ」
その求めに大介は応え、喜びと肉欲に満たされたアレーティアは彼と口づけを交わす。
「ちゅぅ、ちゅぶっ、れろっ、れろぉ……」
「ぶちゅぅ、んぶっ、ぴちゃ、ぴちゅっ……」
下品な音を幾度も響かせて、浅ましく何度も何度も舌を出し入れして、貪って。
「はぁっ、はぁっ……だいすけぇ! もっと、もっとおまんこぐちゃぐちゃにしてぇ!! ここっ、ここがいいのぉ!!」
「そらっ、ここだろ! いくらでも、きもちよくなれっ! しあわせに、なれよぉ!!」
肌を重ねて、玉のような汗を飛び散らせて、声を上げて。欲望の宴を彼らは続ける。
おまけ 翌朝の一幕
「えっ!? ひ、避妊の魔法なんてあったの!?」
「え、マジで?……そういえば城にいた時にこんなの知らなかったけど、これって一般常識とかじゃねーの!?」
「いや俺も知らん……というかハジメ、大丈夫か? お前確かこれを知らずに色々やってただろう?」
「あ゛……ど、どうしよう。そ、それはそれで――じゃなくって!!」
「……ハジメくん。ボクは、いいよ?」
「鈴も……赤ちゃん、出来てるといいね」
「……ハジメ、ドンマイ」
「は、はは……いいさ。元々覚悟してヤったんだ今更妊娠が怖いもんか!! 三つ子四つ子なんでもこーい!!」
なおハジメがヤケになってる横で浩介はいつものように哀しみを抱いて血の涙を流していた。
それと恵里と鈴も一週間もしない内に『あの日』が来たせいでかなりガッカリしたという。ハジメも心中複雑だったそうな。
エロって書くのむずい。今回の話を見返して割とマジでそう思いましたまる