※この作品はR-18です。

鎮守府 OF THE DEAD   作:屋根裏散歩

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十五日目………①

「では、これよりプラント確保に向かう」

 

私は、新たに指揮下に入った海兵隊員とホプキンズ博士達を前にプラント確保に向う事を宣言した。

 

「オスプレイ並びにキングスタリオンを直ちに準備を開始します」

 

海兵隊員が敬礼すると速やかに動き出した。

 

「提督、出発準備完了です」

 

ジェニファー准尉が報告してきた。

 

「ホプキンズ博士、そちらの準備は?」

 

私はホプキンズ博士に声をかけた。

 

「こちらも問題ありません、いつでもどうぞ」

 

ホプキンズ博士からの返事を聞いた私はキングスタリオンのパイロットに離陸を指示すると無線で出発を告げた。

 

「各機、プラントヘ向かう」

 

それから2時間後………

 

「提督、プラント上空!」

 

私はジェニファー准尉に静かに頷いた。

 

「降下!」

 

海兵隊員が一斉にファストロープを使って降下していった。

 

「ヘリパッドクリアー」

「操舵室クリアー」

「空調設備室クリアー」

 

降下した海兵隊員から必要設備の確保が報告されてきた。

 

「提督、クリアーです」

 

ジェニファー准尉から最終報告がされた。

 

「わかった、着陸してくれ」

 

私の合図でオスプレイとキングスタリオンは順番に着陸すると機材や人員を降ろし始めた。

 

「作業完了の機体は順次鎮守府ヘ帰投、燃料補給後鎮守府にて即時待機とする、但し、オスプレイニ号機はこの場にて待機とする」

 

私が航空機指揮官に指示を出した。

 

「了解!」

 

最後のオスプレイが積荷を降ろし終えた。

 

「船倉内に燃料が残っていますから、これを使用して補給してしまいます」

 

オスプレイ機長がプラントの補給設備を使用してオスプレイに給油を開始した。

 

「提督宜しいですか」

 

ホプキンズ博士がやってきた、

 

「どうかされましたか?」

 

私は振り向いた。

 

「空調設備室迄お越し願いますか」

 

私はホプキンズ博士について空調設備室へと向かった。

 

「提督、どうぞ」

 

空調設備室に入ると、大型のボンベというよりはタンクといったほうが良いくらいの大きさの物が三本、空調設備の吸気口に繋げられていた。

 

「このタンクにワクチンが入っていて、この空調設備を介してプラント内にワクチンを散布しゾンビを駆逐します………散布後、空調を内気循環に切替えプラント内に行き渡らせます…それこそ隅々迄です、その状態を維持して三日間密閉します、それで終わりです」

 

ホプキンズ博士に同行している技術者が説明をしてくれた。

 

「その三日間は我々はどうするのだ?」

 

私は三日間の行動を確認した。

 

「空調設備室には数名の技師と警備の方には残ってもらいます、これは勿論交代制です」

「そうか、わかった、残りは?」

「管制室を拠点として三日間泊まり込みとなります」

 

私は技師の説明に納得すると、

 

「ジェニファー准尉、済まないが隊員のローテを組んでくれ」

「了解」

 

ジェニファー准尉が私の指示を受けて隊員に指示を出し始めた。

 

「鎮守府航空隊、聞こえるか」

「はい、こちらオスプレイ1」

「念の為だ、帰投中の機体は三日間即時待機としてくれ」

「了解しました」

 

我々は三日間このプラントで過ごすこととなった。

 

 

 

 

 

 

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