※この作品はR-18です。

フリ絞れ!!!! 青春汁ッ!!!!   作:ルQヌ

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5,そうはならんやろ

「はぁ? なに言ってんだお前?」

 

 翌朝の通学路。

 

 いつものように登呂太郎と通学していた勃男は、思い切って病気のことを話してみた。

 

 だがやはり、勃男の想像した通りよく分からないといった反応を登呂太郎が示す

 

「僕も今でも信じられないんだけどね……でもこれ……」

 

 勃男は試しに昨日医者から貰った診断書を登呂太郎に見せてみる。

 

「なんだこれ? 診断書? どれどれ……!? これはっ!!! 睾丸医師として世界的に有名な金太丸次郎きんた まるじろう先生のサインじゃねぇか!!! 一気に信憑性上がったぜ……」

 

(睾丸医師が世界的に有名とかあるんだ……)

 

 登呂太郎は診断書を返すと、携帯でネット検索し病名を調べてみる。

 

「おぉ、ホントにあったわその病気。うげっ!? すげぇチンコになってんなぁ……お前のもこんな感じなの?」

 

 問われた勃男は答えるようにして、医者に見せるように撮っていた自分の勃起ペニスの写真を見せる。

 

「んんじゃぁあこりゃぁああああああ!!!!!!??????? お前の勃起チンコヤバすぎだろ! デカいしグロすぎて気持ちワリィよっ!! いやぁ、だが待て……女はたまに気持ち悪い動物を可愛いって言ったりするやつもいるからな……このチンコも見ようによっては……」

 

「いやそんな細かく分析はいいから」

 

 じっくり見ながら分析する登呂太郎に、さすがに友人とは言え自分の勃起した愚息を見られるのは少し恥ずかしかったので、携帯をしまう勃男。

 

 写真を見終わってもなお、自分の形態を眺めながら考えるようにうなっている登呂次郎。

 

「しかしあれだな、お前のチンコは女のオマンコに挿入することはできそうだけど、抜きずらそうだな。カリの部分とか引っかかったりして。あと単純にデカいし」

 

「ははは……そんな状況になってみたいけどね」

 

 勃男は乾いた笑いを漏らしながら、自分が女性とセックスする状況などあるのだろうかと自虐的な考えを巡らせてしまう。

 

「でもお前学園で勃起したことないの?」

 

「えぇ……ないよ。授業中に寝て起きたときに少しならあるけど……」

 

 だがその時もすぐに元のサイズに戻ったので、そこまで気にする必要はないと自己完結する。

 

「マジかよ。女子のパンツとか見たことねぇの? 俺は見えた瞬間に速攻トイレに行って抜いたぞ」

 

「えぇ!!! そんなことあるの!! いいなぁ……」

 

 勃男も何回か女子生徒の下着が見えそうになったことはあるのだが、見えそうになる前に察して目をそらしてしまうぐらいに度胸がないので、実際に見たことは一度もない。

 

「じゃ、とりあず学園で勃起する心配はなさそうだな」

 

「うん、そこはね。別にいつも通り過ごしてれば、女子と接することもないし……」

 

「お前自分でそれ言ってて悲しくならないか?」

 

「めちゃくちゃ悲しい」

 

 勃男も年頃の青年なので、彼女も欲しいし女の子とイチャイチャしたいし、セックスだってしたい。

 

 しかし現状そんな相手がいないどころか、女子生徒とも碌にしゃべれない始末なのだ。

 

「微量ながら陰茎から女性を興奮させるフェロモンが出る……おいおい特殊スケベ能力じゃん! この能力使ってさぁ、わざと勃起チンポ晒しまっくて女どもを興奮させまくってセックスしてもらえばいいじゃん!! ついでにおこぼれも頼むぜ!!」

 

「そんなことできるわけないじゃないか。それに微量だよ、医者も当てにするもんじゃないって言ってたし」

 

「そこを何とかほら、たまたまお前の勃起チンコが口の中に入っちゃったり……」

 

「しないよ」

 

 くだらない妄想話をしながら登校する姿は変わらない。

 

 変な病気になって少し気が小さくなっていたが、友人の変わらぬ姿に助けられる。

 

「まぁ、なんかやばかったらいつでも呼べよ。最悪……俺が扱いてやろう」

 

「いやホントにそれは大丈夫」

 

 そして勃男は病気とは言え、特に変わらずいつもの何気ない日常を送っていくものだと、このときは思っていた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっ、珍くん。ちょっといいかね?」

 

「はぁ? どうしたんですか?」

 

 昼休み。

 

 トイレの帰りに廊下を歩いていた勃男に、科学の教師が話しかけてきた。

 

「次の授業、君んとこのクラスだろ? ちょっと授業の前に科学室で準備することがあってね。ホントなら日直が来てくれるはずなんだけどね、来てないみたいだがら……君手伝ってくれないかい?」

 

「分かりました」

 

 真面目な気質もあってか、勃男は教師に頼まれごとをされることが多い。

 

 この日も特にいつもと変わらずたまにあるお手伝いだと思って、何気なく協力したのだが……

 

(そういえば……今日の日直って……誰だったっけ……)

 

 日直を思い出そうとしながら教師と一緒に科学室へ向かう。

 

 科学室は別棟の最上階の角の教室で、基本的に移動教室で利用する棟なので生徒は通常はいない。

 

 トイレからはかなり遠い教室であり、勃男たちのクラスからもそれなりに歩く距離にある。

 

 教室に着いた2人は試験管やらフラスコやらを準備していく。

 

「先生、これはどこに置きます?」

 

「ああ、それはね……」

 

 二人で滞りなく準備を進めていくと、廊下の方から足音が聞こえてくる。

 

「すみません。遅れました」

 

 申し訳なさそうに入ってきたのは、本日日直の一人の漆原麗迦であった。

 

「おぉ、来たね。じゃあ、二人いれば時間までに間に合うと思うから、後はこの紙に書いてある通りに準備してくれればいいから、ちょっと私は他の準備があるから、後は頼んだよ」

 

 そう言って科学教師は準備を二人に任せてその場を去っていった。

 

「…………」

 

 突然カースト上位のクラスメイトと一緒になってしまい緊張して無言になる勃男。

 

 麗迦の方はそんな勃男の状態など気にせず話しかけてくる。

 

「ねぇ、竜斗こっちにこなかった?」

 

「あっ……いえ……僕は見てないですね……」

 

「ふ~ん、そうなんだ……あいつ」

 

 どうやら今日のもう一人の日直は鱗竜斗だったらしい。

 

 だが勃男はここまで竜斗の姿を見ていない。

 

 恐らくサボったのか忘れているのかしている竜斗に恨み節を言いつつ、麗迦も準備を進める。

 

「…………」

 

「…………」

 

 特に会話もなくもくもくと準備を進める2人。

 

 麗迦の方は単に早く済ませたいだけなのだが、勃男の方は気が気ではない。

 

(やばい……気まずいなぁ~こういうときなんか話しかけたほうがいいのかな?)

 

 童貞特有の沈黙を苦手と考える悩みを抱えながら、悶々と準備していく勃男。

 

 ほぼほぼ終わりかけのところで、紙を確認してみると、最後に準備する道具は教室の後ろにある棚のダンボールの中にあるらしかった。

 

(棚の上……うぉ……)

 

 勃男がダンボールのある棚を確認すると、それは上の方にあり一般男子生徒が椅子に立って届くような位置にあった。

 

 勃男は低身長なのでこれに該当せず、届かない。

 

「なに? 次はどうするの?」

 

 紙を見て動きが止まっていた勃男を見て、麗迦も支持を確認しに紙を覗いてくる。

 

「いや……その……」

 

 自分では届かない位置に備品があるため、不甲斐なさに下に俯いてしまう勃男。

 

 そんな勃男を特に気にせず紙を確認する麗迦だが、ダンボールのある位置を確認し、勃男と見比べるとあからさまに落胆したような表情になった。

 

「はぁ……いいわよ私が取るから」

 

「…………すみません」

 

 本来なら男として面倒くさそうなことは率先してやりたかった勃男だが、身長というどうしようもない壁にぶち当たり、さらにはそのことで麗迦を落胆させたため、今すぐにでも帰りたい衝動に駆られる勃男。

 

(後の授業……頑張れる気しないなぁ……)

 

 しかし、成績のあまりよくない勃男にとって授業にでることこそ内申に響くため、ここで逃げるわけにはいかない。

 

 せめて最後までは準備を手伝おうと麗迦がダンボールを取るのを少し離れて待つことにした。 

 

「よいっしょ……」

 

 椅子に立って両手を伸ばしダンボールを取ろうとする麗迦。

 

(大丈夫……かな……)

 

 麗迦が手を伸ばしても割とギリギリな高さにあるため、勃男は少し心配になる。

 

「ん……んっ!! あれ? これ……って!!! きゃっ!!」

 

「あぶないっ!!!!!!!!」

 

 予想よりもダンボールが中々取れずに力を入れてしまい、取った後に勢い余ってバランスを崩し椅子から倒れ落ちそうになる麗迦。

 

 それを察知した勃男はすかさず麗迦のところへ行き、せめて下敷きになろうと受け止めようとした。

 

「あんっ!!」

 

「うおっ!!! うわっ!! 痛っ!!」

 

 いろんなところにいろんなものが当たった感触がした勃男は思わず痛みを感じてしまう。

 

「いつつ……ん?」

 

 倒れこんだ麗迦がまず置き上がろうとしたときに気づいたのは、目の前に仰向けになった勃男の股間があったことだ。

 

 勃男が麗迦の下敷きになってくれたおかげでケガというケガはなかった麗迦だが、下半身に違和感を感じる。

 

「…………ん?」

 

 勃男が目を開けるとそこにはピンクの世界が広がっていたのだが、その中心によりピンク色のきれいなヒクついた門があった。

 

 そして口元にも違和感を感じて唇を動かして見る。

 

「きゃっ!!! えぇ!!!」

 

 艶めいた声が聞こえてきたので、状況を確認するため、自分が覆われている部分を触ろうと両手で頭の部分を触って確認する。

 

「あっ……んっ……いやっ……ちょっとっ!!」

 

 自分の頭を触ろうとする前にやわらかな障害物があったので、揉み解してみるとまたもや艶めいた声が聞こえてきた。

 

(これは……まさか……)

 

 後頭部が何かにつっかえている感じ。

 

 ムニムニと両手のひらから感じる肉感。

 

 口を動かすとくちゅくちゅとなる感触。

 

 目の前にある割れ目と門。 

 

 蒸れるような甘酸っぱい官能的な匂い。

 

 勃男は仰向けでその上に麗迦が69の状態で倒れているのだが、なんと勃男は麗迦の股間部分のピンク色のショーツに頭から突っ込んでいるラッキースケベ状態になってしまっていた。 

 

 状況を理解しまず蒸れる股間の秘部の匂いに反応した勃男の愚息が、一気にその凶悪な姿を見せてしまう。

 

 

 

(やばい……これは……でも……こうわならんやろ……) 




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ファンティア始めました。

二次創作はすべて無料になります・

今はまだ同じ内容ですが、二次創作でM男向けの作品なども書こうと思っています。

よかったら読んでみてください。
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