「昨日なにで抜いた?」
朝の通学路。
目立たなそうな二人組の学生が朝から不健全な会話をしている。
「えぇ……昨日はパンツ素股で優しく抜いてくれる痴女もので……」
その問いに引き気味に答えるのは低身長の地味な学生。
「かーっ!! お前ってやっぱ真面目な面して変態だよな」
「えぇ!!?? じゃあそういう登呂太郎くんは何で抜いたのさ?」
「『ドキッ!! 脱糞だらけのブリブリ水泳大会3 食糞もあるよっ!』だな。結構よかったよ」
「君の方がよっぽどだと思うよ。ていうか3まで出てるんだそれ」
痴女もので自慰行為を行った真面目そうな男子学生が
身長154㎝。低身長で地味な顔立ちで、クラス内でも目立たない存在。
成績も中の下でスポーツもからっきし。
2年になるというのに碌に女子生徒ともしゃべったことはなく、いわゆる典型的な陰キャである。
スカトロ好きの学生は勃男の友人の
勃男よりも身長は高く、いわゆる陰キャとも言い難い陽キャとも呼べないような中途半端な位置にいる学生。
1年の時から意気投合した二人は2年になっても同じクラスになり、朝も一緒に通学することが多い。
「プールの中で脱糞した女優のクソの流れ方が一人一人違うんだよ……あれはやっぱ普段の食生活とか、性格とかも出てるんじゃないかと俺は思ってるね」
「ごめん深く話さないでくれる。朝からウンコの話は僕にはキツすぎるよ」
「お前だって男ならウンコチンチンの話題で笑えるだろ?」
「笑えないレベルだから言ってるんだよ」
今日も二人で朝から下品な話を繰り広げる。
登呂太郎は聞いて分かる通りのスカトロ好き。
ロリから熟女まで、さまざまな脱糞を求めて日夜ネットの海を彷徨っているスカトロゴーストだ。
片や勃男は無類のパンツ好き。女性が履いている状態のパンツの中に射精したり、パンツを履いている尻にズリズリと陰茎を突っ込んだりしたいという、陰キャ特有の根は真面目だが内面はむっつり変態である。
そんな下の話をしながら登校していると、他の道から5人組の学生が登校する姿が見えてきた。
「おい、あれ見ろよ」
登呂太郎がそのグループに気づき、勃男に視線を促す。
「なぁ、隣のクラスの上野が上げた動画見たか?」
「見た見た! 傑作だったよねぇマジで!」
「なに? どんな動画だったの?」
「ほらこれだよ麗迦」
「私も見てないから見せてよ~」
勃男たちが送っている地味な学園生活とは違い、明らかに理想的な華のある学園生活の登校をしているグループ。
「うらやましいよな~あいつら、絶対脱糞乱交パーティ何回もしてるんだぜ」
「君は学生をなんだと思ってるんだい? そんな変態集団なわけないだろ」
登呂太郎の変態的妄想はさておくとして、勃男もそのグループに注目する。
勃男たちと同じクラスの2年カースト上位陣。
中でもひと際目立っているのは……
「すごーい! 2リットルの炭酸ジュース4秒で飲むなんて」
スマートフォンの動画を友人に見せてもらいながら感心している女子生徒。
オレンジ色っぽい長髪をハーフアップにしており短くまとめている。
顔は整っているが勝気な部分のある性格が表れているのか、鋭さも持っている。
身長は163㎝ですらっとしているが、胸は程よく揉み心地がよさそうに突き出ており、。スカートで覆っている尻をプリプリさせながら歩き、伸びている足は健康的な肉付きをしている。
勃男と同じクラスの
本人も自覚しているくらい女性として性的な魅力を醸し出しながら歩いている姿は、男子生徒ならば一度はエロい妄想をしているはずだ。
(漆原さん……どんなパンツ履いてるんだろう……四つん這いにして……パンツ尻にズボズボ挿入したいなぁ~)ズキンッ
思わず勃男も妄想して股間を熱くしてしまうくらい、魅力のたっぷり詰まった見た目をしている。
男子生徒から何人も告白されているが本人はすべて断っている。
その理由は彼女の隣にいる男子生徒の存在だ。
「麗迦、こっちの動画も見てみろよ」
グループの中心的な位置にいる男子生徒。
漆原麗迦の幼馴染、
身長175㎝で男子学生としては理想の身長。
顔立ちは悪くなく、どちらかと言えばかわいいと思われる方だろう。
本人は自覚していないが、学園の行事がある際などは中心部分にいることが多い、また俺なんかやっちゃいました系お節介男子生徒だ。
麗迦とは幼馴染で周りからは付き合っていると思われがちだが、実は微妙な関係が続いている、。
というのも竜斗には一種の特殊能力じみたものが備わっている。
それは「ラッキースケベ属性」だ。
この能力の性もあり、竜斗の周りには美人な女子生徒が多くちらついている。
麗迦はその存在を好ましく思っていないが、一方の竜斗はラッキースケベな状況を楽しんでいる節がある。
そのせいで今一歩二人の関係は親展していない。
「あの二人ってやっぱ付き合ってんのかなぁ……クッソ~漆原のウンコめっちゃうまそうだよなぁ~やっぱ鱗の奴食わせてもらってんだろうな~」
「推理しなくてもノーマルカップルだと思うよ」
キャッキャウフフとカースト上位グループが登校していくのを恨めしそうに見つめる二人。
すると今度はまた別の道から別の学生グループが歩いてきた。
「ていうかチョ、見てよこれマジで朔。チョーうけるんですけどぉ⤴」
「上野の動画でしょ。知ってる」
こてこてのギャルの隣を歩いているクールな女子生徒。
黒髪をセミロングにして右側は耳の上でまとめている。
そのおかげで右耳のピアスが目立っており、女性としての魅力を高めている。
ツリ目で目つきが鋭く、透き通るような白い肌も相まってクール差がより際立っている。
黒いカーディガンで包んでいる胸は楽しめそうなちょうどいいおっぱい。
なにより注目すべきは本人も気にしている大きな尻と太腿。
スカートで覆われているとは言え、その魅力的な下半身は男なら一度はかぶりついてみたいほど魅力的だ。
カーストとは関係ない位置に属しているクール系の女子生徒。
勃男とは同じクラスだが、仲の良い友人は他のクラスにいるためクラス内では孤立しがち。
だが本人はそんなこと気にも留めずにクールに振舞っている。
(相変わらず魅力的な太腿してるなぁ……正面からディープキスしながら太腿素股ズリしてもらいたいなぁ……)ズキンッ
「クールだよなぁ宝喜。あいつのウンコ……冷たいんじゃないかなぁ」
「登呂太郎くんは頭を冷やしたほうがいいと思うよ」
学園でも華のある生徒たちを見つめながら登校する二人。
「はぁ……俺たちもあんな女たちが周りにいてくれたらなぁ」
「しょうがないよ登呂太郎くん。僕たちは今ある幸せを噛みしめながら、学園生活を真面目に謳歌しようじゃないか」
「こんな地味な学園生活より、俺は美女のウンコを噛みしめたいね」
学園内の女子生徒とも碌に話さない二人にとって、彼女たちは高根の花的存在。
勃男も関わることなく学園生活を地味に終えると思っていたのだが……
(僕だってあんなかわいい彼女欲しいよ……いろいろスケベなエッチもしたいし……あれ……なんかチンチンの調子が……)