※この作品はR-18です。

仮面ライダーデイナ・レイトショー   作:黒井福

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お待たせしました、黒井です。
何だか月一投稿になってしまい申し訳ないです。

今回はリクエストから、「真矢が死んでいなくてデイナに、亜矢はルーナで仁は2人をサポートする」と言う世界観で、キメラファッジに改造された仁が2人を襲う…………と言う夢を見るというお話になります。

一応鬼畜Hとしての内容ではありますが、最後の方にはイチャラブHもありますのでお楽しみください。


獣の様に*

 明星大学の白上研究室。

 その奥にある秘密のラボで、1人の女性が暗い面持ちで写真縦に入った1枚の写真を見ていた。

 

 写真に写っているのは全部で3人。1人の男性を、全(・)く(・)同(・)じ(・)顔(・)を(・)し(・)た(・)2(・)人(・)の(・)女(・)性(・)が左右から挟んでいる。

 

 写真に写っている女性の内、ロングスカートを履いている女性の名は双星 亜矢……今その写真を見つめている女性である。

 

「仁くん……」

 

 亜矢は沈んだ声で写真に写る男性、仁の名を呟いた。

 その亜矢の頬に、冷たい缶ジュースがそっと当てられた。

 

「ひゃっ!?」

 

 驚き椅子の上で飛び上がった亜矢は、弾かれるように缶を当ててきた相手の方を見た。そこには彼女と瓜二つの顔立ちの女性、亜矢の双子の姉妹である真矢が悪戯に成功した子供のような笑みを浮かべていた。

 人が真剣に悩んでいる時にされた悪戯に、亜矢は思わず声を荒げる。

 

「んもぅ、真矢ッ!?」

「あはは、ゴメンゴメン。あんまりにも辛気臭い顔してるもんだからつい、ね?」

「……辛気臭い顔にもなるわよ」

 

 亜矢がこんなにも深刻そうな顔をしているのは、2人の恋人である仁がここ数日行方不明だからだ。

 

 ひょんなことから真矢は仮面ライダーデイナとして戦う事になり、亜矢は最初仁と共にそれを支えていた。だがある時から亜矢も仮面ライダールーナとして戦い始め、仁はそんな2人を後方から頭脳面・知識面・技術面で支え続けた。

 仮面ライダーとなれなかった自分でも、何かの形で2人を手助けしたいという一心でだ。

 

 彼は様々なベクターカートリッジの開発に尽力し、装備の開発までをも行ってくれた。2人にとって、プライベートでも戦いでも欠かすことのできない大切なパートナーである。

 

 その仁が行方不明となってしまった。下手人はまず間違いなく傘木社だろう。実際仁の最後の足取りでは、人間ではない何かが争った形跡があった。大方デイナとルーナがなかなか倒せないから、屋台骨である仁を押さえてしまおうという事なのだ。

 

 戦えない仁を狙うという卑劣な手段に、亜矢が己の無力さを呪う。一番大切で助けたい人が助けられないのだ。これでは何のために仮面ライダーになっているのか分からない。

 

 思わず拳を握り締める亜矢だったが、真矢が彼女の手にそっと自分の手を重ねた。

 

「ッ、真矢?」

「自分を責めちゃ駄目よ、亜矢。亜矢が悪いなら私も悪いってことになるんだから」

「それは、分かってるけど……でも――!?」

 

 亜矢はどうしても悔やまずにはいられない。何故あの時、自分か真矢のどちらかが仁についていかなかったのか。少なくともそうしておけば、仁が浚われる様なことにはならなかった筈なのだ。悔やんでも悔やみきれない。

 

「だから! 亜矢、私達で仁君を助けるのよ。絶対に!」

「真矢……」

「それでさ、仁君を華麗に2人で助けて、私達に惚れ直させちゃお!」

「……うん!」

 

 そうだ、悔やんでいる暇ではない。そんな時間があるなら、仁を助ける方法を考えなくては。

 

 気持ちを切り替え、真矢に渡されたジュースの蓋を開け中を飲む亜矢。

 

 そこに峰が慌てた様子でやって来た。

 

「2人とも、大変です! 街にファッジが出て大暴れしてます!」

「! 行こう、亜矢!」

「うん!」

 

 2人揃ってラボを出る亜矢と真矢。その際、亜矢は一度胸元にぶら下がるペンダントに触れる。

 それは仁と亜矢、真矢の3人で買ったお揃いのペンダント。いつまでも一緒に居ようという、誓いの証だった。

 

「絶対に、助けますから」

 

 意気込みを新たに大学を出て、現場へと駆け付ける2人。

 

 2人が到着した場所では、見たこともないファッジが暴れているのが見えた。

 

「あいつね!」

「あのファッジ……色々な生物が混ざってる!?」

「キメラファッジか……でも今更よ!」

 

 2人はデイナドライバーを取り出すと、真矢がデイナに、亜矢がルーナに変身した。

 

「「変身!」」

〈〈Open the door〉〉

 

 デイナとルーナに変身した2人は、ファッジから適度に距離を取りながら相手の事を観察した。道の敵と相対した時はまず観察、それが仁から教えられた鉄則だ。

 

「こいつ……タコに狼、他にも色々混じってるわね」

「うん……何種類の生き物を混ぜたのか分からないくらい……」

 

 監察の結果わかったことは、このキメラファッジは数えきれないほどの生物の遺伝子を混ぜ合わせているという事だった。混ざりすぎてどれが何なのかまるで分らない。辛うじて確認できるのが、狼とタコ、それに恐らくはクモ位のものだった。

 

「ウガァァァァァァッ!」

 

 2人がファッジの観察をしていると、突然2人に襲い掛かって来た。無数の触手を振り乱し、飛び掛かるように突撃してくる。

 

「ッ! 時間切れね。亜矢!」

「了解!」

 

 無策で突撃してくるキメラファッジを、ルーナのリプレッサーショットが打ち抜く。見た目に反して防御力は大したことないのか、銃弾は次々とキメラファッジの体に穴を穿っていく。

 

 だがキメラファッジは全く速度を緩めず、2人に接近すると体から延ばした触手を無理のように振るって攻撃してきた。デイナはそれを跳躍して回避し、対照的にルーナは伏せて薙ぎ払われた触手の下を潜りやり過ごした。

 

 触手を大きく振るったことでファッジには隙が出来た。デイナは跳躍の勢いを利用して接近すると、得意の蹴り技を叩き込もうとした。

 

「イヤァッ!」

 

 放たれるデイナの蹴り。だが次の瞬間、キメラファッジの胴体のからカマキリの鎌が伸びて、攻撃直前のデイナを切り裂いた。

 

「きゃぁぁっ?!」

「真矢!?」

 

 体に隠されていたカマキリの鎌に切り裂かれ、体勢を崩されるデイナをキメラファッジの触手が捕らえる。

 ルーナは姉妹を助けようと銃を乱射しながら接近するが、向かってくるルーナにキメラファッジが手を向けるとそこから粘着質な糸の束が放たれた。細く伸縮性に富んだ糸はあっという間にルーナを絡め取り拘束してしまう。

 

「し、しまっ、あうっ!?」

「あ、亜矢――!?」

 

 糸で絡め取られた挙句、デイナと共に触手で捕らえられたルーナ。キメラファッジは捕らえた2人を自分に近付け、辛うじて頭と分かる狼の顔を2人に近付け匂いを嗅ぐ。

 

「スンスン……スンスン……」

「ぐぅ……何よ、無遠慮に人の匂い嗅いでんじゃないわよ。私達にそういう事していいのは仁君だけなんだから――!」

「くっ! ぅ、うぅ……」

 

 2人は締め付けられながらも、何とか拘束から逃れようともがく。

 だがキメラファッジは、暫し2人の匂いを嗅ぐと突然爪や鎌で2人を我武者羅に切り裂き始めた。2人を拘束している触手が巻き込まれようがお構いなしだ。

 

「ガァァァァァッ!?」

「あああぁぁぁぁぁっ!?」

「きゃぁぁぁぁっ?!」

 

 身動きが取れない状態で、まるで装甲を引っぺがして中身を引きずり出そうとしているかのように2人を切り裂くキメラファッジは、切り裂くだけでは飽き足らず2人を何度も地面に叩き付けた。

 

「あぐっ!? あぁっ?! が、あ――?!」

「ぐっ!? くはっ?! あ゛っ?!」

 

 容赦なく何度も地面に叩き付けられ、2人から抵抗するだけの力を奪っていく。どれだけ叩き付けられたか、2人が指一本動かせなくなるくらいボロボロにされると、キメラファッジは2人を叩き付けるのを止め触手で磔にして宙に掲げた。

 

「う、あ……」

「あぁ、ぁ……」

 

 全身ボロボロで見るも無残な姿となった2人の仮面ライダー。キメラファッジはその2人に追い打ちをかけるように全身を帯電させ、触手を伝って2人に電撃を浴びせた。

 

「「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ?!」」

 

 指一本動かせない状態だったところにこの電撃を喰らった事で、遂に限界を迎え2人の変身が解除される。

 変身が解けると、そこにはキメラファッジの触手に磔にされたボロボロの状態の亜矢と真矢の姿が露わとなる。

 

「う、くぅ……」

「じ、仁くん……えぇ……」

 

 徹底的にボロボロにされながらも、まだ意識は保っていた2人。キメラファッジは2人を自分に近付けると、ぎらついた眼で2人を見た。口からは涎が垂れ、舌なめずりをしている。

 

 一瞬、2人はキメラファッジが自分達を喰らおうとしているのかと思い恐怖した。だがよくよくキメラファッジの目を見て、それはある意味で間違いであり、またある意味で間違いではないことを察した。

 

 今のキメラファッジの目には覚えがあった。2人が仁と情事に耽る際、性欲が高まった仁がする目と同じなのだ。

 

 それを証明するかのように、キメラファッジは一声大きく鳴くと2人の衣服を引き千切り始めた。

 

「や、やめっ!? 止めなさいよこの変態ッ!?」

「いやっ!? いやぁぁぁぁぁっ!?」

 

 抵抗しようとする2人だったが、磔にされている上に先程の戦闘でボロボロにされ体力がない状態ではろくな抵抗もできず下着すら剥ぎ取られてしまった。残されたのは両手足を触手に縛られて磔にされた関係で剥ぎ取られるのを避けられた、両手足の僅かな部分の衣服のみ。豊満な胸と、濡れていない秘裂が露わになり恐怖と嫌悪、羞恥に体を震わせる。

 

 殆ど全裸に剥かれた2人にキメラファッジは再び舌なめずりすると、まずは真矢の体を上から下まで嘗め回した。

 

「んぅっ!? いや、止めてよ気持ち悪い!? あ、いや! そこ、駄目っ?!」

 

 口では嫌と言いつつ、秘裂を舐められると体が反応してしまう。キメラファッジも真矢が感じているのが分かるのか、イヌ科特有の長い舌を使って膣の奥まで嘗め回した。

 

「んうぅぅぅっ!? 嫌っ!? だめ、そんな、奥まで舐めないでッ!?」

 

 一頻り真矢の膣内を嘗め回したキメラファッジは、続いて亜矢に標的を変えた。膣内を嘗め回され体が火照った真矢の姿に、亜矢は次は自分がああなる番だと体を震わせる。

 

「あぁ、いや……助けて、仁くん――!?」

 

 これから自分の身に降りかかる凌辱を思い浮かべ、思わず仁に助けを求める亜矢。その想いを踏みにじるかのように、キメラファッジは亜矢の事も真矢同様上から下まで丹念に嘗め回した。

 

「うぅぅっ!? いや!? 止めて、止めてッ!? あっ!? ひゃっ!?」

 

 必死にキメラファッジの舌から逃れようと体を左右に揺らす亜矢だが、そうするとむき出しの胸が左右に大きく揺れた。キメラファッジは揺れる胸に興奮したのか、膣への責めを止めると胸を重点的に舐め、揉みしだき、乳首を吸った。

 

「んぅぅぅっ!? いや、駄目……いやぁぁぁぁぁっ!?」

 

 戦闘の興奮などで敏感になっている体に受ける甘美な刺激に、亜矢はあっという間に絶頂まで登らされた。仁以外の、それもファッジからの愛撫による絶頂。亜矢のプライドはこの時点でズタズタだった。

 

 だが2人にとっての本当の悪夢はこれからだった。

 

「はぁ、はぁ……ぇあ?」

 

 愛撫から解放され、束の間の休息を得た亜矢だったが唐突に秘裂に熱い何かが押し当てられるのを感じそちらを見た。

 

 するとそこには、目を見張るほどの太さと長さの逸物を股間から延ばしたキメラファッジが、今正に亜矢の膣に挿入しようとしているところであった。

 亜矢の頭が一気に冷え、顔から血の気が引く。

 

「ヒッ!? そ、そんな、無理、無理ですそんなの!? そんな太いの、入らない!? 助けて仁くん!? 真矢ッ!? 助けてぇっ!?!?」

「あ、亜矢ッ!? この、変態ファッジ!? やるなら私をやりなさいよ!?」

 

 涙を流して抵抗する亜矢と、キメラファッジの注意を自分に向けさせようとする真矢。

 

 だが真矢はすぐに黙らされる。キメラファッジが無数の触手を彼女の体に絡ませ、膣と肛門、更には口にまで触手を突っ込んだのだ。

 

「あぐっ!? な、もがっ!? んぐっ!? んむぅぅぅぅぅっ!?」

「ま、真矢ッ!?」

 

 いきなり全ての穴を塞がれた事に、真矢は目を見開き涙を流しながらくぐもった叫び声をあげた。

 亜矢がそちらに気を取られた瞬間、キメラファッジは極太のペニスを一気に亜矢の膣内に挿入した。瞬間、メキリと言う音が亜矢の体の中に響き渡る。

 

「あか、あ――――!?」

 

 膣内を押し広げられる感触に、一瞬頭の中が真っ白になる亜矢。だが次の瞬間には、快楽と圧迫感が一気に押し寄せ脳天まで突き抜けていった。

 

「あぁぁぁぁぁぁっ!?」

「ガァァァァァァッ!!」

 

 亜矢の悲鳴とキメラファッジの咆哮が重なる。キメラファッジはそのまま腰を振り亜矢の膣内を押し広げた。

 

「あぐっ!? うあっ!? やめ、苦しい!? うごか、ないで――!?」

 

 快楽以上に苦痛が上回り、懇願する亜矢だったがキメラファッジは聞き入れない。寧ろさらに激しく、まさしく獣のように亜矢の事を犯した。

 

「あぁっ?! あぎっ!? いぎぃぃっ!? やめ、て!? たす、けて!?」

「んがっ!? おごぉっ!? んむぅぅっ!?」

 

 膣内をペニスで抉られる亜矢の隣では、触手により体の内外を真矢が嬲られていた。膣内に入り込んだ触手は子宮口すら押し開け子宮の中を蹂躙し、肛門に突き刺さった触手は激しく出入りしてまだ開発されていない性感帯を開拓していく。そして口に入った触手は、人間の舌では不可能な動きで真矢の舌を絡め取った。

 さらには豊満な胸も触手により揉みしだかれ、硬く勃起した乳首には細い触手が巻き付き引っ張られている。普通の情事では決して経験することのできない快楽に、真矢も悲鳴を上げるしかできなかった。

 

「んんっ! んんんんんっ!? んぐ、ぐぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?!?」

 

 唐突に真矢が一際大きな悲鳴を上げながら体を痙攣させる。触手による蹂躙で絶頂に達したのだ。

 真矢が絶頂に達し、脱力すると彼女の体の内側を嬲っていた触手が引き抜かれていく。

 

「ぷあ。はぁ……はぁ……」

 

 強烈な絶頂の快楽に思考を流され、虚ろな目で大きく息をするしかできない真矢の横では亜矢への凌辱がラストスパートに入っていた。

 

「あがっ!? んぐっ!? んぃぃっ!?」

 

 凶暴な動きで腰を振られ、極太のペニスが出入りする苦痛と快楽に亜矢も限界が近付く。

 それでも嬲られて快楽に敏感になった体は、キメラファッジの射精が近い事を感じ取った。

 

「んっ!? あぁっ!? な、膣内で、太く――!? いや、駄目ッ!? 膣内で、膣内で出さないでッ!?」

 

 膣内で太さを増すペニスとさらに激しくなるキメラファッジの動きから射精が近付いたことを察し、懇願する亜矢だがキメラファッジはお構いなしに彼女の中へ精液を吐き出した。

 

「グルァァァァァァッ!!」

「イヤァァァァッ!?」

 

 亜矢の子宮へ向けて放たれる精液は、量も勢いも人間とは桁違いだった。あっという間に亜矢の腹は目に見えて分かるほどに膨れ上がった。

 

「うぁ……あ、がッ!? もう、無理ぃぃ……もう入らない。抜いて、抜いてぇぇぇ……」

 

 子宮に感じる精液の熱と圧力に苦しむ亜矢。その彼女の目に、あるものが飛び込んできた。

 

 キメラファッジの首元で揺れる、自分と真矢と同じデザインのペンダント。

 

「――――――えっ?」

 

 信じられない、間違いであってくれと言う目でそれを見る亜矢だったが、次の瞬間彼女の中で浮かび上がった疑念は確信に変わった。

 

「ガ、ァ……アヤ、サ、ン」

「ッ!?!? あ、あぁぁ……そんな、嘘――!?」

「あ、亜矢? どうしたの?」

 

 突然様子がおかしくなった亜矢に気付いた真矢が訊ねると、亜矢は目を見開き体を震わせて涙を流しながら呟いた。

 

「仁くん……なんですか?」

「は? 仁君って……まさか!?」

 

 亜矢の言葉の意味を理解した真矢がハッとした顔でキメラファッジを見た時、同様にキメラファッジも真矢の事を見た。そして真矢を引き寄せると、今度は真矢の膣にペニスを突き入れた。

 

「マヤ、サァァン!」

「うあっ!? が……」

 

 亜矢と違いたっぷり解された真矢の膣は、極太のペニスもすんなり受け入れた。腰を両手で掴まれ、極太のペニスで何度も子宮を奥まで突かれる。

 

「うぁっ!? あぁぁっ!? じ、仁君ッ!? やめ、て――――!?」

「真矢ッ!? んぐぅぅっ!?」

 

 真矢を凌辱すると同時に、今度は亜矢が触手で嬲られる。穴と言う穴を触手で塞がれ、体の奥まで蹂躙される快楽に今度は亜矢がくぐもった悲鳴を上げた。

 

 ファッジからの凌辱を受けながら、真矢もファッジの首元にぶら下がるペンダントを目にした。

 

「ひぎっ!? あっい、あぁぁぁっ!? そん、な……何で、仁君が……」

 

「お~お~、思ってた以上に派手にやってんなぁ?」

 

 2人への凌辱が行われる中、場違いに軽い声が辺りに響く。凌辱を受けながら2人がそちらを見ると、そこには軽薄な笑みを浮かべながら2人の事を見るシトシンの姿があった。

 

「シトシン――!? あんた、仁君に何してんのよ!?」

「何って、見ての通りさ。お前らの男を使って、人間にどれだけベクターカートリッジが入るかっていうな」

「んんんんっ! んんんんん、んんんん!?」

 

 シトシンの答えに、亜矢が口を触手で塞がれながら何かを訴える。何を言っているのかは分からないが、真矢には大体何を言っているのかを察する事が出来た。仁を元に戻せと言っているのだ。

 

「あぁ? 何言ってんのか分かんねぇよ。あ、言っとくけどそいつもう元には戻せねぇぞ」

「はっ? 何言ってんのよ。こんなの、倒しちゃえばいつも通りに……」

「無理無理。そいつベクターカートリッジが良く馴染むからこっちも調子に乗って色々使ってたら、遺伝子変わりすぎてもう元に戻らなくなっちまったんだよ。だからそいつは倒したらそのままお陀仏って事。残念だったなぁ」

「そん、な……そんなの、嘘よぉぉぉぉっ!?」

「んあああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

「グルァァァァァッ!!」

 

 亜矢と真矢の悲痛な叫びと、キメラファッジの雄叫びが重なった。

 

 凌辱されること以上に、愛する仁が変わり果ててもう元に戻らないという事実に涙を流す2人。その2人を仁が徹底的に蹂躙する。

 

「んぐぅぅぅぅっ!? んがぁぁぁぁぁぁっ!?」

「うあぁぁぁっ!? 止めて仁君ッ!? 止めてぇぇぇぇぇっ!?」

 

 亜矢の叫びも、真矢の懇願も今の仁には届かない。今の彼にあるのは、正気だった頃の名残とも言える亜矢と真矢への執着。自分が愛する女性との間に子孫を残そうという、性欲だけであった。

 

「あ、はぁっぁっ!? ひぐぅぅぅっ!? もう、やめてぇぇぇ。お腹、壊れちゃうっ!」

 

 仁だったファッジが性欲のままに何度も真矢の子宮の奥を突く。その度に亜矢同様豊満な胸が大きく揺れ、それが更に彼を欲情させた。彼は腰を動かしながら、揺れる真矢の胸を突かんで揉みしだき、硬くなった乳首を舐めて吸った。

 

「あひっ!? いや、駄目ッ!? そんな、胸、吸ったらぁぁぁぁっ」

 

 相手が仁であると分かると、頭からは嫌悪が消え快感が勝ってしまう。意思に反して膣はペニスを受け入れ、蠢き彼を迎え入れた。

 

 結果、あっという間に射精に達し真矢の中へも大量の精液が放たれた。

 

「グゥゥゥッ!」

「ああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

「んんんんんんんんん!?」

 

 真矢と同時に亜矢も絶頂し、2人の嬌声が辺りに響き渡る。

 

 仁だったファッジが真矢の膣からペニスを引き抜くと、子宮内に納まりきらない精液が零れ落ちた。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……」

「う、あ……あぁ……」

 

 揃って一通り蹂躙され、互いに虚ろな目で虚空を見つめて放心状態の亜矢と真矢。相手が仁だったファッジであり、もう元には戻れないという衝撃の事実に心が殆ど折れてしまったのだ。

 

 しかし仁だったファッジはまだ満足してはいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んあっ!? ひ、ひあぁぁぁぁぁっ!?」

「うあああぁぁぁぁ、あ、あああぁぁぁぁぁっ!?」

 

 その後も仁だったファッジは2人を求め続けた。一方にペニスを挿入している間は、もう一方を触手で嬲る。片時も終わらない快楽の嵐に、最初に折れたのは亜矢の方であった。

 

「あ、あん! あぁぁ、仁くん。もっと、もっとぉぉ!」

「あ、亜矢ぁぁ……」

「あ! そこ、気持ちいい、です! 奥、もっと突いて! 突いてください!」

 

 触手に嬲られる真矢の隣で、亜矢が仁だったファッジの首に腕を回し自分から腰を振っている。蕩けた顔は仁と情事に耽る時の顔だ。

 

 心が折れ、自分からファッジと化した仁を受け入れる亜矢の姿に、真矢は膣に何本も入れられた触手に子宮内を蹂躙されながら声を掛けた。

 

「亜矢、しっかりして! ダメよ、負けちゃ!? 正気に戻って!?」

「んん、ぷはっ。何で? だって、あん! 仁くん、なんだよ? んん! だったら、うあぁっ!」

 

 自分を受け入れていると分かるからか、気付けば亜矢に巻き付いている触手は最低限の数になっており、亜矢は自由に動く手足で自分からファッジの体に抱き着き腰を振っていた。

 

 まだ心が完全に折れていない真矢が亜矢を元気づけようとするが、亜矢は蕩けて淫靡に歪んだ顔で仁だったファッジにキスをしながら首を傾げた。

 

「ん、ちゅ……はぁ。真矢……真矢も無理しないで、受け入れようよ。仁くんは、こんな姿になっても私達を愛してくれてるんだからさ……ね?」

 

 亜矢が真矢に向けて手を伸ばすと、その意図を察したのか仁だったファッジは触手を動かし亜矢と真矢を近づけた。

 真矢を近付けてくれたことに亜矢は感謝すると、真矢の頬に手を伸ばし掴んで引き寄せると徐にキスをした。

 

「んんん!?」

「ちゅ、れろ……んく、ぷはっ! ほら、ね? 仁くんは、こんな姿になっても私達を分かってくれてる。愛してくれてるんだよ? なら、それでいいじゃない。ん……」

 

 亜矢は仁だったファッジに突かれながら、真矢にキスをし彼女の胸を弄んだ。日頃仁と情事に耽る際には、仁に愛されながら互いに愛し合っている2人だ。どこが感じるかも当然分かっている。

 

 先程とは比べ物にならない快楽。心折れた姉妹の姿。そして変わり果てもう元に戻らない仁。

 

 それらを前に、真矢の精神も限界に達した。

 

「あ、は……」

「んああああぁぁぁぁぁ! 仁くん、熱いのが、奥にぃぃぃぃ!!」

 

 仁だったファッジが射精し、亜矢が絶頂の声を上げる。その姿を前に、真矢の心が音を立てて砕け散った。

 

「仁君……仁君! 今度は、私にも頂戴!」

 

 亜矢同様、蕩けた笑みを浮かべ仁を求める真矢。彼女もファッジと化した仁を受け入れたことに、亜矢は淫靡な笑みを浮かべ、仁だったファッジは歓喜の雄叫びを上げて真矢の膣内に挿入した。

 

「あはぁぁぁぁぁ! イイ! イイよ仁君! もっと、もっと突いて、突いてぇぇぇっ!」

 

 仁を受け入れる真矢に応えてか、仁は真矢を四つん這いにさせると後ろから彼女を激しく突いた。人間の時では決して味わえない、獣の様な交わり合いに真矢はシトシンに見られているという事も忘れて髪を振り乱しながら乱れた。

 

「あはああああああっ! ひ、あぁぁぁぁぁぁ! すご、これ、凄いぃぃぃぃ!」

「仁くん、私にも! 私の事も愛してください!」

 

 真矢の事を後ろから突きながら、向かい合わせて同様に四つん這いにさせた亜矢を触手で突く。人間だった時は決して味わう事の出来ない、2人同時の挿入に彼女達は互いの顔を見ながら盛大に乱れた。

 

「あぁぁ、あ、真矢、真矢ぁぁぁ……」

「あ、亜矢……ん、ちゅ……」

「んん、ちゅぱ……はぁ……」

 

 互いに向かい合わせになって、お互いの淫らな姿を見せあう亜矢と真矢。2人は互いに指を絡ませ合うと、仁に突かれながらキスをして舌を絡ませ合った。

 

 仁に愛されるだけでなくお互いに愛し合う事で、体を突き抜ける快楽がさらに上がったのか感度がさらに上昇。それに呼応して膣壁の動きも活発になり、挿入している仁を悦ばせた。

 

「ガァァァァァァァッ!!」

 

 昂る性欲に、仁だったファッジが一際大きな声を上げると2人の奥を強く突いた。同時に射精し、真矢の膣内で精液が放たれる。

 

「「んひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

 仁の射精に合わせ、同時に絶頂に達する亜矢と真矢。互いに抱きしめ合いながら快楽に体を震わせ、収まると同時に脱力しその場に倒れた。

 

「はぁ、はぁ、んぃ!」

「ぅあ、あ、はぁ……ん!」

 

 倒れた亜矢と真矢は、仁からの苛烈な責めにより上がった息を整える為荒い呼吸を繰り返す。だがまだ快楽の名残があるのか、時折体がびくりと痙攣していた。

 

 仁はそんな2人を触手で優しく抱き上げると、先程激しく求めていたのが嘘の様に2人の頬を優しく交互に舐めた。

 それだけで2人は虚ろな目で蕩けた笑みを浮かべ、揃って仁に手を伸ばし抱き着いた。

 

「お~っし、満足したか。んじゃ、そいつら連れてこい」

 

 仁が落ち着いたのを見てシトシンが指示を出す。彼の本来の目的は仮面ライダー2人の無力化と確保であった。仁をファッジにして嗾けたのは、その為の手段に過ぎない。

 仁がファッジになったと知れば、2人は思うように反撃できず倒せると踏んだのである。過程は思っていたのと少々異なるが、それでも目的は達せられてシトシンは満足げだった。

 

 が、ここで彼にとって予想外の行動を仁がとる。2人を連れていくべき所とは全く別の方へ向けて歩き出したのだ。

 

「は? おい待て、どこに行くんだよ!?」

 

 シトシンは慌てて仁を引き留めようとするが、彼は全く聞く耳を持たない。ここに来て言う事を聞かなくなった仁に、シトシンは舌打ちをして隠蔽装置を起動しようとした。どの道、亜矢と真矢が手に入れば彼はお払い箱だ。

 

「くたばりな、化け物が!」

 

 しかし彼は仁を侮っていた。隠蔽装置が起動される寸前、仁は触手の一本を自らの体に突き刺すと隠蔽装置を正確に引き抜いたのだ。

 

「んなぁっ!?」

 

 驚くシトシンの前で、仁は引き抜いた隠蔽装置を投げ捨てると亜矢と真矢を抱えてその場を飛び立った。無数の触手を使いビルを上り、屋上から身を投げるとクモの糸を幾重にも重ねてパラグライダーを作り風に乗ってどこかへと飛んで行ってしまった。シトシンが慌てて追いかけるが、風を見事に捉えあっという間に引き離されていく。

 

 仁と亜矢・真矢はそのまま人間社会から姿を消した。

 

 そして――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 太平洋上に存在する、とある無人島。

 

 日本から離れた仁と亜矢、真矢はそこに居た。ファッジの体のままの仁と、亜矢、真矢は1体と2人だけでここで暮らしていたのだ。

 

「あ! あ! あ! あぁん! 仁くん、仁くん!」

「ん! れろ、じゅる! じゅぷ、んぐ!」

 

 人間社会から遠く離れた、彼らだけの楽園。そこでは、亜矢と真矢が仁に愛され、愛していた。

 

 あれからどれだけの時間が経ったのか、彼女達は知らないし知る気もない。傘木社に唯一対抗できていた仮面ライダーが居なくなり、きっと日本だけでなく世界が大変なことになっているだろう。

 だがもう彼女達にはどうでも良かった。

 

 異形となりながらも自分達を愛してくれる仁がここに居る。それだけで2人は十分だった。異形となった仁を、恐らく世界は受け入れないだろう。そんな世界に未練はなかった。

 

「あぁぁぁぁぁぁ!!」

「んんんんんんん!!」

 

 昼夜問わず交わりあった結果、今や亜矢も真矢もお腹は大きく膨らんでいた。妊娠しているのだ。お腹の中には、異形となった仁との間の子供が居る。

 

「ん、うふふ……今、動きましたよ。仁くん」

「こっちもよ。もうすぐ産まれるわ。私達の子供が……」

 

 大きくなったお腹を抱えながら、仁に寄り添う2人を仁は優しく包んだ。

 ファッジとなりながらも自分達を愛してくれる仁の愛情に満足しながら、亜矢と真矢は眠りにつくのだった。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

【――――矢。亜矢起きて】

「ん、んん……?」

 

 不意に真矢の声に亜矢が目を覚ました。目を開けるとそこには、見慣れた仁の部屋の景色が広がっている。

 

 その光景に暫しぼーっとしていた亜矢だったが、再び真矢の声が頭の中に響くと完全に目が覚めたのかハッとなって周りを見渡し仁の姿を探す。

 果たして仁は探すまでもなく、亜矢のすぐ隣に居た。彼と亜矢は揃って一つのソファーに座り、互いに寄り添い合って眠っていたのだ。

 

 ここでやっと亜矢は先程まで見ていたのが夢であると気付いた。時計を見れば時刻は深夜2時を回っている。外はまだ暗い。

 

「今の……もしかして、夢?」

【みたいね】

「あぁ……良かった~。……でも何だってあんな夢を?」

【多分寝る前に見てた映画が原因かも】

「寝る前? 映画?…………あ――」

 

 言われて思い出した。

 

 もう昨日の話だが、夜に仁の家で映画を見ようという話になったのだ。その内容が、悪の組織に改造され怪物となってしまった男が、本能のままに暴れながらも愛した女性の事だけは覚えていて最初は女性に襲い掛かりながらも最後は女性を助け、悪の組織を壊滅させるという内容だった。

 

 改造された男性は色々な生物を混ぜ合わせたような怪物となってしまい、まさに夢に出てきたキメラファッジの様な姿をしていた。そんな内容の映画を見ながら寝てしまったからだろう。あんな夢を見たのは。

 

 亜矢はとんでもない夢を見てしまった事に頭を抱えたが、同時にあれが夢であったことに安堵した。仁が改造されて元に戻らない怪物になってしまうなど、想像もしたくない。

 

【でもさ……ああ言うのも、ちょっと良いと思わない?】

「――――え?」

 

 ああ言うのとは、恐らく仁に獣のように激しく求められることだろう。夢の中での話だったが、あの快楽の余韻はまだ残っていた。

 思い出して、亜矢の膣が愛液を分泌し始める。体は興奮してきて、溢れ出た愛液でショーツは濡れだし勃起した乳首がブラジャーと擦れてもどかしくなる。

 

 我慢…………は、無理だった。

 

「仁くん、ん……」

「ん……ん? んん!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あん! あん! あ、イイ! 仁くんそこ! もっと、もっとぉ!」

 

 それから亜矢は、仁をキスで叩き起こすとそのまま寝ぼけ眼なままの彼を誘い自分を襲わせた。いつもに増して獣性MAXに責める事を願うと、仁は完全に覚醒しきっていなかったこともあり彼女が望むように激しく彼女を犯した。

 

 今も四つん這いになった亜矢に背後から覆い被さり、いつも以上に激しく腰を振っている。亜矢の腕が体を支えきれなくなると、仁は彼女を上から押さえつけ、さらに激しく彼女の子宮口を突いた。

 

「んあ! あ、ぐ! はげ、しい! 深いぃ! 仁、しゅき! もっと、もっと突いてぇ!」

「はぁ! はぁ! ぐ、がぶ!」

「んひゃぁ!」

 

 押さえつけられて激しく突かれながらも、更に求めてくる亜矢に応えるように仁は彼女の首筋に噛み付いた。痛みすらも快楽に代わるほどに興奮した亜矢は、更に甲高い嬌声を上げた。

 

「あひゃぁぁっ! んあぁぁぁっ! しゅごい! これ、しゅごいのぉ! 仁! もっろ! もっろわらひのこと、めちゃめちゃにして! こわれるくらい犯してぇ!!」

「く、あぁぁぁ!」

「んあぁぁぁぁぁっ! あ、つい……あついの、いっぱいぃ……あ、はぁ……」

 

 獣の様に激しく仁に犯されることに、新たな悦びを見出してしまった亜矢はその後も仁を求め続け、2人はそのまま朝になるまで愛し合った。

 

 その後しばらくの間、亜矢は情事の際はこの激しいプレイを仁に強請り続けたという。




ここまで読んでくださりありがとうございました!

やっぱり触手モノはいいです。輪をかけて現実では不可能なプレイとかできますから。全部の穴を塞がれてくぐもった悲鳴を上げる様子とか、複数の女性を一度に愛するときとかに使いやすいです。

本編が佳境に入りつつあるので、次回も月一投稿になるかと思われますがどうかご了承ください。

執筆の糧となりますので、感想その他よろしくお願いします!

次回の更新もお楽しみに!それでは。
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