※この作品はR-18です。

あなたとエグゼ世界の片隅で   作:ヌオー来訪者

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 注意
 エロはない。あるのはイチャラブのみ。
 次回まで待つべし。




 追記
 アンケート結果見ました。やっぱ好きなんすねぇ……(ゲス顔)。
 私も好きです(KONAMI)


アイリス その5

 今日は暇なので、あなたはアイリスと一緒に外へ遊びに行く事にした。

 行き先はビーチストリート。

 その名の通り臨海都市で、ショッピングモールや、カフェ、他にもDNNのテレビ局があったりとデートスポットとしても最適だ。

 

 メトロラインに乗ると一緒に座れる席があったので並んで座ると、アイリスがあなたに身を寄せる。

 小さな身体が寄りかかり、あなたはどぎまぎするけれども、当のアイリスはあたかも当然のように表情ひとつも変えていない。

 

 周囲の乗客も気付いていないみたいだ。

 外見だけでも年齢差が分かるだろうからきっと、仲睦まじい兄妹にしか見えないのだろう。

 

 ならばちょっとだけ大胆にしてもいいのかもしれない。そう考えたあなたはアイリスの手にあなたの手を重ねた。

 

「!」

 

 ちょっと驚いたようにあなたの顔をアイリスは見てくる。それから重ねられた手をひっくり返して手のひら同士を重ね合わせた。

 

「んっ……おおきい……」

 

 男の手と、少女の小さな手。

 えっちをしなくてもこんな心が満たされるような充足感が得られるのはきっと、幸せだってことなのだろう。

 キスしてしまいたかったのだけれども、そこまでやったら誤魔化しきれない。

 

 逸る心を必死に押さえつけていると、気付けばもうビーチストリート駅までたどり着いていた。

 

 

 

 

 駅を出ると、潮風があなたとアイリスを出迎えた。

 

「……ぁ」

 

 強い風がぱたぱたとアイリスのスカートをはためかせる。

 飴色の髪が揺れ、片手で抑える姿が外見年齢不相応な大人っぽさと色気が滲み出ていた。

 そんな姿をPETのカメラ機能で撮っていると、アイリスは少し不満げだ。

 

 どうしたの? と聞いてみるとアイリスはあなたの服の裾を摘んで言葉を紡いだ。

 

「……あなたも一緒に」

 

 

 自撮りみたいなことをするのは初めてだ。

 ちょっとぐだぐだしてから、やっと撮れた写真は穏やかな笑顔と共にあなたに寄り添うアイリスと、撮影に四苦八苦してあたふたしているあなたの姿だった。

 

「ふふっ……かわいい」

 

 そんなあなたの写真を見てアイリスは感想を漏らす。

 女の子にかわいいと言われる男。複雑な気分だけれども悪い気はしない。

 

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 一時期アイリスは才葉シティを中心に人間社会を彷徨っていたこともあるとはいえ、こうしてゆっくりと遊ぶと言う目的を持ってぶらぶらするのはアイリスからすればあまり経験のないことだ。

 

 観測ではなく、体験として得られる街並み。

 アイリスにはどんな風にこの街は見えているのだろう? 

 

 ショッピングモールのアパレル店のショーケースを興味深そうに見ているその姿はどこにでもいるような年頃の女の子だ。

 こんなこともあろうかと、お金は貯めてきている。

 

 気に入ったら買ってあげよう、なんて思いながら誘われるようにお店の中に入っていくアイリスをあなたは追った。

 

 

 

 

 店に入ると、店特有の空気があなたを出迎えた。

 左見れば服、右見れども服。大人しめのものから派手派手なものまで幅広く置いてあるものを見てあなたは目がくらくらした。

 

 展示品としてマネキンが着ているうっすら青の入った白のロングワンピースをアイリスは色んな角度から見ている。

 そんなに気に入ったのだろうか。そう思いながらあなたはマネキンが着ているそれをアイリスが着た姿を想像する。

 大人っぽい落ち着きを持つアイリスだ。服に着られている感はあまりない。

 一緒にロングワンピを観察していると、アイリスが恐る恐る問いかけてきた。

 

「あなたは……こういうの、すき?」

 

 実際に着ないと分からないとは言え、似合わないなんてことはないはずだ。

 彼女の質問に答えようとすると、横から飛んできたちょっと高めな女性の声が割り込んできた。

 

「いらっしゃいませ。これ、気になっちゃいます?」

 

 声の主はちょっとチャラめの女性だ。

 そして一緒に入ったあなたとアイリスを交互に見た。

 

「もしかして妹さんに?」

 

 妹じゃないんだけどこういう時はどう返したらよかったのだろう。困りに困って

 

 まぁそんなところです。

 

 なんてお茶を濁したような言葉で返すと、露骨にアイリスの頬がちょっとだけ膨れた。

 

「可愛い妹さんですね! 試着出来ますから気になったやつまとめてしちゃいましょう!? やっぱイメージと実際に見るのとで違ってきますし!」

 

 それを他所にテンション高めに捲し立てる店員の勢いに押されあなたはアイリスが気にしていたであろう服をかき集めて、アイリスと一緒に試着室まで向かった。

 その間アイリスはだんまりだった。

 

 

 

 

「あ、すみません。ちょっと呼び出し食らっちゃいまして! 何かありましたら呼んでくださいね!」

 

 試着室につくや否や、店員は呼び出しをくらいまるで嵐のように凄い勢いで姿を消した。

 再びあなたと二人きりになったアイリスは服の山を抱えてカーテンの中に入っていく。

 

 どうして不機嫌なのかはっきりさせたくてカーテン越しに問いかけた。

 

「わたし、あなたの妹じゃない……」

 

 そんなことは知っている。

 カーネルのたった一人の妹だ。それに今あなたとアイリスの間柄は妹では決してなく。

 大切な家族であり恋人なのだ。

 

 ごめんね、と謝ると少し間を置いてから返事が返ってきた。

 

「ん……わたしにとって、あなたはこいびと……だから」

 

 布擦れの音と共に放たれた隠しているものひとつもないような殺し文句に悶えそうになるけれども、あなたはぐっと堪えた。

 ぱらっ、と布が床に落ちる音が聞こえてくる。

 今着ている服を脱いでいるのだろう。そう考えた途端にアイリスの裸体が脳裏をよぎった。

 

 白い肌に、細い四肢。そして慎ましやかなおっぱい。ちょっと前にアイリスが依存症一歩手前まで行っていたけれどもあなたも大概のようだ。

 自嘲しながら慌てて煩悩を振り払っていると、シャッとカーテンが動く音があなたを我に返す。

 

「あの……どう、かな?」

 

 いつもの可愛らしい服装から一転して、大人らしい落ち着いた雰囲気が前面に出ていた。ロングワンピ系統は言わずもがな、次々と色んな姿を見せてくる。いつものスカートより脛まで伸びる長めのスカートやら、スカートっぽいズボン……ワイドフレアパンツというらしい。

 あんまり短いのは駄目なのかそういうものばかりだった。

 

 ミニスカで試してみたら一瞬でカーテンを閉じられた。

 

 普段見ない姿を見せてくれているアイリスだが、ちょっと恥ずかしそうにもじもじしているのも可愛らしい。

 カーテンに隠れて、また次の試着に移ろうとしている。

 

 あなたはそれを待っていると用事を済ませたのか店員がやってきた。

 

「あ、いまお着替え中なんですね。んー、妹さん今のところパッと見た感じすらっとしたものよりゆったりしたスカート系、あとワイドフレアパンツとかならもっと合うと思うんですよね」

 

 一目見ただけでもちゃんとしたアドバイスが出来るあたり流石だな、と思う。

 けれどもどう足掻いても兄妹なんだな、と少しあなたは凹んだ。アイリスも同じ気持ちなのか、一瞬だけ布擦れの音がピタリと止んだりもした。

 いやまぁ年齢差からしてカップルには間違いなく見えないし下手すればロリコン扱いされかねないので黙っておいた方が丸く収まるのだけれども。

 

 なのでそのことは黙ってあなたは店員とコーデ関係のお話をしていると、着替えを終えたアイリスがカーテンを開けた。

 

「わぁー! 可愛いですね!」

 

 多分、セールストークやリップサービスもあるけれども店員の感想に心底同意した。

 白いプリーツスカートに、髪と同じ飴色のトップス。トップスがちょっとぶかめでちょっと背伸びした感があるのはご愛嬌だ。

 

「ちょーっとわたしからもおすすめがあるんですけどぉ、試してみませんか?」

 

 店員がせっせと持ち出してきた服をアイリスに渡していく。

 ちょっとびっくりしているようだけれども、楽しんでいるようにも見えた。

 こうして楽しんでいる彼女や普段見ない一面や姿を見せてくれる。

 

 けれども、アイリスにはどうも絶対に譲れないものがあったのか。

 カーテンを閉じようとした矢先手を止めてからおずおずと言い放った。

 

「……あの。この人は兄じゃないです。わたしの……たっ、たっ、大切な人ですっ!」

 

 言い切るや否や電光石火。

 カーネルのアスパイアブレイクもびっくりなスピードでカーテンを締め切った。

 

 それから店員は残されたあなたを見てから。

 

「あらー、失礼しました。かわいい彼女さんですね」

 

 と、何事もなかったかのようににこやかに言った。

 それからまた呼び出し食らったのか。「しばらく離れちゃうんでお試し終わったらお近くのスタッフさんを呼んでくださいねー」と言い残してぱたぱたとバックヤードへと向かっていく。

 忙しい人だなぁ、とあなたは思っているとカーテンから細く白い手が伸びあなたの上着の裾を掴んだ。

 

 抵抗するよりも先にアイリスの腕力があなたを試着室の中に引きずり込む。

 そこにはややへの口で、下着姿のアイリスが上目遣いであなたを見ていた。そして裾をぎゅっと握り締めていた。

 

「店員さんにあなたが連れていかれそうな気がして……」

 

 そんなはずはないだろう。否定してもアイリスは掴んだ裾を頑なに離さない。

 

「あの店員さん、背も高いし胸もおおきいし、大人っぽいし……」

 

 いやいやいやここにきて逆NTRはないでしょう。

 必死に否定してもアイリスは動かなかった。どうしようもなくて下着姿のアイリスをふと一瞥する。薄紫色のぱんつになだらかな膨らみを覆うブラ。

 ロリコンかと言われたら正直否定しきれないかもしれない。けれどもーー好きな女の子の躰だから好きなのであって。

 

「ん……」

 

 まるで迷子の子供のように試着室で求めてくる彼女に応えるように、あなたはアイリスの柔らかい唇にキスをする。

 

「んっ……ちゅっ……ぷはっ……さわって。わたしをあなたで刻み込んで」

 

 こんな場所で大丈夫なのか。バレたら間違いなく出禁確定だ。

 一瞬だけ理性と煩悩がせめぎ合うけれども、もはや勝負にはならなかった。気付けば煩悩が理性を一瞬で粉々にしてしまった。ああ、アイリスの発する色香には逆らえない。

 あとは食虫植物と虫のように食べられるだけだ。




 コスプレとか色々やらせたいなぁとか思いつつ次回を待たれよ

今後の展開

  • アイリスの話を増やして欲しい
  • みゆきの話を増やして欲しい
  • しゅー姉ちゃんの話が欲しい
  • プライドの話が欲しい
  • サロマさんの話が欲しい
  • その他の娘の話が欲しい
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