今回はリクエストから、高校時代の制服を着た2人の制服Hになります。
「あ、これ私が通ってた高校です!」
徐にテレビを見ていた亜矢がそんな事を口にした。
亜矢の言葉に釣られて仁がテレビを見ると、そこにはとある高校の美術部が全国コンテストで優勝したというニュースが流れていた。映像には、優勝した美術部の学生が喜びの笑顔と共にインタビューに答えている様子が映し出されている。
インタビューを受けているのは女子学生だが、服装は当然ながら制服だった。ブレザータイプの制服で、膝より上の丈のプリーツスカートが可愛らしい。
それを亜矢も着ていたのかと思うと、仁の中にちょっと興味が湧いた。
「……ちょっと見てみたかったな。亜矢さんの制服姿」
「へ?」
「亜矢さんもああ言うの、着てたんでしょ? 俺達高校は別だった訳だし、どんなのだったのかなって思って」
仁の言葉に、亜矢はもう一度テレビに映る嘗ての母校の後輩の制服姿を見て、思わず頬を赤く染める。あれを着た今の自分を仁に見られるのは、少し恥ずかしい。
だが仁が見たいと言ってくれているのであれば…………もう一度着てみせるのも吝かではない。
「…………見てみます? 私の、昔の制服姿」
「え?」
「もしかしたらですけど、まだ残ってるかも……」
どうするかと仁に訊ねてみたら、彼は然して間を置かずに首を縦に振った。
「うん、見たい」
「それなら私からも条件があるわ。仁君の高校時代の制服姿も見せて」
「俺の?」
「そ。私と亜矢だけ昔の制服姿見せるなんて不公平でしょ?」
言われてみればそうかもしれない。しかし仁の昔の制服が、果たして残っているかどうか。
「ん~……うん、分かった。ちょっと実家探してみるね」
こうして仁と亜矢は互いに実家で高校時代の制服を探すことになった。
それから数日後――――――
「じゃーん! どうどう、仁君?」
「ん……よく似合ってる」
「えへへ~……仁君も似合ってますよ。何だか新鮮な恰好ですね」
2人は互いに高校時代の学生服を見つけ、仁の家に持ち寄って互いに着替えていた。ベースとなるデザインは異なるが、2人共互いにブレザータイプの制服だ。
亜矢の場合、真矢が表の人格となって服を選ぶと腕や足の露出した服装をする事も多いので新鮮味は薄いが、仁の場合基本どんな時でもパーカーにジーンズなので亜矢と真矢からすれば今の彼の服装はとても新鮮だった。
「何だか高校時代に戻った気分です」
「俺も。でも、あの頃に戻りたいとは思わないかな」
「何でです?」
「あの頃は亜矢さん達が居なかったから」
唐突且つドストレートな言葉に、亜矢の顔が赤く染まる。確かに、高校の頃は今より色々と気楽だったかもしれないが、仁が隣に居る今と比べると色褪せる。あの頃よりも、今の方がずっと輝いていると断言出来た。
「……そういう言い方はズルいです」
「でも事実だし」
「う~……もし仮にあの頃一緒の高校に通ってたら、私達付き合ってたかな?」
不意に真矢がそんな事を呟く。言われてみれば、いろいろとあったおかげで今はこうして付き合っているが、高校時代に同じ学び舎で出会っていたら恋仲に発展しただろうか?
「そうだと良いね」
「その場合、どっちと付き合う? あの頃は私のオリジナルまだ生きてたわよ?」
言われて、そう言えばそうだったと思い出す。亜矢の中に真矢が宿ったのは大学入学後の事。高校時代は人格ではなく1人の人間としての真矢が存在している。
別々の人間としての亜矢と真矢、2人から好意を寄せられたら、仁は果たしてどちらを選ぶのだろうか?
「ん~~~~~~…………」
仁は本気で悩んだ。亜矢は勿論、真矢もとても魅力的だ。どちらが良いかと言われて、どちらか片方を選ぶのは非常に難しい。
うんうん唸る仁に、流石に見かねて亜矢が真矢を窘めた。
【真矢、仁君をあまり困らせないの】
「ごめんごめん。ちょっと気になっちゃって」
ケラケラと笑う真矢に、内面の亜矢が全くと言いたげに溜め息を吐く。
そこで仁が口を開いた。
「…………ゴメン、どっちも選んじゃうかも」
「へ?」
悩んだ末に仁が導き出した結論に、真矢が素っ頓狂な声を上げる。
「今だから言えるけど、亜矢さんと真矢さんの魅力どっちも知っちゃったらどっちか片方だけを選ぶなんて出来そうにないや。怒られるかもしれないけど、両方選んじゃうと思う」
仁の出した結論に、真矢はぽかんと口を開けていたが次の瞬間思いっきり噴き出して盛大に笑った。
「ぷっ! あははははははっ! だってさ、亜矢?…………もう、真矢ったら……ふふっ」
一頻り笑った真矢は、満足したのか内面に引っ込み亜矢と交代した。亜矢は小さく溜め息を吐くが、その口元には笑みが浮かんでいた。やっぱり何だかんだで今が良い。亜矢と真矢、揃って愛してもらえる今が一番だ。
「あ、でも……」
「ん? どうかした?」
そこでふと、亜矢が何か悩ましげな顔になった。突然の表情の変化に仁が彼女の顔を覗き込むと、彼女は少し困った顔をして胸元を押さえた。
「大した事じゃないんですけど、今は今でちょっと大変です」
「何が?」
「その……胸が……」
亜矢の言葉に仁が彼女の胸元を見る。よく見ると彼女の胸元の部分はちょっとパツパツだった。どうやら高校時代よりも彼女の胸は成長しているらしい。
誰もが見惚れる程の巨乳が強調されたのを見て、仁の分身が主張し始める。
つい最近まで魅力的と言える女性を前にしても特に反応を示さなかった息子は、亜矢との一線を越えてから彼女限定だが何かにつけて反応を示すようになってしまったのだ。
仁の異変に、真矢が目敏く気付いた。彼女は亜矢の中でニヤリと笑うと、仁の股間が膨らんでいる事を亜矢に教えた。
【あ~や~、ちょっと仁君の股間見てみて】
「へ? 何でそんな所……あ――――」
真矢に言われて仁の股間を見て、そこに張られたテントに亜矢の頬が赤く染まる。
彼女に気付かれた事で仁が気まずそうに顔を逸らした。
「その……ゴメン……」
「いえ……」
互いに頬を赤く染め、明後日の方を見るという何とも言えぬ沈黙に見舞われる。
今の2人の服装は共に学生服。その様子は奇しくも、恋人の家に遊びに来て初めて性を強く意識した学生のカップルの様であった。
互いに暫し黙り込んでいた2人だが、不意に亜矢の中で真矢が囁いた。
【ねぇ、亜矢? このままだと仁君生殺しだし、私達で慰めてあげよう】
「(慰める……って)」
【この立派なものを使ってあげようって話。何気にやった事なかったし】
真矢の言いたい事が分かった亜矢は、しかし初めての試みに躊躇いを感じずにはいられなかった。
「(う、上手く出来るか分からないよ?)」
【私に任せなさい!】
亜矢の中で真矢が胸を叩くと、主導権を入れ替わり動き出す。仁を引っ張ってベッドに押し倒した。
「? 真矢さん?」
「折角互いに学生服なんだし、学生気分で楽しんじゃお?」
真矢はブラウスとYシャツの胸元を開け、ブラのホックを外して豊満な胸を露にすると仁のズボンに手を掛けチャックを開け仁の逸物を露出させた。自分を押さえつけるものが無くなったからか、仁のペニスが待ちきれないと言うように飛び出してくる。
「ッ!!」
目の前に迫る仁のペニスに、真矢と亜矢が揃って喉を鳴らす。何度も肌を重ねてきた2人だが、思えば何時も仁に解されてすぐ本番に移行してしまうので、こうして彼女の方から奉仕するのは初めての事だった。
目の前で撒き散らされる雄の匂いに、興奮を抑えながら真矢は両手で彼のペニスを包み込んだ。
「うッ――――」
「ウフフフッ……今日は、私の方から仁君を気持ち良くしてあげる」
言うが早いか、真矢は躊躇なく仁のペニスを口に含んだ。
「はむ……ん、じゅる……れろ」
「ッ!」
真矢は仁のペニスを加え、丹念に舐め回す。それが心地良い刺激となったのか、彼の分身は怒張を増し硬さと太さ、何より熱さを増した。
口には出さずとも彼が喜んでくれている事に真矢は嬉しくなり、更に激しく舌を這わせた。子供がアイスキャンディーを舐める様に裏筋を舐め上げ、先端から零れる先走り汁を掬い取る。
「ん、はぁ……ぴちゃ、ちゅる……んく。あむ、んぅ……」
夢中になって仁のペニスを舐める真矢だったが、不意に片方の手が自らの秘部へと伸びた。仁からは分からないが、浮いている彼女の股間は下着が既に大分濡れている。彼のペニスを舐めるだけで興奮しているのだ。
彼女の手は濡れた下着をずらし、躊躇なく秘裂に指を突っ込んだ。
「んぶっ!? ん、ぷぁっ!」
突然の刺激に真矢が驚き仁への奉仕を中断した。手を動かしたのは真矢の意志ではなく亜矢の意志だったのだ。
「ちょ、亜矢ッ! やるならやるって言ってよ、ビックリしたじゃない!」
【ごめん、でも我慢できなくて……】
「んもぅ……ふふっ」
亜矢も随分と積極的になったものだ。仁と一線を超えた事で、亜矢も自分に正直になってくれている。その事が嬉しくて、真矢は奉仕を再開した。
「はむ。ん! んく! んぶ! じゅる、れろ……」
仁に奉仕しながら、片手で自慰を続ける真矢。自慰をしているのは真矢ではなく亜矢なのだが、体は一つなのでどちらだろうと関係ない。
彼のモノを咥えながら秘部を弄る快楽に、真矢は荒っぽく息を吐きながら行為を続けた。上と下、両方の口からいやらしい水音を立てる彼女に、仁はこみ上げてくるものを感じた。
「く、ふぅ……真矢さん、そろそろ……」
言われずとも膨らみを増した仁のペニスに射精が近い事を感じ取った真矢は、更に激しくストロークした。それに合わせて、秘部を弄る指の動きも激しくなる。
「んん! んく! じゅぷ! れろ! んぐ!」
彼の射精を促す様に激しく舐め回す真矢。そして遂にその時が来た。
「くぅっ!」
「ん!!!!」
真矢の口の中で放たれる仁の精液。それは彼女の喉を通り抜け、一気に胃へと流し込まれていく。
「んぐっ! ぐっ! ぐぶっ!……ん、んく……んく……」
今日最初の一発だからか、予想よりも量が多かったが、絶対に零したくは無かったので彼女は気合で全部飲み干した。
それと同時に秘部か軽く潮を噴く。仁の射精のタイミングに合わせて、彼女も軽く絶頂したのだ。
「んく、んく……ぷぁっ! けほ、えほっ!」
時間にして数秒ほどかけて真矢は仁の精液を飲み干した。流石にあの量は多すぎたからか、ペニスから口を離した瞬間彼女の体は空気を求めて少し咽た。
やや苦しそうな彼女の様子に、仁は少し罪悪感を感じ彼女の身を案じる。
「ごめん、大丈夫?」
「ん、平気。それより、まだまだいけるでしょ?」
真矢は余裕の笑みを見せると、次はむき出しにした胸で仁のペニスを優しく包んだ。口とは違うほど良い弾力のある柔らかさが、先程とはまた違った快楽を仁に齎した。
「ぅお――――」
口でされるのとはまた違った快楽に、仁の口から堪らず声が漏れる。それに真矢が満足そうに笑みを浮かべ、胸で彼のペニスを扱こうとした時亜矢が表に出てきた。
「待って……今度は、私が……」
【オッケー……やり方分かる?】
「えっと……こう、だよね?」
恥ずかしさもあるからか、ややぎこちなくだが亜矢が胸を使って仁のペニスを扱きあげた。豊満な胸の温かさと柔らかさ、しっとりとした肌が吸い付く感じが堪らない快楽を齎し再び熱さと硬さを増した。
「ん! 熱――!」
【亜矢、そのまま先っぽ舐めてあげて】
「う、うん……れろ……」
真矢にレクチャーを受け、胸で扱きながら先端を舐める。先程真矢がやっているのを内側から見ていたので、どうすれば良いかは理解していた。
「はぶ、んちゅ……じゅる……れろ、ちゅう……」
「はぁ、ふぅ……くっ!」
ペニスを包む柔らかさと温かさ、そして先端を撫でる舌のざらつきとぬめりが暴力的な快感を生み出していた。仁も思わず身を震わせる。
「はぶ、ちゅ……どうれすか、仁くん? あむ……れろ……こう言うの、私初めてですけど……ちゅ……じゅる……ぷぁ。はむ、んぐ……」
「……正直に言うよ。最高……」
「ん、ふふっ……んちゅ、じゅる! じゅるる!」
仁の答えに気を良くし自信を持ったたのか、亜矢の動きがさらに激しくなる。その勢いは凄まじく、仁は早くも第二射が近付いてきたのを感じた。
「うぉっ! くぅ……亜矢さん……うっく!」
「んぶ! んぐ! れろ! ちゅぱ! じゅるるる!」
早く出せと言わんばかりに胸と舌で仁の逸物を刺激しまくる亜矢。夢中になって仁のペニスをしゃぶるその姿は、普段の彼女からは想像もつかない。
全ては仁に気持ちよくなってもらう為。自分の体で仁が満足してくれるなら、それ以上に嬉しい事は無い。亜矢はその一心で仁への奉仕を続けた。
そして――――
「――――うぅっ!」
鈴口から放たれた二度目の射精。先程より量は幾分か少ないが、それでも尚濃い精液が彼女の口の中を満たす。
「(あぁ……これが、仁くんの味)ん! んんん! くちゅ、くちゅ……んぐ!……こく、こく……んっぐ! ぐん!」
先程口内射精された時は、反射的に直ぐ飲み込んでしまった仁の精液を亜矢は味わってから嚥下した。舌の上で転がし、数回咀嚼して唾液と混ぜ飲み込みやすくする。
口の中の精液を全て飲み終え、仁のペニスが唾液と残った精液で汚れているのを見て亜矢は再び口を付けた。残った精液が勿体ないと言わんばかりに舐めとり、尿道に残った精液も吸出し飲み下した。
掃除が終わり、綺麗になった仁の逸物に満足そうな顔をする亜矢。
その時、亜矢の髪を仁が優しく撫でた。見上げればそこには優しく自分を見つめてくれる仁の顔がある。
仁の手から感謝と愛しさを感じ、亜矢がへにゃりと笑みを浮かべると今度は真矢が表に出て仁の上に跨った。彼女は仁の上半身の衣服のボタンを外し胸板を開きながら、パンツをずらし秘裂で逸物に口付けをした。
「お待たせ、次は――――」
真矢が全て言い終える前に仁が彼女の腰に手を掛けそのまま引き落とし、同時に腰を突き上げた。不意打ちの快楽に真矢が驚き舌を突き出す。
「あ、か――――!!」
【あひゃぅッ!!】
快感と驚愕で目を見開き身を震わせる真矢の姿に、仁が笑みを深めるとそのまま下から彼女を突き上げた。
「うあっ! あん! ひゃ! そ、んな! いきな、りぃ!!」
「2人共、これ欲しかったんでしょ。さっきは2人から動いてもらったんだし、今度は俺から――」
腰を掴んで彼女の体を持ち上げ、すぐまた引き落とすと同時に腰を突き上げる。仁への奉仕でお預けを喰らっていた状態の真矢はそれだけで軽く絶頂した。
「あん! あん! すご、いぃ! 仁、君! もっと、もっとぉ!」
仁にされるがままで喘ぐ真矢だったが、亜矢の方はそうではなかった。彼女は快楽に翻弄されながらも尚自分から仁を気持ちよくさせようと自ら腰を振り出した。
「あ! あん! じ、仁くん! 手、手を! 私も、動きます、からぁ!」
下から突きあげられ快感に跳ねる手が必死に仁に向けて伸ばされる。愛しい亜矢が自分を求めて伸ばした手を、彼は躊躇なく掴み指を絡ませた。
「あ! あ! んあ! 好き! 仁くん、好きぃ! 愛して、ます! あん!」
「俺も、大好きだよ。亜矢さんも、真矢さんも」
押さえるものがない胸を盛大に跳ねさせながら腰を振る亜矢は、仁の言葉に口の端から涎を垂らしながら頬を染め笑みを浮かべる。普段の彼女からは想像もつかない淫靡な笑みだ。男なら誰でも虜にしてしまえるだろう。
そんな彼女を独り占めしているという実感に、仁は熱いものを感じ更に激しく腰を突き上げ、同時に彼女の手を引っ張り引き倒した。胸板に彼女の胸に柔らかさが直に伝わり、それがペニスをさらに固くさせる。
「あ! は、あぁ! 仁――!」
一気に近付いた仁の顔に、亜矢が指を絡めた手を離し彼の肩に手を回した。自由になった手で仁は彼女の顎を持ち上げると、蕩けた彼女に口付けをする。
「あむ! んちゅ! れろ、じゅる! んん! んんん!」
キスをしながらも仁は腰を振る事を止めない。舌で彼女の口の中を蹂躙しつつ、腰を突き出す動作に合わせて片手で彼女の腰を引き寄せ密着させる。
「んあ! あひゅ! んく! れろれろ、んくぅ! じん! じん! もっひょ! もっひょぉ!」
亜矢も負けじと仁の舌に自身の舌を絡める。舌と舌が触れ合い、舐め合い、絡め合う。それだけで彼女は軽く絶頂し、結合部からは愛液が滲み出る。
「ん! んく!……ぷはっ! んぐ! んんんん!」
流石に酸素が足りなくなり、呼吸の為口を離す。唾液の橋が2人の口を結び、途切れて落ちると亜矢は腕に力を入れ体を持ち上げ、彼の腹に手を置き腰を振った。
「あ! あ! んあ! んいぃ! ふあ!」
「――亜矢、真矢、そろそろ――!」
「あ! わた、わたしも! イク! イっちゃう! 仁! 一緒、一緒にぃ!」
「あぁ、一緒に――!」
仁が亜矢の腰を掴み、一際力強く腰を打ち付けた。その瞬間亜矢は膣内に力を込め全力で彼のペニスを締め付けた。肉壁をかき分け仁のペニスの鈴口が亜矢の子宮口に口付けをした。
そこで2人は同時に絶頂し、放たれた仁の精液が亜矢の子宮内を嘗め回す。
「くぁぁ――!!」
「んあぁぁぁぁぁぁぁ! あつ、あつい――! あ、あはぁ……」
仁の上で大きく仰け反り、舌を突き出し絶頂する亜矢。全身を駆け巡る快楽に身を震わせた。
どれほどそうしていたが、唐突に亜矢が脱力して仁の上に倒れ込んだ。彼の胸板との間で豊満な胸が潰されるが、そんなことお構いなしだった。
「はぁ! はぁ! はぁ!」
全身汗だくで脱力し、肩で大きく息をする亜矢。仁はそんな彼女の頭を優しく撫で、撫でられた亜矢は気持ち良さそうに目を細める。
しかし2人はまだ繋がったまま。だから亜矢には分かってしまった。仁のペニスが再び硬さを取り戻した事を。
「――――ふぇ? あ、じ、仁くん?」
まさかと思い亜矢が仁の顔を見ようとしたその時、仁が彼女の体を持ち上げながら体を起こした。ベッドの上で繋がったまま、亜矢は仁に突かれる事になる。所謂対面座位と言う奴だ。
「んあぁ! じ、仁くん――!?」
流石に体力が限界だからと、亜矢が宥めようとするがそれより早くに彼が腰を振り始めた。再び全身を駆け巡る快楽に、亜矢が悲鳴のような嬌声を上げる。
「んやぁ! あひゃぁ! ま、まって! 仁君おねがい、休ませてぇ!?」
体に力が入らず完全にされるがままの真矢が、仁に懇願するが彼は聞く耳を持ってくれない。力が入らないなら支えてやると言わんばかりに、彼女の体を抱きしめ腰を突き上げる。
体が密着したからか、真矢の腕も無意識の内に仁の体を抱きしめ返していた。
「仁くん、仁君――! も、もう、らめ――! 私、もう、限界――!!」
「亜矢、真矢、好きだ――!」
「わた、わたしも、わたし達もぉ、仁くんの事、すきれすぅ! だから……おね、がいぃ――! 少しだけでいいから、やすませ、てぇ――!」
突然の告白に、亜矢と真矢は喘ぎながら答え、懇願する。
「高校で会ってても、俺は2人を好きになってた。絶対。2人が一つでなくても、2人とも愛してた。2人とも……俺のだ」
「【――――!!!!】」
快感の中で耳に入った仁からの熱烈な告白。それは突き上げられる腰のそれとは別の快感となって全身を駆け巡った。歓喜と快感が全身を満たし、尽きかけていた体力が彼女の体に満ち溢れる。顔は歓喜に染まり、声にならない嬌声を上げた。
「わた、わたしも! 仁! わたしも、大好き! どんな、出会いでも! 私達、仁の事愛してる!」
「亜矢、真矢――――!」
堪らず仁は彼女に口付けをした。壊れるのではないかと思うほどに強く抱きしめる。まるで彼女と溶け合い一つになろうとしているかのようだ。
「んんんん――――!! じゅるる! じゅく! はぶぶ! んむぅぅ! んちゅ! れろ、ちゅる!」
彼女もそれに応えるように全身で仁に抱き着いた。彼の首に腕を絡め、両脚を腰に絡める。その状態で膣を締め付け腰を自分から前後左右に振るのだから堪らない。
彼女の舌を吸い上げながら唇を離し、舌を這わせて彼女の首筋にキスマークを付ける。彼女もお返しにと剥き出しになった彼の首筋や胸板にキスマークを付け、2人は互いにマーキングし合った。まるで全世界、全ての世界線の人間に対して、彼/彼女は自分のものだと宣言しているかのように。
「あう! んあ! あは! じ、仁! わたし、もうイク! もう無理! ダメ、イっちゃう!」
「俺も、そろそろ限界――」
「仁、仁! 一緒に……お願い、一緒にッ!!」
「あぁ、一緒に――――!」
仁が強く腰を突き上げ、亜矢と真矢が膣内を全力で締め付ける。快楽が最高潮に達した瞬間、熱い仁の精液が放たれ、亜矢と真矢の頭の中で快楽が火花を上げた。
「くぅっ!!!!」
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!! あ……んぁ、んんんんんんん!!」
射精の瞬間、仁は亜矢と真矢をギュッと抱き締めた。強く抱きしめ過ぎて彼女の息が詰まりかけるが、その苦しさすら愛おしくて仕方がない。
彼女の方も、特に両脚に力を込めて腰を仁に密着させた。放たれた仁の精液が一滴も零れないように。仁の全てを自分1人で受け止めるように。
どれほどそうしていたか。吐精が終わり、快楽も落ち着いた頃になって亜矢と真矢の体が弛緩した。それに気付いた仁は、彼女をベッドにゆっくりと寝かせ彼女の中から萎えた逸物を引き抜いた。
「ん……あん……」
僅かな快楽に体をピクリと反応させる彼女だったが、意識が朦朧としているのか反応は薄い。引き抜いた瞬間ゴポッと子宮に収まり切らなかった精液が逆流してくる。
仁は己の分身を彼女の中から引き抜くと、彼女の隣に倒れ込む。彼も何だかんだで体力の限界だったらしい。
隣り合って横になる仁と亜矢・真矢。意識が朦朧としている彼女だったが、目の前に仁の顔が近付いてくると弛緩した笑みを浮かべて重い腕を伸ばして、頬を撫でてから啄む様に口付けをした。
「あは、仁……ん、ちゅ……えへへぇ、仁……」
無邪気さすら感じさせて甘えてくる彼女に、仁もお返しにキスをして彼女を優しく抱きしめた。
「亜矢……真矢……大好きだよ」
仁の言葉に、亜矢と真矢は彼の腕の中で安らかな笑みを浮かべながら眠りに落ちていき、彼女が眠ったのを見て彼も暫しの眠りにつくのだった。
***
「そう言えばさ、一つ気になったんだけど……」
「何ですか?」
それからしばらく時間が経ち、目が覚めた2人は淫行の後片付けをしていた時不意に仁がある事に疑問を抱いた。
「真矢さん、随分手慣れてなかった?」
「あ、それ私も思いました! 真矢、今まで誰かと付き合った事なんて無かったのに……」
亜矢が把握する限りにおいて、真矢が誰かと付き合っていたという事実はない。だがその割には口や胸で奉仕する事に関して慣れていると言うか詳しかったように思える。あの知識は何時何所で身に付けたものなのか?
「……あ~、それは、ね……まぁ隠す程の事でも無いか」
「どこで仕入れたの?」
「亜矢が寝てる間にネットでコッソリ動画を見て、ね……えぇっ!? い、何時の間にッ!?……だから亜矢が寝てる間に、よ」
よもや自分の与り知らぬところで真矢がそんな事をしていたとは知らなかった亜矢は驚愕せずにはいられない。カミングアウトをした真矢は、何処か気恥ずかしそうだ。流石に人を前に、AVを見ていたと告げるのは彼女でも恥ずかしいらしい。
「ふ~ん…………俺も勉強しようかな?」
真矢がAVで男女の営みについて学んでいたのを聞いて、仁も学ぶ必要があるかと検討し始める。
だがそれを亜矢が引き留めた。
「止めてください!?」
「え、何で?」
「だって、その…………仁君に自分以外の女の人の裸を見て欲しくないんだってさ」
【ちょ、真矢ッ!】
亜矢の気持ちを代弁した真矢に、仁が目をパチクリさせる。だが直ぐに頬を緩めると、彼女を優しく抱きしめた。
「分かった……そう言うのは止めておくよ。俺も別に亜矢さんと真矢さん以外に興味なんて無いし」
仁の言葉に亜矢はほっと胸を撫で下ろし、真矢は彼ならそう言うだろうと思っていたのか満足そうに笑みを浮かべた。
「その代わり……亜矢さんと真矢さんでたっぷり学ばせてもらおうかな?」
彼女の顎を指で持ち上げる仁。目前に迫る彼の顔に、亜矢は頬を赤らめつつ彼の首に腕を絡めた。
「私達で良ければ、喜んで……その代わり私達も、学ばせてもらうから」
2人はそのまま口付けをし、まだ片付けている途中のベッドに倒れ込む。
2人の勉強会はまだまだ続くようだ。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回の話には、リクエストしてくださった地水さんが別作品で仁・亜矢・真矢を恋仲として描いてくれた事(勿論当方了承済み)からちょいとインスピレーションを得ました。この三人なら、例え真矢が1人の人間として存在していても仁のハーレムと言う形で恋仲になっていた筈。
執筆の糧となりますので、感想その他よろしくお願いします!
次回の更新もお楽しみに!それでは。