尚冒頭部分に今後の展開の軽いネタバレがありますので、嫌な方は注意してください。
それではどうぞ。
仁は自分を恐れていた。
傘木社が使用する強力な恐竜のDNAを用いたベクターカートリッジから生まれたファッジ。
再び自分達の前に立ち塞がる、嘗てチミンだった女性が変身する傘木社の仮面ライダー。
それに対抗すべく、仁は自分でも恐竜のDNAを用いたベクターカートリッジを作り上げた。
しかしそのベクターカートリッジは諸刃の剣。強力な力を得られる代償にそのベクターカートリッジは彼の精神を闘争本能で塗り潰した。しかもそれを用いても傘木社の仮面ライダーには勝てない。
更に悪い事に、そのベクターカートリッジの悪影響は変身していなくても仁を蝕んだ。精神を汚染し、本能を剥き出しにし、凶暴性を押さえる事が出来なくなる。
このままでは亜矢ですら傷付けてしまうと、彼は1人新居の部屋に閉じ籠っていた。これなら誰も傷付けることがない、と…………
だが亜矢はそんな彼に自分から近付き仁の家へと押し掛けた。当然仁は彼女を拒絶するが、亜矢と真矢はそんな彼の全てを受け入れ、優しく包み込んだ。
亜矢と真矢が見せる優しさと覚悟、何より愛に圧倒され、仁は力無くベッドの上に腰を下ろす。そして彼は亜矢を傷付けるかもしれない恐怖と不安を吐露した。
弱さを曝け出し項垂れる仁を、亜矢は彼の隣に腰掛け優しく抱きしめた。
「大丈夫です。怖がらないで」
「仁君は絶対、私達を傷付けるような事はしないわ。自信を持って」
「それでも不安なら、その不安……私達が全部受け止めます」
「1人で全部抱え込まないで。私達2人が仁君を支えるから」
日が傾き、電気も点けずに夕日に照らされ赤く染まった部屋の中…………
恐る恐る仁が亜矢の事を見ると、彼女は母性と慈愛に満ちた笑みで彼の事を見つめていた。
しかし不安は拭えない。今の仁は恐竜のベクターカートリッジの影響で本能を抑える事が難しくなっている。もしこのまま彼女に全てを委ねようとしたら、本能の赴くまま彼女を蹂躙してしまう。
もしそれで彼女を、取り返しがつかない程傷付けてしまったら…………
「亜矢さん……真矢さん……」
「安心して、全部吐き出してください。不安も何もかも、全部」
「私と亜矢で全部受け止めるから。私達が仁君を支えてみせるわ、絶対」
笑みと共に亜矢――もしくは真矢――は、仁の頬に優しく手を置き彼を勇気付けるようにキスをした。
仁が亜矢に全てを委ねる事を堪えるのは、そこが限界であった。
キスをされたまま、仁は彼女をベッドに押し倒し貪るようにキスをした。
「ん! んん!」
思っていた以上の勢いに驚かされつつ、亜矢はそれを受け入れた。唇を割って仁の舌が亜矢の口の中を蹂躙し、亜矢の舌を絡め捕り吸い上げる。
「んんん! ん、ん! じゅる……んく、んく……」
口の中を舌で舐めとられ、舌を舌で嬲られているだけなのに凄まじい快感が亜矢の体を駆け巡る。仁が吸い上げた亜矢の唾液を嚥下し、代わりにと言うかのように流し込まれた仁の唾液を亜矢が飲み込む。
すると体が一気に火照ってきた。別に仁の唾液が媚薬で出来ている訳でもあるまいに、既に乳首は硬くなり、秘所からは愛液が零れ始めていた。
勿論これで終わる訳がない。仁は舌で亜矢の口を蹂躙しながら、片手を亜矢の豊満な胸へと伸ばす。
待ちきれないと言うかのように乱暴に亜矢の胸を仁の手が鷲掴みにする。彼の指が胸に沈む感触に、亜矢の体がビクリと跳ねた。
「んんっ!!」
以前、火照りが抑えきれず自分を慰める為に自分で触った時とは全く感覚が違う。服越しであるにも拘らず、激しい快感が胸から全身を駆け巡った。
しかしやはり衣服越しでは満足できないのか、仁は亜矢の胸を直に触るべく彼女の服を脱がせに掛かる。キスをしたまま、片手で彼女のブラウスのボタンを一個一個外していく。
激しくキスをしてくる割には丁寧な外し方だ。恐らく仁の中に残っている冷静な部分が、彼の心を抑えているのだろう。
それが分かった真矢は、体の主導権を亜矢から譲り受けて服を脱ぐ手伝いをした。キスに応じながら、ブラウスのボタンを外しブラジャーのホックを外す。
ブラジャーのホックが外れた瞬間、弾かれるように露わになる亜矢の胸。
仁は外気に晒された亜矢の胸に改めて指を沈めた。
「んんんんん!!」
直に感じる仁の指の感触に、亜矢の口から嬌声が上がる。仁は亜矢の嬌声を飲み込むと、一度キスを止め亜矢の口から舌を抜いた。
「ぷぁっ、はぁ……あぁ……」
流石に長時間口を塞がれて酸欠気味になったのか、亜矢が快感で蕩けた顔で大きく息をする。口の端から唾液を垂らし頬を赤く染め虚ろな目をする亜矢の姿は、それだけで男の獣欲を誘った。
それに突き動かされるように、仁の舌が亜矢の口元から首筋を舐め、彼女の豊満な胸にまで及んだ。
「ふぁっ、やっ! んん、あぁっ!」
亜矢の汗を舐めとろうとしているかのように首筋に舌を這わせ、胸にキスを落とし、乳首を口に含んだ。
「ひゃっ! 仁君、そこ! んあぁぁ! んんんんん!」
硬くなった乳首を舌で舐め回され甘噛みされる感触に、亜矢の口から一際大きな嬌声が上がった。初めての感触。ざらついた舌が敏感な乳首を舐め回し、吸い上げ、軽く歯を立てる刺激は甘美な電撃を発生させる。
さらにもう片方の胸は手で揉みしだかれ、こねくり回される。二つの胸から感じる刺激に、亜矢は頭の中で火花が散るのを感じた。
「ひあっ! 仁く、胸、そんな! あぁ、あぁぁぁぁ! んんぁあぁぁぁぁ!!」
「亜矢さん……胸、敏感だね」
「やん! だ、だって、仁くん、だってぇぇ……あぁぁぁぁ!」
止まらぬ嬌声。亜矢の手はいつの間にか仁の頭を抱える様に抱きしめていた。その一方で、足は痙攣したようにびくびくと跳ねており、彼女が感じている快感を表していた。
「もっと……仁君、もっと――――!」
亜矢の乳首を十分堪能したのか、仁の舌が胸を這い、首筋を舐め上げ再び口に侵入した。
「あぁ、んんんんん!」
再び口を塞がれる亜矢。まるで亜矢の嬌声すら全て飲み干したいと言わんばかりに、激しいキスが再開される。
その一方で、仁の片手が亜矢の秘所へと伸びた。既に真矢の手によりスカートは留め具を外されていたので、仁が引っ張ればスカートはするりと亜矢の腰から外れた。
外れたスカートの下では、既に溢れる愛液により下着としての役割を失っているショーツが見える。
仁はキスを口から胸に移しつつ、そのショーツ越しに亜矢の秘所に触れた。
「んあっ!!」
仁が触れた瞬間、亜矢の下半身がビクンと跳ねる。跳ねて腰が上がった瞬間、仁は素早く亜矢のショーツを脱がしスカート共々ベッド脇に放られた。
露になった亜矢の秘所からは愛液が湧き水の様に溢れている。その秘裂に仁の指が侵入した。
「んやぁぁぁぁっ!」
誰の侵入も許してこなかった聖域に入ってきた仁の指を、亜矢の秘裂は諸手を上げて受け入れた。押し入ってきた指を押し出すのではなく、離さないと言わんばかりに膣が締め付ける。
その状態で仁の指が蠢くのだから、彼女にとっては堪ったものではない。
「ひゃっ! んあっ! 仁くん、ゆびぃぃっ!」
喘ぎながら亜矢はシーツを掴み腰を浮かせる。仁はその腰を下から抱き上げると、舌を胸から腹に向けて這わせた。最近は戦いを経験して締まってきたからか、程よく張りと硬さ、柔らかさを併せ持つ魅力的な腹筋を丹念に舐められ、くすぐったさに亜矢が思わず体を捩る。
「んん! ん! ん! んあっ!」
くすぐったさすら快感に変わるのか、腹筋を舐められ亜矢の口から断続的に喘ぎ声が上がる。
仁の舌はそのまま亜矢の秘裂へと移動した。そこを舐められるのは流石に恥ずかしいのか、亜矢が僅かながら抵抗を見せる。
「あっ! ま、待って仁君! そこ、汚い――!」
しかしその言葉と裏腹に、亜矢の両手は仁の行動を止めるどころかそれを助長するように自らの秘裂に伸び自分の手で広げて見せた。何でそんな事をしたかなど考えるまでも無い。真矢が何時の間にか亜矢の体の主導権を一部握っていたのだ。
「ま、真矢! 待って、これ、恥ずかし…………でも私、もっと仁君感じたい! 亜矢もそうでしょ? 仁君、ここ! 早くキて!」
仁を誘う真矢の言葉に、仁は遠慮なく秘裂の中に舌を突っ込んだ。指とは違うざらつきと柔らかな動きに、彼女の中で何かが弾けた。
「んひゃぁぁぁぁっ! キた! 仁君、キテる!……でも、仁くん! そこ汚い――」
「亜矢さんに、汚い所なんて何処にもないよ」
尚も仁は秘裂を舐め上げ、愛液を飲み、クリトリスを甘噛みする。
「んあっ! あ! やぁ! 仁くん、そこ! 気持ちいい、もっと!!」
「亜矢さん、可愛い……」
「んにゃぁっ! あん! 仁君、きしゅ! きしゅしてぇ――!」
「いいよ、真矢さん」
秘所を責めるのを指に切り替え、仁は真矢にキスをする。仁のキスが唇を塞ぐと、真矢は彼の首に腕を回し彼の頭を抱きしめた。
「んん! んんん! じゅる、んく――」
亜矢と真矢が仁のキスを堪能している間にも、仁の指は亜矢の膣を責め続ける。先程以上に深く指が亜矢の膣へと侵入し、その中で一か所ざらついた所を仁の指が引っかく。
瞬間、亜矢の秘裂から愛液が噴き出した。
「んんんんんん!」【ああああああ!】
Gスポットを刺激され、一気に絶頂に達した亜矢と真矢。全身をびくびくと痙攣させ、迸る快感に翻弄されている亜矢を仁がギュッと抱き締める。
どれだけ続いたか、絶頂の快感が収まった亜矢が一気に脱力すると仁はキスを中断し彼女から離れる。
「ぷはっ! はぁ、はぁ、はぁ……」
どこか虚ろな目で天井を見つめながら深呼吸する亜矢。大きく息をする度に彼女の大きな胸が上下する。
それを見ながら、仁は衣服を一気に全部脱ぎ去った。インドア派でありながら程好く鍛えられ、更に戦いにより引き締まった裸体が露となる。
絶頂の余韻と酸欠でぼんやりした頭で仁の方を見た亜矢は、彼の股間にそそり立つ逸物に息と生唾を飲み込んだ。
想像していたよりもずっと太く逞しい。あれが今から自分の中に入るのだと思うと、緊張せずにはいられない。
それでも――――――
【亜矢……】
【うん……】
亜矢と真矢は心の中で頷き合うと、残った自分の衣服をベッド脇に脱ぎ捨て自身も裸体を晒し両手を広げた。
「さぁ、仁君……来てください」
「私達、仁君の全部を受け入れるわ。だから――」
『仁君の全部を、私に感じさせて』
彼女の言葉に応えるように、仁は彼女に覆い被さり逸物を彼女の秘裂に宛がった。まだ触れただけだと言うのに、秘裂に感じる熱に膣が愛液を分泌する。
「亜矢さん、真矢さん…………いくよ」
仁からの問い掛けに対する2人の答えは、舐めるようなキス。彼の頭を引き寄せ、唇を舐め取るようにキスをし今度は彼女の舌が彼の口の中に侵入した。
仁が理性を保っていられたのはそこが限界だった。亜矢の腰を両手で掴み、最初はゆっくりと……だが半分ほどで我慢できなくなったのか、残りは一気に逸物を彼女の膣に埋没させる。
瞬間、2人の耳に何かが切れるブチッ、と言う音が聞こえた。
「んんんんんんんん!!」
亜矢の口から悲鳴のような嬌声が飛び出し、仁の腹の中へと消えていく。仁は彼女の嬌声が落ち着くまで待ち、彼女が少し落ち着いてきたのを見ると口を離した。
顔を離すと、亜矢の目からポロポロと涙が零れている。視線を下に向ければ、彼女が処女を失った証である破弧の血がベッドシーツに赤い染みを作っていた。
そんな彼女の様子に、仁が冷静さを取り戻し心配して声を掛ける。
「ゴメン、痛かったよね……大丈夫?」
恐る恐る仁が訊ねると、亜矢は涙を流しながらフルフルと頭を左右に振った。
「違う、違うんです……痛い事は痛かったけど、それ以上に嬉しくて気持ちよくて……やっと仁くんと一つになれて……」
そう言って亜矢は――いや真矢か?――は仁の口に触れ合う程度のキスを落とす。
「もう、大丈夫です。さ、仁くん……私達を仁君で満たして」
彼女の笑みに、その愛情に、仁は彼女の頭を愛おしそうに撫で、優しくキスをしながら腰を動かした。
「ん! んん! れろ、ちゅ」
最初は優しく、次第に激しく仁の腰が亜矢の腰に打ち付けられる。仁の腰が前に出る度に湿った音と共に肌を打ち鳴らす音が響き、滑らかな亜矢の脚が跳ねる。
同時に2人は互いに舌を絡ませ合った。吐息を交換し合い、互いに赤くなった顔を至近距離で見て亜矢はもっと仁を感じたいと言わんばかりに彼の首に腕を回した。舌と唾液が動くクチュクチュと言う音が2人の口の間から響くが、その音は亜矢が挙げるくぐもった嬌声にかき消される。
「んん! ん、ぷは!」
突然仁が口を離した。彼の顔が離れると、2人の口の間に唾液が作る銀色の橋が架かり、直ぐに切れて落ちる。
「あっ! あん! や、仁君、もっと――!」
何故キスを止めるのか。真矢が切なそうな顔で再びキスを強請るが、仁はそれに応えず唇を彼女の首筋に当て強く吸い上げた。全身敏感になっているので、そんな刺激でも真矢は甘美な快感を感じていた。
「んん!」
仁が首筋を強く吸い上げた事で、そこに虫刺されの様な
それを見て仁の中に得も言われぬ快感が走る。快感と獣欲に突き動かされ、仁は腰を打ち付けながらキスマークを付けた首筋を重点的に舐め回し、鎖骨や胸にもキスマークを次々と付けて回った。そこも漏れなく丹念に舐めつ。まるで彼女は自分のものだとマーキングしているように。
それは彼女にとっても同様だった。仁に初めてを捧げただけではなく、彼のものであると言う証を刻まれるのは体と心に甘美に響いた。
「あっ! あん! 仁くん、仁君! 私、私……もう、ダメ! キちゃう! イっちゃう!!」
「亜矢さん、真矢さん。俺も……く!」
込み上げてくる射精感に、仁は逸物を彼女の中から抜こうとする。だがそれより早く彼女の両足が彼の腰を挟んだ。
「ッ! 亜矢、さん――!」
「仁くん、キて! 全部、うけとめる、から! 仁君で! 私の中、満たして!!」
腰を押さえつけられた上にこの言葉。流石の仁もそれには耐えきることが出来ず、彼女の中に精液が吐き出される。
「くぅっ!」
「んあ、あ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
仁の逸物が子宮口を殴りつけた瞬間吐き出された精液は、ドロリとした熱さを持って亜矢の子宮を満たしていく。先程以上の絶頂に、亜矢は堪らず仁の首に腕を回し彼にしがみ付いた。引き締まった彼の胸板に亜矢の巨乳が押し付けられ、形を歪ませる。
「あ、ん! あ……は――」
絶頂の余韻に体をピクピクと振るわせる亜矢。吐精が納まり、仁は逸物を彼女の中から引き抜いた。すると収まり切らなかった精液が逆流して、彼女の秘部から零れ落ちる。
「んあ……はぁ、はぁ……」
精液が膣を逆流する感覚にも快楽を感じる亜矢。大きく息をして、口からは涎を垂らし、ベッドの上に肢体を投げ出している姿はとても扇情的だ。
それを見てか、それともただ単にまだ余裕があるからか、仁の逸物が再び硬さを取り戻した。そそり立つ逸物に、しかし仁は落ち着きを取り戻し己を律しようとした。
これ以上は亜矢と真矢にとって負担となる。何より、更に続けては彼女が妊娠してしまうかもしれない。既に一度彼女の中に精を放っておきながらという気もするが、それでも回数が増えればその分妊娠の可能性は増す。
もし本当に妊娠してしまったとなれば、彼女に多大な負担を強いる事になる。それは彼としても容認出来ることではなかった。
しかし理性とは裏腹に、本能はもっと彼女を求めろと告げている。理性と本能のせめぎ合いに、仁が顔を歪めた。
そんな彼を、亜矢が――いやこれは真矢だ――が優しく押し倒した。
「え……真矢さん?」
「我慢しないで、仁君。言ったでしょ? 仁君の全部を受け止めるって」
「でも、これ以上は――!?」
「大丈夫です。今日は、安全な日なので。それに、仮に出来ちゃったとしても私、構いません。仁くんとの赤ちゃんなら私、欲しいです」
「亜矢さん……」
「それに……私、私達、もっと仁くんを感じたいんです。もっともっと仁君で満たしてほしいの――――――だから、ね」
そう言いながら、真矢は愛液と精液で濡れぼそった膣口に仰向けになり天井を向いた仁の亀頭を当て、そのまま体を落とした。二種類の液で濡れた膣は、仁の逸物をすんなり咥え込む。
「んいぃぃぃぃっ! あ……はぁ! 今度は、私達が動くね――!」
真矢はそう言って仁の腹筋の上に手を置くと、自らの腰を上下させた。
「んあ! は! んん! これ、凄ッ! 仁くんが、奥まで、届く――!」
仁の上で腰を躍らせながら、真矢が嬌声を上げる。
体重が掛かった事で膣の奥まで深く抉ってくる仁の逸物に、亜矢は目尻をトロンと下げ顔を蕩けさせた。
「ああぁ! はぅ、んん! どうです、仁くん? き、気持ち良い、ですか? んぅ!」
「うん――! 気持ちいいよ、亜矢さん――!」
「あはっ! う、嬉し、んん!」
亜矢に奉仕されるだけでは申し訳ないと、仁が下から彼女を突き上げた。彼女が腰を下ろす動きに合わせて下から突いたので、激しい快楽が彼女の中を駆け巡り堪らず体を仰け反らせる。それにより亜矢の豊満な胸が突き出され、大きく揺れた。
そのまま亜矢の動きに合わせて仁が下から突きあげる。その度にタプンタプンと揺れる亜矢の胸。
それを黙っていている事など出来る訳もなく、仁は大きく揺れる亜矢の胸を下から鷲掴みにした。
「んひゃぁっ! 胸、ダメ! 気持ち、良すぎてぇ!!」
思わず倒れそうになる亜矢だったが、仁が胸を掴んでいる事で結果的に支えられそのまま胸を弄ばれながら突き上げられる。前のめりに倒れそうになった事で、亜矢の胸に仁の指が沈む。
マシュマロのように柔らかく、だがそれでいてハリがあって弾力に優れた胸は沈む仁の指を程よい弾力で押し返す。その感触が癖になり、仁は亜矢を突き上げながら彼女の胸を揉みしだく。
「ああぁっ! はぁっ! やぁん! 仁君、仁くぅん――!」
蕩けた目が仁の事を見つめる。何かを懇願するその目に、仁は彼女を支えるのを止めそのまま引き寄せた。
「真矢さん、キス好きなんだね」
「だってぇ、仁君ともっと! 繋がりたいからぁ! あん! 真矢ズルい! 私も、私もぉ!」
2人してキスを強請って来た。ならばそれに応えようと、仁は彼女の顔を引き寄せ激しくキスをした。
「んんんんん! れろ、じゅる! ん! んん! じゅる、こく……」
舌を絡ませ、唾液を交換する激しいキス。その間にも仁は下から。亜矢は上から腰をぶつけ合った。
再び仁の逸物に込み上げる感覚。それを感じ、亜矢は歓喜の声を上げながら口を放した。
「んあ! 仁くんの、また大きく! やん! 亜矢! キスやめちゃやらぁ!」
「ん、く! また、
「ひゃん! あ! キて! 仁君! もっと、
仁の射精が近くなったとみて、亜矢の腰を上下させる動きが激しくなる。逸物に走る激しい快楽に、仁が二度目の精を亜矢の中に放った。
「んいぃぃぃぃぃぃぃ! き、きたぁ――! 仁くんの、熱いの……いっぱい、きたぁ――!」
快楽に亜矢が身を震わせ、彼女の中に収まり切らない精液が結合部の間から零れ落ちる。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「はぁ……ふぅ……う、ふぅ……」
互いにベッドの上で脱力する2人。亜矢は仁の上に凭れ掛かっているので、豊満で柔らかな胸の感触が彼の胸板に広がっていた。
「はぁ……ふぅ……うっ!?」
脱力して呼吸を整えていた仁だが、何と再び獣欲が首を
二度の性交で箍が外れてきているのか、仁は自制する事も忘れて亜矢に手を伸ばそうとする。だが行動を起こしたのは彼女の方が早かった。
「はっ、はっ……。仁くん、れろ、ちゅ。仁君……ん、ちゅ」
亜矢が蕩けた顔で仁の口を貪るようにキスをし、真矢が先程のお返しと言わんばかりに彼の首筋にキスマークを付ける。
最早頭で考えてではなく、心が求めるままに仁を求める亜矢と真矢。今仁にキスをしてきているのがどちらなのか、仁にすら分からない。
「んく、ちゅ……れろ。はふ、あむ……んん。はぁ、仁……仁――」
今度こそ仁は完全に理性を手放した。己の本能の赴くまま、彼女の肢体を全力で貪る。
「亜矢、真矢――!!」
「んわっ!?」
仁は起き上がり彼女をベッドの上に押し倒すと、彼女の体をひっくり返し四つん這いにさせ突き上げられた秘裂に三度逸物を突き刺した。
「んぁぁぁぁぁぁ! んぎ、ぃぃぃぃぃっ!!」
獣欲に駆られるままに亜矢の腰を突く仁。右手は腰を押さえ、左手は彼女の左腕を掴み腰を突き出すと同時に彼女を引っ張る。
「んあっ! これ、イイ! 仁! もっと、もっと――!!」
乱暴だが、力強い責めは彼女の雌としての本能を刺激した。普段の亜矢からは想像も出来ないような淫靡さで仁を求める。
腕を引かれているので、亜矢の上半身は強制的に引っ張り上げられている。なので突かれる度に、彼女の豊満な胸が先程とは違った形で大きく揺れた。
それを仁は後ろから手を伸ばし、鷲掴みにして揉みしだき、乳を搾る様に握り乳首を摘まむ。
「あ! あぁ! ぅあ! くぁ! あふっ! んあっ! あぁぁ! 仁くん! 仁君!」
「亜矢さん――! 真矢さん――!」
右手で体を支えつつ、仁の名を呼び喘ぐ亜矢と真矢。
途中仁は彼女の左腕を離すと、背後から圧し掛かる様に突きつつ左手で彼女の顔を後ろに向かせ、右手で乳房を揉みながら彼女にキスをした。
「んん! ふぁ! ちゅ! れろ、んふ!」
後ろから体重を掛けて突かれ、乳を揉みしだかれ、舌を貪られる。仁が全身全霊で求めてくれている事に、亜矢は絶えず絶頂を感じていた。
「ん! はっ! 仁くん、仁君! あふ! しゅき! だいしゅき!! んあ! わた、わたしも、まやも! じんくんのこと、愛してます!」
「俺も、亜矢さん! 真矢さん! 俺も、2人の事、愛してる! 離さない! 絶対!」
「あ! あは! 嬉しい! 仁君! 大好きぃ!!」
「仁くんの! 不安や、恐怖。嫌な事も、全部! 全部私達、受け止めます!」
「怖がらないで! 私達、2人で仁君の事、支えるから! 受け止めるから!!」
「だから、仁くん!!」
「刻んで、私達に!!」
『仁君の全部! 私達の中に注ぎ込んで!!』
亜矢と真矢、2人から向けられる愛が仁の心を強く震わせる。向けられる愛が心地よくて、彼女の事が愛おしくて狂いそうになる。
その瞬間、彼の感情の爆発を表すように3度目の射精が行われる。まるで仁の中に燻っていた不安や恐怖が吐き出されるように濁流が亜矢の中に注ぎ込まれた。
愛しい亜矢に自身の全てを注ぎ込む快楽は、ただの射精以上の快楽を仁に齎した。
「ぐっ! あ、あぁぁぁぁぁ!!」
正に自身の中の全てを吐き出す快感に、仁の口から声が零れる。
一方の亜矢は、3度目にして最大の熱さを持つ精液が齎す快楽に脳が焼き切れるのではと言う程の絶頂に悲鳴のような声を上げた。
「うぁ、あぁぁぁぁぁぁぁ! あ、つい――! んあ、はぁ……ぁぁあああぁぁぁぁ――!!」
仁は亜矢を後ろから強く抱きしめ、腰を彼女に密着させる。注がれる精液の熱さと密着した仁の体温に亜矢は体を震わせていた。
どれほどそうしていたか、仁は亜矢の中に全てを注ぎ込んだ。精魂尽き果てる程出しきったのか、仁の中で暴れていた獣欲も大人しくなる。
「はぁ、はぁ……」
漸く昂りも鎮まり、仁は亜矢の中から逸物を引き抜いた。
「ん、あぁ……」
引き抜く瞬間の感触に亜矢が僅かながら声を上げる。仁が逸物を引き抜くと、限界を超えた量の精液がドロリと亜矢の膣口から零れ落ちた。
そのまま2人はベッドに倒れ込む。部屋には淫行の臭いが満ちていたが、そんなもの気にもならない。気にしている余裕が無い程体力を使い切ったと言うのもあるが、それ以上に2人は満たされていた。互いに全てを曝け出し、全てを交わらせた事は何事にも代えがたい充実感を2人に齎していた。
「「はぁ……はぁ……はぁ……」」
仁はベッドの上で仰向けになって、亜矢はそんな仁に寄り添って呼吸を整えようと必死に酸素を吸い込む。
「じ、仁くん……」
「ん……何?」
徐に亜矢が息も絶え絶えになりながら仁に話し掛けてきた。精魂尽きる程精を放ち、半ば放心状態の仁はそれでも彼女の言葉に応答し彼女の事を見る。
自分を見てくる仁を亜矢がジッと見つめ返す。何も言わず自分を見つめてくる亜矢に仁が小首を傾げると、彼女は満足そうに笑みを浮かべた。
「うん……何時もの仁くんに戻ったみたいですね」
「え?……あ――――」
亜矢に言われ、行為に及ぶ前の陰鬱とした気持ちが消えている事に気付いた仁は一瞬唖然とし、そして次の瞬間笑みを浮かべ亜矢を優しく抱きしめた。
「そう、かもね。亜矢さんと真矢さんのお陰だよ……ありがと」
「ウフフ! どういたしまして」
「でもゴメン……抑えが利かなくて、亜矢さんの中に出し過ぎた。幾ら安全日だって言っても――――」
流石にこれは妊娠してもおかしくないかもしれない。そう不安を抱く仁だったが、対する亜矢と真矢の顔は穏やかなものだった。
「構いませんよ。私達、仁くんとの赤ちゃんだったら喜んで産みます」
「亜矢さん……」
「それとも仁君は、私達との間に子供なんて欲しくは無いの?」
「そんな事ない。俺も、亜矢さんと真矢さんとの子供なら欲しいよ」
「――嬉しい」
仁の答えに、彼女はそっと仁に抱き着き彼に優しくキスをする。その際に彼女の豊満な胸が押し付けられ仁の胸の上で形を変えるが、もう精も魂も尽きたので獣欲は出てくる事は無かった。
代わりに出てくるのは底なしの亜矢と真矢に対する愛しさ。自分を愛し、自分に愛されてくれる2人に仁は感謝と愛しさを感じ彼女を抱きしめ返し額にキスを落とした。
「亜矢さん、真矢さん……愛してる」
「私も、私達もです……仁くん。……大好きよ、仁君」
「どんな事からも、守ってみせるから……」
「何があっても、支えますから……」
「だから……ずっと傍に居て……」
「絶対、離れないわ……」
「亜矢……真矢……」
「仁……」
「「――大好き」」
同時に愛を囁き、2人は啄む様にキスをする。先程に比べたら天と地ほども差がある大人しいキスは、しかし先程とは比べ物にならない程甘く切ない。
2人はそのまま、互いに抱きしめ合いながら眠りに落ちた。硬く抱きしめ合った仁と亜矢の顔は、心から満たされたのが分かる安らかな寝顔であった。
裏設定で、亜矢と真矢はシンクロ率が上がると全ての感覚が倍どころか累乗で上昇します。
ですので今回、仁との行為で亜矢と真矢はとんでもない快楽を得ていた事に……
今後も何か思いついたら、不定期に書いていこうと思います。
執筆の糧となりますので、感想その他よろしくお願いします。
それでは。