お待たせしました。今回はリリィとレックスの初夜からの希美を交えての3Pになります。
傘木社との決戦が終わり早数か月が経っていた。
その数か月の間に、戦いに関わった者達の日常は大きく変わっていた。戦いの中心人物であった仁は亜矢と結婚し、今は博士課程に入り海外に留学している。宗吾はS.B.C.T.の司令官となり日々業務に追われ、裏方で動いていた拓郎と峰も正式に付き合う様になったりと人間模様も変化していた。
それは嘗て傘木社に所属していた希美も同じである。元々は傘木社の幹部であり、離反して今はS.B.C.T.預かりの身となった彼女は同じく傘木社に実験動物として所属していたレックス、リリィの2人と家族として過ごしていた。3人とも血は繋がっていないが、共に過ごす姿はそこらの家族よりも仲睦まじい。
傘木社の呪縛から解き放たれ、自由を謳歌する3人。希美は過去に犯した罪を償う為、S.B.C.T.に協力し戦う事を義務付けられているが給金はちゃんともらっているし2人と過ごす為の時間も与えられている。正直こんな普通な生活を送っていていいのだろうかと希美自身疑問に思う事が無いではなかったが、他ならぬリリィ達が望んでいる事でもあったので希美は訪れた平和な時間を満喫していた。
しかし全てが順風満帆という訳ではなかった。
「うぅ!? あ、あぁ……はぁ、はぁ……」
「リリィ、大丈夫? ほら、お水持って来たから……」
「ノ、ノゾミ……ん」
希美に支えられるようにして、リリィがコップから水を飲む。その頬は熱に浮かされた様に視線が定まっておらず、頬は赤く染まり全身が酷く汗ばんでいる。
これは戦いが終わって一月ほど経ってから起こり始めるようになった異常であり、端的に言ってしまえば酷い発情状態になってしまっているのだ。
一月置きに起こるこれはリリィを心身共に苛んでいた。雄を求めて疼く体を鎮める事は、この年頃の少女には酷く酷な事であった。立つ事も儘ならず、疼きを抑えようと自分で秘所を掻き回しても収まらない切なさにリリィの顔は蕩け涙と涎を同時に流していた。
発情状態に陥っているのはレックスも同様であった。こちらは自分の体に異常が発生すると、自発的に部屋に閉じこもり希美やリリィとの接触を断っていた。理性で抑えきる事が出来なくなり、2人に襲い掛かったりするのを恐れているのだろう。
初めて2人がこの状態になった時は希美も慌てた。2人は仁の手により遺伝子の異常を正され、容態が安定した筈だったのだ。それが突如こんな状態になってしまい、まだ実験の影響が残っていたのかと希美は手近に声を掛けられる白上教授を頼った。
その結果分かった事は、2人の体は実験の影響で発情期が来るようになってしまったという事だった。
「どういう事? 人間なのに発情期って?」
「2人は門守君の手で、遺伝子の異常は確かに正されたのだろう。だが実験の影響が完全に消えた訳ではなかったんだ」
白上教授が言うには、仁が行った事は遺伝子のバグを直して肉体に異常が起こる様な生命活動が生じないようにする事なのだと言う。そのお陰でリリィの体は毒を正常に解毒しまた自分で毒を生産するような事は無くなったし、レックスの体の中に巣食う微生物も大人しくなった。
だが肉体の機能が正常を取り戻すと、今度は肉体がその遺伝子に合わせて成長する様になってしまったのだ。早い話が思春期に起こる第二次性徴と同じような事が、今2人の体に起こり始めているのである。
これには希美も教授も頭を抱えた。まさか仁が2人を助ける為に施した処置が、結果的に新たな問題を起こす切っ掛けとなってしまったのだから。
だからという訳かどうかは分からないが、この事を聞きつけた仁は遠く離れたアメリカから希美に連絡をして来た。
『ゴメン。なんか俺がやった事で、あの2人が苦しんでるみたいで』
「気にしないで。アンタがああしてくれなかったら、2人はもっと苦しんでたかもしれないんだからさ」
希美はそう言ってくれるが、仁からすればそうもいかない。原因や過程がどうあれ、結果的に自分の行動が2人を苦しめる事に繋がっているのだから。
罪悪感を感じた仁は、2人の苦痛を取り除く方法を考えそれを希美に話した。
『で、その2人を落ち着かせる方法だけど……出来ない事は無いかもしれないよ』
「ホントに!? どうやって!!」
2人をあの解決しようのない苦痛から解き放てるのであれば、希美はどんな対価でも払うつもりだった。勿論仁にそんな対価を受け取る気も要求する気も無く、彼は逸る希美を宥めつつレックスとリリィの発情状態を抑える方法を話した。
『端的に言っちゃえば、我慢させずに2人に本番させちゃえばいいんだよ』
「…………は?」
『だから、本番させちゃえば……』
最初仁が言っている言葉の意味が分からず目を点にさせた希美だったが、再び仁が同じ解決策を口にしたことで再起動した。
「ちょちょちょ、待って待ちなさい!? 本番!? 本番って、それはつまり……」
『セックス、させちゃえって事。2人とも16歳位でしょ? 仮に子供が出来ても、問題は無い年齢だ』
「そう言う問題じゃない!?」
正論だけをズバズバ口にする仁に対し、希美は電話越しに怒鳴った。希美は普段見せないような狼狽えぶりをしており、頬を怒りか羞恥で赤く染め目も傍から見て分かるくらい泳ぎまくっている。相当パニクっているようだ。普段ドライな雰囲気を纏う彼女も、意外と初心な一面があるらしい。
「流石にまだ早過ぎ……とは、言えないけれど……でも! 他に何か方法は無いの?」
『後は薬を使って無理矢理抑えるって言うのも手ではあるけど?』
「それは……」
傘木社で肉体改造を受けた経験があるからか、あの2人は薬を飲むことを敬遠する傾向にあった。特にリリィは制御しきれない毒の生成と解毒を正常に保つ為、常時専用の薬を飲んでいた。それでも日々副作用やら何やらで苦しんでいたのだから、薬に対してトラウマ的嫌悪感を抱いても不思議ではない。
そんな彼女に薬を処方する事は、希美としても避けたいところだった。
『あの2人に薬の処方は精神的に良くないだろうからってこの案は最初から出さなかったんだけど』
「そうね、ゴメン。気遣いは感謝するわ。しかし……うぅ~……」
こうなると本格的に方法はセックスをさせる以外に方法が無い気がしてきた。だからと言って犬猫の様に去勢する訳にもいかないし。
「それ以外ない、か。まぁ妊娠の可能性に関してはレックスにゴム付けさせれば……」
『あぁ発情状態を本気で抑えるなら、生でやらせた方が効果的だと思うよ』
「はぁっ!?」
『いや真面目な話。出せば終わりなレックスはともかく、リリィは子宮で精液受け止めないと。性的快楽を発散させるだけじゃ不十分だと思うよ』
言いたいことは分かるのだが、それだと妊娠のリスクが爆上がりする。発情しているという事は、リリィの子宮は排卵をしている可能性が高い。そんな体に精液なんて注ぎ込んだら、本気で妊娠してしまう。
「でもそれで妊娠しちゃったら……」
『ん~、その事だけど、多分大丈夫じゃないかな?』
「何で?」
仁曰く、今2人の肉体は仁や亜矢と同じく新人類への進化の真っ最中の可能性が高いのだとか。苛烈な肉体改造を幼い内から繰り返された事で、進化の為の下地が出来てしまっていたらしい。そこに仁が遺伝子の調整を行ったものだから、時間を置いて進化が緩やかに始まったのだ。
仁と亜矢は急速に肉体が進化したものだから苦痛を伴ったが、レックスとリリィの場合はゆっくりと下地を作り上げ徐々に体が進化していったからこの程度で済んでいる…………と言うのが仁の結論だった。
『俺と亜矢さん、もう両手で数えきれない位ヤってるけど、全然妊娠する気配無いんだよね。多分新人類ってのは寿命が長い分、妊娠し辛くなってるのかも。加えて2人の体は新人類の体に作り替わってる真っ最中だから、精子も卵子も新しい物に置き換える為に機能してない可能性が高いんだよね。だから今の2人がセックスしても、妊娠の可能性は低いんじゃないかな?』
「他ならぬアンタが言うんならそうなのかもしれないけど…………」
尚も悩む希美だったが、結局は2人にセックスさせる事を決めた。このまま辛い状態を引き摺らせるよりも、発散させてしまった方が良いだろう。
それにあの2人は互いに好意を抱いている。それなら精神的な抵抗も少ないだろうと言うのが最後の一押しだった。
そうと決まれば、希美は帰宅後早速リリィに事情を説明した。リリィは希美の口から、レックスとセックスしてしまえと言う言葉を聞きそれまでとは違う意味で顔を赤くした。
「あ、え? レックスと?」
「そう。その状態を治すにはそれが一番手っ取り早いんだって。勿論嫌なら無理にとは言わないけど……」
「私が、その……セックスすれば、レックスも治るんだよね?」
「治ると言うか、鎮まるね」
「うん、分かった。私、良いよ」
希美の話に、リリィは精一杯笑みを浮かべて応えた。無理矢理笑みを浮かべているように見えるのは、レックスの為に自分の気持ちを押し殺しているのか、それとも発情の切なさを抑えてのものなのか分からない。
「本当に良いの?」
「うん。レックスなら、私……良いよ」
「……分かった」
こうして2人の発情を抑える為の場がセッティングされていった。
問題はレックスがなかなか扉を開けようとしなかった事だが、希美が強引に扉を開ける事で解決した。どうやら彼は彼で発情状態で湧き出る性欲を何とか抑えようと自室で自慰をしていたらしい。希美が部屋に入ると、隠しきれていない淫臭が凄かった。
これを知られたくなかった + 希美やリリィに襲い掛かる事をしたくなかったから部屋に閉じこもっていた彼には申し訳ないと思うが、これも2人の為と希美は罪悪感に蓋をしてリリィと共に彼の部屋に入った。そしてリリィに話したのと同じ事を彼に告げた。
「レックス、単刀直入に言うわ。リリィを抱きなさい」
「だ、抱く? おいおいそれって……」
「セックスするのよ。それが一番手っ取り早いわ。あぁ、リリィはアンタが相手ならいいって」
希美の言葉に、レックスは目を見開いてリリィの方を見た。するとリリィも、頬を赤く染めながらコクリと頷く。
「そう言う訳だから、ちゃっちゃと準備しなさい」
「わわっ!? ちょ、ノゾミ!?」
有無を言わさず、希美はレックスを掴むと服を引っぺがす様に脱がせた。その横ではリリィが静かに衣服を脱ぎ裸になっていく。
そうして、レックスとリリィの2人が裸で対面すると希美は少し離れて壁際に腰を下ろした。
「えっと、リリィ? 本当に良いのか?」
「うん……私、レックスの事、大好きだから――!」
「リリィ――!!」
「わっ!」
最早希美の事等眼中にないようで2人は自分達の世界に入り、レックスがリリィをベッドに押し倒した。
「俺もだ。俺も、リリィの事が好きだ。リリィも俺の事を好きだって言うんなら……もう、我慢できそうにない」
「うん……いいよ、レックス」
その言葉を皮切りに、レックスはリリィの唇を奪った。唐突に始まった貪る様なキスに、リリィも待ってましたと言わんばかりに彼の首に腕を回して応える。
「んん! じゅるるる、んん! れろ、こくん」
互いに舌を絡ませ合い、唾液を交換し合う激しいキス。まだ子供だと言うのに、本能的に互いを愛し合うキスをする2人に希美は思わず圧倒された。
まだキスしかしていないと言うのに、溶け合う様に激しく交わる2人。だが勿論これで満足など出来ない。
「ん! んん!……はぁ!」
一頻りキスを堪能し、レックスは唇を離した。唾液の糸が2人の唇を僅かな間繋ぎ、途切れた唾液が下に仰向けになっているリリィの唇を潤す。
頬を紅潮させ早くも呼吸を荒くしているリリィの姿に、レックスは生唾を飲み込むともう我慢できないと怒張したペニスをリリィの膣口に当て狙いを定めた。
膣口に触れた亀頭の熱に、リリィの体がピクリと反応する。
「それじゃ、行くぞ……リリィ?」
「うん……来て、レックス」
リリィの許しを得て、レックスが彼女の膣にペニスをゆっくり差し込む。未開通の膣が押し広げられる感触に、電流に似た快楽を感じたリリィが体を仰け反らせた。
「んんん!! く、あぁ……あつ、う!」
「くぅ! リリィの膣内、きつ……!」
「ごめ! でも、今、私……!!」
初めて感じる快楽に、リリィの膣肉は勝手にレックスのペニスを締め付けてしまう。その快楽にレックスは堪えながらも肉槍を彼女の中に押し込んでいくと、先端に何かが触れるのを感じた。
それがリリィの処女膜であるという事に気付かぬほど、レックスも無知ではない。
亀頭の先端が処女膜に触れた事を感じ、レックスは残された理性を総動員して動きを一度止めた。ある意味、ここが最後の引き返すチャンスだ。
そう言う意味を込めてリリィの顔を見れば、リリィは目に涙を浮かべながらも無言でコクンと頷いた。
瞬間、レックスは最後の理性を手放し本能の赴くままに腰を進めた。
「くっ!」
「んんんん!!??」
ブチリと言う感触と共に、レックスのペニスがリリィの処女膜を破き根元まで埋まる。レックスはペニスを全て埋没させた快楽に身を震わせ、リリィは処女膜を破られた痛みに声を押し殺しながらも涙を零す。
自分の指を噛んで痛みを堪えるような仕草をするリリィに、レックスは束の間理性を取り戻した。
「わ、悪いリリィ!? 痛かったよな?」
心配そうにレックスが問うと、リリィは違うと首を横に振った。
「そうじゃない……そうじゃないの。レックスとこうできる時が来ると思ってなかったから、嬉しくて――!!」
リリィもレックスも、共に傘木社の実験動物として生きてきた。日々投薬など過酷な実験を受け続け、同じように実験台とされた少年少女が脱落していくのを何度も見てきた。
次は何時自分が彼らの仲間入りをするか分からない。例えレックスを好きになっても、普通の恋人同士の様に過ごすことなど絶対に出来ないだろうと諦めていた。
それが今は、普通に笑い合いこうして男女の仲にまで至る事が出来たのだ。嬉しくて嬉しくて、痛みとは別の意味で涙が溢れてくる。一瞬都合の良い夢でも見ているのではないかと恐怖したが、破弧の痛みが現実であると教えてくれた。
「だからレックス、動いて。これが現実だって、もっと私に実感させて!」
「あぁ、分かった――――!」
そうとなればもう遠慮することは彼には出来なかった。腰を前後に動かし、未だ残る破弧の痛みを彼女に刻みこれが現実であると知らしめる。それと同時に自身も、彼女と繋がっている事を股間を中心に全身に広がる快楽で実感していた。
「んん! あっ! ひぅ、いぃぃっ!!」
「はっ! はっ! リリィ、どうだ?」
「レックスの! 熱くて、硬いのが! 私の膣内を何度も行ったり来たりして! 痛いのに、気持ちいい!!」
最初は祈る様に胸元で組まれていたリリィの手も、気付けばレックスの首に回され両足も彼の腰に絡みついている。レックスの方も初めの内こそリリィを気遣っている節が見られたが、リリィの方が積極的に求めてきていることに気付くと激しく腰を前後に振り彼女の膣内を己の肉棒で抉った。
少々乱暴な責めではあったが、当のリリィ本人はそんな風に責められる事に身も心も悦んでいた。
「うぁ! だめ、もうダメ! きちゃう! レックス、何かきちゃうよ!!」
「俺も! そろそろ、限界だ!」
「出して! レックス! 私の膣内、一杯出して!!」
「くぉぉぉ!!」
そうして遂に迎えた射精の時。レックスの熱い精液が、リリィの膣内を突き抜け子宮を満たしていく。
「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
射精され、子宮の中が熱い精液で満たされた瞬間、リリィも絶頂に達しレックスの体にしがみ付いた。絶頂のあまり体の制御が上手くできず、背中に回した手が爪を立ててレックスの背中を傷付ける。
暫し絶頂の余韻に浸る2人は、抱き合い繋がったまま呼吸を整えていた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」
流石に初めてのセックスで膣内射精までやったからか、2人とも少し疲労している様子だった。
傍からその様子を座って眺めていた希美は、これで終わりかとどこか呆気なさを感じていた。あれ程悩まされたにしては、案外簡単に鎮まったと。
しかしそれは早計だった。互いに密着した状態で休んでいた2人は、まだまだ元気有り余る若人なのだ。初めてのセックスで予想外に体力を消耗した事に驚きはしたが、それでもまだまだ体力は有り余っている。
徐に、リリィがレックスの頬に手を添えると自分の方を向かせそのまま口付けをした。
「んむ♡ チュッ♡ チュパ♡ じゅるる♡」
蕩けた顔でリリィがレックスの唇のみならず口内を貪る。レックスの方も負けじとリリィの口の中に舌を突っ込み、舌を絡ませ頬の内側、歯茎までをも蹂躙した。
「んん♡ んんん♡……はぁっ!」
互いに相手の口の中を貪っていた2人は、どちらからともなく顔を離した。そして互いの顔が見えるようにすると、リリィは物欲しげな顔でレックスを見上げていた。
「ねぇ、レックス♡ 私のアソコ、まだ疼いて切ないの♡ だからさ、ね? もっと、もっと頂戴♡」
そこからは2人は体力に物を言わせて只管に交じり合った。
「あ♡ あ♡ あん♡ あぁぁ♡ もっと! レックス、もっとぉ♡」
先程よりもリリィの腰を持ち上げ、真上から腰を落とすまんぐり返しと言う体位でレックスがリリィの膣を抉る。
「うぁ♡ これ、しゅごい♡ レックスのおチンチン、深いところまで届く♡」
杭打機の様に上から下に叩き落すようなストロークにリリィが舌を突き出しながら喘ぎ声を上げる。さらに彼女の口から喘ぎ声を引き出そうと、レックスは彼女の胸に手を伸ばした。手の平に納まるか、少しはみ出る程度の大きさの乳房がレックスの手の中で柔らかく形を変えると、新たな刺激にリリィの膣の締め付けが強くなる。
「んひゃっ! 胸、胸はダメぇ! 私の胸、そんな大きくないからぁ!!」
「そんな事ない。リリィの胸だって、可愛らしくて魅力的だ」
そう言ってレックスは腰を落とし、胸の先端で硬くなった乳首を口に含む。舌が転がし、歯で甘噛みされリリィの口から甲高い悲鳴が上がる。
「あぁぁぁぁぁぁ♡ レックス、しょれだめ♡ またイク♡ イっちゃう♡」
「あぁ、イけ! 遠慮するな!!」
レックスが殊更力強く腰を落とすと、Gスポットを抉り子宮口を強くノックした。その瞬間全身に走る快楽に、リリィは爪先をピンと伸ばして絶頂した。
「あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!♡」
「ぅおぉぉっ!!」
リリィの絶頂で膣肉が震え、それがレックスを絶頂に導き射精が行われる。2度目の膣内射精で放たれた精液がリリィの子宮を満たし、下腹部を膨らませた。
精液をすべて吐き出し終えたレックスは、ゆっくりとペニスを引き抜きベッドの上に腰を下ろす。ペニスが抜かれたリリィの膣口からは、入りきらない精液がドロリと零れ落ちた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
再びの小休止。ベッドの上で横になり天井をぼんやり眺めていたリリィは、何を想うでもなく視線を天井から横に倒した。
その視線の先には希美が居たのだが…………
「んっ! あ…………はぁ、くっ!」
ふとよく見てみると、希美は部屋の隅で体を丸め小さく震えている。目を凝らしてみれば、希美の手は自身の秘部へと伸びていた。
そう、希美はリリィとレックスの激しい性交を見ている内に雰囲気とか漂ってくる淫臭に中てられ、彼女自身も性的興奮を抑えられなくなってしまったのだ。
しかし2人から目を離す訳にはいかないので部屋を出る訳にはいかず、かといって大っぴらに自慰をする訳にもいかない。なので希美は2人が互いに夢中になっている内に、部屋の隅に移動して1人切ない衝動を少しでも発散しようとしていたのだ。
だが2人が小休止に入っている事に気付かず、声を殺して希美は1人自慰に夢中になっている。その姿はリリィの目には、誰とも仲良くできず寂しそうにしている子供の様に映った。
気付けばリリィはベッドから降り、股から精液を垂らしながら希美の傍に近寄った。
「リリィ?」
「ぅ、ん…………? ッ!?」
唐突にベッドから降りたリリィにレックスが首を傾げ、希美は音もなく傍まで来ていたリリィに気付き体を強張らせた。
「あ、いや、これは…………」
希美はリリィの前で珍しく狼狽えた。よりにもよって彼女に、2人の激しい性交をオカズに自慰をしているところを見られてしまった。恥ずかしいなんてものではない。情けなくて申し訳なくて、いっその事死にたくなった。
が、対するリリィは希美に対して失望や軽蔑の視線を向けるようなことはしない。寧ろ慈愛に満ちた母親の様な笑みを浮かべると、部屋の隅で小さく丸くなっている希美の前でしゃがみ顔を近付け彼女の頬に両手で触れた。
「ねぇ、ノゾミも一緒にシよう?」
「は、え?」
「ん……」
「ッ!?!?」
突然のリリィの申し出に首を傾げようとする希美だったが、それよりも早くにリリィが顔を近付け希美に軽く口付けをした。突飛な行動に目を白黒させる希美を見て、リリィは悪戯が成功した子供の様な笑みを浮かべた。
そこで漸く先程の提案の意味を理解し、希美は思考をこんがらがせながらも考え直すよう説得した。
「ば、馬鹿な事言ってんじゃないわよ!? そんな、そんな事、出来る訳……」
「何で?」
「何でって……」
「私、もうノゾミが辛そうにしてるところなんて見たくない。1人で居るのが寂しいんでしょ? それなら、一緒に……ね?」
希美とリリィ、レックスの間に血縁関係なんて物はない。あるのはただ一つ、同じ境遇に置かれていたと言う縁のみ。その縁一つで3人は家族となっていた。
だが平和になった今、その縁をもっと強固なものにしたいとリリィは常に思っていた。例えどんな形であったとしても、もっと3人で深く繋がりたい。
レックスとはこうして繋がる事が出来た。それなら、希美とも繋がりたい……それがリリィの願いであった。
「ほら、レックスも……」
「え?」
気付けばリリィの隣にレックスが来ており、彼女と同じように腰を下ろし希美に顔を近付け口付けをした。
「俺も、ノゾミとなら繋がりたい」
「アンタ達……本当に、いいの?」
希美が問えば、2人は同時に頷き希美に抱き着いた。2人から感じる温もりに、希美は目から涙を零す。
「う、うぅ~……!!」
「さ、ノゾミ……」
「一緒に……」
「うん――!!」
2人に手を引かれ、希美もベッドへと導かれていった。
そこから先は3人揃ってベッドの上で激しく絡み合った。
「あぁぁぁぁっ!!」
まずはお預けを食う形となった希美を満足させる為にと、レックスが勃起した剛直を希美の膣へと挿入した。
レックスにとっては驚く事に、希美もまた処女であった。元々彼女は今まで彼氏など作った事は無かったし、幹部同士で肉体関係を持つ事も無かった。激しい戦いの中で膜が破れても良さそうなものであったが、超万能細胞によるある意味無慈悲な回復力は彼女の処女膜すら回復させてしまっていた。
結果、希美はここで初めて処女を散らす事となった。
「ノゾミ、大丈夫か?」
「あ、あはぁぁぁ…………き、気にしないで。好きに動きなさい。動いて、私の中、満たして……」
「あぁ、分かった!」
希美が望むままに、レックスは腰を動かした。身長では希美の方が高い為、先程と違い体格の違いから少し苦労するが希美が自らも腰を振るのでレックスに掛かる負担はそれほどでもない。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ ん、あぁっ♡ すご、い♡ 私の中、満たされてく♡ レックス、お願い♡ もっと、もっとぉ♡」
「の、ノゾミの膣内も、スゲェ! リリィとは違って、トロトロで、動きも違う!」
リリィの膣がレックスの肉棒に押し広げられて形を変えるのなら、希美の膣はレックスの形に自分から合わせて彼の肉棒を包み込むような感じだった。希美はレックスに満たされると言っているが、実際には希美がレックスを満たしていた。
「あっ♡ そう、いいわよレックス♡ そこ、もっと突いて♡」
気付けば腰の動きもレックスではなく希美が主導する形になっていた。希美の腰の動きに合わせてレックスが腰を振り、彼女の膣内を抉る。
そこに水を差す様に横から希美に抱き着いてのがリリィだ。リリィは横から希美に抱き着くと、腰の動きに合わせて揺れる希美の乳房を弄んだ。
「ウフフッ! 2人だけで盛り上がるなんてズルい。私も混ぜてってば」
服を着た状態からでも分かるほどの巨乳の亜矢に比べると慎ましく見える希美も、リリィから見れば十分に大きな乳房を持っていた。腰を振る度にブルンと揺れる乳房を、リリィは手で包み粘土をこねるように揉み硬くなった先端の乳首を口に含んだ。
「んあぁぁぁぁぁぁ♡ リ、リリィ♡」
「ちゅぱちゅぱ! んふっ! ノゾミ、胸もとっても敏感だね♡ レロ♡」
「んいぃぃっ♡」
リリィに乳房を弄ばれながら首筋を舐められ、希美は未知の快楽に体を震わせた。それを見てレックスは、自分もとまだ手付かずのもう片方の乳房を掴み先程リリィにしたように乳首にしゃぶりついた。レックスが希美の胸まで責め始めたのを見て、リリィも再び乳首にしゃぶりつき更にはクリトリスにまで手を伸ばしコリコリと指先で転がした。
先程までレックス1人を相手に主導権を握っていた希美も、2人から同時に敏感な個所を全て責められては抗う事が出来ない。ただただ激しい快楽に翻弄され嬌声を上げるしか出来なかった。
「は、ひぃぃぃぃっ♡ ら、らめ♡ そんな、いっぺんに責めたらぁ♡ 待って♡ 2人とも、まっへぇぇぇ♡」
「ちゅるるるる♡ 嘘つき♡ ノゾミの乳首、こんなに硬くなってるよ♡」
「膣内も凄いぞ! さっきからずっとトロトロで、小刻みに震えて、俺のを咥えて放そうとしない! もう、出そうだ!!」
「あひっ! はっ! 出して♡ 私の中、出して良いから♡」
例え妊娠しようが構わないとばかりに、希美は下半身に力を入れ腰を持ち上げて突き出した。レックスもそれに応えて腰を突き入れ、希美の奥深くに射精した。
「んぉ、あぁぁぁ゛ぁぁ゛ぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ッ♡♡♡」
先程とは違い快楽による痙攣で腰を浮かせる希美。レックスは痙攣でペニスが抜けないようにと彼女の腰をしっかり押さえ、最後の一滴まで彼女の膣内に出し切った。
それで3人が満足したかと言うとその様な事は無く、リリィとレックスは未だ燻る性欲に従って、希美はもっと満たされようと時間も忘れて交わり続けた。
「んっ♡ んっ♡ あ、はっ♡」
「んむ♡ ちゅうちゅう♡ レロレロレロ♡♡」
ベッドの上に横になったレックスの上に、リリィが覆い被さるように乗ってレックスの頭を抱きしめ只管にキスをし、その腰の上には希美が跨り天を突く様に上を向いた彼のペニスに上から腰を下ろし自分で腰を動かし快楽を貪った。
「あひゅっ! んぁっ! ノゾミ! しょこ、らめぇ♡ しょこ、汚いからぁ♡」
「レロレロ♡ んふ♡ そんな事ないわリリィ。貴方のここ、とっても綺麗よ。ね、レックス?」
「あぁ! それに締め付け具合も最高だ!」
今度はリリィがベッドの上に横になると、レックスが膣にペニスを突き刺しそこに希美がシックスナインの形でリリィの上に覆い被さる。さらに希美はその状態で結合部を舌で舐めた。まだまだ初々しい茂みをかき分け、存在を主張するクリトリスを先程のお返しとばかりに舌で転がしてやるとリリィの口から悲鳴の様な嬌声が上がる。
それをまるで塞ぐかの様に、希美は自らの腰をリリィの顔の上に下ろした。
「むぐぅっ!?」
「私も切ないわ。だからリリィ、お願い♡」
急かす様に希美が腰を振ると、リリィは承知したと言わんばかりに密着させられた希美の膣に舌を這わせた。リリィの舌が膣口や膣内を撫でる感触に希美は口の端から涎を垂らして体を震わせた。
「あっ! んっ! いいわ♡ リリィ、上手よ♡」
「あむ♡ むちゅ♡ ちゅぱちゅぱ♡」
「レロ♡ ぴちゃぴちゃ♡ んはぁ♡」
ベッドの上に横になった希美の上に、向かい合う様にリリィが横になり2人は熱い接吻を交わす。身長差の関係で希美がやや上体を持ち上げるようにしてリリィを抱きしめながら互いの唇を貪っている、その下の方ではレックスが密着した希美とリリィの膣の間に出来た僅かな隙間に肉棒を挿し込んでいた。彼がペニスを出し入れすると、熱い剛直が敏感になった膣口とクリトリスを刺激し甘い刺激を2人に齎す。
その快楽に身を震わせると、密着した2人の胸が互いに震え相手の乳首を刺激し合う。その快楽が病みつきになり、2人は互いの腰を絡めてレックスのペニスを挟み込みながら体をくねらせて自分の乳首で相手の乳首を刺激しつつ溶け合う様なキスをした。
その背徳的で淫靡な光景と、強く挟み付けられる事で得られる刺激にレックスが堪らず射精した。熱い精液が2人の間を駆け上っていき、その熱が2人を絶頂にまで導いてくれる。
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛♡♡」
「ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」
甘い刺激と、互いを包み込むような温かさに、3人はその後も体力が尽きるまで激しく互いを求め続けるのだった。
「――――ん?」
気付けば、朝になっていた。窓から差し込む朝日に、目を覚ました希美がまず最初に感じたのは気怠さと温かさだった。
徐々に意識が覚醒してくると、今度は鼻を突く淫臭に眉を寄せながら目を開けた。
「朝……か」
ぼんやりと呟くと、自分の左右で動くものに気付く。それは彼女に抱き着く様に眠っているリリィとレックスであった。一つのベッドの上に3人で寝るのは狭いからと、3人で密着して眠っていたのだ。もう体は半分大人になりつつあると言うのに幼い子供の様に抱き着いて眠る2人に、希美は母性に溢れた笑みを浮かべつつ2人を起こした。
「ほら、2人とも起きなさい。もう朝よ」
「ん? ふぁ~……」
「あふ……お早う、ノゾミ…………あ」
目を覚ました2人は最初寝惚けているようだったが、目が覚めた事で自分達がどういう状態なのかに気付き一瞬フリーズし次に顔を真っ赤にした。そんな2人の初々しい反応が面白くて、希美は気付けば2人を強く抱きしめていた。
「フフフッ! 2人とも、もう大丈夫みたいね?」
「え? あ……」
「そう言えば……」
2人の反応から、発情状態を抜けた事に希美は気付き2人に教えてやる。リリィとレックスは、2人のみならず希美まで巻き込んで激しく求め合ってしまった事にばかり頭が向かっていて体が何時も通りに戻った事に最初気付いていないようだった。まぁあれだけ激しく求め合ったのに、まだ発情状態が続くようでは流石に困る。
希美は何時もの2人に戻ったのを見ると、2人を抱きしめそれぞれに口付けをした。
「ちゅ、ちゅ……愛してるわ。2人とも」
「ノゾミ……私もよ」
「俺もだ。愛してる……リリィも、ノゾミも」
この日、希美とレックス、リリィの3人は今まで以上に絆を深め、血は繋がっていなくとも家族として強く繋がり合った。
そしてこの日を境に、3人は例え発情期になっていなくとも3人で激しく求め合う事になるのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
リリィとレックスの2人は、仁と亜矢とは違う形で緩やかに進化への道を歩みました。その過程で新たな性徴の一環として発情期が来るようになったと言う感じです。思春期の性徴の様な物なので、時間が経てば来なくなります。まぁそれでも仁亜矢に比べれば大人しいながらも性欲は旺盛でしょうけどね。
希美は多分このまま一生独身を貫くでしょうね。彼女はリリィとレックスの2人が居ればそれでいいので全く気にしないでしょうが。
執筆の糧となりますので、感想評価その他よろしくお願いします!
次回の更新もお楽しみに!それでは。