「ぐっ...」
目を覚ました亮介(琴乃の元カレ)が呻き声と共に意識を覚醒させる。
ここはどこだ?たしか自分はあの水槽から助け出された後は普通に暮らしていて...
「目を覚ましたわね」
「あ、あんたは楽士のミレイ!」
以前、自分を拘束した女の存在に亮介の喉が恐怖で鳴る。
またあの時のように窒息させるのか。そんな恐怖の表情に、ミレイは意地悪く口角を吊り上げる。
「そんなに縮こまるんじゃないわよ。私への態度を弁えているのは褒めてあげるけど」
「止めてくれ、またあいつが助けてくれるとは限らないんだ!だから」
「心配しなくていいわよ。別に前みたいにあんたを殺すつもりはないから」
前回は死んでも構わないと思っていたのか―――そんな言葉を飲み込みミレイに必死に懇願する。
「おっ、俺になにを望むつもりなんだ?」
「別にあんたなんかになにを望むもないわよ。た・だ」
ミレイがズイ、と屈みこむように顔を近づけ亮介の瞳を覗き込みせせら笑う。
「あんたはご自慢のコレを発散してればいいだけよ」
そっとズボン越しに、ミレイの細い指が亮介の局部を撫で上げる。
「な、あっ」
突然の誘惑に動揺した亮介は後ずさり、踵が躓き仰向けに尻餅を着いてしまう。
「あら、自分から屈服するなんて犬の見どころあるじゃない」
「いや、これは転んだだけで」
「おだまりっ!」
いつの間に手にしていたのか、ミレイはハンマーを振り下ろし地面を叩く。
「ひいっ!?」
恐怖で腰が砕けた亮介は開脚したまま動けなくなってしまう。
「そうそう。それでいいのよ。犬は犬らしくちんちんしてなさいな」
ツカツカと歩みより、ミレイは靴を脱ぎ亮介の口元を撫で上げる。
その蒸れた臭いが亮介の鼻孔を刺激し、その感覚が股間へと伝わる。
ミレイが器用に足でチャックを開けると、ボロン、と亮介のソソリ起つ逸物が零れ落ちる。
「ふふっ、これが柏葉琴乃を堕としたモノ...それっ」
ミレイは舌なめずりをすると、その剥き出しの棒を―――足で撫で上げた。
「うあっ!」
「うあっ、ですってえ。アッハハハ、面白い反応するじゃない!」
こす、こす、こす、とタイツ越しの感触は亮介の局部に快感を与える。
「ちょっ、やめっ...」
「犬が命令するんじゃないわよ。あんたはあたしにされるがままでいいの!」
ミレイの足の指が亮介の逸物の先端へと移り、器用に割れ目を刺激する。
「くっ、ううう」
「気持ちいいのかしら?この変態クソマゾ下僕民」
そそり立つソレと亮介の反応を愉しむミレイは、亮介への刺激を続けながら己の局部部分のタイツを破り秘部を露わにする。
「なかなか興奮させてくれるじゃない。これはあんたへのご褒美よ。あたしのココに奉仕する権利をあげるわ」
「そんなの」
反論を聞く前にミレイは亮介の頭を掴み己の秘部を口に含めさせる。
「うぶっ、うぶぶっ」
(スゲェ臭い!目に染みる!)
「そうよ。そうやってペロペロと舐めあげなさい、駄犬」
じゅるっ、じゅるるるっ。
ミレイの性器を舐めさせられ、その味と刺激臭と足による竿への刺激が亮介の屹立を収めさせない。
嫌悪は快楽へと変換させられ亮介の下半身から生命がこみ上げてくる。
「ぷはっ、もっ、もう...!」
「出すの?出すのね?いいわ、下僕は下僕らしく惨めにお逝きなさいな!!」
「むぐっ、むぐぐぅ!!」
ドポッ ドポッ、ドポッ。
ミレイの性器に顔を埋めさせられたまま精を吐き出させられる亮介。
足に放たれる感触にミレイの嗜虐心が昂り背筋からゾクゾクと快感が走る。
その影響で濡れた己の秘部を誤魔化すように亮介による舌の奉仕を続けさせる。
「ホラホラ、もっと動かしなさい!でないと私は満足...」
プルルル
携帯電話の音が鳴ると、ミレイの動きはピタリと止まり、拘束していた亮介の頭から手を離し、くるりと振り返り携帯を耳に当てる。
「なによトシゾー」
『いえ、お嬢様がちゃんと一人でお食事が出来たか不安になりましてつい』
「はぁ~?あんた私をなんだと思ってるのよ!?ちゃんと牛皿をおかずに牛丼食べたわよ!」
『いやはやまったく予想通りですな』
腰を折り曲げ、机に肘を乗せながら電話するミレイ。
その後ろ姿を見つめながら亮介は思う。
(屈辱だ...この俺がこんな年増に...!)
亮介は俗にいうヤリチンである。
様々な女をひっかけ遊んでヤッては切り替えヤッては切り替えて。
そんな百戦錬磨の自分が為すすべもなくあの年増に凌辱され奉仕させられた。
その事実が亮介の反抗心をメラメラと沸き立たせる。
(そうだ...俺はあの琴乃ともヤッたんだぞ!?その俺がなんてザマだ!)
柏葉琴乃といえば道を通れば誰もが振り返るメビウスのマドンナ的存在である。
その琴乃のマンコの味も、使い勝手も知っており、なにより彼女の初物をいただいたという事実は彼に優越感というものを植え付けていた。
その優越感から、彼がミレイの足で情けなく射精させられたことは返って反抗心を煽ることになった。
無防備に曝け出される臀部と剥き出しの性器を亮介は睨みつける。
(おいおいミレイさんよぉ、そんなに濡らして、俺の前にケツ突き出して...誘ってるんだよなあこいつはぁ)
はぁはぁと亮介の息遣いが荒くなるも、ミレイはトシゾーとの電話に夢中で気づかない。
(楽士様だかなんだか知らねーが、コケにしてくれやがって...今に見てやがれ!)
「とにかくアンタは休んでおきなさいな。元気になったらまたコキ使ってやるんだから」
『ホッホッホッ。では有難くお嬢様のお気遣いを頂戴いたします』
「バッ、私があんたに気遣いなんてするはずないじゃないの!」
ゆっくり、ゆっくりとにじり寄る亮介。
電話に夢中のミレイは気づかない。
そして。
もぎゅっ
「ッ!?」
「へへへ、もみごたえのある中々の乳袋じゃねえかよええ?」
「ちょっ...あっ、やっ、やめなさいよ!」
「おいおいあれだけやっておいて俺にはお預けか?通るわけねえだろボケ」
亮介は背中越しにミレイの豊満な胸を鷲掴みにし、リズミカルに揉みしだく。
そのたびにミレイから嬌声が漏れ始める。
『お嬢様?どうかなさいましたか?』
「なっ、なんでも、ないわっ。ただ、その、蚊よ!そう、蚊が鬱陶しいのよ!」
わめきたてるでもなく取り繕うとする反応を見て亮介は確信する。
ミレイはあのトシゾーという男に惚れている。だから胸を揉まれて感じているなど口が裂けても言えないのだ。
「そうそう。そうやって誤魔化さないと愛しのトシゾー様にバレちまうぜ~」
笑いながらミレイの服の中に掌を入れ、乳首を摘まみ弄ぶ。
途端にミレイは息を荒げ頬を紅潮させはじめた。
「とっ、とにかくトシゾー、私は大丈夫だから!おかゆたくさん食べて早く身体治しなさいよね!」
半ばヤケクソ気味に電話を切ったミレイは背後の亮介へと射殺さんばかりの殺気を乗せた視線を向ける。
「いくらすごんだところでムダムダ。こんなとろとろマンコじゃビビるもんもビビれねえって」
右手を乳から離し、そのまま下半身へと持っていき、秘部の入り口を撫で上げればしっとりとした蜜で濡れ切っていた。
「なんだ俺が舐めてた時より溢れてるじゃねえか。どうなってんだよええ?」
「ちっ、ちがっ。これは」
「違うもクソもねえっつーんだよ!」
じゅぷり、と亮介の指がミレイの秘部に侵入し内部をかき回す。
「いやあっ、アアッ!」
「はっ、ハハッ!気持ちよさそうにヨガりやがって!思った通りだ...お前の本性は女王様なんかじゃねえ!マゾのメス豚だ!」
「なっ、なにをっ」
「こんな乱暴にされてぐちょぐちょ濡らしてるのが何よりの証拠だろ!なにがサディスティッククイーンだ、どこからどうみてもマゾヒスティックサウじゃねえか」
「わけのわからないことを...んあああっ」
ミレイの嬌声が甲高いものになるのと同時に亮介の逸物も甲高くそそり立つ。
「俺の方も準備はできたぜ。さあてお望み通りに挿入れてやるよ...」
亮介の亀頭がミレイの秘部にこすりつけられ、焦らすように性器同士が口づけを交わす。
「やっ、やめなさいアンタ。それ以上やったら殺すわよ!」
「まだ立場がわかってねえのかよこの元女王様は...よっ!!」
ズプリ、と亮介の逸物がミレイの膣内へと侵入する。
「あああああああっ!!!」
響くミレイの絶叫に亮介の興奮はますます増していく。
「へへへいい声で鳴くじゃねえか。...あん?」
亮介は気づく。己の逸物に血が滴っているのを。
「おいおいおいおいおい、おまえまさか...」
「許さない、許さないわあんた...!」
「ハッ、ハハハハハハッ!その年齢でまだ未経験だったのかよ!?女王どころかお嬢様じゃねえか」
「くっ...殺してやる...殺してやるッ!」
涙目になりながら亮介を睨みつけるミレイ。
「お~こええ。じゃあ殺される前にこの初物熟成年増マンコをたっぷり堪能しておかねえとなあ」
じゅぷっ、じゅぷっ
亮介の性器がミレイの膣をかき回す湿った音が鳴り響く。
そのたびにミレイの豊満な胸はバスケットボールのドリブルのように上下に揺れ動く。
「いやあっ!ああっ!」
「初めての癖にしっかりヨガりやがって!そんなに俺のチンコは気持ちいいかよ!」
「ふっ、ふざけんじゃないわよ!あんたのんんっ」
強がることもできぬまま嬌声を上げ続けるミレイ。
その目から涙が溢れ顔を濡らしていく。
「うははっ、涙で化粧が落ちてとんでもないツラになりやがった。昔流行った山姥ギャルってこんな感じなのかねえ」
「くっ、んんっ」
鑑に映った己の顔を見てミレイは涙が止まらなくなっていた。
楽士である自分が。かつての栄華を取り戻した自分が犯されこんな顔になっていることに。
その涙するミレイを見て、亮介は更に腰のピストンを早くする。
「おおっ、こみあげてきた。出る、出るぞババア!」
「ひっ!?いやあ、やめなさい!」
「やめるかよ!このまま年増マンコに種付けしてやる!オラッ、イケッ、イケッ!!」
「んっ、んんっ!」
ミレイの脳髄に甘い電撃が走り、それに微かに遅れて亮介の股間から熱いモノがこみ上げてくる。
そして。
どぴゅっ、どぴゅるるる
「あああああああああっっっ――――!!!」
注がれる熱いモノにミレイの感情は蕩け思考が朧気になる。
「ハーッ、ハーッ。琴乃の次によかったぜミレイ様よ」
「......」
「あん?もう意識トんでんのか...そうだ。今のうちに」
亮介はミレイから目を離さずに携帯を手に取り電話をかける。
「おうオメーラ。いま暇か?めちゃくちゃ面白いモンやってるからよ、暇ならこいや」
電話を切り、亮介は下卑た笑みを浮かべて半裸のミレイを撮影するのだった。
・
・
・
「いやあ驚きましたよ、亮介さんに呼ばれたから何事かと思えば、まさかあの楽士のミレイを抱いてるんスから」
「まあ俺からしても今回ばかりは予想外だったんだけどな」
「もっと吸ってくださいよミレイさん」
「くうっ...んっ、じゅるっ」
「あーその調子。ひょっとこ顔もエロイ!いやあ飲み込みが早いッスねえ」
亮介が呼んだ二人の男の内、一人の竿をミレイは口に含み舐めあげていた。
教えられた通りに下で亀頭を転がし、皮の中身を舐めあげさせられ、陰毛が目に入りそうになるまで根元まで咥え込み。
えづき、涙目になりながらもミレイは必死に男を満足させるように口で奉仕を続ける。
「あっ、もう出る。ちゃんと飲み込んでくださいよ...ッ!」
ドプッ、ドプッ
男の精がミレイの喉奥にまで放たれ喉から体内を侵食していく。
「ゲホッ、ゲホッ」
「あー飲み切れなかったかあ。でも自分、鬼じゃないし今のミレイさん可愛かったのでヨシとします」
「もっ...もういいでしょ!?はやく映像を消して!」
「は?まだもう一人と俺が満足してねえだろババア。年齢重ねすぎて記憶がぼけたか?おら股開け」
「そんな年齢じゃないわよっ!くっ」
亮介の指示通りにミレイはがに股で陰部を指で開き三人に見せつける。
「じゃあミレイさんの考えた特別下品な敗北台詞で、3・2・1...ハイッ」
「わっ、私、楽士のミレイは亮介様のちんぽに挑み呆気なく返り討ちにされた卑しいメス豚でございます。
どうかこの身体の疼きを収める為に皆様のちんぽで私の熟成年増まんこに栓をしてくださいまし」
「よく言えましたっと」
ズプリ。亮介の陰茎がミレイの中に侵入していく。
「うっ、くうっ!!」
じゅぷり。じゅぷり。
亮介は乳房を舐めながら腰を振りミレイはそのたびに嬌声を漏らす。
「そろそろか...おい後輩くん」
「ウッス」
「このメス豚ちゃん、ケツも寂しくて辛いってよ」
亮介はミレイの肛門へと手を伸ばし、指でその穴の入り口を広げる。
「なっ、なにやってんのよっ!そこは入れるところじゃないわ!」
「アナルセックスも知らねーの?じゃあこいつは記念すべき初体験その2ってやつだな」
「大丈夫っスミレイさん。自分、亮介さんみたいにデカくないっスから」
「むっ、無理よ!無理無理―――」
ぐっ、ググッ
「ぎっ、ひいっ」
ズプン
「ぎゃひっ!?」
肛門に侵入したそれの感触に悲鳴と矯正の入り混じる叫びが漏れる。
「おー、噂通り締まる締まる。本当だったんだなコレ。一遍やってみたかったんだ、3P」
「光栄っスよ亮介さん。お役に立ててなによりっス」
「あっ、あんたら、早くこれを抜きなさい!」
「うるせーなあ。人が感慨にふけってるのに邪魔すんじゃねえよ」
「まあでもズッとこの体勢はミレイさんもキツそうなんで自分から先にヌきますね」
男が腰を振るたびにミレイの肛門が悲鳴を上げ、痛みから耐える為に脳髄は快楽を分泌する。
「いい勢いだな後輩くん。じゃあ俺もッ!!」
ズプッ、ズプッ、ズプッ
亮介と男のデュエットがミレイの前後を襲い、二人から打ち付けられる腰使いがミレイの感度を倍増させていく。
「あっ、ああっ、んんんっ!」
「気持ちよさそうスねえミレイさん」
「オメエが上手い証拠だよ。後輩ィ、そろそろイケそうか?」
「いきますよ~イクイク」
「いやあっ、熱いのもういやあっ!!」
「「ウッ!!」」
ドプッ ドプッ ドプッ
亮介と男の精がミレイの両穴に注がれ、ミレイは快楽に打ちのめされ仰け反った。
「ぁ...ぁぁっ...」
前と後ろの穴から白濁液を垂らし床に身体を預けるミレイ。
三人は彼女を見下ろしニヤニヤと下卑た笑みを向ける
「後輩Bちゃん、ちゃんと一部始終は撮ってあるよな」
「ウッス。この通り」
「亮介さん。熟れた身体ってのも素晴らしいッスね」
「俺も新しい発見だったよ。まあ、とにかくこれで金づる兼専用オナホをゲットできたんだ。俺たちのメビウス人生バラ色確定だぜ!」
ゲラゲラゲラと三人は嗤いあう。
「あんた、結局なにも変わることはできなかったのね」
その背後より、掛けられる声。
むんず。
亮介の股の間から生えて来た掌が亮介の玉を掴む。
「バカは死ななきゃ治らないとは言うけど...それ、本当だったようね」
聞き覚えのある声に、亮介は壊れたブリキのおもちゃのように、ギ、ギ、ギとぎこちなく振り返る。
「こっ、琴乃...どうして...」
「別に。調子に乗りすぎたドラ猫を去勢しにきただけよ」
「まっ、待て!話せばわか」
グシャッ
琴乃の掌で球を潰された亮介は激痛のあまり一瞬で意識が飛び白目を剥いて倒れ伏した。
「あなたたちもどう?一瞬で天国に送ってあげるわよ?」
「「ひいいいいいいいい!!!」」
ニコリ、と口元だけを歪めた邪悪な笑みに男たちは震えあがり、気絶した亮介を背負いすたこらと逃げ出していった。
「......」
「...なによ柏葉琴乃。私を嘲笑いに来たの?」
凌辱され。侮辱され。それでも己の宿敵の前だけでは強気の態度は崩さず。
ミレイは琴乃へ助けを求めるでもなく睨みつける。
「......」
琴乃はそんなミレイの視線にも構わず、しゃがみ込み、白濁液の漏れる箇所を見つめる。
「...なに見てんのよ」
琴乃は脱力し動けないミレイの両足に触れ―――開脚させ、秘部に顔を埋め込んだ!
「なっ!?」
「動かないで。手遅れになる前に掻きだしてあげるから」
琴乃はその細長い舌を器用に操り、ミレイの膣内をかき回し中の精をかきだしていく。
「くうっ、んんっ!」
走る甘い感覚に矯正をあげるミレイに構わず、琴乃は舌で精を取り出しては唾と共に地面に吐き捨てていく。
「んんっ、こ、琴乃ッ!んんんんッッッ!!!」
・
・
・
「柏葉琴乃...私に情けをかけたこと、後悔させてあげるわ」
「もう後悔してるわよ。ほんと無駄に重い乳袋」
琴乃はミレイに上着をかけ、乱れた身体を隠しながら背負い、ヨロヨロとした足取りでミレイの自宅へと向かっていた。
琴乃がミレイを助けたのはなにも偶然ではない。
電話越しからミレイの異変を感じ取ったトシゾーが、琴乃に電話をかけ依頼したのだ。
楽士の誰かでは駄目なのか、と琴乃は問いかけたが、彼は「それではお嬢様が私に知られたくないことを知られてしまったと察し気落ちさせてしまうから」と答えた。
そんな彼の心意気を無視することはできず、琴乃はトシゾーのことには触れず、たまたま通りがかったところ、見捨てることが出来なかったと相成った。
(病気になってもここまで想ってくれるなんてほんといい従者を持ったわね)
「...そういえば、なんであいつ―――亮介に襲われてたのよ」
「襲われたんじゃないのよ。私が襲ってたの!誰があんな下僕民に屈服するもんですか」
「どっちにしてもよ。なんであんなことになったのよ」
「...のよ」
「?」
「あんたと繋がった奴に、あんたよりも気持ちいいと認めさせたらあたしのほうがあんたより上だって証明できると思ったのよ!」
「...はあ」
「なによそのデカイため息は!?」
(トシゾーさん...こんなのの為にあそこまで尽くせるの、ほんと大したものよね)
【ミレイ編】 完