※この作品はR-18です。

あまりありふれていない役者で世界逆行 R18シーン集   作:田吾作Bが現れた

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こちらにも目を通してくださる皆様にも感謝を。
おかげさまでUAも33989、お気に入り件数も123件となりました。パネぇ(語彙力)

そしてAitoyukiさん、サボテンテンさん、ホームズの弟子さん、こちらを評価及び再評価してくださりありがとうございます。エロの方、しかも原作じゃありえないカプのえっちなのにこうして評価していただけるのは本当にありがたいです。

今回のお話はタイトル通り、光輝と雫のえっちシーンとなります。ではそれに注意して本編をどうぞ。


解放者の住処での淫らな一幕 その四(光輝×雫)

「……今日皆に集まってもらったのは理由がある。黙って聞いてくれないか?」

 

 光輝達一行が解放者の住処で過ごすようになって早十八日。今日の日課を終えて後は寝るだけとなった時、男全員に光輝からの“念話”が飛んできた。『後で相談したいことがあるから書斎に来てくれないか』と。

 

 一体何のことやらと思いつつ、女子~ズ全員を説得してから書斎へと向かった男子~ズ。そして全員が部屋に入ったのを確認してから光輝は皆をこの部屋に連れ込んだ真意を話す。

 

「その……雫とせ、セックスがしたくて……お、おい大介! 礼一達も! 幸利も行くなぁ!!」

 

 そして半分が即座に回れ右。心底くだらなさすぎて付き合う気すら起きなかった。

 

「おう光輝、それは彼女すらいない俺への当てつけか、なぁ? 喧嘩売ってるんなら買うぞこちとら」

 

「ご、ごめん浩介! ここで浩介を省いたら確実に怪しまれると思って……本当に悪かった!!」

 

 そして非モテの一人である浩介が鼻をぐすぐすさせながらキレると、光輝は滅茶苦茶綺麗な直角のお辞儀を決める。流石に悪いとは思っていたようだが、今回は良心よりも欲望の方が勝ったようだ。

 

「あのなぁ……そんなのしたいって言えばいいだけだろうが。お前と雫の仲だろ? 言ってわからない訳がないじゃねぇか」

 

「マジで龍太郎の言う通りだな。雫が少しでも嫌がると思ったら大間違いだぞ」

 

 思いっきり呆れた様子の龍太郎に追随して幸利も意見を述べる。地球にいた頃からずっと相思相愛を続けてきた二人なんだから、この程度口にしたところで絆が絶対に揺らぐはずが無いと確信していたからである。だがそう言われた光輝は『でも……』だの『そうかもしれないけど……』と煮え切らない返事をするばかり。

 

「だって、だって……雫に失望されるかもしれないじゃないか!」

 

「はぁー……光輝君。それは絶対ありえないからね。むしろ今の言葉でショック受けるよ絶対。自分とはそういうことしたくないのか、って」

 

「そ、そんな!?……うぅ、でも、でも……」

 

 自分達の頼れるリーダーがいつになく臆病な様子を見せてきたため、ハジメも深くため息を吐きながらもそう返すものの、それでも目をそらして泳がせて、無駄にオドオドするばかり。すると今度は大介がとんでもないことを言い出した。

 

「光輝お前よぉ……じゃあ俺が今すぐ八重樫に“念話”でお前がセックスしたいって伝え――」

 

「やめろぉ!!!!!! 大介それだけは本気でやめてくれぇ!!!」

 

 妙案だと思った礼一、信治、良樹そしてメルドであったが、提案された当人は泣き叫びながら大介を制止しようと必死になってすがりつく。それだけは本気で嫌らしい。どれだけ必死かが分かってこの場にいた男子~ズ全員が『うわぁ……』とかなり引いた様子で彼を見ていた。

 

「じゃあどうすんだよ光輝。遠回しにそういうのしたい、って伝える方法を考えろ、ってか?」

 

「そう! そうだよ良樹! やっぱりこういうのは雰囲気ってのが大事で――」

 

「いやお前、前から結構まだるっこしい方法で八重樫に迫ってたじゃん。それが効いてるんだったらとっくにヤッてただろ」

 

「だよなー。別にいいじゃん。素直にセックスしたいって言えば。それの何が恥ずかしいんだよ」

 

「恥ずかしいに決まってるだろ!! それに好きな相手がただのムッツリスケベだったって知ったら雫がどう思うかわかんないじゃないか!!」

 

 光輝の言葉に男どもはもう頭を抱えるしかなかった。ダメだ。相手が好きすぎるあまり嫌われるのが怖くて動けなくなってる、とやたらと尻込みする理由に気付いたからだ。そのことに親近感を覚えない訳ではないが、これではにっちもさっちもいかないのは火を見るよりも明らか。このヘタレをどうしてくれようかと誰もが思っていたその時、ハジメの頭に恵里の“念話”が届いた。

 

“ハジメくんたすけて。しずくがすごいめんどくさい”

 

“うん、何が言いたいかすっごくわかったよ恵里……まぁとりあえず話して”

 

 そして心底げんなりした様子の恵里から向こうの様子が語られる――どうやらあちらも光輝がいないのをこれ幸いと考え、雫が女子を集めて色々と相談をしていたようだ。

 

“ホントさぁ。エッチしたいんだったらすぐ言えばいいだろうに、って思ったけど雫がさ、『そんなこと言って光輝に嫌われたくないの! いやらしい子だって軽蔑されるかもしれないでしょ!』って言うんだよ。そんな程度で光輝君が嫌うわけないのにさー”

 

“あー、うん。そっかー。そうなんだー。へぇー”

 

 恵里の説明を受けて段々とハジメの瞳も濁っていく。こっちも向こうもとんだ似た者同士だと思いつつ、この面倒くさいのをどうしてくれようかと頭を抱えてしまう。

 

「……は、ハジメ? も、もしかして女子の誰かから、あ、いや、恵里から何か話でも聞いたのか?」

 

「うんそうだよ……向こうも同じ悩み抱えてるみたい」

 

 ふとそんな様子のハジメに気付いた光輝が質問をしてきたため、かなりげんなりした様子でハジメがそう返せば顔を真っ赤にして四つん這いになり、そのまま頭を抱え込んで光輝は丸まってしまった。

 

「ど、どうしよう……お、俺、雫に嫌われてないかな? ずっと待たせてたのを根に持ってないかな?」

 

「絶対にありえねぇから落ち着け……俺のとこにも香織から“念話”が来た。セックスしようって言ってはしたない子だって思われたらどうしようってうろたえてる、ってよ」

 

 いつまでもウジウジしている幼馴染に龍太郎は心底疲れた様子でそう返す。それもこれも香織が苦笑しながらもどこか変にウキウキした感じで雫の現状を伝えてきたからである。また香織の悪癖が出た、と。恋バナ好きで他人の恋愛を見てキャーキャー言う部分がろくでもない形で出てきやがった、と。頼むから盛り上がるなと香織に返しつつ、光輝もセックスしたいと言ってた旨を伝える。

 

「……お前ら、今日はとりあえず寝室はこの二人に譲るぞ」

 

「さんせーい」

 

「異議なーし」

 

「め、めめめメルドさん!? れ、礼一と良樹も!?」

 

「あーもう黙ってろ。お前と雫は今晩とっととセックスしろ。いいな? わかったな? するまでお前と雫は名前の前に『ヘタレ』をつけて呼ぶぞ。それを他の皆にも徹底させる。いいな?」

 

「そんなぁ!? あ、あんまりです! 横暴だ!! 今この時ほど俺はメルドさんを最低だと思ったことはないぞ!!! そうだろう皆!!……頼むから無視しないでくれぇー!!」

 

 あまりにも情けない悲鳴をあげる光輝を他所に男子達の話し合いはトントン拍子で進んでいく。そしてハジメと龍太郎を介して女子~ズの方も話が進み、雫を寝室に追いやる包囲網が完成したようである。

 

 そんなこんなで光輝と雫はそのまま風呂に追いやられ、互いを意識しながら無言で背中合わせになって体を洗うのであった……。

 

 

 

 

 

「こ、光輝……そ、その……」

 

「ど、どうしたんだ雫? い、言いたいことがあるなら言ってくれ」

 

「――っ!! や、やっぱり、な、何でもないわ……」

 

 そして現在、風呂から上がって寝室へと来る羽目に遭った二人は今、十センチほど間を置いてベッドに腰かけている。既に避妊用の魔法は唱えていたがお互いばつが悪そうに視線をさまよわせるばかり。大迷宮を攻略している時はお互い寄り添いながら眠っていたし、ここにたどり着いた時も相手を互いに意識していたとはいえすぐに向き合いながら横になっていたというのにだ。

 

 けれども今はお互いが簡単に触れないように、けれどもあまり離れすぎない距離を保ちながら無為に時間を過ごしている。怖いのだ。今の心地よい距離感が壊れてしまうことが。自分の駄目なところを見せて幻滅されることが。だから他の皆からお膳立てされた(追い詰められた)今でも動けない。動けずにいた。

 

(どうしよう……こ、これじゃあ雫がずっと――)

 

(ど、どうすればいいの?……このままじゃ光輝がずっと――)

 

 ――ずっとヘタレ扱いされてしまう!

 

 そんな折、ふと二人の意見が一致する。愛する人がヘタレ呼ばわりされるのは我慢ならないし、お互いエッチなことをしたいのだとわかっているんだから大丈夫だと心の中で言い訳をしながら光輝と雫は遂に行動を起こす。

 

「し、雫!」

 

「光輝!」

 

「あ、えっと、その……」

 

「え、えっと、あのね……」

 

 そして同じタイミングで動いたせいで二人ともうろたえてしまう。ここで最初に言い出したらガッツいている風に見られないだろうかと逡巡し、結局動き出せない。風呂から上がってほんのり湿った髪とほのかに鼻腔をくすぐる石鹸の香りに二人は共にドキドキしながらも手を出せずにいた。

 

“もうキスしろキスー!”

 

“雫ちゃーん! ここはもう強気に行っちゃおうよー!!”

 

“おい光輝! ここで男見せろー!!”

 

「ふ、二人ともがんばれー……!」

 

“両想いなんだから戸惑っちゃ駄目だよー!! このままじゃいつまで経っても今のままだよー!! それでいいのー!!”

 

“キスでも前戯でもいいからとっとと動けー!! 動かなかったらお前らは永遠に童貞と処女だぞー!!”

 

 そうして迷っていると今度はヤジまで飛んできた。まさかと思って“気配感知”を発動させれば部屋のドアの真ん前に無数の人だかりがあり、視線を向ければ扉の隙間から浩介以外の全員が自分達を見ているのである。それがわかった瞬間、二人とも茹で上がってしまった。

 

「し、雫!!」

 

「ひゃいっ!?」

 

「き、きききき、キスしよう! い、いいよな!?」

 

 怒りと羞恥で顔を真っ赤にした光輝はこの際もう見せつけてやれとばかりに雫に迫る。両肩に手を置き、声を上ずらせ、嚙み嚙みになりながらも目を見て意志を伝える。すると雫はただでさえ赤い顔を一層赤くし、ぷるぷると小刻みに震え出した。

 

「キス!? え、えっと、み、皆見てるし……は、恥ずかしい……」

 

「見せつけるんだよ! お、俺と雫はヘタレなんかじゃないってところを! だ、だからその……んっ」

 

 迷いととてつもない恥ずかしさで震える彼女を見て、つけたはずの勢いが一気にしぼんでいくのを感じながらも光輝は頑張ってキスをした……額に。

 

“いやねーわー。普通に唇奪えよー”

 

“このヘタレどもは……”

 

“が、頑張れー……二人とも頑張れー”

 

“最初はそれでいいよ! ほら次つぎー!!”

 

 途端ブーイングやら煽りの声が“念話”で届きまくり、もうやけっぱちになった光輝はそのまま雫と唇を重ねようとして――彼女に押し倒される。

 

「へっ? えっ――っ」

 

 そのまま雫に唇を重ねられ、舌を入れられる。

 

「んむっ……ちゅっ……ふぅっ……ちゅぅ……」

 

「んぶっ……むぅ……はぁっ……んっ……」

 

 くぐもった音が、寝室に響く。

 

「――んっ……ぷはぁ……」

 

「――はぁっ……し、雫……?」

 

「も、もういいわよね!? わ、私達ヘタレなんかじゃないから!! これから光輝と一緒にいっぱいえっちなことやるから!! だから早く出てって!!!」

 

「て、撤収ー! 撤収だお前らー!!」

 

 長い、長いキスを終えると、すぐに雫は振り返って叫ぶ。滅茶苦茶いっぱいいっぱいになって、涙目になりながら声を上げる。すると皆がそそくさと部屋から離れていき、野次馬どもがいなくなるのに十秒もかからなかった。

 

「はぁー……はぁー……う、うぅ……」

 

「ごめん、雫」

 

 そうして顔だけでなく全身を真っ赤に染めて体をわななかせていた雫を、光輝が上半身を起こしてそっと抱きしめる。

 

「恥ずかしかったよな。ごめんな。いっぱい頑張ったよな――ありがとう、雫。俺のために頑張ってくれて」

 

「光輝……こうき……うっ、うぇぇ……」

 

 魔物の肉を食べて白くなった彼女の長い髪をそっと優しく何度も撫でる。何度も何度も『ありがとう』と、『えらいよ』、『頑張ったね』と言葉をかける。

 

 雫も大粒の涙を流して彼の胸元に顔をうずめてむせび泣いた。恥ずかしくて恥ずかしくて仕方が無くて、けれどもどうすればいいのかもうわからなくて。でもそんな自分を優しく慰めてくれる光輝に雫は一層思いを深め、強く、強く、彼の体を抱きしめる。

 

「……雫。こんな不甲斐ない俺だけど、君を幸せにしたいんだ。雫の理想の男なんかじゃないかもしれないけれど、俺と一緒にいてくれないか?」

 

「光輝……私、あなたの理想の女性になれないかもしれないけれど、ずっとあなたに甘えて、弱いままの女の子だけど、幸せにしてくれる?」

 

 どれだけ頑張っても理想の相手にはなれなくて、けれどもそんな自分を好きになってくれる。そんな自分を不完全だと言う人が愛おしく、二人は唇を重ねることで返事をする。互いの腕を相手の体に絡ませ、体に伝わる熱を通して向こうの思いを感じ取っていた。

 

「……ごめん、雫。その、いいか?」

 

「えぇ。いいわ。でも、その……」

 

「俺に出来ることならなんでも言ってくれ。頼む」

 

「は、初めてだから優しく……優しく、して?」

 

「――うん」

 

 そう言いながら光輝は雫の体を横たわらせ、着ていた服を少しずつ脱がせていく。

 

 ボタンが一つ外される度、彼女の頬が赤く染まる。服から見える肌色の面積が増える度、興奮を増していく。

 

「……すごい、奇麗だ」

 

 はだけたシャツから見える雫の柔肌に光輝は思わず生唾を呑む。一緒に風呂に入るから見慣れているはずなのに、しっとりと汗ばんだその肌はいつにもまして美しく自分の目に映る。雫も光輝の言葉で羞恥と嬉しさを感じながらも上半身を起こし、ブラジャーのホックに手をかけていく。すると抑え込まれていた立派な巨乳がぷるんと彼の前でほのかに揺れた。

 

「……ねぇ、光輝。こっちは、どう? きれい、かしら?」

 

「……うん。すごい。本当にすごいよ」

 

 この奈落に来たことで一層大きくなったその胸を前に光輝は息を吞むことしか出来ない。あまりに大きい。前に香織が着けていたブラを借りて身に着けなければ収まらなくなったそれは彼の理性を狂わせるのには十分な破壊力だった。

 

「その、ね? お願いだからおっぱいだけじゃなくって……ここも揉んでくれないかしら? 気持ち、いいから……」

 

「さ、触ってもいい、のか……? が、頑張って気持ちよくするよ」

 

 恥ずかし気に、上目遣いで乳輪を雫が指さしてきたことで光輝は頭がクラクラしそうになった。条件付きとはいえおっぱいを揉んでもいいと言われ、ずっと押し込めていたエッチな欲望が暴れそうになるのをどうにか抑えつつも光輝は首を縦に振る。

 

「……んっ。あっ……もっと、イジって」

 

「こう、だな……うん、わかった」

 

 そうして光輝は雫の反応をうかがいながら優しく丹念に乳輪を親指でなぞり、いじりながら時折おっぱいを揉む。雫もおっぱいを凝視したり揉むのを楽しんでいる様子の光輝を見て、大介達みたいなやんちゃな男の子みたいだと思って苦笑が浮かぶ。けれども自分に夢中になってくれる彼の顔を見て満たされ、どこか可愛いと思いながらも光輝の指の動きに意識を集中させる。気持ちよくなるために。

 

「んぅ……はぁっ……もっと、もっとして……」

 

 くすぐったいような、どこか胸の奥から伝わる熱に甘い声を出しながら。段々となまめかしい反応を返してきた雫を見ながらも光輝は遠慮することなく雫の胸をいじめる。もっと聞きたい。もっと雫が気持ち良くなって欲しいと半分スケベな考えを浮かばせながら。

 

「ぁ、ぅん……光輝……こう、きぃ……乳首も、おねがい……っ!」

 

「うん、わかった。じゃあ……こうかい?」

 

「ぁあっ!……もっと、強く、もっとイジメ、てぇ!」

 

 雫のおねだりを聞いて光輝は乳首も軽くつまんだり、親指の腹でくりくりと刺激していく。すると余計に雫の声が色っぽくなり、うるんだ瞳で見つめられる。普段とは違う様を見せる雫に光輝はもっと夢中になっていく。もっと見たい。もっと気持ちよくさせたいと胸を執拗に責め続けていく。

 

「んんぅ! あっ……もっと、もっとぉ……!」

 

 そうして光輝が胸の愛撫だけを何度も何度も続けたせいで、胸の奥だけでなく体の底から湧き上がってくる熱に雫は襲われていた。このままだと蕩けてしまいそうなくらいに強い熱に焦がされ――その疼きを我慢しきれなくなった雫は自身のズボンに手をかけ、ショーツごとずりおろしておまんこを外気に触れさせる。

 

「――んんっ!……ぁ、はぁ、んぅ!!」

 

「……すごいよ、雫。なんか、エッチな匂いがする。すっごく、濡れてる……」

 

 鋭くなった光輝の鼻にどこかクラクラするような匂いが届く。一度胸をいじるのを止め、胸を動かして隙間を作って間を覗けば、湿って糸を引いた雫のおまんこがそこにあった。

 

「い、やぁ……見ないで、言わないでぇ……!!」

 

 すさまじい羞恥に襲われ、雫は股間を両の手で隠してしまう。いやらしい子だと思われた。えっちな子だと幻滅された、と思わず涙目になってしまうが、光輝は彼女の両ほほに手を当て、また唇を重ねる。

 

「んむっ!?……ちゅっ……んぶっ……んんぅ……んむぅ……」

 

「んっ……ちゅっ……んむぅ……ちゅぅ……んん……」

 

 口の中も、雫の舌も丁寧に舐めるように、求めるのでなく、落ち着けるようにゆっくりと、ゆっくりと光輝はキスを続ける。抵抗を止め、されるがままに、そして瞳を閉じて自分に全てをゆだねるまで。

 

「――はぁ……こう、き……こうきぃ」

 

 そして長い長いキスを終えれば瞳をとろんとさせた雫がこちらを見つめる。そんな雫がたまらなく愛しくて光輝は軽く口づけを交わす。

 

「ちゅっ……雫」

 

「ん、はぁ……なに、光輝?」

 

「俺、雫がエッチでも構わないよ。その、雫には悪いかもしれないけど、そういうところがもっと見たいから。だから、さ……」

 

「ぁぅ、うぅ……」

 

 口づけの後にはにかむように告げられたその言葉に恥ずかしさと軽い怒りを感じるも、雫はどこかそれに安堵していた。いやらしい部分を見られても光輝は幻滅してくれない。むしろもっと見たいとばかりに見つめてくる。自分もエッチでいいんだと思えてさっきまで感じていた羞恥心が無くなっていく気がした。

 

「……光輝、私、その……」

 

「雫はどうしたい? 言ってくれないか」

 

「…………したい。エッチ、したい」

 

「うん。わかった」

 

 消え入りそうな声で問いかけると、いつものように微笑みながら光輝は返してくれた。それに安心した雫はおまんこと乳首の疼きに耐えながら彼が自分の服を脱ぎ終わるのを待つ。

 

 鍛え上げられた無駄のない肉体が段々と露わになっていく毎に雫の興奮も青天井になっていく。『自分は好きな人の裸を見て興奮する変態なんだ……』と思いながらも目をそらせず、時折生唾を呑みながら全裸となった思い人を凝視してしまう。

 

「……ははっ。俺も、ちょっと恥ずかしいや」

 

「……ふふっ。私も」

 

 お互い同じ気持ちなんだと知って余計に気が楽になって、嬉しくて。再度唇を重ねてから正常位の体勢で光輝は雫と向き合った。

 

「ここ、だよな? それじゃあ入れるよ」

 

「うん。来て、光輝」

 

 そして幾らか濡れそぼったおまんこに光輝は自分のチンコを入れていく。まだ少しほぐし足りないせいか中々進まないが、二人は焦りはしなかった。その都度口づけを交わし、胸を愛撫してほぐし、髪を撫でて、お互い時を待つ。

 

 それを繰り返して少しずつチンポを奥へ奥へと進めて行くと、コツンと何かに当たったのを確認する。二人は向き合うと共にうなずき、そして無言のままに光輝は処女膜を破った。

 

「――っ!! く、はぁ……確かに、ヒュドラにやられた時よりはマシ、かしら」

 

 破られた時の痛みはやはりかなりのものではあった。しかし、既に経験していた鈴達からの話と同様、ヒュドラが放ちまくった土の槍の一撃と比べれば十分耐えられるもの。

 

 ましてや光輝を守ろうと何度も何度も受けていた雫からすれば辛くはあってもまだ動ける範疇。我慢すれば動ける、と判断してふと雫は光輝の方へと視線を向けた。

 

「そっか……なら痛みがなくなるまで待とうか」

 

 見れば光輝の方も気持ちいいのを我慢している様子であり、そんな様子を見て動こうと思った雫を彼は抱きしめて止めてくる。そして耳元でささやいた。

 

「駄目だよ、雫。俺は雫と一緒に気持ちよくなりたいんだ。だから自分をないがしろにしないでくれ」

 

「……うん。ねぇ、光輝」

 

「なんだい、雫」

 

「キス、して」

 

「うん、しよう」

 

 彼の赤い瞳に見つめられ、雫はただコクリとうなずく。好きが、嬉しさが止まらない。お姫様のように大事に扱ってくれる目の前の少年が愛おしくてたまらなかった。だから彼とキスを何度も重ね、愛の言葉を何度もささやき合う。

 

「……もう、平気よ。動いても大丈夫」

 

「もし無理なら止まるからな。いつでも言ってくれよ」

 

「うん……じゃあ、動いて」

 

 しばらくして痛みが引いたことから雫は光輝に声をかけた。ずっと我慢してくれていた彼にもう気持ちよくなってもいいんだよ、と伝える。それでも優しい言葉をこうしてかけてくれる彼に心をときめかせつつ、雫は光輝が動くのを待った。

 

「じゃあいく、よっ」

 

「うん……あっ」

 

 光輝は腰を引いて軽く叩くように打ち付ける。その瞬間、お互いとてつもない気持ちよさに襲われる。

 

「これっ……皆が無理、って言うはずだよっ! でもっ……」

 

「あぅっ、ひぁ、あぁっ! こ、これ、すごい! 聞いてたのより、すごいぃ!!」

 

 お互い同性の相手からこういった猥談を耳にしていたが、体験してみればそれ以上であった。

 

 ひだをこする感触が、ちょっと強めに締め付けてくるおまんこが気持ちいい。自分の膣内(なか)を抉るように進むチンポのせいで傷跡が痛いけれどもすごく気持ちいい。相手のことを慮って隠れてやってたオナニーよりも強い快楽に襲われて、二人が夢中になるのにそう時間はかからなかった。

 

「ひゃぁん! ひぁ、あ、あぁあぁ!! そこ、そこ気持ちいいのぉ!!」

 

「あぁ、わかってる! ここ、だろ!! ここも、だよな! 雫ぅ!!」

 

「うん! うん!! ぁひっ、ひぁああ!! やぁ、やぁぁぁああぁ!!」

 

 理性をかき集めて雫をもっと気持ちよくさせようと必死になる光輝。本能と快楽に吞まれそうになって必死に光輝にしがみつく雫。自分達を容易にさらってしまう快楽の津波に溺れそうになりながらも、二人はただただ抗っていた。自分だけが幸せにならないために。二人で快楽にのめりこむために。

 

「やだ、やだぁ!! 声、止まんな、いぃっ!!」

 

「もっと、もっと聞かせてくれ!! 雫が気持ちよくなってる声、もっと聞き――たいっ!!」

 

「だめ、だめぇえぇ!! ガマン、できなく、なるぅ!! やぁ、ああっ、んあぁああっ!!!」

 

 既にもう雫は痛みを感じてない。だからこそ恥ずかしさを抑えるためにも光輝の体を強く抱きしめて必死に声を出さないように我慢していたが、光輝からこんなおねだりをされながら何度もおまんこの膣内をかき混ぜられてしまっては抗えない。もう抑えたくても抑えきれない。

 

「こう、きぃ!――んぶっ……ちゅっ……んぶっ……れろっ……」

 

「しず、くぅ!!――んむっ……ぴちゃ……じゅるっ……んぶぅ……」

 

 だから雫は自分の唇を光輝と重ねる。少しでも恥ずかしさを抑えようと必死に。そのせいで腰同士を打ち付け合う音に勝るとも劣らない下品な音を響かせていることにすらお互い気づかずに。キスも、セックスも、どちらも気持ち良すぎて、すぐにその目的も忘れてだただ快楽を貪り合う。

 

「――はぁっ……んあっ! あっあっあっ! い、イくっ! もう、もうイッちゃうぅ!!」

 

「――ぷはっ……ああ! いいよ、しずくっ! イッて、きもちよく、なるんだ!!」

 

 もう快楽で頭がドロドロに蕩けてしまいそうな二人は遂に頂点を迎えようとしていた。光輝のチンポは先走りと愛液でぬらぬらとしてパンパンに張っており、雫のおまんこもきゅうきゅうと一層切な気にヒクついている。

 

「やだっ、やだやだやだぁ!! もうきもちいいのやだぁ!! おかしく、おかしくなっちゃうからぁ!!」

 

「おかしくなっても、しずくは、しずくだっ!! だから、イけ!! イッていいんだ!!」

 

「――もうイくっ、イくぅ!! イくイくイくイくイッくぅぅううぅぅうぅ!!!」

 

 そして雫が先に果てる。何度となく気持ちいい場所をズコズコ突かれ、頭もおまんこも限界を迎えていた雫は光輝の手によって頭が真っ白になってしまう。

 

「――あぁあぁあっ!! で、るぅうううぅう!!!」

 

「ひぁ――あぁぁあぁあぁぁあぁ!!! あつい、あついあついあついあついのぉー--------!!!!!!!」

 

 雫を追うように光輝も精液を雫のおまんこに叩きこんでいく。まだ達している最中にザーメンを注ぎ込まれて快楽は青天井となり、強く叫んでもなお快楽は雫の身を焦がす。それは光輝の方もそうであり、ザーメンを出した解放感に加え、それを一滴残らず絞り出さんとばかりに雫のおまんこが締め付ける。

 

「うっ、くぅ――あぁぁぁ!!!」

 

 形容することすら馬鹿馬鹿しい程の快感に光輝もただただうめき声を上げるしか出来ず、容赦なく絞り尽くされるしかなかった。どちらも玉のような汗を流し、荒い息を吐いて互いを見つめ合う。

 

「しず、く……」

 

「こう、き……」

 

 そして光輝が覆いかぶさるように雫と抱き合い、また舌を絡め合う。一度緩んだタガは簡単には元に戻らないように二人は快楽を求めあう。

 

「きてぇ……もっと、もっとこうきがほしいのぉ……」

 

「おれも……しずくが、ぜんぶほしい……もっといっぱい、セックスしよう」

 

淫猥な水音が、嬌声がまた部屋に響く。これまでの分を埋め合わせるかのように二人はただただ快楽に溺れる。どちらも心身ともに疲れ果て、泥のように眠るまで。

 

 

 

 

 

(……どうしよう)

 

(……どうすればいいの)

 

 その翌朝。欲望のままに動いていた二人は今、お互いに背中合わせになって悶々としていた。性欲は既に晴れ、めでたく結ばれたというのにその顔はひどく羞恥と困惑でいっぱいになっている。

 

(さ、流石にやり過ぎたよな!? あ、あんな浅ましいことばっかりやってたら流石に雫も幻滅するよな!? そ、そんなのは嫌だ!!)

 

(あんなにエッチに夢中になって……絶対はしたない子だって思われた!! い、嫌! 光輝に嫌われたくないっ!!)

 

 またしてもふりだしに戻ってしまったのだ。今の今まで溜め込んだものが爆発したせいでどっちもけだものみたいになっていたがために、普段理性的な二人はとてつもない恥ずかしさと後悔に襲われている。

 

(と、とにかく雫に謝ろう! せめてそうしないと!!)

 

(こ、光輝に謝らなきゃ! こ、怖いけど、でもそれでも!!)

 

「し、雫!」

 

「こ、光輝!」

 

 お互いエロくて節操がないことを謝ろうと決意し、すぐに上半身を起こして鏡合わせのように向き合い、声をかける。

 

「し、雫から先に言ってくれないか?」

 

「こ、光輝に譲るわ。わ、私は後でいいから」

 

「ほ、本当にいいのか? べ、別に雫が先でもいいんだぞ?」

 

「か、構わないわ! 光輝だって言いたいことがあったんでしょ? だ、だったら、その……」

 

 だがお互いヘタレて譲り合い、引け越しになってしまう始末。どうすればと思ってどちらもうろたえていたが、ふと光輝の脳裏にある考えが浮かぶ。

 

「い、一緒に言おう! このままだとずっと譲り合いになりそうだし!」

 

「い、いいのね!? そ、それでいいの!?」

 

「ああ! 頼む雫!――じゃあ、せーの、で」

 

 一緒に言おうと提案し、雫の方は軽くうろたえるも、光輝は彼女の肩を掴んで目を見ながらそう伝える。すると雫も生唾を吞んで首を縦に振ってくれた。その勢いで合図を決め、お互い落ち着いたところで呼吸を合わせる。

 

「「せーの」」

 

「ごめん雫!」

 

「ごめんなさい光輝!」

 

 そしてお互い相手への謝罪が出たことでポカンと間の抜けた顔を浮かべてしまう。もしかして、と思わなくは無かったものの、けれども向こうの思いが聞きたくてお互い目をそらさずにじっと見つめ合う。

 

「えっと、その……先に俺から言うよ。ごめん。セックスのことで頭がいっぱいになって、雫のことを全然気遣えなかった」

 

「そ、そんなこと言ったら私だって……エッチが気持ちよすぎて、ずっといやらしいことばっかりして、いっぱい言って、その……光輝に嫌われたら、って思って……」

 

「い、いやいや!? お、俺はその……そういう雫の姿、好き、だよ……かわい、かった」

 

「う、うぅ……そ、そんなこと言ったらわ、私だって!! こ、光輝があんなに私を求めてる姿を見たの初めてで、えっと……もっと、夢中になってほしくて」

 

 お互い自分の言いたいことを言い合えば、自分の思っていたことがただの杞憂でしかないことを知り……ほんの少しの間を置いて二人は笑った。

 

「……ふふ、はは、そっか」

 

「……ふふ。そう、なんだ。ちょっと恥ずかしいけど、嬉しい」

 

 変に考え込んで損した、と思って笑い合っていた二人だったが、不意にどちらからともなく唇を重ねる。舌を入れはせず、ただ重ねるだけのキス。それを長く、ただ長く。

 

「――雫」

 

「――ぁっ……何、光輝?」

 

「これからも一緒にいるよ。絶対に」

 

「私だってずっと一緒よ。離れたりなんてしないから」

 

 長いキスが終わると共に二人は誓う。ただ共にあることを。王子様になれた男の子とお姫様になれた女の子の愛は揺らごうとも砕けない。それを示すかのように二人はまた口づけをする――。




自分が残した拠点をラブホ代わりに使われているオー君は泣いていいと思う。とりあえず草葉の陰から呪っても許されるレベル。なおやったらやったで確実に恵里が何とかして魂or残留思念を支配しようとする模様
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