海兵隊少尉…シェリー少尉(女性)
海兵隊員……ジェニファー准尉長(女性)
ケリー上級曹長(男性)
アンドリュー1等軍曹(男性)
ケイト1等軍曹(女性)
アニー3等軍曹(女性)
マックス伍長(男性)
現時点で七名とします。
警備部の少尉→大尉は如月香津美とします(作中では如月大尉と呼称)。
「提督、少しよろしいですか」
海兵隊の責任者であるジェニファー准尉がそっと近づくと小声で話しかけた。
「ジェニファー准尉何か?」
「ウィルファーマ社の対応早すぎではないでしょう…今回の対応が16日目でワクチンが出来ているとは…」
ジェニファー准尉の危惧していることは私も理解できた。
「薬学については私も無知ではあるが、確かに…ジェニファー准尉、彼女達から目を離さないようにそれとなく監視をしてくれ」
「了解しました」
ジェニファー准尉が静かに私から離れた。
「明石、こっちに来てくれ」
私は明石を呼ぶと、先程の様に小声で話し掛けた。
「ウィルファーマ社から来ている科学者連中に…海兵隊員もどうやら疑問を感じているようだ」
「疑問ですか?」
「ああ…ワクチン開発が余りに早すぎる、つまりアンブレラと裏でつながっているのではという事だ」
「成る程、それなら話は繋がりますね」
私と明石が話していると、またもジェニファー准尉がやって来た。
「提督、此方をご覧ください」
そう言うと、監視カメラ映像を見せてきた。
「これは!」
そこにはとある1人の科学者がウイルスの入ったアンプルを数本小型のアルミケースに入れると、これまた、1人の海兵隊員に渡すところが映し出されていた。
「提督、この隊員は私の部下ではありません知らない顔です」
どうやらこの期に及んでウイルスを盗みに来ていたようだった。
「この2人の身柄を拘束してくれ」
私はジェニファー准尉に命じたが、
「残念ながら、船内には既に二人共いませんでした、どうやって船外に出たのか…疑問が」
私は少し考えると、
「ウィルファーマ社生物化学兵器対策部のアニー・ホプキンズ以下の研究員の身柄をいったん拘束するか…」
「そうですね、それが最善かと」
私はジェニファー准尉に指示を出した。
「ウィルファーマ社生物化学兵器対策部のアニー・ホプキンズ以下研究員総ての身柄を拘束せよ」
「了解」
1時間後
「ウィルファーマ社生物化学兵器対策部のアニー・ホプキンズ以下研究員総ての身柄を拘束完了しました」
ジェニファー准尉が報告にやって来た。
「それとこの4名ですが、一応は海兵隊員の制服を着装していますが、私の部下ではありません」
そう言うと、同じ様に武装を解除され拘束された4名が後ろ手に手錠をかけられ立っていた。
「先ずは君達からだな、君達は何者だ?」
私は彼等に問い掛けたが、黙秘をしていたのだった。
「答えたくないか…」
「君達はどうか?」
アニー・ホプキンズ以下研究員にも同じ質問をした。
「私達は、純粋にワクチンを作ろうとしていただけです、何も………」
アニーは泣きそうになっていた。
「残念だが、君の部下の一人がウィルス入りアンプルを持ち出し逃走しているのだよ、警備の海兵隊員と共にな」
私の話を聞いたアニーはそんな筈はないと言い張っていた、が…私は問題の監視カメラ映像をアニーに見せた。
「そんな………アンソニーが…」
其処からアニーは問題の研究員について話し始めた。
「そうか…わかった」
私はアニー以下の研究員の拘束を解くようにジェニファー准尉に指示した。
「アニー以下の研究員は拘束を解いてワクチン開発に戻ってもらうように」
「了解」
「アニー研究員済まなかったね」
「いえ、こちらこそ…まさか身内にアンブレラの息の掛かったものがいるとは思いませんでした」
アニーは海兵隊員に護衛されて研究室へと戻っていった。
「さて残るは君達だが、話す気になったかね?」
やはり黙秘を続けていた。
「意見具申…提督、この者たちは船首側船倉に閉じ込めておくのが最善と」
海兵隊副隊長のジェニファー准尉が発言した。
「そうだな、これ以上不穏な動きをされても困るしな」
ジェニファー准尉は部下に命じると、所属不明の兵士4名を船首側船倉へと連行して行こうとした。
「ちょっと待ってくれ、あそこは…話すから、あそこは勘弁してくれ」
彼等は観念すると、総てを話しだした。
「我々はアンブレラの特殊工作部隊に所属している…任務はワクチンとウィルスの回収…だがそれもウィルスの回収以外は失敗した…我々は既に用済み扱いでしか無い、どうせ殺されるなら…民間人を守って死ぬ道を選ばせて欲しい」
彼等は任務に失敗すると証拠隠滅の為に殺されるが決まっていることらしい。
「だが君達が心を入れ替えて私達の味方になると云う証拠がない…」
ジェニファー准尉が厳しく詰め寄った。
「此れを提督にお渡しします」
4人が何かのリモコンを私に手渡してきた。
「これは?」
「私達に装着されたこの首輪に内蔵されたシアン化合物入の注射器の作動リモコンです」
「君達はそんな物を!」
流石に私もジェニファー准尉も言葉が出なかった。
「裏切り者を出さない為に相互監視をする意味で…」
「悪魔がっ!」
私はアンブレラに対して憎悪を通り越した感情を持った。
「自身の会社の社員すら信用していないという事か」
「提督、我々は社員ではありません…一言で言うなれば傭兵です、ですので尚の事信用していなかったのでしょう」
1人が悲しそうな声でそう答えた。
「わかった、君達を信用しよう」
ジェニファー准尉が頷くと4人の拘束を解いた。
「提督、准尉殿信用してくれて有り難うございます、自分はアンドリュー1等軍曹、隣からケイト1等軍曹、アニー3等軍曹、マックス伍長です」
私は明石を呼ぶと、問題の首輪が取れないか調査させた。
「提督、これなら取れます」
明石はリモコンの電波解析をすると解除操作をおこなった。
「えっ…」
4人の首輪は床に落ちた。
「提督、有り難うございます、我々は提督の為に…いえ鎮守府にいる皆さんの為に粉骨砕身で戦います」
4人は私に敬礼するとジェニファー准尉に連れられていかれた。
船首側船倉…彼等も知っている遺体安置(ゾンビ隔離)に使用している場所ですね…其処に一緒に入れられるは流石に恐怖を感じたようで、簡単に口を割りました…ということにしてあります。