※この作品はR-18です。

鎮守府 OF THE DEAD   作:屋根裏散歩

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今回は明石による事件前に無断開発した物についてのお話しです。


三日目……②

「明石さん、今しか言うタイミング無いです」

 

私は夕張ちゃんととある事について話していた。

そのとある事とは、私が無断で作製した自律行動する大型ドローンの事だ。

 

「提督……怒らないかなぁ」

 

私は今の現状より怒られる事の方が怖かった。

 

「大丈夫、私も一緒に謝るから」

 

夕張ちゃんの後押しで私は提督に謝ることにした。

 

「提督今お時間よろしいですか」

 

私は提督の部屋へと夕張ちゃんとやってきた、中には大淀もいた。

 

「構わないが」

 

私は意を決すると提督に頭を下げた。

 

「提督、ごめんなさい勝手に装備開発していました」

「私も手伝ってしまったので、すいませんでした」

 

私夕張ちゃんの謝罪に提督はそばまで来ると、

 

「何をいつ開発したのかにもよるが、とにかく見せてくれ」

 

私は提督と大淀を連れて工廠奥にあるシャッターを上げた。

 

「開発自体は2ヶ月ほど前になります、作ったのはこれで自律行動する大型ドローンです武装は30mm砲と7.62mm3連装機関銃を装備しています…足廻りは履帯構造になっていてある程度の瓦礫は乗り越えられます…名称と云うか愛称はマゼラ・アタックって名前つけちゃいました」

 

私は提督の顔色を見ながら説明した。

 

「明石、次は無いぞ」

 

提督が私の頭に軽くであるが拳骨を落した。

 

「成程マゼラ・アタックか…これは使える…出来れば数が欲しいところだが…明石これの量産は可能か」

 

提督がいきなり私に話しかけてきた。

 

「今在庫がある資材で作製した場合ですとあと6台は作れますが…」

「明石こいつの追加生産を許可する、速やかに開始せよ、大淀これは今日明石が作ったいいね」

 

提督から正式に許可が降り、ついでに今作ったと誤魔化してくれたのだ。

 

「ねっ、許してもらえたでしょ」

 

夕張ちゃんがあるウインクしていた。

 

私は工廠奥からマゼラ・アタックを引っ張り出すと、必要な追加装備を取り付けた。

 

「ウインチはいるね」

 

いつの間にか横に来た北上が陸自の車両から取り外したウインチを持ってきていた。

 

「ねえこれってマニュアル操作もできるの?」

 

陸自の隊員が聞いてきた。

 

「一応はノートパソコンを介して出来ますけど…」

 

私の答に何かを思いついた様子だった。

 

「ならさ、仮称ゾンビの多い地区に投入して排除作業とかも…可能だよね、スモークディスチャージャーとかSマインを追加すれば近接攻撃も可能でしょ」

 

私の思いつかなかった事をその隊員が提案してくれた。

 

「2号車以降はその装備で製造でいいんじゃない」

 

夕張がそう言うと、武装火器の在庫確認をし始めた。

 

「それなら私は提督に装備変更の許可を貰ってきます」

 

私は提督に許可を求める為に事務室へと向った。

 

「提督、先程のマゼラ・アタックの装備変更の仕様書です認可をお願いします」

 

私はタブレットで作製した書類を提督へと転送した。

 

「Sマインは周辺への被害でかいからな不許可…スモークディスチャジャーと主砲同軸機銃として5.56mm機銃を装備の事、一号車も同様の改修をしてくれ」

 

こうして私が無断で開発した陸上型大型ドローンは正式に認可されて形式番号『AK-01-AZ マゼラ・アタック』がつけられた。

因みに正式には明石工廠 開発番号01 対ゾンビ用自律制御陸戦仕様と云うか、ながっ!

 

 

 

 




大型ドローンのデザインを機動戦士ガンダムに登場したジオン軍戦車マゼラアタックに変更しました、こちらの方が現実的には出来そうなので。
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