※この作品はR-18です。

仮面ライダーデイナ・レイトショー   作:黒井福

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どうも、黒井です。

大変長らくお待たせしました。本当は去年末には投稿したかったのですが、如何せん本編完結や特別編の執筆で忙しかったもので申し訳ない。

今回はリクエストにあった、小旅行にコテージに行って外と中でHになります。


自然に囲まれて

 雄成との決戦に勝利し、世界を新人類の遺伝子を持つレトロウィルスによる未曽有の災害から救ってはや数か月。

 

 卒業論文の発表も終わり、卒業の後に大学院への進学が決定した仁は亜矢にある提案をした。

 

「亜矢さん、真矢さん。折角だから、卒業までの間に軽く旅行に行かない?」

 

 もう後は卒業まで特にやる事はない。単位は2人とも十分とっており期末テストもないし、就活に追われてもいないので気楽な物。

 正直、暇を持て余して卒業までの間何をして過ごそうかと考えていたくらいだ。

 

「小旅行ですか、良いですね!……でも行くって何処に?」

「ん~、人気の観光地も悪くないけど……どうせだし、あまり人が居ないようなコテージのあるキャンプ場とかに行こうかなって。戦いも終わったんだし、少しくらい静かに過ごしても罰は当たらないでしょ」

 

 厳密に言えば、火種が世界中に散らばったので完全に平和になった訳ではない。だが諸悪の根源は潰し、未曽有の災害は防げた。その最大の功労者である仁を、これ以上戦いに駆り出そうという者は少なくとも事情を知る関係者の中にはいなかった。

 

 何より、仁は今までの戦いで肉体的にはともかく精神的に疲れていた。表立って口に出したりはしないが、偶には俗世から少し離れて自然の中でゆったり過ごしたいと思っていたのだ。

 

「どうかな?」

「そうですね……うん、良いと思います。この時期だと他の旅行者は少なくて、静かに過ごせそうですし」

 

 亜矢としても、仁にはもっとゆったり穏やかに過ごしてもらいたいと思っていたので、この彼の提案には乗り気だった。何より、殆ど誰の邪魔も入らず2人だけの空間を過ごせるというのが大きい。

 

 話は決まり、仁は早速日程などを計画した。季節は寒さも薄れてほんのりとだが暖かくなってきた春先。

 仁は手頃な距離でコテージのあるキャンプ場を見つけると、二泊三日ほどの日程を組み亜矢と共に向かった。

 

 場所は奥多摩。電車で気軽に行くことが出来、それでいて自然豊かな場所だ。

 狙い通り他の客は殆どおらず、耳を澄ませても自然のせせらぎの他には本当に僅かな人の声しか聞こえない。それもこの2人だから聞こえる程度なので、本当に今の時期客は少ないのだろう。

 

 2人は早速宛がわれたコテージへと入った。木造のコテージは入ると木の匂いに包まれ、それだけで心が安らぐ。更にリビングに向かえば、広々とした窓の外には浅瀬の川が流れているのが見える。

 

 その光景に亜矢は目を輝かせた。

 

「うわぁ~!」

「ん、思ってたよりも良いところだね。それに狙い通り静かだし」

 

 そう言いながら、仁はとりあえずソファーに腰を下ろした。キャビンにはバス・トイレ・キッチンに加えエアコンまで完備されており非常に快適。これを自然の中で満喫できるのだから、これ以上の贅沢はない。

 

 一頻り窓の外の景色を堪能した亜矢も、満足そうな顔で仁の隣に腰を下ろした。

 

「本当、来て良かったですね! ね、真矢?……うん、そうだね」

 

 素直に感激する亜矢だったが、対する真矢の様子が何かおかしい。いち早くそれに気付いた仁は、思わず首を傾げて真矢に問い掛けた。

 

「真矢さん? 何だか様子が変だけどどうかしたの?」

「あ、うぅん。大した事じゃないんだけど……あの時も、こんな風に旅行に行こうとしてたんだなって思って……」

「あ――」

 

 言われて思い出した。そう言えば真矢は、亜矢と共に明星大学への合格記念で旅行に行った際事故に遭い命を落としたのだ。だが真矢の一部は亜矢の中で生き続け、奇跡的に自我を持ち、今こうしてあの時できなかった旅行をしている。

 その事に色々と複雑な思いを抱いているのだ。

 

 その事に仁も気付き、何だか申し訳ないような気持になり思わず真矢の肩を抱き寄せる。

 

「――ゴメン。嫌な事、思い出させちゃったかな……」

「いいのよ。これは私であって私じゃない真矢の記憶だもの。気にしてもしょうがないわ。それに何より、今の私にはあの時の真矢には居なかった仁君が居る。それだけで十分よ」

 

 精一杯、気にしていない風を装う真矢だが、しかしその目尻からは一筋だけ涙が零れていた。

 仁はそれを何も言わず指で拭い、そっと彼女に口付けをした。

 

「真矢さん、ん……」

「んむ……ん、ちゅ……んぅ。仁君……はむ」

 

 一度仁が唇を離しても、今度は真矢の方が貪るように仁の唇を求めてきた。仁はそれを優しく受け止め、キスをしながら彼女を優しく抱きしめた。

 

「……大丈夫だよ、真矢さん。俺が全身全霊で精一杯、亜矢さんは勿論真矢さんの事も幸せにしてみせるから」

「うん……そう、そうよね。……信じてますから、仁くん」

 

 微笑みを浮かべる亜矢を、仁は再び抱きしめた。今度は先程よりも強い力で、ぎゅっと。

 

 そして仁は改めて、天国に居るだろう本来の真矢に誓った。必ずこの2人を幸せにしてみせると。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暫く2人だけの空間を堪能していた仁と亜矢だが、折角山奥のキャンプ場に来たのだから室内に籠るのは勿体ないと、コテージを出て山の中を軽く散歩する事にした。

 時期が春先だからか、空気はほんのり暖かく山には生命が芽吹いている。

 

 誰の邪魔も入らない自然の中を、仁と亜矢は伸び伸びと歩いていた。

 

「ん~~! はぁ! 流石にここまで来ると空気が都会とは全然違いますね」

「排気ガスもないし、騒音もないから静かでいいね。この体になってから、結構音とかに敏感になっちゃったし」

 

 そうは言うが、実際には不快にならない程度に体の方で勝手に感度が調整されている。なので特に聴覚に関しては、そこまで強く不快に感じたことはない。

 とは言え感覚が鋭くなったことは事実。実際、都会に居る頃は突発的な大きい音に時折悩まされた。

 

 それがないこの自然の中は、常人以上に2人にとって過ごしやすい場所と言えた。

 

 その時――――

 

「――! ――!!」

「ん?」

 

 不意に仁の耳に、人の声が聞こえてきた。それだけなら別に気にしないのだが、聞こえてきた声はなんだか普通ではなかった。何と言うか、叫びに近い声に聞こえたのだ。

 唐突に聞こえてきた声に、耳を澄ますべく立ち止まった仁に亜矢も気付き歩みを止める。

 

「仁くん? どうしました?」

「……何か声みたいなのが聞こえた」

「え?……ホントだ、なんか変な声が聞こえる」

 

 仁が聞いた声は亜矢と真矢の耳にも届いた。2人は顔を見合わせると極力音をたてないようにしつつ、声の聞こえてきた方へと向けて進んでいく。

 

「ん――! あ――ッ、――!!」

 

 森の中、木の根に注意しながら進んでいくと段々声がはっきり聞こえてきた。と言っても常人にはそれでも聞き取り辛いレベルでしかないが、今の2人の耳はその声を鮮明に捉えつつある。

 

 その声が次第にはっきりと聞こえてくるようになると、それに比例する様に亜矢の頬に赤みが増していった。と言うのも、その声の様子には聞き覚えがあったのだ。

 そう、他ならぬ亜矢自身も上げた覚えがある。その声の正体は――――

 

「あっ! あぁっ! イイッ! イイよっ!!」

 

――――男女が交わる際に女性が上げる、嬌声だったのだ。

 

「ん! んん!! あぁっ!! そこっ! もっと、もっとぉ!!」

 

 木の陰から覗き見る視線の先では、一組の男女が衣服を半分脱いだ状態で交わっている。女性は木に手を突き、男性に後ろから突かれて喘ぎ声を上げていた。

 

「うわぁ……」

 

 亜矢は見ず知らずのカップルの情事に顔を赤くしていた。人目に付かない森の中とは言え、まさか真昼間から盛って交じり合う男女に出くわすとは思っても見なかったのだ。

 大方、森の奥ならバレずに開放感のあるセックスが出来ると踏んだのだろう。この時期、他の客なんて殆ど居やしないからと言うのもあったに違いない。

 

 それは決して間違いではなかった。こうして仁と亜矢には見つかってしまったが、逆に言ってしまえばそれは2人だから気付けたのだ。彼ら以外には恐らく気付かれることはなかっただろう。

 

【亜矢……私……】

「(ま、待って! お願いだから待って! さ、流石にこんな日の高い外でなんて――!)」

 

 見知らぬカップルの激しく交わる様に、早くも真矢が感化され始めた。亜矢はそれを必死に宥めようとするが、彼女の気持ちが分からないでもなかった。

 

 こんな空も明るい内から、こんな開放的なところで仁と交わればどんな気分だろうか? あのカップルを見ながら、亜矢も心の中ではそんな事を考えずにはいられなかったのだ。

 

 頭では己を律しようとする亜矢だったが、体は正直だった。秘所は早くも仁を求めて潤い始め、滲み出た愛液がショーツを濡らし始めたのを感じる。

 

 生唾を飲んでカップルが交わる様を見つめつつ耐える亜矢だったが、その時亜矢のうなじを仁の指がそっと撫でた。

 

「ひぅっ!?」

 

 突然の刺激に悲鳴を上げそうになり飛び上がった亜矢が仁の方を見ると、気付けば仁の顔がすぐ近くまで来ていた。

 

「あ――」

 

 仁の目を見て亜矢は直ぐに気付いた。彼の瞳の奥にある、獣欲の光に。そう、亜矢と真矢が感化されたように、仁もまたあのカップルの姿に感化され性欲を滾らせていたのだ。

 こうなると亜矢にもどうしようもなかった。頭はともかく心と体は乗り気だったところに、真矢と仁の板挟みにあっては最早亜矢に選択権はない。と言うか、放棄した。

 

「んむ――――!」

 

 貪るように仁に唇を奪われる亜矢。彼女はただされるがまま、仁に唇と舌を蹂躙されつつ期待に胸を膨らました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んあぁっ!!」

 

 あの場所だと他はともかく、あのカップルに見つかる危険があったのでそれだけは勘弁と言う亜矢の希望で、仁は場所を移した。

 

 選んだのは森の中で木々にぽっかりと穴が開いたように日が差している場所。そこは邪魔な木の根や岩がなく、代わりに丈の低い草や花が咲き乱れていた。

 仁はその草花の上に亜矢を寝かせると、我慢ならないといった様子で彼女のショーツを脱がし上着をたくし上げ胸をさらけ出させると、己の逸物を取り出し亜矢の膣に挿入した。

 

 挿入れられた瞬間、早くも亜矢は軽く絶頂に達した。先程のカップルの様子を見て既に体が興奮していたというのもあるが、普段とは全く違う環境でのセックスに体が敏感になっているらしい。何時もとは感じ方が違う。

 

 太陽に照らされた草花の上で仁に犯される。その興奮に亜矢は声を押さえる事が出来ない。

 

「あっ! あぁぁっ!! じ、仁くん! こ、れぇ! す、すご――!!」

 

 仁の手に指を絡めながら突かれ、激しく喘ぎ声を上げる。こんなことが出来るのは、ここが人の来ない森の奥だからだ。

 それを仁も分かっているからか、彼は容赦なく亜矢の膣を抉る。子供の腕程もある逸物が、亜矢の子宮口をノックした。

 

「ん、くあぁぁっ!! 仁君! もっと奥! 奥、突いてっ!!」

「真矢さん――!」

「んむっ!」

 

 はしたなく顔を蕩けさせる真矢に、仁は堪らず唇を奪い口内を舌で蹂躙する。腰を振って真矢の膣を突きながら、舌が別の生き物の様に蠢き彼女の舌を絡め取り、上顎や歯の裏を嘗め回す。

 興奮して全身の感度が上がっている真矢は、口の中を嬲られる快感にくぐもった叫びを上げた。

 

「んんんんっ! んぐっ! れろ、じゅるるるる! んく、んおぉぉっ!」

【あぁぁぁぁっ! す、すごい、これぇっ! あそこも! 口の中も! 全部気持ち良くて……おか、おかしくなる!】

 

 嬌声を仁の腹に向けて放つ真矢。口を塞がれた真矢の代わりに亜矢が快楽を言葉にする。それが更に快楽を誘い、膣内の締め付けが強くなった。

 

 己の逸物を彼女の膣が締め付け快楽を与えてくることに、仁は嬉しそうに目を細めると唐突にキスを止め口を離した。散々に彼女の口内を嬲り、唾液を交換した2人の口の間には銀色に輝く唾液の糸で繋がる。

 

「ん、ぷはっ! あ、あぁぁ、いやぁ。仁君、キス止めちゃ、やらぁ……」

 

 蕩けた顔で呂律の回らない言葉を口にする真矢だが、直ぐにそれも新たな快楽で染まる。

 

 先程から仁は気になっていたのだ。自分が腰を振る度に揺れ動く彼女の豊満な胸が。仁が突く度にタプンタプンと揺れる巨乳が、仁の目を引いてやまない。

 

 彼女の口から顔を離した仁は、その顔を下に動かし揺れ動く胸の先端に吸い付いた。

 

「ん! くあぁぁっ!」

 

 途端に亜矢の口から新たな嬌声が上がった。既に硬く尖った乳首が、仁の口の中で舌に舐められ転がされ、強く吸われた挙句軽く歯を立てられる。更にもう片方の乳房は仁の手によりこねくり回され、ムニュムニュと形を変え指で乳首を抓られた。

 

 今度は三点で同時に快楽が生まれる事に、亜矢は頭の中に火花が散ったような感覚に陥った。

 

「あっ! きゃふぅっ!! じ、仁くんそれ駄目! 駄目です! こ、こんなぁ! あそこも胸も、感じ、過ぎてぇ!!」

【あぁぁぁっ! イイ! イイ、凄い! 凄いよ仁君! もっと、胸もあそこも滅茶苦茶にしてぇ!!】

 

 膣と胸を仁に蹂躙され、快楽が抑えきれず顔を振る亜矢。その視線の先では、未だ明るい空を鳥が優雅に飛んでいる。普段のセックスでは決して見る事のない光景、感じる匂い、反比例するような周囲の静けさ。森の中でぽっかりと開けた場所と言うシチュエーションが、世界でただ2人しかいない中でセックスしているという錯覚を感じさせる。

 

 堪らず亜矢は自分の胸を夢中になってしゃぶり弄る、仁の頭を抱きしめた。

 

「仁くん、好き! 大好きです! 愛してます!! だからもっと、もっと私の事を愛してください!」

 

 頭を抱きしめられたことで柔らかい亜矢の巨乳に顔を埋められた仁だが、顔を上げると一度亜矢の唇を奪い主導権を取り戻す。

 

「んぐっ! ぷあっ!」

 

 今度のキスは直ぐに終わった。が、突然のキスに亜矢が意識を逸らした瞬間、仁は一度逸物を抜き彼女の体勢を変えさせ四つん這いにさせた。突然の事で顔は地面に伏せた状態、仁に尻を突き出した格好になる亜矢。

 つい先ほどまで仁に抉られぽっかり口を開けた膣口に、仁は後ろから逸物を突き入れた。

 

「あぅあぁぁぁぁっ!!!!」

 

 何度も仁と肌を重ねた亜矢には分かる。これは仁が一番好きな体位だ。後ろから抱きしめるように亜矢を、真矢を突くことが出来るこの体位が仁は一番好む。

 それが分かる彼女は、快楽で満足に力が入らない腕に渇を入れて上半身を起き上がらせた。その際不運にも彼女の手の届く範囲にあった花がいくつか、気合を入れる為とは言え白魚の様な指により手折られる。

 

「んくっ! あぅぅっ! くぅっ! あぁぁっ! んうぅぅっ!!」

 

 起き上がろうとする亜矢に構わず仁が突くので、突かれる度に腕や手が快楽でビクンと跳ね意図せぬ動きをする。それにより草や花が引き抜かれるが、彼女は快楽に耐え上半身を起き上がらせることに成功した。

 

 亜矢が上半身を起き上がらせたことで、それまで地面と亜矢自身の体で押し潰される形になっていた巨乳が自由になる。圧力から解き放たれ綺麗な形を保った乳房が、仁に突かれる度に振り子のように揺れる。

 

 それを仁が後ろから抱きしめるように掴み、絞るように揉みしだく。最早全身性感帯となった中で更に敏感な乳房を揉みしだかれ、遂に快楽も限界が来た。

 

「あぁぁぁっ! じ、仁くん! 私、もうダメ! イク! イっちゃいますっ!!」

「いいよ、亜矢さん。俺もそろそろいきそうだ」

「仁君、膣内! 膣内に、一杯射精して ん! あぁぁぁぁっ!!」

「真矢さん、くっ!」

 

 肩越しに振り返り、仁に強請る亜矢と真矢。その淫靡な顔と、痙攣して強くなった締め付けに仁の逸物から濃い白濁液が彼女の子宮の中に放たれる。熱い精液が自分の中を満たしていく感覚に、亜矢は絶頂に達し痙攣しながら体を仰け反らせた。

 

「ん! あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

 森中に響くのではと言う程の嬌声を上げた亜矢は、暫し体を仰け反らせて体をビクンビクンと痙攣させた後脱力して地面に倒れそうになった。

 それを仁が後ろから支える。

 

「うぁ、はぁ……はぁ……」

 

 激しい絶頂に体力を持っていかれたのか、肩で大きく息をする亜矢。だがその膣には栓をするように仁の逸物が刺さったままだ。

 そして一度火が付いた仁の性欲は、こんなものでは収まらない。

 

「う、あ……?」

 

 快感が落ち着いてきたころになって、亜矢は自分の膣に刺さっている仁の逸物がまだ硬さを保っている事に気付いた。それが意味するところを証明する様に、仁は亜矢の顔を自分に向かせキスをし、そのまま彼女の首筋に舌を這わせた。

 

「……まだまだいけるでしょ?」

 

 まるで挑発するような仁の言葉。それに対する亜矢の答えは、普段の彼女からは想像もできないような淫靡な笑顔だった。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 その後仁は、絶頂の影響でまだ脱力したままの亜矢を抱きかかえてコテージに戻った。

 

 コテージに戻り、鍵を掛けた2人は寝室に行くのを待たず、服を脱ぎ散らかすと床に亜矢を仁が押し倒して続きを再開した。

 

「あっ! はぁっ! んっく、あぁぁっ!!」

 

 仰向けに押し倒した亜矢の腰を持ち上げほぼ真上から体重を掛けて突くいわゆるまんぐり返しの体勢を取る仁。削岩機の様に膣内を仁の逸物が抉る感覚に、亜矢は口から下を突き出しながら突かれる度に小さく絶頂した。

 

「んぐぁっ! はぐぅっ! じ、仁くん! これ、しゅごいぃっ!」

「亜矢さん、凄くいやらしい顔になってるよ?」

「ら、らってぇ!! こんな、気持ち良すぎてぇっ!!」

 

 その状態で仁が亜矢の胸を弄ってやると、それに反応して亜矢の膣がきゅうきゅうと仁の逸物を締め付けてくる。その反応が面白くて、何よりも気持ち良くて仁は更に快感を与えてやろうと両胸を手で弄びながら亜矢の唇を奪った。

 

「んぐぅっ!! んむっ! んんんんんっ!! れろ、こくっ、うん。ん、むぅぅぅぅぅっ!!」

 

 口、両胸、膣と4点を同時に責められ、猛烈な快楽に亜矢はあっという間に絶頂まで達した。

 

「ひ、ひんくんひゃめ! わらひ、いっひゃう、いっひゃうぅっ!!!!」

 

 亜矢は絶頂し両足をぴんと伸ばしながら痙攣し、それにより最大限締め付けられた仁の逸物が遅れて絶頂し射精する。二度目の射精でもまだ尚濃さを失わない白濁液が、亜矢の子宮を満たしその熱が更に彼女の絶頂を加速させた。

 

「んむぅぅぅぅぅっ!!!! ん、ぷぁ……あ、熱い……お腹の中、仁くんで一杯……」

「はぁ、はぁ……」

 

 子宮の中を仁の精液が満たしていく暖かさに酔いしれる亜矢に、全力で亜矢を責めてやや疲れを見せる仁が寄りかかる。亜矢の首筋に顔を埋めるように寄りかかった仁が亜矢の頭を愛おしそうに撫で、それに対し亜矢は気持ち良さそうに目を細めつつ自身も返礼の様に仁の頭を撫でた。

 

 どれほどそうしていたか、一足先に体力を回復させた真矢が転がるようにして仁と上下を入れ替えた。

 

「フフフッ! 今度は私の番ね!」

「お好きにどうぞ」

「それじゃ、遠慮なく……」

 

 床に寝転んだ仁の上に跨った真矢が、その状態で体を上下に動かした。まだ硬さを失わない仁の逸物が、下から膣を抉る感覚に真矢は腰を落とした瞬間全身を快楽で震わせ口元に笑みを浮かべた。

 

「あぁぁぁっ! き、来たぁ!! 仁君の、硬くて太いの、すっごく、感じる――!!」

 

 下から仁に突き上げられる形で得られる快楽が消えない内に、真矢は再び腰を持ち上げ落とすという行動を繰り返した。

 

「あっ! はぁぁっ! んく、あぁぁっ! い、あはっ! イイッ! 仁君、どう? 気持ちいい? んあっ! はん!」

「ん! あぁ、気持ちいいよ真矢さん」

「あ、はっ! ひあっ! ふぁ、あぁぁっ!」

 

 上下だけでなく、前後左右に腰を振る真矢。膣の中全てで仁の逸物を感じ取ろうとしているその動きに、彼女だけでなく仁も快楽に思わず腰が自然と動く。次の真矢の動きを予想し、お互いが一番感じるように仁の方でも腰を動かした。

 

「ひゃぁっ! あっく、んあぁぁぁっ! あぐっ! ひぎっ! あ、ぎっ!! ん、ふふふっ! わらひも、きもひいい! もっろ、もっろ仁きゅん感じたい!!」

 

 真矢は両手を仁の胸の上につくと、腰をさらに激しく上下に振った。彼女自身の激しい動きに、乳房がブルンブルンと揺れ結合部からは溢れ出た精液と愛液が混ざりあったものが2人の股間だけでなく床も汚していく。

 

「あひっ! ひぃぁっ! じ、じん! イク! わたし、イっちゃう!!」

「俺も、また射精る!」

 

 2人はお互い絶頂が近い事を知らせ合うと、亜矢が腰を動かす速度を上げた。膣に力を籠め、仁の逸物をしごきながら自分も一気に絶頂に達するべく快楽で力の入りにくくなっている体に渇を入れる。

 

「あひっ! あ! ぐ!ぎ、あ! も、ダメ! イク!!」

「くっ!」

 

 無茶苦茶に腰を振り回し、仁もそれに合わせた結果、見事同時に2人で絶頂。三度目の射精で放たれた精液は、古い精液を押し流し入りきらない分が結合部から溢れ出た。

 

「あ……あ、へ……! ん! へ、あぁぁ……」

 

 体を仰け反らせて痙攣していた亜矢が、急に脱力して倒れ込む。前のめりに倒れてきた亜矢の体を、仁が優しく受け止めた。

 

「おっと。大丈夫、亜矢?」

 

 ちょっと流石に激しすぎたかと亜矢の事を心配する仁だったが、仁の顔との距離が一気に近付いた亜矢はやや虚ろな目になりながらも仁に顔を近付け舐めるように彼の唇に吸い付いた。

 

「じ、仁……! あむ、ちゅう……」

「ん……!」

「れろれろ、じゅるるるる! ぷはっ! 仁、もっと、ねぇもっと……! 私、もっと仁を感じたい……! ん! はふ、れろ。んむ……はぁ」

 

 膣に仁の逸物が刺さったまま、亜矢は仁の顔を抱きしめるようにキスをした。それにより硬さを取り戻した仁の逸物に、亜矢は蕩けた笑みを浮かべ腰だけを動かす。

 

「あは……! 仁、また硬くなった……! れろ、はむ……んん! ん……!」

 

 弱々しく腰を振りながら、亜矢は仁にキスをし、首筋を舐め、甘噛みするとキスマークまで付けた。仁の首筋に赤い斑点が付くと、亜矢は嬉しそうな顔になりそこを重点的に舐めた。

 

 甘えるように仁の体を堪能しながら腰を振って来る亜矢に、仁は彼女を気遣うべく最後まで維持していた細い理性の糸を完全に切り離した。

 

 

 

 

 それからと言うもの、コテージの中には肉と肉がぶつかり合う音と粘着質な水音、仁の荒い息遣い、そして亜矢の嬌声が響き渡った。

 

「あっ! あうっ! うっ! お、おぉぉぉっ!」

 

 備え付けのテーブルに俯せに乗せられながら背後から突かれる亜矢。巨乳がテーブルと体重に押し潰され形が変わるのもお構いなしだ。それどころか亜矢自身は、テーブルに胸が潰され乳首が擦れる感覚すら楽しんでいる。

 

「じ、仁! 仁! もっと、もっと激しく!!」

「それじゃ、こういうのは?」

 

 徐に仁は背後から亜矢を抱え移動すると、透明で広々とした窓に彼女を押さえつけて後ろから突いた。まだ外は明るく、流れる小川がはっきりと見える。

 

「あっ! はぐぅぅっ!! じ、仁! これらめ! 見えちゃう、外見えちゃうからぁ!」

「でも真矢の締め付け、さっきより強くなったよ? 外から見られるかもしれないと思って、興奮してるんじゃない?」

「らって、らってぇ!! ひゃん!」

 

 普段のセックスでも、時折窓に押さえつけられて突かれる事はあった。だがそれはマンションの上層階で、しかも夜の事。昼間で地上階と言う、もし今この瞬間このコテージの前に人が通りかかればばっちり痴態が見られると言う現状とは訳が違う。

 

「ん、んぐぅぅぅぅぅっ!!」

 

 とは言え場所が場所だ。今このコテージの前を何も知らない人が通る事はまずないだろう。仁もそれを分かっていてこの体勢になったのだ。

 一応真矢も本当に人が通るとは思っていないが、それでももしもという事を考えると羞恥心を覚えずにはいられない。その羞恥心が感度を上げ、更なる快楽を生み出す要因となっていた。

 

 必死に声を押し殺そうとする真矢の姿が可愛らしくて、仁は背後から彼女に後ろを向かせると後ろから突きながらキスをした。

 

「んぶっ!? ん! ふむぅぅぅぅっ!」

 

 後ろからキスをされた真矢は、くぐもった喘ぎ声を上げながら自分も仁とのキスの体勢を維持しようと彼の後頭部に手を当て体を固定した。

 そこに一際強い一突きが彼女の膣を抉り、その瞬間に射精が行われた。

 

「んんん! ん、ぷあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 それと同時に真矢も絶頂し、結合部から溢れた精液と共に潮を吹く。仁が逸物を引き抜くと、入りきらない精液がぼたぼたと零れ落ちて床を白く染め上げた。

 

 

 

 

 時折小休止を挟みながら、2人の情事は夜に差し掛かっても続く。

 汗を流す目的でバスルームに入った2人は、湯船に張られた湯の中で向かい合いながら抱き合った。

 

「あ! ん! はぁぁっ!」

 

 亜矢が仁の肩に手を掛け、仁に腰を持たれながらも体を上下左右に動かした。激しい動きに湯は激しく波打ち、バシャバシャと零れ落ちるがお構いなしだ。

 

「仁、しゅき! 大しゅき!」

「俺も、愛してるよ」

「ん! あは! ひぐ!」

 

 激しく絡み合いながら、仁と亜矢は互いに愛を口にする。仁から愛の言葉を受けると、それに応えるように膣内がきゅうきゅうと締り仁の逸物を強くしごいた。

 仁もそれに応え、掴んだ亜矢の腰を自分の腰の動きに合わせて上下に動かし下から強く突いた。

 

「んはぁぁぁぁぁっ!」

「亜矢、次はどうしてほしい?」

「む、胸ぇぇ。胸、もっと弄って! 仁に、胸めちゃめちゃにされるの、好きだからぁ!」

 

 顔を蕩けさせながらの亜矢の懇願に、仁は笑みを浮かべると目の前で揺れる乳房にしゃぶりついた。わざとちゅうちゅうと音を立てながら乳首を吸い上げ、舌で転がしながら片手で絞るように揉みしだく。

 搾乳するようなその動きに、亜矢は口の端から涎を垂らしながら喘いだ。

 

「んきゃぁぁぁぁぁっ!! 吸って! 仁、もっと吸ってぇぇっ! おっぱい、おっぱい出ちゃいそう!」

 

 仁に突かれながら乳首を吸われ、出る筈もない母乳が吹き出そうな感覚に亜矢は一気に絶頂まで引き上げられた。

 

「あひ! んぐ! あ、ひ、ひあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 絶頂のあまり体を仰け反らせる亜矢だが、彼女の体が自分から離れる事は仁が許さず絶頂しながらも亜矢は乳首を吸われ胸を弄ばれ続けた。

 そして亜矢の絶頂が起こった直後、痙攣した膣内に絞り上げられ仁も射精する。

 

「ん、あ、あ、はひ……」

 

 絶頂の直後に行われた射精で、断続的な絶頂に襲われ亜矢は意識を飛ばしかけるもなんとか堪えた。

 

 

 

 

 さらに時は進み、時刻は深夜を回っても2人は愛し合い続けた。

 場所を漸くベッドルームに移した仁は、亜矢をベッドの上に組み伏せ全力で彼女を愛した。

 

「ひぐ! あ、あぐぅ! うぁ! ひん! ひ、ぎぃ! うあぁっ!」

「亜矢も真矢も、そろそろ限界?」

「まだ、まだぁ! もっと、もっと欲しいのぉ! お願い、もっと出して! もっと愛してぇ!」

「それじゃ、遠慮なく!」

 

 全体重を掛けての種付けプレス。激しいピストンと射精により、亜矢はもう何度目になるか分からない絶頂に達した。

 

「ひぎ!! あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 

 

 

 

「あ! んぐ! んあぁぁぁ!」

 

 体勢を入れ替え、仰向けに寝転がった仁の上に重なるように亜矢が寝て腰だけを振る。自分の胸板の上で潰れる亜矢の胸の感触を楽しみながら、仁は時折亜矢の尻をぺちぺちと叩いた。

 

「あ! ん! しゅご、いぃ! 仁に、お尻叩かれただけで、感じちゃうぅ!!」

「腰が止まってるよ、真矢?」

「ひゃん! わか、てるよぉ!」

 

 動きが鈍る度に仁に尻を叩かれ、急かされる真矢は必死に腰を振った。尻を叩かれながらのセックスに、真矢は仁に支配されている被虐心を刺激される。

 

「あ、ん! んあ! はぐぅ! ひぎぃ! も、もうらめ! イク! イグゥゥっ!」

「無理せずいっちゃいなよ。ほら!」

「んぎ! ひぎぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

「あ! ぎぃっ! んあ! まって、仁! 私、もう、もう!!」

「まだ俺いってないから駄目だよ。ほらほら」

 

 四つん這いの姿勢で背後から仁に胸を揉まれながら突かれる。もうここまでのセックスで限界まで感度が上がった体は、膣を一突きされ胸を強く揉まれる度に絶頂するほどにまでなっていた。

 

 絶頂しながら仁に突かれ、それが次なる絶頂を呼び、亜矢には休む暇も与えられない。

 

「ま、待って!お、お願い! ちょっと、ちょっとだけ休ませてぇ!」

「だ~め」

「ひぎぃっ! あ! だめ! しょこしゅごい! イク! またイっちゃうのぉ!!」

 

 仁が満足するまで、亜矢は絶頂しながら突かれ続ける。

 

「んあ! まっで! イグ! イっでる! もうイっでるからぁぁ! あぁ! イグ! またイグゥ!!」

 

 

 

 

「んあ! あぁぁ! あああああああああ!」

 

 クリトリスを弄られながらの責めに、終わりのない絶頂を味わい悲鳴のような声を上げる。

 

「も、だめ! イク! イクイクイク! イグゥゥ!!?」

「俺も、くぅ!」

「ひあぁぁぁぁぁぁぁっ!! イっくぅぅぅ! おっぱいとクリトリス弄られて中出しされながらイクゥゥ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、く! くぁ、はぁ……」

「んおっ!?」

 

 コテージの中が静かになったのは、東の空がもう直ぐ白く染まるだろうという頃合いだった。

 結局ほぼ一晩中愛し合い続けた2人は、全身汗とか色々な体液でどろどろの状態で精魂尽き果てた様子でベッドの上に倒れ込む。

 

 流石の仁も大分疲れたのか、疲労した様子でベッドの上で大の字に寝転ぶ。その隣には、散々に絶頂させられ中出しされ、仁以上に慰労困憊した亜矢が虚ろな目をして横になっている。

 

「んあ、あ……ひぅ。……あ」

 

 絶頂の余韻が残っているのか、時折ビクンビクンと体を痙攣させる亜矢を見て、流石にやり過ぎたかと反省しつつ仁は一度ベッドから離れた。

 

 裸のままリビングを通ってキッチンに向かうと、冷蔵庫から水の入ったペットボトルを取り出し中身を半分ほど飲み干すと、ベッドルームに持っていく。

 ベッドの上ではさっきより少しは落ち着いた様子の亜矢が、それでも尚あられもない姿でベッドの上に体を投げ出している。仁はそんな彼女に近付くと、ペットボトルの水を口に含み亜矢に口移しで飲ませた。

 

「ん! んん……こく、こく……ぷぁ。あ、……仁……」

「ごめん、ちょっとやり過ぎた」

「ううん、いいの。私も真矢も、気持ち良かったですし。……それより仁君、もっと」

 

 口一杯に含んだ程度の水では満足できなかった真矢が、再び水を要求する。仁はペットボトルの口を持っていき飲ませようとしたが、真矢はそれを手で制した。

 

「そうじゃなくて、さ」

「……はいはい」

 

 真矢の意図を読み、仁は苦笑しながら再び水を口に含むと口移しで飲ませた。真矢はそれを満足そうに飲み干す。

 

「ん、ん、ん……はぁ。ふふっ、ご馳走様」

「どういたしまして」

 

 仁は水をベッドサイドテーブルに置き、彼女の隣に横になる。流石に眠気が襲ってきたのか、ベッドに寝転んだと同時に大きな欠伸が出た。

 

「ふぁぁ~……」

「あふ……もう直ぐ朝ですね」

「別にいいよ。帰るのは明後日なんだし」

 

 仁の欠伸につられてか、亜矢も小さく欠伸をして仁に寄り添う。亜矢の頭を自分の腕に乗せて抱き寄せながら微睡みに身を委ねつつあった仁に、同じく眠りに落ちかけている亜矢が話し掛けた。

 

「今度こそ、赤ちゃん……出来ましたかね?」

「どうだろう…………出来ないことは、ない筈だけど……子供が出来るかどうかは、絶対じゃないから……」

 

 そもそも仁と亜矢の体はもう普通ではない。人間の妊娠のサイクルがどこまで適応されるかは分からなかった。

 

「赤ちゃん……欲しいです。仁くんとの、赤ちゃん……」

 

 仁との間に子供を作る事を望みながら、亜矢は眠りへと落ちていく。きっと夢の世界では、仁との間に生まれた子供を愛するだろう。

 

 穏やかな寝息を立てる亜矢の寝顔を眺めて、仁は優しい笑みを浮かべながら彼女の頭を撫でると自分も目を瞑り意識を手放した。

 

 

 

 

 2人が待望する愛の結晶を授かるのは、それから2年近く経ってからの事であった。




読んでいただきありがとうございました。

久し振りだったからか仁と亜矢には自重を止めさせて激しく愛し合っていただきました。

あ、それとレイトショーのリクエストに関してなのですが、本編も堂々完結したという事でボチボチ締め切ろうと思います。
と言ってもすぐに締め切る訳ではなく、具体的には2月末まで受け付けて、3月にはもう締め切りと言う形にします。何時までもこちらのエロにばかりかまけている訳にもいきませんからね。
新作とかもあるし。

執筆の糧となりますので、感想その他よろしくお願いします!

次回の更新もお楽しみに!それでは。
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