「現在鎮守府内にて生活する民間人101名並びに自衛隊員65名、海兵隊員20名の合計186名、それと私達艦娘51名と提督の合計238名となっています」
そう言うと、大淀が名簿を私に提出してきた。
「成程、先日米軍は本国へと帰還したからな……………各種物資はどうなっている」
私は名簿に目を通しながら物資の備蓄量を確認した。
「米軍の残していった戦闘糧食45万食これは現在の鎮守府が2年は食べるだけの量はありますが……………味の方が宜しくないですけどね、あとは何故か海上自衛隊横須賀基地で保管されていたロシア、イギリス、フランス、ドイツ、中国の戦闘糧食と自衛隊の物が各25万食合計195万食あります」
「なるほど、戦闘糧食だけでも195万食はあるのだな」
「はい、あとは冷凍コンテナにて保管されている各種冷凍食品が6500食とレトルト食品が1万食、飲料水が500ml✕6入りが1450箱となっています」
食料や飲料水は現在の鎮守府からみたら余裕ある備蓄量であった。
「続いて医薬品ですが、こちらも製薬会社や病院から回収したものだけでこちらも現時点では余裕がありますが、手術を必要とする病気や怪我となると麻酔薬や滅菌処理された器具に不足があります」
私は避難民の中にいた医師が纏めたであろうリストに目を通した。
「判った、それでは次の市街地探索時にそれらの物資を優先して探させよう」
「それと、一つ提案があります」
大淀が提出してきた。
「提案?」
「はい、鎮守府内の空き地を農地に活用するのはどうでしょうか」
「成程、自給自足かいいだろう、しかし苗なんかはどうするんだ」
「それにつきましては、避難民の中に農家の人地が自宅から回収すれば可能とのことでした、あとは酪農家から乳牛及び器材の回収、養鶏農家から鶏と関連器材の回収についての依頼が入っています」
私は大淀からの話を聞いた。
「新鮮な牛乳や卵、鶏肉の入手が可能となるな。判った許可しよう、問題はどれくらいの牛や鶏が生き残っているかだな、牛は5頭位いてくれれば御の字というところか」
私は直ぐに酪農家や養鶏農家との協議に入った、その結果乳牛については10頭、鶏は200羽程度で話が纏まり、用地は空母寮前のグラウンドに牛舎を駆逐艦寮前に鶏舎を建設することとなり、妖精さんが資材の準備を始めた。
「あとはどうやって牛を連れてくるかだな…」
しかし残念なことに乳牛2頭以外は生存していなかった。
「連れてこれた牛は少なかったが、搾乳器材も順調に稼働しているようだな」
私は朝食のときに目の前に置かれた新鮮な牛乳の入ったコップを目の前にしてそう感じたのだった。
2週間近く世話をする人がいなければそうなりますかね。