お待たせしました、今回がレイトショーのラスト。内容は『仁と亜矢達による本気の子作りセックス』となります。
仁と亜矢が結婚して2年近くが経とうとしていた。その間、アメリカでの生活に亜矢もすっかり慣れ、仁の翻訳が無くとも日常を過ごせるくらいに馴染んでいた。
そして懸念であった傘木社残党からの襲撃なども無く、仁はマサチューセッツでの研究に、亜矢はもう1人の人格である真矢と共にそんな仁を支える生活を送っていた。
平穏な日常。あの傘木社との激動の戦いの日々とは雲泥の差だ。あの戦いの日々が懐かしく思えるほど、2人は今の生活に充実感を感じていた。
だが一つ、2人の間にはある懸念があった。
それは…………
「……子供、出来ませんね」
「ふぅむ……」
そう、なかなか子供が出来ないのだ。2人が結婚してもうすぐ2年、その間仁は数えきれないほど亜矢を抱き、亜矢の中には納まりきらないほど仁の精が注ぎ込まれた。にも拘らず、亜矢には妊娠の兆候が見られない。その事に亜矢は自分に原因があるのではないかと不安を抱いていた。
「もしかして、このまま仁くんとの子供が出来ないんじゃ……」
それは、とても寂しいと亜矢は感じていた。仁と結婚して2年近く……2人での生活は充実していたが、次第に亜矢は子供を欲する様になっていった。自分と仁の血を引く、愛の結晶と言える子供が。
だがその子供がなかなか出来ない。亜矢は先日も仁にたっぷり精液を注ぎ込まれた下腹部を撫でながら、表情に影を落としていた。
一方仁は、そんな亜矢を観察して自分なりの結論を導き出していた。
「推測だけど、俺達新人類が頑丈で長寿なのが原因なんだと思う」
「どゆ事、仁君?」
「寿命が長くて、肉体が頑丈って事は、その分繁殖の必要性が低いって事。態々数を増やさなくても種を維持できる訳だからね」
一般に小さく弱い生き物程頻繁に、且つ一度に沢山の子孫を生む。そうしなければ種を維持する事が出来ないからだ。反対に大きく強い種であるほど一度に生む子供の数は少なかった。
その法則に照らし合わせれば、なるほど長寿で頑丈な仁と亜矢は態々子を為す必要が無い。
「つまり、私には仁くんの子を宿す事は出来ない……と?」
「いや、そうは言ってない。生物で、何時か尽きる命がある以上、子を作って子孫を残す事は出来る筈だ」
何より仁だって亜矢との間に子供は欲しい。故に、彼は彼なりに亜矢との間に子供を作れるようにと色々と考えていた。
「で、考えたんだけど……1か月」
「はい?」
「1か月、セックスは勿論自慰もしないってのはどう?」
仁曰く、以前に比べて亜矢の体は本当に徐々にではあるが妊娠しやすい体になりつつあるとの事。セックスする度に仁は彼女の膣を解すついでに膣内~子宮の分泌物、所謂オリモノをチェックしていた。その結果微々たる変化だが、以前に比べて明らかに粘度が増しているのだとか。
このまま放っておいても、いずれ亜矢が懐妊できる状態に至る事は出来るだろう。だがより確実に妊娠しやすくする為には、亜矢自身が強い性的欲求を欲するのが一番だと言う結論に達した。早い話が彼女が自然な形で発情状態になれば妊娠の確率が上がるという事だ。
とは言え、それは尋常ではない忍耐力との戦いが始まる事を意味していた。妊娠率は低くとも、子孫を残そうと言う意志は強いのか仁も亜矢も一緒に居ると相手の温もりが欲しくて堪らなくなる。これまでは当たるを幸いとでもいう様に毎夜互いに求め合ってきたが、これから1か月はそれを我慢しなければならない。それがどれほど辛いか、亜矢と真矢には想像する事も出来ない。ともすれば恐ろしさすら感じる程だった。
だがそれ以上に、彼女らの仁との間に子供を作りたいと言う想いは強かった。それは本能がどうこうと言う話ではなく、偏に愛するが故だった。
「分かりました。1か月、ですね。……大変だろうけど、仁君も我慢するんだもん。頑張らなくちゃ!」
こうして仁と亜矢&真矢による禁欲生活が始まった。
禁欲生活が始まって3日ほどは、2人とも特に問題なく堪える事が出来ていた。亜矢だけでなく真矢も、物足りないと感じつつも家事に熱中すればすぐに気にならなくなる。ともすれば思っていたよりも大した事ないではないかとすら考える余裕すらあった。
だが1週間を過ぎる頃には、真矢が目に見えてフラストレーションを溜め始めた。この頃になると仁と僅かに触れ合うだけで体が疼きだすようになってきたのだ。そもそも禁欲生活を始めてから、仁とは日課である夜のセックスは勿論、朝彼が出掛ける際のキスや帰って来た彼からのハグすらない。会話こそあるが、言葉だけではもう満足できないほど真矢は仁に対して依存に近い感情を向けていた。
【はぁ~……仁くん……】
「(我慢しよう、真矢。これも仁くんとの間に子供を作る為なんだから)」
【分かってる……分かってるけど……】
既に限界が見え始めている真矢だが、実は亜矢もこの時点で結構ギリギリな部分があった。ただ自分よりも先に音を上げそうな真矢を間近で見ている分、彼女を宥める意味でも頑張ろうと言う気になれているだけである。
禁欲生活が始まって、2週間が経った。
この2週間、仁も亜矢も奇跡的に自慰すら我慢する事が出来ていた。ここまでお互いに性的接触は一切なし。
だがそれは決して欲求を抑えられている事とイコールではなかった。
「ハァッ! ハァッ! 仁くん……仁君……!!」
仁が大学に行っている間、1人家で家事をこなしている亜矢は、仁が出した先日の洗濯物に残った彼の体臭を狂ったように嗅いでいた。仁を求めて狂いそうになるのを、彼の衣服に残った体臭を取り込むことで何とか抑えているのが現状だ。
【ハァ、ハァ……亜矢、私もうダメ……ねぇ、少しだけ、少しだけだから、ね? いいでしょ?】
「駄目、駄目よ真矢……!? 仁くんだって必死に堪えてるんだから、私達だって……」
そう言って必死に自制する亜矢だったが、仁の脱ぎ捨てた衣服を集めている内に彼女は気付いてしまった。
先日の仁が脱いだパンツ。それに精液の残り香がある事に。
「ぁ…………」
それは恐らく仁が望んで付けたものではないだろう。恐らくは寝ている間に、彼の体が無意識の内に吐き出してしまったのだ。精神はどれだけ堪えようと、体の方は正直にフラストレーションを発散してしまったのだ。
仁はそれに気付いた時点で亜矢に気付かれないようにと処理したつもりだろうが、過剰なまでに性的に仁を求めている亜矢と真矢はそんな精液の匂いにも敏感に反応していた。そして彼女は、まるで誘蛾灯に引かれる虫の様に仁の下着を手に取ると、残された精臭を嗅ぎ気付けば舌を這わせていた。
「レロ……ピチャ……ハァ、ハァ……仁くん……!?」
まるで僅かに残された精液を舐め取ろうとしているかのような亜矢。気付けば彼の下着は、亜矢の唾液に塗れてびちゃびちゃになっていた。
だがそれでも暴れる彼女の性欲は抑えられるものではなく、寧ろ彼の精臭を嗅いだことでますます酷くなっていた。
それでも自慰だけはすまいと、亜矢は自分で自分の体を抱きしめ必死に己の中で暴れ回る劣情を抑えようとしていた。
だがそれも限界に達しようとしていた。
「ハァ、ハァ、ハァ……! も、もうダメ……これ以上は……!? 助けて、仁……私、おかしくなっちゃう…………!?」
1人抑えきれなくなるほどの性欲に苦しみ、それでも千切れそうになる理性の糸を頼りに耐える亜矢。だがその限界は近く、それを鎮められる男は今この場に存在しなかった。
そうして亜矢と真矢が苦しんでいる間に、遂に一か月と言う月日が過ぎ去っていった。
性欲を抑えつつ、それでいて食事には精力が付くウナギやスッポンなどをふんだんに使い、高まった性欲を只管に溜め続けると言うある意味で地獄の様な一か月。その間辛かったのは、必要以上に触れ合えない事もそうだが、周りの人間の目には異常が無いようにと振る舞う事だった。もし発情している事が悟られれば、変な噂や奇異の目で見られる。それを避ける為、仁は勿論亜矢も家の外に出る時は精神力を振り絞って平常を装う様にしていた。人格2人分でのポーカーフェイスは上手くいったのか、少しも疑われる事無く近所付き合いをする事が出来ていた。
だがそれも今日で終わる。期限の日の夜、亜矢と真矢はこれ以上我慢する必要が無いのだという事に歓喜していた。
日も落ち、窓の外はすっかり暗くなった家の寝室にて、照明を落とした室内で仁と亜矢は既に全裸で向かい合っていた。光源は窓の外から僅かに入ってくる街灯の明かり程度なので普通は判別が難しいが、新人類となった2人はこの程度の暗さなど何ともない。こんな状態でも、2人は互いに相手の状態を見る事が出来ていた。
仁の分身はすでに赤黒く充血するほどに勃起しており、先端の鈴口からは我慢できないと先走り汁を垂らしている。対する亜矢も、秘裂からは止め処なく愛液が流れ出てトロトロになっていた。互いに相手を受け入れる準備は万端であった。この日2人が履いていた下着は、夜が近付くにつれて溢れ出る液によりとっくの昔にグショグショに濡れており、邪魔と言わんばかりに床に脱ぎ捨てられていた。
「お待たせ、亜矢さん、真矢さん。よく頑張ったね」
「は、はいぃ♡ 仁くんも、こんなになって……♡」
そう言って亜矢が仁のペニスにそっと指を這わせると、熱く硬くなったペニスがピクリと震える。もう今にも精液を吐き出したくて仕方がないと言った様子のペニスに亜矢が淫靡な笑みを浮かべていると、仁が彼女の肩を掴んでそっと顔を近付け口付けをした。
「亜矢さん……」
「んむっ♡! はむ、ちゅっ♡ レロ、んんんんんんんっ♡!!」
必要ないかもしれないが、まずは今まで触れ合えなかった分からとキスから入る。仁の舌が亜矢の唇を割って彼女の口の中に滑り込み、その先に隠れていた舌を引っ張り出す様に絡めとる。
その瞬間、早くも亜矢が小さく絶頂した。体をビクビクと震わせ、膣口からは小さく潮を噴き床を濡らした。
「ん♡ んん♡…………ぷはっ♡」
程無くして解放された亜矢は、顔を蕩けさせ口の端から涎を垂らし脱力して倒れ込みそうになる。そんな彼女の体を仁が支え、優しくベッドの上に横たえると既に十分すぎるほど濡れた膣に狙いを定め挿入しようとした。
だが彼がペニスを挿入するよりも先に、亜矢に代わって表に出た真矢がそれを止めた。
「ま、待って仁君……もうちょっと、もうちょっとだけ……」
「ん?」
「もっと……もっと、ね?」
どうやら真矢は今暫くの愛撫がお好みらしい。今夜はたっぷり甘えたいと言ったところか。仁は仕方がないなと笑みを浮かべながら、お望み通り優しく彼女の体を愛撫してやった。
「ん♡ あ、ふ♡ やぁ……♡」
逸る気持ちを抑え、優しくソフトに真矢の体を隅々まで愛撫してやる。きめ細やかな肌は汗でしっとりと湿り、何とも言えない撫で心地を持つ。そんな彼女の肌を堪能しつつ、柔らかな体を撫でる彼の手が豊かな彼女の乳房に到達する。仰向けに寝ても尚先端が天井を差すほどの弾力を持ちながら、仁の指を柔らかく包む感触が堪らなく気持ちいい。気付けば仁は彼女の胸の片方を愛撫しながら、もう片方の乳房に舌を這わせ先端の乳首を口に含み飴玉の様に舌で転がした。
「んやぁ♡ ふあっ♡ ん、あぁぁぁぁぁぁっ♡!!」
乳房を愛撫していると真矢も絶頂に達し、腰を跳ね上げながら潮を噴いた。
流石にもう十分だろうと仁は痙攣しながら浮いている彼女の腰を掴んでたっぷり濡れた膣に挿入しようと狙いを定める。
だがいざ挿入しようと手に力を入れた次の瞬間、落ち着きを取り戻した亜矢がそれに待ったを掛けた。
「待って、仁くん待ってください」
「もうちょっと……もうちょっと……」
「え?」
丸々一か月お預けを喰らったのは仁も同様だったので、出来ればそろそろ本番と行きたかったのだがどうも亜矢と真矢は違う考えらしい。
「もうちょっとだけ、挿入れるのは待ってもらえませんか?」
「何で?」
「だって、挿入れちゃったらもう頭の中一杯一杯で、仁君の優しい手を感じてる余裕がないんだもの」
「折角こうして久し振りに仁くんに愛してもらうんです。久し振りに、優しく仁くんに愛して欲しいって…………ダメ、ですか?」
そう言って上目遣いに見つめられては、駄目と言える訳がない。仁は答えの代わりに彼女の額に優しくキスを落とすと、腰を放して愛撫の方を続行した。
決して挿入はせず、手と舌で彼女の全身をひたすらに愛撫していく。
「あふっ♡ んやぁ♡ ひゃん♡ 仁くん、仁くん♡ そこ、もっと♡」
亜矢の全身、余すところなく舌を這わせる。焦一滴も逃さないと言わんばかりに胸や首筋、腋や腹を舐め上げる仁の舌の感触に、亜矢は背筋に甘美な痺れを感じあっという間に絶頂した。
「あひっ♡! んあっ♡ も、もうダメ♡ イク♡ また、イっちゃ、んあぁぁぁぁぁぁっ♡!!」
早くも3度目の絶頂を迎えた亜矢だったが、仁の愛撫は止まらない。やるならとことんと言った具合に、仁はまだ絶頂の余韻で体を震わせている彼女の股に顔を近付けると愛液を垂れ流している膣に舌を這わせた。
「あひゃぁっ♡!! ら、らめ仁君っ♡! そこ、今イったばかりで♡ 敏感だからぁ♡」
仁の頭を真矢が押さえようとするが、本気で押さえる気が無いのかそれとも純粋に力が入らないのか抵抗とも言えない抵抗でしかない。そんな力で仁が止められる訳もなく、彼はそのまま真矢の膣に舌を突っ込み膣内を舐め上げ、溢れてくる愛液を音を立てて飲んだ。
「はひぃ♡ らめ、らめぇ♡! そんな、そんなにぃ♡ 気持ち良すぎて、また、イっくぅぅぅぅぅぅぅぅ♡!!!」
4度目の絶頂。噴き出す愛液が仁の顔を濡らすが、仁は気にした様子もなく彼女の膣から舌を抜くとそのまま指で膣をほじくりクリトリスを指で転がしながら、空いた方の手で乳房を揉みしだき唇を奪って口内を舌で蹂躙した。
「ふむぅっ♡! んむぅぅぅぅぅぅぅっ♡!!!!」
最高潮に敏感になっている箇所を一斉に責められ、5度目の絶頂を迎えた。短時間で何度も絶頂した事で、脳が焼き切れそうな快楽に亜矢の顔が今までにない位だらしないものとなる。仁がキスを止めて口を離せば、亜矢は白目を剥きながら舌をだらりと口から出した。
「あへっ♡ はへぁ……♡」
もう既に限界が近そうな雰囲気だが、ここで止める事を彼女は望んでいないだろう。何故ならこんな状態になりながらも、彼女の手は仁の腕を離さず足も精一杯と言った様子だが絡めてきている。彼女はこのまま続行を望んでいた。
ならばそれに応えるのみ。それに仁自身、もう何時射精してもおかしくないほどにペニスがバキバキに勃起しているのだ。ここで止める何てことできそうにない。
それでも仁は彼女を気遣う様に、頬にそっと口付けをして優しく撫でると彼女の腰を持ち上げた。持ち上げて改めて見て分かるが、彼女の膣はもうこれ以上ない程仁を受け入れる体勢が整っていた。
仁は持ち上げた亜矢の膣口に熱く硬く勃起したペニスの先端を当てる。熱いペニスが膣口に触れた感触に、彼女の腰がピクリと震えた。頬を上気させ、肩を大きく上下させながら亜矢が期待を込めた目で仁を見上げれば、仁も待ちに待った瞬間に喉をゴクリと鳴らす。
そして……仁は一気に亜矢の膣内にはち切れんばかりに勃起したペニスをほぼ真上から突き入れた。
「お゛…………ひ…………ッ♡!!!!」
仁に挿入された瞬間、亜矢は声にならない悲鳴のような声を上げる。それと同時に仁は膣の最奥で射精。溜めに溜めたおかげで今までにない程の量と濃さの精液が亜矢の子宮内を焼いていく。
その熱さに亜矢と真矢は一気に何度も絶頂した。
「ひぐぅぅぅぅぅぅぅッ♡♡!!」
【あひゃぁぁぁぁぁぁッ♡!!!】
「ぐぅ、あぁぁ……!」
全身をビクビクと痙攣させながら絶頂する彼女の膣内にペニスを絞られ、仁のペニスもそれに応える様に精液を放ち続ける。その精液の濃さと粘度は凄まじく、子宮口に仁のペニスが蓋をしている事を差し引いても尚驚くほど零れる事無く子宮の中に留まり続ける。
「は、はひ♡! じ、仁くんの精液♡ 子宮の中に溜まってる♡」
亜矢は目にハートマークを浮かべる程の淫靡な顔で虚空を見つめながら熱い精液の流し込まれた腹を撫でる。
そんな姿を見せられ、仁は黙っていられなかった。今まで溜め続けた性欲をこの場で発散させるべく、仁は射精が終わったばかりなのにも拘らず硬さを失わないペニスを膣内で前後させた。
「ひぎぃっ♡! ひひゃぁっ♡! ま、まっへ仁くん♡! 今、イったばかりで、すっごく敏感だからぁ♡!」
「ごめん、無理。それに亜矢さんと真矢さんも、ずっとこれが欲しかったんでしょ?」
「しょ、しょれはぁ……♡」
亜矢の返答を聞かず仁は腰を何度も叩き付けた。ペニスが子宮口を殴りつける感触に、亜矢も真矢も思考が纏まらず快楽に喘ぐしか出来ない。
「あひっ♡! んきゃぁっ♡! しゅ、しゅごいぃっ♡! 仁君、もっと♡! もっと奥突いてぇ♡!」
言いながら真矢は仁に抱き着き、仁は真矢を抱きかかえると正面座位の体位に移行しそのまま彼女を突き上げる。2人の間で彼女の豊満な胸が潰れ、上下する動きに合わせて乳首が仁の胸板で擦られる感覚に真矢は嬌声を上げた。
「うあぁっ♡! んあっ♡! ぎ、ひぎぃぃぃぃぃっ♡!!」
絶え間なく全身を駆け巡る快楽に、真矢は何度も気を失いそうになる。だがそこは亜矢と2人で踏ん張り、明滅する視界の中で意識を保ち続けた。これは待ちに待った瞬間であり、同時に仁との間に絶対に子供を作る為の大切な行為でもあるのだ。その途中で意識を失うなんてこと、絶対にしたくない。
彼女は自分に気合を入れる意味を込めて、仁に手足を使って抱き着くと口が当たった部位にキスをしてその部分を舐めた。下の口だけでなく、上の口でも彼を味わおうとしているかのようだ。
そんな彼女に、仁は刺激されたのか彼女の後頭部を抑えると自分の唇で彼女の唇を塞いだ。
「んぎゅぅっ! んちゅ、じゅるるるっ♡!」
突然のキスに真矢は一瞬目を白黒させたが、彼も自分を求めてくれていると察しそれに応える。差し込まれた舌に自分の舌を絡め、唾液を交換し合う。このセックスで2人とも既に大分水分を流した。その失った水分を相手の唾液から補おうとしているかのように、2人は互いに貪欲なまでに相手の唾液を貪った。
「じゅるるっ! じゅるるるるっ♡! んんっ! んぁっ♡! んくっ♡! んぐぅぅぅぅぅぅぅっ♡♡!!」
激しいキスの最中、仁が再び射精した。吐き出された精液が追加で子宮を満たしていく感覚に真矢も絶頂し、体は子宮を満たす精液を一滴も逃すまいと子宮口を締め上げる。
この時点で彼女の中には二回分の、それも普段の射精分を遥かに超える量の精液が子宮を満たしていた。
だが2人とも、まだまだ満足していなかった。やるなら徹底的と言わんばかりに、その後も繋がりを解く事無く交わり続けたのだった。
時には四つん這いになった亜矢を仁が後ろから抱きしめるようにして犯した。
「あぎっ♡! ふあっ♡! あ、んぐぅっ♡! へぁっ♡! はひぃっ♡!」
「亜矢さん……!」
「あんっ♡! じ、仁くん♡ しゅき♡ らいしゅき、れすぅ♡! もっと、もっとぉ♡」
後ろから突かれながら、尚も仁に媚びるように亜矢も腰を振る。その動きが堪らなくて、仁は腰を振りながら後ろから亜矢の胸を後が付くほどの強さで揉みしだく。母乳が出るのではと言う程の強さで胸を揉まれ、更には腰を強く叩き付けられる快楽に亜矢は腕で体を支える事が出来ず尻だけ突き上げる形でベッドの上に押さえ付けられる。その状態で口から舌を出し、涎でベッドを汚しながら嬌声を上げた。
「んぐぉぉぉっ♡! ごれ、ごれだめぇ♡! 仁く、気持ち良すぎ、ま、らめ♡ イグッ♡! イグイグイグゥゥッ♡!!!!」
「俺も、くっ!!」
「んおぉぉぉぉぉぉぉっ♡♡!!!!」
「あぁっ♡! んあぁっ♡! じ、仁君♡! ねぇどう♡? 気持ちいい♡?」
仁が腰を振ってばかりでは大変だろうと、真矢が上になり自ら腰を上下させる。愛液が潤滑剤となり、彼女が腰を上下させる度に結合部からは愛液と空気が混じり合う粘っこい水音が響く。
「あぁ、最高だよ」
「あはっ♡! 嬉しぃ♡!」
仁を悦ばせる事が出来ていると知り、真矢は自分の痴態を仁にもっと見てもらいながら自分も気持ち良くなろうと激しく腰を振った。前後左右への動きも混ぜて膣全体で仁のペニスを堪能し、腕を後ろに持って行き体を逸らして自分の肉体をこれでもかと仁に見せつける。足腰の力だけで仁に奉仕するのは少し苦労するが、仁を目でも楽しませられるならこの程度安いものだった。
「はへぇっ♡! んはぁっ♡! ひ、ぐぅぅぅぅっ♡! えへ♡ 仁君の精液で、私のお腹一杯になってきてる♡」
既に彼女のお腹は少し膨れ始めていた。始めた当初に比べて目に見える程だ。だが彼女はまだまだ終わらせる気はなかった。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
胸が激しく上下に揺れるほどの動きで腰を振る真矢。そんな彼女の動きに、仁も絶頂し彼女の膣内に盛大に射精した。
その際にしっかり両手で彼女の腰を掴むことを忘れない。
「ひぎっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡!!」
天を仰ぎ見て、舌を突き出しながら絶頂する真矢。暫し絶頂の余韻で体を硬直させていた彼女は、突然糸が切れたかのように前のめりに倒れ込む。仁はそれを受け止めると、ちょうど目の前にやって来た彼女の豊満な胸の先っぽで自己主張しているピンクの蕾を口に含んだ。
「んひっ♡! じ、仁君?」
「ぷはっ、もう限界?」
「……ううん♡ 全然♡」
気付けばどれ程の時間、2人は繋がっていたのだろう。
ふと窓の方に目を向ければ、カーテンの向こうが薄っすらと白くなり始めていた。
「んあっ♡! ひぎっ♡! あぁっ♡! あぎっ♡ あぁぁっ♡!」
だが2人はそんな事にも気付かず、否、気付いていたとしても無視してただ心の赴くままに互いを求め続けていた。
ベッドの上に座った仁に寄りかかる様に、仁が後ろから彼女を抱きしめるようにペニスで突き上げる。さらにその最中、仁の空いた両手は暴れる彼女の胸を弄んだ。それだけに留まらず、舌が無防備な項や首筋を這い絶えず彼女に快楽を与え続ける。
ただでさえ全身これ以上ない程敏感になっている体に、同時に多数の場所から与えられる快楽は毒にも等しい。彼女は息も絶え絶えになりながら、されるがままに仁に身を委ねた。
「あへっ♡! はへぇっ♡! へあぁッ♡! ん、ぎぃぃっ♡! はひっ♡ はひぃっ♡ ね、ねぇ仁?」
「ん? 何?」
「じぇったい、じぇったい子供ちゅくろうね♡! あっ♡! 愛してる♡! 仁の事、わらし、大しゅきだからぁっ♡!
イグッ♡! イグイグイグッ♡! また、イッグゥゥゥゥゥゥゥッ♡♡♡!!!!」
亜矢が絶頂すると同時に仁は彼女の膣内に射精する。その間も仁は腰を振る事は止めず、射精して出た精液を更に奥に押し込もうとしているかのように突き上げた。
「あぁ、俺も愛してるよ。亜矢も真矢も、どっちも俺だけのものだ。だから、その証を絶対に作ろう。俺と亜矢、真矢の可愛い子供を」
「あひっ♡! う、嬉し♡! んっ♡! あ、んあっ♡! イクッ♡! イクッ♡! イクイクイクッ♡! またイクぅぅぅぅぅぅぅッ♡!!」
「まだまだ、もっと続けるよ」
「ひぎぃぃぃぃっ♡!! しゅごっ♡!? らめ♡!? まっへ♡!? 今、イったばかり♡!? あぁ、らめらめ♡!! イグイグイグイグゥっ♡!? もうらめぇ♡! ずっとイキっ放し♡!! 頭、おかしくなりゅぅぅぅっ♡♡!!」
その後も仁は亜矢の中に射精し続け、結局日が昇るまで2人の子作りは続いた。
そうして、2人が落ち着いた頃には時刻は既に朝を過ぎており、窓の外はすっかり明るくなっていた。
漸く性欲も落ち着いた仁は、亜矢の膣からペニスを引き抜く。
「あ……へぁぁ…………♡」
引き抜かれる際の快楽にも反応し、体を震わせる亜矢は一晩中仁に激しく抱かれ続けた為疲労困憊して目は虚ろになっている。お腹を見れば、それだけで妊娠しているのかと言いたくなるほど大きく膨らませていた。実際その腹の中に詰まっているのは子供ではなく精液なのだが、彼女が子宮口を閉じているからか潮が噴き出しこそすれ、肝心の精液は殆ど零れ落ちなかった。
そんな彼女の状態に、仁は我ながら少しやり過ぎたかと反省しつつ、自分との子供を望んで頑張ってくれた彼女に感謝し頬に優しくキスをした。先程までの彼女の全てを貪ろうとしているようなキスではなく、労り慈しむようなキス。
頬に感じる優しいキスの感触に、薄っすらと意識が残っていた亜矢は優しく微笑み眠りに落ちていく。それを見て仁も笑みを浮かべると、お腹を膨らませた彼女を優しく抱きしめるようにしながら自分も訪れた睡魔に身を委ねた。
心地良い微睡みの中、仁と亜矢、真矢は共通してある光景を思い浮かべていた。
2人の間で安らかに眠る双子の赤ん坊。まだ見ぬ我が子の姿を感じ、仁と亜矢、真矢の3人は眠りに落ちていくのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
デイナのレイトショーはこれで一応の終了となります。もしかしたら何か書きたいシーンが思い浮かんで更新するかもしれませんが、とりあえずは完結となります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
さぁ、次はテテュスの方を頑張らねば。取り合えず原作でフェードアウトしたシーンとかの補完を…………