※この作品はR-18です。

Caligula R-18短編集   作:ジジイキャベツ

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琵琶坂永至×梔子編の前編です。


【琵琶坂永至×梔子編 前編】

「琵琶坂永至...どうすればヤツに報いを与えられる...!?」

 

>周りにいる帰宅部をどうにかしたら?

 

「それができればとっくにやってる」

 

>いっそ事情を話してみたらどうだ

 

「...それは、ちょっと話したくない...」

 

>だがこのままでは琵琶坂に復讐もあったものじゃないぞ

 

「それはそうだが...」

 

>どのみち時間は少ない。やれることはやっておかないと後悔すると思う

 

「......」

 

・

 

・

 

・

 

ランドマークタワー。

ここにソーンたちが潜伏していると噂を聞いた帰宅部は、ここで最後にする意気込みで全員揃って訪れていた。

 

「ついに来たわね...笙悟、気分はどう?」

「...大丈夫だ。問題ねえ」

 

ソーンの話をするだけで顔色を変えていた笙悟を気遣いつつ、一同はランドマークタワーへと足を踏み入れる。

 

「待て」

 

突如、背後よりかけられる声。

振り向けば、そこにはマスクを着けた少女、梔子が立っていた。

 

「あなた、楽士の梔子...!」

 

琴乃が先だって警戒心を向けるのに僅かに遅れ、他の面々も臨戦態勢をとる。

 

「おやおや、またきみか。まったく懲りないねえ。この時間を少しは有意義に使うことをお勧めするよ」

 

梔子はヘラヘラと笑みを浮かべる琵琶坂を一瞥し睨みつけるも、すぐに目線を他の者たちに向ける。

 

「今日はお前たちと戦いに来た訳じゃない...お前たちがμの元へ向かう前に、少し話をさせて欲しい」

「今さらなにを話すと言うんだい?僕らを説得してここに留めようとでも?そんな無駄なことをしている暇があるならμのもとへ道案内でもしてもらいたいものだね」

「お前には話していない、黙っていろ...!」

 

その鬼気迫る表情に、一同は顔を見合わせる。

楽士が一人で立ちはだかってくるのは珍しいことではない。しかし、今回の彼女はいつもとは違う。

琵琶坂への怒りをただ吐き散らすのではなく、怒りを抑えてまでも交渉を持ちかけようとしている。

 

「...なあ、話くらいは聞いてやってもいいんじゃねえか?」

 

そんな彼女の熱意を汲み取った鼓太郎は、そう皆に提案する。

その提案に琵琶坂以外の皆は頷き合い肯定の意を示す。

 

「そうね。争う気がないなら...」

「おい、君たち何を勝手に決めているんだ。僕らにそんなことをしている暇はないだろう」

「ここで彼女と争うくらいなら交渉で済ませる方がいいと思うんですがねえ。それともなんですか、彼女に話されたらなにかマズイことでもあるんですかぁ?」

「嫌なら先に一人で進んでろ」

「...チッ」

 

鍵介と笙悟の言葉に、舌打ちをして引き下がる琵琶坂。

 

「...時間を預けてくれてありがとう。私が話したいのは、私がこうなってしまった経緯だ」

 

そして梔子は語った。

自分がメビウスに堕ちることになった経緯と、そして琵琶坂との因縁を。

 

「私の願いは一つ。その男を逃がさないことだ。...その男を引き渡してくれれば、私はもうお前たちと戦わない」

「やれやれ、何を言い出すかと思えば妄言に縋った上での同情を引く作戦か。呆れたものだ。もう少しマシな作戦を思いつかないものかね。君たちもそう思うだろ?」

 

くるり、と一同へと振り返る琵琶坂。しかし、向けられるのは部員たちによる懐疑の視線。

 

「...君たち。なんだその目は。まさかあんな戯言を真に受けるつもりか?」

「琵琶坂先輩...もう年貢の納め時って奴だよ。あたし、実はこっそり調べてたんだよね。先輩のやってきた色んなこと」

「...なんだと?」

 

鳴子が突き出した端末の画面に次々に映し出されるニュース記事。

そこに書かれているのは琵琶坂のこれまで犯してきた犯罪の数々の証拠だった。

 

「...こんなの同姓同名の誰かの仕業だろう。琵琶坂なんて名前はいくらでもいるからな」

「反省の色は無し、か。決まりだな」

 

笙悟が先んじてカタルシスエフェクトを発動するのに従うように、部員たちが次々にカタルシスエフェクトを展開していく。

 

「何のつもりだ貴様ら...気でも違ったか...!?」

「さあな。少なくとも、逃がしちゃならねえ奴が誰かはわかってるつもりだよ」

「それに、部員一人で楽士を引き付けられるなら、これからのことを考えれば安い取引だと思いますがね~」

「~~~この馬鹿どもが!どいつもこいつもくだらねえ情に流されやがって!」

 

抵抗するようにカタルシスエフェクトを展開する琵琶坂。

しかし悲しいかな。既に手の内を知り尽くした部員たちに総がかりで挑まれれば勝ち目など零に等しい。

 

「ガァッ...この低能どもが...」

 

傷つき、力を使い果たした琵琶坂が倒れ伏す。

 

「...こいつの処遇はお前に任せる。後は好きにしろ」

「...ありがとう。約束通り、私はこの戦いから身を引く。お前たちには決して手を出さないと誓おう」

「ねえ、本当に良いの?あなた家族は...」

「いいんだ。家族も仇も両立しようなんて贅沢がすぎる」

 

梔子は手下のデジヘッドに琵琶坂を担がせ、帰宅部の面々に背を向ける。

 

「私が言うのもなんだが、お前たちが望みを叶えられるのを祈っている」

 

琵琶坂を連れ、去っていく梔子。

 

「...なあ、俺たちは正しいことをしたんだよな?」

 

その背中を見ながら鼓太郎は部長に対し、小さく問いかけた。

 

☆

 

ぴちゃ ぴちゃ 

 

「ん...」

 

暗闇の中、水の跳ねる音と共に琵琶坂の意識は覚醒する。

 

(ここはどこだ...いったい俺になにが...)

 

思い返す。あまりにも一方的な帰宅部からの愚かな裏切りを。

それだけで腸が煮えくり返り、叫びだし暴れまわりたくなる衝動に駆られる。

しかし、両腕を天井からのロープに縛られ拘束された状況が彼に冷静さを取り戻させる。

 

(なんだこれは...敵討ちならさっさとやればいいだろう。狂人の考えはわからんな)

 

なんにせよこれはチャンスだ。有利な状況だと油断している隙をついてどうにか脱出を測るため、キョロキョロと周囲を見回す。

そこには知った顔があった。

 

「田所...!?」

 

田所だ。彼は白目を向き、口を大きく開けたまま失神していた。

 

「こいつ捕まっていたのか...なら俺の情報はこいつから漏れたのか、クソッ」

 

脱出したら必ず殺してやると一瞥し、改めて周囲を見回す。

 

んっ...ぁっ...

 

水の跳ねる音に時折混じる荒い吐息。何事かと琵琶坂かはそちらへと目を向ける。

 

「んっ、あっ」

 

いたのは梔子と長身の男。

ちゅく、ちゅく、と舌を絡め合い唾液を交わらせている。

男がむき出しになった梔子の胸を揉み、乳首をさするたびに梔子は甘い吐息を漏らす。

 

「オゥ、梔子...ソロソロ...」

「...ああ」

 

頬を紅潮させた梔子が男のズボンへと手をかけチャックを下す。

すると、ボロン、とそそり立った男の逸物が曝け出された。

梔子はそれを優しい手つきでさすり上げ、己の曝け出した秘部へとピトリと当てる。

 

ズンッ

 

男の長く太いソレを受け入れた梔子は大きく仰け反り舌を宙に突きあげる。

その反応にさらに興奮を催したのか。

男はニンマリと笑みを深め、梔子にマスクを着けなおさせ豪快に腰を振る。

 

(なんだこいつらは...なにやっている...復讐を目前に気でも違ったか?)

 

まるで見せつけられるように行われるソレに困惑する琵琶坂。

そんな彼にお構いなしに、梔子と男の行為は苛烈さを増していく。

 

「オウッ!イイヨ梔子!君の肉壺は最高ダッ!」

「あっ、ゃ、あっ」

 

梔子の控えめな胸の蕾に赤ん坊のように吸い付き、揉みしだきながら腰を振り続ける。

膣の奥を突かれる度に梔子の嬌声がマスク越しに上がり、普段の冷静な振る舞いが嘘であるかのように淫らに乱れる。

 

「その喘ギ声!ベリーキュート!恥じらいつつも感じている表情、ビューティフル!」

「そ、そんな変な褒め方しないでくれ...恥ずかしい」

「オゥッ!今の照れ方、股間に来たッ!でる、でるヨ梔子ッ!!」

「えっ、ちょっ、待って」

 

ドプッ、ドプッ。

 

「――――ぁああああああああっ!!」

 

注がれる白濁液の熱さが梔子の体内で暴れまわり、快楽が脳髄を支配する。

肉棒が陰部から引き抜かれれば、梔子の穴からは淫液がドロリと垂れ落ちる。

 

「ハァ...ハァ...」

 

ガクリ、と力なく顔を伏せる梔子に構わず、男は全裸のまま琵琶坂へと歩み寄ってくる。

まさか仲間割れか―――そう察した琵琶坂は懇願するように口を開く。

 

「おっ、お前!この拘束を解いてくれ!そうすれば礼金は存分に払う。100万...いや、一千万でもいい。頼む!」

 

ピタリ、と男は足を止め、琵琶坂を見下ろし、琵琶坂は負けじと男を見上げる。

やがて、男は琵琶坂の眼前でしゃがみ込み、そして

 

ドゴッ

 

「ガハッ!」

 

腹部に叩き込まれた拳の痛みに、琵琶坂はたまらず開口し腹の空気を吐き出す。

 

「ユー、何を勘違いしている?今のは梔子がウォーミングアップを手伝ってくれたダケ。本番はこれからヨ」

「なん...だと...?」

 

男は動けない琵琶坂の背後にまわり、耳元に顔を寄せてそっと囁いた。

 

「エイジ...オナホになれ」

 

 

「ッ!?ぅおああああああああ!放せ!放せ!!!放せゴラアアアアアア!!!」

 

ズイ、と臀部に当たる硬い感触に不快感は最高潮に達し、琵琶坂は動けないなりに無我夢中で暴れまわる。

しかし、男はその大柄な体躯を活かし琵琶坂の動きを片手で止め、空いた手で琵琶坂のズボンを下ろし始める。

 

「暴れてもムダ...ワタシ強いネ」

「ガアアアア!放せバカヤロおおおおお!!」

「チッ...大人しくしなサーイ」

「グォエッ!?」

 

再び放たれるボディブローに嗚咽を漏らし、琵琶坂はガクリと項垂れる。

抵抗が薄くなったその隙に、男は琵琶坂のズボンを下ろし下半身を露出させる。

 

「イキマース」

 

ズニュ...メリメリ...

 

「グッ...ガッ...!!」

 

異物を挿入されていく肛門に激痛が走り琵琶坂の表情が苦悶に歪んでいく。

 

ズンッ

 

入り切った極太の異物に琵琶坂はたまらず開口し、目尻に涙すら浮かんでしまう。

琵琶坂は今まで女性との肉体的関係を持ったことはあるが、しかし肛門を責められたことはない。

つまり処女貫通。琵琶坂の不可侵領域はいまここに破られた。

 

「オー、ナイスアナル。気持ちいいよエイジ」

「ガアアッ、貴様、殺してやる...絶対に殺してやるッ!!」

 

絶え間なく与えられる苦痛に喚き散らす琵琶坂。

そんな彼のもとに、梔子がゆらりと立ち上がりやってくる。

 

「気分はどうだ琵琶坂永至...ここにきてようやく抱えていたものが楽になった気がするよ」

「この、クソ女(アマ)がぁ...!」

 

憎々し気に見上げる琵琶坂と蔑んだ目で見下ろす梔子。

それはまさに最初の戦いの結末と真逆の構図になっていた。

 

「何のつもりだ貴様...こっ、こんなことをして...ぐあっ」

「ただ殺すだけでは誰の無念も晴らせない...だから私なりに被害者の無念に報いれる方法を考えた」

「その方法がこれだと?イカれているぞ貴様...!」

「イカれている、か。確かにそうかもしれないな」

 

梔子は先ほど注がれた液を見せつけるように琵琶坂の目前で陰部を指で広げる。

 

「普通ならこんなに注がれれば泣きたくなるくらい傷つくものなのにな...なのに」

 

涙を流し苦悶する琵琶坂の頬にそっと触れ、その様を愛おし気な眼で見つめる。

 

「お前のその顔を見ていれば何の苦にもならない...それどころか、身体が疼いて仕方ないんだよ」

 

梔子は熱の籠った視線で琵琶坂の頬に触れ、その後頭部に手を回し己の陰部へと押し付ける。

男の濁った液に塗れる陰部を押し付け、中に溜まった白濁液を喉奥にまで押し流す。

 

「ガボッ、ゴボッ」

「私はこの男と契約を結んだ...私を1度抱くたびにお前を3回犯してほしいと!私はさっきよりも前にすでに5回犯されている...この意味がわかるか!?」

「...!グォッ、オエッ、や、やめろ...やめろクソアマァ!」

「そうだ琵琶坂永至。お前のその絶望しきった顔だけが私たちの悲しみを癒してくれる!そのために私は...私は!」

 

男に尻を犯させ、自分は口を犯し。

梔子は今まで死んでいた感情が蘇るかのように饒舌に、行為はさらに過激になっていく。

 

「なんだ琵琶坂、そんなモノをイキリ起たせて。まさかこんな目に遭って興奮しているのか?とんだ変態だな」

「バカが...お子様にはわからんだろうが、ぐあっ、こんなものはただの反応だ...ッァ」

 

肛門への刺激によりそそり立つ琵琶坂の逸物へと梔子はそっと手を伸ばす。

 

「苦しそうだな...いまこれを擦ればどうなるか...」

「や、やめろっ」

 

今までの強気な態度とは裏腹に懇願するようなその声に、梔子はマスクの下で微笑み―――竿をしごき始めた。

 

「あっ、ぐあっ」

「ずいぶんと気持ちよさそうな声を挙げるじゃないか、そんなに気持ちいいのか?この淫乱変態マゾサイコが。射精させてほしいなら懇願してみろ」

「ふざけるなよ...俺が貴様なぞに屈するものか!すぐにでもこの拘束を解いて貴様ら纏めて八つ裂きにしてやる!」

 

息を荒げながらもなお抵抗する琵琶坂に、梔子の背筋がゾクゾクと騒ぎ起つ。

 

「ああ、そうだ...そう簡単に屈されては困る...琵琶坂永至は決して私なんかに媚びへつらうことはないのだからな」

 

梔子は竿をシゴくのを止め、代わりに玉袋へと手を伸ばしさすり始める。

 

「どんな気分だ?見知らぬ男に尻を犯され、格下だと見下していた小娘に情けなくイカされるのは!答えろ琵琶坂永至!!」

「く、アアッ」

 

尚も耐えようとする琵琶坂に、トドメと言わんばかりに亀頭を責める梔子。

ぶるぶると琵琶坂の身体が震え、竿もはち切れんほどに膨張する。

 

「イケ、イケッ!このまま惨めに精をぶちまけろ!」

 

ドピュッ、ドピュッ。

琵琶坂の竿から粘液が放出される。

同時に。

 

「オウッ、出るヨエイジ!」

 

尻にも精が放たれた。

 

「まだだ...まだこんなもので終わると思うな琵琶坂」

 

項垂れる琵琶坂の髪を掴み上げ、怨念の籠る視線をぶつける。

 

そして今度は、男と共に琵琶坂を仰向けに拘束し、男の竿を咥える片手間に、琵琶坂の竿を刺激し立たせ―――自らの陰部に挿入するのだった。

 

 

「噛み締めろ琵琶坂永至!私如きに犯される己の不甲斐なさを!琵琶坂、琵琶坂!琵琶坂アアアアァァァァッ!!!」

 

―――私、なにをやっているんだろう。

 

そんな、胸中に過る想いから目を背けるように、梔子はひたすらに怨敵を犯し罵倒し続けた。

 

 

 




【琵琶坂永至×梔子編】 続
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