※この作品はR-18です。

あまりありふれていない役者で世界逆行 R18シーン集   作:田吾作Bが現れた

7 / 9
こちらの方も見て下さる皆様にも多大なる感謝を申し上げます。
おかげさまでUAも29298、お気に入り件数も116件となりました。すげぇ(こなみ)

そしてAitoyukiさん、ニンジャ0号さん、こちらを評価及び再評価していただき誠にありがとうございます。エロの方も評価していただけて感謝に堪えません。

今回の話はタイトルの通り龍太郎×香織のえっちシーンとなります。それに注意して本編をどうぞ。


解放者の住処での淫らな一幕 その三(龍太郎×香織)

「ふんふふ~ん」

 

 一組の男女が腕を絡ませて大迷宮を歩いている。龍太郎と香織だ。既に午後の訓練は終わっており、解放者の住処の光源は既に月のそれとなっている。普段なら誰もが寝ている時間にもかかわらず、武器を持ってお互いタンクトップとズボン――ちなみに香織の着ているものは上は龍太郎から借りたもの、下はクローゼットに入っていたオスカーが履いてたと思われるものである――という軽装の状態で二人は夜分の外出をしていた。

 

 もちろんこうして外に出る前にここを攻略した全員に協力してもらって魔物を殲滅して安全は図っているし、こうしてわざわざ安全な解放者の住処を出たのもちゃんとした理由があった。

 

「なぁ、香織……お前ばっかズルいぞ。俺なんてさっきからアガりっぱなしだってのによ……」

 

「私だってすっごいドキドキしてるよ……でも、こうしてるとなんだかデートしてるみたいで嬉しいし、それに……」

 

「な、なんだよ……?」

 

「龍太郎くんとエッチするの、楽しみにしてたから」

 

「……お前なぁ」

 

 とても簡単な理由であった。二人は解放者の住処でなく、ある理由からオルクス大迷宮攻略時の拠点で初夜を迎えようと考えていたからである。

 

 二人は今九十八階層目へと続く通路を上っている。お目当ての場所はそこを上ってすぐそこにあった。

 

「……相変わらず、キレイだね」

 

「あぁ、ホントにな……」

 

 土属性の魔法で壁を開ければ、出迎えたのは満天の星空が如く光を放つ天井の無数の緑光石。とてつもなくロマンチックで他の皆とひどく感動した時の記憶を二人は今も鮮明に思い出せる。そして前に自分達が寝てた辺りのスペースへと向かうと、ハジメから借りた宝物庫から自分達が使っていたシングルのベッドを取り出した。

 

「本当に、きれい……」

 

「ああ。そうだな」

 

 一緒にベッドに寝ころび、龍太郎は香織に腕枕をしながら共に無数の淡い光を眺める。星座を幾つも簡単に作れそうな幾つもの光源はまるで夜空を見ているかプラネタリウムにいるかのよう。

 

(外に出たら香織と一緒に毎晩星空を眺めるのもいいかもしれないな)

 

 ちょっと前の自分だったらこんなこと考え付きもしなかっただろうということを龍太郎が思っていると、ころりと横になった香織が自分を潤んだ瞳で見つめてきた。

 

「私ね、すっごい嬉しかったんだ。龍太郎くんが、こうしてエッチする場所にここを選んでくれたことが」

 

 吐息も熱く、何かを期待するように香織は言葉を紡ぐ。龍太郎も目の前の少女に女性の色香を感じて一層胸をドキドキさせつつも、目をそらすことなく言葉を返していく。

 

「忘れる訳ねぇさ……ここに来た時、すっごい感動してただろ? それに――」

 

「それに?」

 

「……お前がやっと好きだって言ってくれたのも、こんな風に緑光石が星空みたいに輝いていた一階のあの場所だったじゃねぇか。だから、その……」

 

 ここがいい場所であることもそうだ。けれども忘れることも褪せることもないあの時の記憶を、ようやく互いの想いを通じ合わせることの出来たあの思い出に近い場所を選んでくれた。そのことが香織にとっては嬉しかった。

 

 最後に照れが入ってしまうも、それでも十分だった。香織はそんな龍太郎のことが可愛くて仕方なかったし、愛おしさがあふれて止まらなかったから。

 

 今にも顔を背けてしまいそうなほどにうろたえて真っ赤になった彼の頬に軽く口づけをする。そうすれば龍太郎はまた更に顔を赤くしてしどろもどろになった。

 

「……っ! か、香織! そ、その……やるぞ。セックスするぞ!……いいか?」

 

「うん。しよう。あの時の続き、いっぱいしようよ」

 

 そう微笑みながら香織は言うと、起き上がってある魔法の詠唱に移る。

 

「“純結”」

 

 アレーティアから教えてもらった避妊用の魔法。元は王族の継承権争いを防ぐために作られたものらしく、世代を経るにつれて貴族の間でもお家騒動を防ぐために使うほどにまで広まっていったとのことだ。

 

 香織の手のひらの上で淡く輝く紅の光が、彼女のお腹へと一瞬で注ぎ込まれる。愛する人との子供が作れないことに内心不満がなかった訳ではないものの、それは地球に戻ってからしっかりやろうと考えながら香織は龍太郎の方を向く。

 

「――今度は誰にも邪魔されずにね」

 

 そしてイタズラっぽく舌先を出せば龍太郎も生唾を吞み込んでこちらを見てくる。風呂から上がってすぐここまで歩いてきて、そして何より興奮で、ほんのりと汗ばんだ体を抱き合わせながら香織は体を起こした龍太郎と唇を重ねる。

 

 あの時の続きをするために。もう一度獣に戻るために。夢中になってキスをしていた時のことを思い出し、香織も龍太郎も股の間が少し、熱くなった。

 

「んっ……んむっ……」

 

「ちゅっ……ちゅっ……ちゅぅ」

 

 初めは軽く、唇同士を触れ合わせるだけ。ついばむようにキスをする。ムードが大事、と教えられてた龍太郎は香織とディープキスをしていたことを思い出してじれったく感じつつも、我慢しながら優しい口づけを続ける。

 

「むぅ……ちゅぅっ……んぷっ……ちゅうぅ……」

 

「ん?……んぶっ!?……むちゅぅ……んむぅ……」

 

 だがそちらは香織がお気に召さなかった様子で、少しむくれた顔をするとすぐに舌を入れてきて大いに龍太郎は驚いた。だがすぐに龍太郎も香織と舌を絡め、互いの口内を行き来し、舐り続ける。

 

「んぅ……んぶっ……じゅるっ……ちゅるっ……」

 

「んっ……ちゅぅ……ぴちゃ……れろっ……」

 

 時折立てる下品な音すら二人の興奮を高めるスパイスにしかならない。ハジメやメルドの体験談から学んだ付け焼き刃のやり方はすぐに龍太郎の頭の中から無くなり、『目の前の女が欲しい』と本能の求めにただ流されていくだけ。それは香織も同じであった。

 

「ぷはぁ……むー。言ったよね、龍太郎くん。『あの時』の続きをしよう、って……あれだけじゃ足りないよ?」

 

 一度はすねた感じで訴えてくるものの、すぐに物欲しそうな目をしながら香織は龍太郎の目を見て伝えてくる。期待に満ちた眼差しを向けてくる。

 

「ガマンなんてイヤだよ?」

 

 そう言いながら香織は今身に着けているブラのホックを外す。少し窮屈に抑え込まれていた大きな胸が一層存在感を主張してくる。

 

「ぜんぶ、ぜんぶ龍太郎くんの好きにしてほしいの」

 

 魔物の肉を食べたせいで普段身に着けていたこちらの服もサイズが合わなくなり、龍太郎から借りた着替えのタンクトップに手をかけていく。魔物肉を食べてからは夜に常に身に着けていたそれを脱ぎ捨て、龍太郎の手を取ってそっと自分の胸に当てる。

 

「……いい、んだな?」

 

「うん。おっぱいも……あそこも。触って。いじって。龍太郎くんを感じたいの」

 

 トロンとした目で熱い吐息をかけられれば、欲望を邪魔する理性もすぐダメになっていく。すぐに自分の手でもあふれるほどのたわわな胸を揉みしだけば、あんっと甘い吐息が目の前の少女からこぼれた。

 

「なんか……変な感じ。好きな人に触られてるだけで、すっごくいやらしい気分になるね」

 

「俺もだ……好きにしていいよな?」

 

「うん。もう片方も……触って? 好きにしていいよ?」

 

 聖母のような悪魔のような、吸い込まれるような笑顔を浮かべた香織を見て、龍太郎はずっと溜め込んでいた欲望を解き放っていく。もう片方の手もしっかりと手を添え、両の胸を揉めば、手に吸い付くそれは自在に形を変えて柔らかく豊かな感触を返してくる。

 

「ぁんっ……すごい、変な、きぶんっ……!」

 

「やばっ……揉むの、止まんねぇっ……」

 

 目の前の少女がどこか切なげな声を出すのも相まって龍太郎は手の動きを止めることが出来なくなっていた。もっともっとこの柔らかい感触を楽しみ続けたいと強弱を変え、指もそれぞれ別々に動かすなどして弾力のあるソレに更に夢中になっていく。

 

「んんっ……揉むだけじゃ、足りないよぉ……先っぽ、触って……乳輪、なでてぇ」

 

 想い人に触られるだけで段々といやらしい気分になっていくが、これでは足らない。何度も何度も揉みしだかれ、更なる刺激を求めて悶えだしてきた香織は龍太郎にねだる。

 

「お、おう……こ、こう、か?」

 

「んぁっ!……いい。いいよぉ……もっと、もっといじめてぇ……」

 

 龍太郎もそのおねだりをすぐに聞いて、すぐに乳首を親指と人差し指で軽くつまむ。すると更に香織が甘い声を上げてきたせいでただ胸を揉むだけじゃ足らなくなり、親指の腹で先端をコリコリとしたり、乳輪に這わせれば一層香織がいい声を上げるようになった。

 

「あぁっ! もっと、もっとしてぇ! おっぱい、切ないよぉ! もっと、もっとぉ!!」

 

 自分が手で弄ぶだけでずっと愛しさを感じていた少女があられもない声を上げる。そのことに背筋がゾワっとするような興奮を覚えた龍太郎は執拗に香織の胸をなぶり続ける。

 

「んんっ! ぅんっ! 声、我慢できない、よぉ!!」

 

「我慢なんてすんな!……もっと、もっとだ!」

 

 興奮を抑えきれないままに龍太郎は香織の乳首と乳輪をイジメ続ける。声で、反応でどれが好きなのかを直感的に理解しながら責める。何度も何度もはしたなく声を上げてるせいで恥ずかしくなった香織が叫ぶのも構わず、攻めの手を止めはしなかった。

 

「ゃぁ……やだぁ……おっぱいだけじゃ、やらぁ……」

 

 そうして幾度となく胸を責められ続けた香織が甘い声でそんなことをつぶやき、まさかと思った龍太郎は彼女のズボンのボタンを外し、中へと手を入れる。

 

「ひゃんっ!?……い、今の、いい……」

 

 パンツの上に軽く手を当てれば既にいくらか湿っており、そのことに思わず龍太郎もドキリとする。自分の手でこんなにも彼女は興奮していたのだ、と。ただでさえ荒れ狂っていた煩悩が余計に昂り、忍ばせていた右手を再度這わせてツツ、と動かす。

 

「あぁんっ!……いい、いいよぉ……もっと、もっと触って……パンツの上じゃなくて――あぁっ! ちゃんと、触ってよぉ……」

 

 そう言いながら香織は龍太郎の右手を掴み、パンツの中に潜り込ませた。途端、より甘い声を上げて悶え、期待するような眼差しを龍太郎へと向けてくる。

 

「――こう、だな」

 

「ふあぁぁ!……うん。もっと、もっとしてよぉ――ひゃあん!?」

 

 そんな蠱惑的な顔をした香織は更に甘い痺れに声を上げてしまう。龍太郎がクリトリスを触ったのだ。先程手をパンツ越しに撫でた際に軽く引っ掛かりを覚え、その位置をほんの軽くなでたのである。途端、今まで以上にいい声を出した香織を見て余計に興奮が収まらなくなってしまい、そこも(・)ためらうことなく責め始めた。

 

「やぁ、やらぁぁぁ! クリトリスいじるのやらぁ!――ひゃん!? お、おっぱいもぉ! 吸っちゃ、イジメちゃやらぁぁ!!」

 

 そう。クリトリスも、だ。手持ち無沙汰になった左手で再度胸をイジメ出し、空いた片方の胸は自分の口でイジり倒そうと龍太郎は無意識にやったのである。途端、甘ったるく、快楽に悶える彼女の声を聴いて龍太郎は容赦のない三点責めを始めていく。

 

「あぁんっ! ひぁ、ふぁぁ!! こんなの、こんなのダメだよぉ! わ、わたし、ヘンになっちゃうよぉ!!」

 

「ちゅぱ……れろぉ……なっちまえ。いくらでも」

 

 イヤイヤと何度も頭を振り、両肩に手を置いて抵抗する素振りを見せるも、龍太郎は構うことなく香織を気持ちよくさせ続ける。だって自分の肩に置かれた手には一切の力がこもっていないのだから。本気で嫌がってはいないのだからと何となくわかっていた龍太郎はその手を止めることはしない。

 

「おっぱいやだぁ! 乳首コリコリも、ちゅぱちゅぱもれろれろもやらよぉ!! クリトリスもやぁぁ!!」

 

「……そっか」

 

「……ふぇ?」

 

 そして何度もイヤイヤと声を上げる香織の声を聴き、龍太郎はその手を止めた。

 

「え、えっと……りゅうたろう、くん?」

 

「おう……どうしたいんだ、香織?」

 

 涙を浮かべ、顔をひどく赤らめた様子の彼女にあえてシラを切りながら龍太郎は問いかける。当然わかっていた。声こそ嫌がっているけれども、それを止めて欲しい気はさらさらないことを龍太郎は本能的に確信していたのだ。けれどもそんな彼女がどんな反応するかを見たくてあえて止めたのである。

 

「う、うぅ……いじわるっ! りゅうたろうくんのいじわるぅ!!」

 

「悪い悪い……じゃあ続けるぞ。いいよな?」

 

 そしてロクに力がこもってない手でポカポカと殴ってきた香織に苦笑しつつ、再開する旨を伝えれば素直にコクリと首を縦に振ってくれる。そこで今度はちょっと変えてみることにした。

 

「ひんっ!? あ、あそこにゆびっ、ゆびはいってるよぉ!! あぁん! おっぱいりょうほうイジメるのやだぁぁ! ぎゃくにせめないでぇ!!」

 

 おまんこにも指を入れてみたのだ。だがただおまんこに指の出し入れをするだけでなくクリトリスの方を重点的に、たまに入れる程度に左(・)手(・)を動かす。胸も今度は左右逆に責めてみようと思ったのである。

 

「も、もうらめぇ……りゅうたろうくんにイカされるぅ! りゅうたろうくんのてでイッちゃうよぉ!!」

 

 さっきと同じ責め方だったらまだ耐えられたかもしれない。けれども左右逆にされて、更におまんこまでイジり出したのだからほんのわずかに出来た慣れが役に立たない。頭が何度もチカチカする感覚に襲われ、香織はもう限界を迎えようとしていた。

 

「いいぞ、イけ。俺の手で、イかせてやる!」

 

「ひぃん! ひぁ、あぁん! あぁっ、あっ、あぁっ、あぁぁぁ!――ふぁぁああぁあん!!!」

 

 そして龍太郎の言葉からあまり間を置かずに香織は達してしまった。頭の中が真っ白になって、ぐちゃぐちゃになって、体の芯から感じる気持ちよさに身悶えする。

 

(あー、ヤベぇ……エロい香織見てて思いっきりチンコ勃ってたの忘れてた)

 

 荒く短く息を吐いて自分にしなだれかかる香織を見て龍太郎は自分の分身がガチガチになっていたのを思い出した。先程まで香織を責めることが頭になく、自分の方も我慢が出来なくなるほどになっていたのを忘れていたのだ。

 

(でも香織はまだ辛いだろ――!?)

 

「んぶっ……ちゅるっ……れろっ……んむぅ……」

 

 だが不意に香織が自分の両頬を掴んでいきなりキスしてきたのだ……否、口の中を蹂躙してきた。見れば香織の目は焦点が合わなくなっているというのに、どこまでもドロッとした欲望に満ちた目をしている。そんなケダモノに襲われ、なす術もなく龍太郎は口の中をねぶり尽くされる。

 

「――ぷはぁ……」

 

「――はぁっ……はぁ、はぁ……か、香織……?」

 

 何分もの間口の中をめちゃくちゃにされ、ようやく解放された龍太郎であったが、歯の裏も舌の先も全て舌で舐められ尽くされたせいで腰砕けとなっていた。そしてその犯人の香織は未だ焦点の合わない瞳を、だらしない笑顔をこちらに向けて来た。

 

「ぁはっ……ねぇ龍太郎くん、エッチしよ。龍太郎くんのおちんちんも辛そうだよ? ね、しようよ」

 

 目の前の性欲に支配された少女は淫液でびちゃびちゃになった自分のズボンを脱ぎ捨てつつ、龍太郎のズボンを脱がせにかかった。

 

「おわっ!?……お、おい香織。そ、そんなことされたら、もう……」

 

「ふふっ。龍太郎くんのおちんちん、元気いっぱいだね」

 

 解放者の住処に来るまでの間、皆で造った簡易のお風呂に入る時もおたがい脱がせ合いをしたりもしていたせいで香織にそこそこ大きくなった自分のチンコを見せたことぐらい何度もあった。

 

 だがこれほどまでに痛々しいぐらいに勃起していたのを見せたことはないはずなのに、頬を染めて期待に満ちた顔を浮かべるだけの香織にどこか龍太郎もクラクラしてしまう。目の前の少女が見せる雌の色香に惑わされてしまう。

 

「ガマンなんてやだよ? もう私もガマン出来ないから……龍太郎くんの手でイカされたのに、エッチな気分が止まらないから――あんっ」

 

 逆にタガが外れたかのよう。淫らな欲望でどこかギラついた目を向けられたらもう龍太郎も止まれなくなった。すぐに彼女をベッドに押し倒し、そのまま自分のチンコを香織のおまんこにあてがう。

 

「もう無理だ……もう限界だ! 香織、香織ぃ!!」

 

「――いいよ。挿れて? いっぱい気持ちよくなろうよ」

 

 互いに止まらぬ欲望のままに、龍太郎は一気にチンコを突き刺し、香織は未知の感覚に体を震わせる。

 

「~~~~~~~っ!……ちょっとだけ、痛かったね」

 

 一気におまんこを貫かれたせいで処女膜も当然破られた。その痛みで少し正気を取り戻せたようであった香織だったが、チンポから感じるとてつもない快感に腰砕けになりそうな龍太郎を見て、すぐに欲望がそれを握りつぶした。

 

「はぁ、はぁ……わ、わかった。まだ、動かない方が――ぁひっ!?」

 

「んふっ……龍太郎くん、かわいい……」

 

 目の前の屈強な少年が必死に我慢している様子に居ても立っても居られなくなったのだ。

 

 もっと可愛い顔を見たい。もっと気持ちよくさせてあげたい。自分のことだけでいっぱいにしたい。そんなどこかサドっ気に満ちた欲望が香織の中に沸き上がり、円を描くように腰を動かしたのだ。途端、不意打ちを食らった龍太郎が情けない悲鳴を上げるのを聞いて、香織は自身の欲望に呑まれてしまう。

 

「ちょ、かお――香織っ! や、やめっ、こ、こんなことされたら俺――」

 

「あぁんっ……龍太郎くんのおちんちん、気持ちいいよぉ! はやく、はやく動いてよ龍太郎くん!!」

 

 ゴリゴリと自ら膣内を抉るように動かすだけで自分も彼もとてつもない快感に襲われる。体の奥の燃え上がるような熱が満たされるような感覚に香織は震える。

 

「んんっ! はやく、はやくぅ!! 動いてくれないと頭ヘンになっちゃうよぉ!! ものたりなくておかしくなっちゃ――ひぁぁ!?」

 

 けれども足りない。足りないのだ。もっと欲しい、もっと気持ちよくなりたいと体の芯から湧き上がってくる欲望のままに香織は叫ぶと、すぐにそれは満たされた。

 

「……だったら、いくらでも動いてやらぁ!!」

 

「ぁひぃ!? ひん! ひゃぁん!! あぁあぁ~!!」

 

 遂に龍太郎が動いたのだ。何度も何度も香織に求められ、彼も獣欲のままに腰を振り出したのである。

 

「きもち、いいっ! きもちいいよぉ!! もっと、もっとぉ!」

 

「ホンットに、お前は……! だったら俺も!!」

 

 龍太郎も無我夢中でとにかく腰を振る。互いの腰が当たる音を、くぐもった水音を響かせながら二人は快楽を貪っていく。

 

「ひぁっ!?――そこぉ、もっと、そこ、ゴリゴリしてぇ!!」

 

「ここか!? ここなんだな! いくらでもやってやるよ!!」

 

「あぁん! やぁ、やぁあぁあぁ!! きもち、よすぎるよぉ!!」

 

 しかも龍太郎はただ腰を振ってるだけでもなかった。無意識に香織の声色や体の動きからどこが感じるのかを判断し、腰の動かし方も変えていたのだ。そのせいで段々と与えられる快楽も大きくなっていき、もう香織は喘ぐしか出来なくなっていた。

 

「そこ、ゴリゴリっ! じゅぽじゅぽするのもすきぃ!! もっと、もっとぉ!!」

 

「ここか! ここだよなっ! いくらでも、やってやるよ!!」

 

「~~~~っ!!! ひぁ、あぁぁぁあぁあん!!」

 

 どこまでも的確に、容赦なく気持ちいいところを突かれて香織は頭の中がグッチャグチャになっていた。与えられる快楽だけで頭がいっぱいになって、なのにお腹の奥は未だ熱を帯びて龍太郎のチンポをもっと貪欲に求めている。

 

「もうむり、ムリだよぉ! りゅうたろうくんのおちんちんでいっぱいなのに、もっとほしくてからだうごいてぇ!! おかしく、おかしくなっちゃうぅぅうぅ!!」

 

「俺もだ! おれだってもうなんも、わかんねぇよ!!」

 

 それは龍太郎も同じ。香織のおまんこも吸い付いて離さないし、何より香織が腕も背中に、足も腰に回してだいしゅきホールドの体勢をとっているからだ。そのせいで離れようとも離れられないし、何よりここまで自分を求めてくる雌が欲しくて欲しくてたまらなくなってしまっていた。

 

「あんっ、んあぁぁあぁ!! も、もうイくっ、イッちゃう、イッちゃうよぉおおぉ!!」

 

「イけっ! イッちまえ!! すきなだけイキまくれっ!! かおり、かおりぃ!!」

 

「りゅうたろう、りゅうたろうくんっ!! ぁひぃ! ひぁぁあぁん!!」

 

 二匹の獣の交わりは一旦の終わりを迎えようとしていた。雌の喘ぎに雄が答え、更なる快楽に堕ちてしまえとそそのかす。雄も雌も相手の名前を叫び合い、果てへと至ろうと一層腰の動きを激しくしていく。

 

「かおり、かおりぃ!――おれ、も、もうでるっ!!」

 

「だしてっ、だしてぇ!! わたしのなか、りゅうたろうくんのせーえきでいっぱいに――ぁっ、ぁあぁぁあああぁあぁあぁあ!!!」

 

「ぅ――ぅおぁぁぁああぁ!!!」

 

 かくして獣は果てを迎える。ギチギチにおまんこが絞りとり、チンコは奥底まで届くようにとザーメンを放つ。

 

「はぁ……はぁ……」

 

「うっ……あぁ……」

 

 膣内も互いの意識も真っ白に染まり、全身が快楽で灼かれた二匹はそのままベッドに倒れこみ、圧倒的な快楽の前にしばし呆然としていた。

 

「ちゅぷっ……じゅるっ……」

 

「んぶぅ……んむぅぅ……」

 

 ……だが、それは止まる理由にはならなかったようだ。雌から始まったディープキスを雄も受け入れ、互いに口の中を侵していく。わずかであっても快楽を得ようと求め合っていく。

 

「――ぷはっ……ねぇ、龍太郎くん。続き、しようよ」

 

「はぁ……もっとしようぜ、香織ぃ……俺、まだ足んねぇや」

 

「ふふっ。龍太郎くんのおちんちん、まだまだ元気だもんね――もっといっぱい、エッチ、しよう」

 

 二匹の獣はまたしても交わりゆく。留まらぬ欲望を鎮めるために、無限に快楽を貪るために。淡い緑の光に照らされながら、二匹は淫らな水音を奏で続ける――。

 

 

 

 

 

「……ぁれ? ここ、って……」

 

 目を覚ました香織はふと、ここ最近見るようになった天井でなく、どこか見覚えのある場所であることに気付いた。

 

(……たしか、一階……? あれ? これまでのことって、夢……でも、そんなはずないのに)

 

 まだ寝ぼけたままの頭で推理しても正解にはたどり着かず、疑問が浮かぶばかり。ち(・)ょ(・)っ(・)と(・)固(・)め(・)の(・)枕(・)に頭を載せたまま、ぼーっと天井を見上げるだけであった。

 

(なんか、お股の方も変な感じ……水でも入ったかな? でもなんか違うよう、な……)

 

 今度は股の方の違和感に気付き、何があったのかと記憶を探ろうとし――思い出してしまう。

 

「あ、あぁ……あぁぁ……」

 

 昨晩の自分の痴態を。乱れに乱れきった自分の醜態を。

 

「あぁぁぁ…………」

 

『キス、もっとキスしてよぉ!! じゅるっ、ちゅうぅぅ……んぶっ……れろっ』

 

『んむっ……じゅるるっ……ぴちゃ……かおり、かおりぃ!!』

 

 ひたすらセックスに明け暮れたことを。何度も何度も龍太郎にキスをおねだりしてはお互いの口を舐め回し、どこまでも貪欲に快楽を求め続けていたことを。

 

「ひぁぁぁ……………」

 

『ふかい、ふかいよぉ!! もっと、もっとついてぇ!! もっとかきまわしてよぉ!!!』

 

『おらっ! もっと、もっとか! だったらきたいにこたえねぇと、なぁ!!』

 

 正常位、バック、立ちバックなど考え付くものをいくらもやって、獣の交尾のように激しい動きをお互い倒れるまで続けていたことを。全部、ぜーんぶ思い出してしまった。

 

「ぁぁ……ゃだ。やだやだやだぁあぁぁああ!?」

 

 滅茶苦茶恥ずかしかった。もう恥ずかしさで死にそうになった。龍太郎の手でイカされたせいでずっとため込んでた性欲が暴発し、あそこまで乱れてしまったことに気付いてはもう駄目だった。

 

「――ん、ぁ……? どうした、かおり……?」

 

「――!!! あ、ぁぁ……わぁあぁぁぁあああ!!!」

 

 しかも見られた。よりによって今一番見られたくない人に自分を見られた。すっぽんぽんのままだったことも忘れ、香織は部屋の片隅で魔法を発動し、小さな洞穴みたいなスペースを作ってそこへと逃げていった。

 

「かおり……? どうし――! マジでどうした!?」

 

「見ないでぇええ!! 私を見ないでぇえぇぇえぇ!!!」

 

 そう言いながら香織は洞穴の中に逃げ込み、即座に穴を閉じる。恥ずかしさで頭が回らない状況でさえなければ空気穴も作っただろうが、今の彼女はそんなことは考え付かない。ただ愛しい人から見られなければなんでもいいとばかりにそこに閉じこもった。

 

「香織! 何があったか言え!! 謝る! 謝るから!!」

 

「言えないよー!! そんなの言ったら私、死んじゃうから!!」

 

 龍太郎がどうにか穴をこじ開けようとしても香織は必死になって土魔法を展開し続け、全力で抵抗する……時刻は朝の六時半。この珍事が起きて解決するまでかれこれ一時間。心配して二人を探しに来た恵里達一向に見つかった二人はその後仲良く全裸で正座させられ、しっかりお説教を受けるのであった。




もちろん浩介は発狂しました。やったね(よくない)
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