ねぇ?エマっていつからケンのこと好きだった?
わたしもね、ずっと好きだったんだよ。あんたら2人はお互い好き同士で、誰が見てもお似合いで、わたしが入り込むすきなんてありやしなかった。この先どんな未来が見えていてもーーー
中学1年の春〜
「おはよーねみーだりー始業式なんて休めばよかった〜。ってかエマまだルーズ履いてんの?今どきどこに売ってんだし(笑)」
「はよ〜。ルーズはエマの魂だよ!誰も履いてなくてもエマだけは
履き潰すから!!」
「わたしだけはダセーって言い続けてやっから(笑)」
「ホタルは本当いい性格してる(笑)そゆとこ好き♡
ってかさ始業式終わったら買い物いこーよ!ドンキいこ?」
「ドンキかー、わたしもなんか買おうかなカラコンとつけま切れてきたし」
「あー!エマも化粧品欲しいかも!最近新しいのでたっぽいし〜 ピンクのキラキラなアイシャドウ欲しいなぁ」
「決まり!早く学校おわんねーかな」
「まだ着いたばかりだよホタル。。。」ーーーー
わたしとエマは小学6年からの友達で同じクラスになったのがきっかけで仲良くなった。派手な見た目とあんまり学校にこないわたし達は
複雑な家庭で育てられたからもちろん友達はいなく似た境遇から
急速に仲良くなった。
エマは親がいなくおじいちゃんに育てられてて兄弟は3人。エマは末っ子だ。一番上の兄は10個上で亡くなっている。真ん中は中3の暴走族の総長。中々に気合いが入ってる家族だ。
ホタルは母子家庭で母親はエステ経営者。兄弟はいない。いつもフラフラし放題。ホタルの父親は不倫が原因で3歳の頃に離婚。とっかえひっかえのどうしようもない父親だ。ーーー
「このアイシャドウ買っちゃおう!色可愛い〜ドラケンも可愛いって言ってくれるかなぁ?」
「男はアイシャドウの色なんて見てねーよー。ケンは興味ないでしょ」
「でもさ、少しでも可愛い!とか思われたいじゃん!エマのこと見て欲しいもん!」
「エマは中身が可愛いんだからへーきだろ。わたしが気づいてやるからそれで満足しな?(笑)」
「ホタルは男前だな〜♡♡♡エマ、ホタルが男なら惚れちゃう♡
幸せにしてくれそうだもん」
「お〜〜じゃあ嫁にくる〜??夜は寝かさねーよ?honey♡」
「やっだ!///////えっち!!!エマの身体が目当てだったのね〜?
でも嫁になるならドラケンの嫁になりたいなぁ。なれるかなぁ?」
!!!!
(そっかエマはケンと結婚するつもりなのか。辛いな。笑っておめでとうなんて到底言える気がしねーわ。なんでわたしとケンじゃないんだろう。わたしだってエマに負けないぐらい好きなのに。わたしがケンの事好きだなんて思ってないんだろうな。)
「ホタル!?どうしたの!?泣きそうな顔してるよ??」
(っっっ。やっべ。顔にでてたかエマのやつこうゆうのは鋭いから勘弁して欲しいわ。)
「ごめんごめん!ちょっと腹痛くてやばかった!死にそうだったわ」
「えー死んじゃ嫌だよ〜エマがさすってあげるね!!」
(エマは優しいな本気でさすってくれてっし笑 良い奴だよな本当になんで友達と好きな人同じなんだよ。)
「大丈夫!!トイレ行ってくるからエマは先に会計してて!」
トイレで必死に涙を堪えて化粧治して気持ちを落ち着かせようとした。わたしのスマホロックはエマとケンとマイキーと三ツ矢が写ってる写真だ。まだ出会って1年ぐらいしか立ってないけどこいつらが大好きになった。エマのお陰で友達が沢山できたんだ。わたしがケンのことを好きになったのもこの頃だーー。