――アレから何度夢を見ただろうか。
夢の中で拳藤一佳は男と出会う。
名も知らぬ男、そんな男と逢瀬を重ねる夢。
一夜限りのただの夢かもと思っていたというのに、男は当たり前のようにまた夢の中へ現れた。
「マジかよ、別に会ったことない奴でも繋がれるのかよ。淫魔個性凄いな……」
男が二度目に登場した時に言っていた意味は分からないが、次第に一佳はこの状況を受け入れるようになっていた。
――ここは夢の世界。私以外に誰に知られることもない。夢幻の世界。
事実、あれだけ乱されても目が覚めれば現実の身体には何の影響もなかった。
あるとすれば強烈な不満感。
夢の中であれほど溺れた幸福の痺れが甘い残照として残るためだろうか?
それだけで一佳は、夢の世界でこれまで体験したこともない世界を味わえるのだ。
しっかり者で姉御肌。現実の世界において己を律している拳藤だからこそ誰にも迷惑の掛からない夢の世界で、自身を出すようになるには時間がかからなかった。
***
×回目の夢。
「お゙ぉッ♡ お゙お゙ぉッッ♡♡ やぁっ♡ イ、くぅうううっ♡ またイクッ♡♡ イッグゥぅうう♡♡」
一佳は対面座位の体勢で男に乗るように、その腰を淫らに振りたくっていた。
自分でも知らなかったほどのイヤらしい喘ぎ声を膣内が抉られるたびに響かせる。
理知的な一佳の姿しか知らないクラスメートや友人、両親などが見たら同一人物とは思わないであろう快楽を貪る雌の姿。
――所詮は夢、起きたら覚める夢幻の世界。ここでどれだけ汚されても現実の身体は清いまま。だからといって、興味が勝りこの雄おちんぽの感触を受け入れたのがダメだったのか。
熱く、硬く、太く、逞しい……雄の中の雄。それを象徴するかのような肉棒が女の子の最も大切な場所を蹂躙する感覚が堪らない。
肉襞を擦り上げられ、子宮口を亀頭が穿ち、まるで専用の場所に作り変えていくように膣内を暴れまわる。
原始的で暴力的な快感。それは一佳の十数年の人生でこれまでなかったもので……。
「どうした、一佳ちゃん! しっかり者の一佳ちゃんらしくないぞ~~? 凄いエロくて間抜けな顔してる。 っていうかチンポで突かれるたびにイッてないか? こんな姿、普段の一佳ちゃんのこと知ってるやつが見たらどう思うかなー。 やっぱ幻滅かな?」
「っぅうううっ♡♡ み、るなぁ♡♡ ちゅっ♡ んちゅっ♡♡」
「おっ、またイッたな? 今のは想像してイッた感じかな? 全く、エロくなっちゃって」
「だれのへいらひょ♡♡ ちゅっ♡ ぢゅっ♡ じゅるるっ♡」
「んっ、ちゅっ……都合が悪くなったからってキスで誤魔化そうとするのはダメだなぁ? っていうかキスはダメだって最初は言ってたのに」
「ゆ、夢のなひゃだから……のーかん♡ のーかんだから♡ だかりゃ、いいの♡♡」
「ああ、そうかい!」
どちゅんっ♡ どちゅっ♡♡ どちゅっ♡♡ ごじゅっ♡ ずぶぶんっ♡
男はセックスの時は野蛮というか荒々しくなる。
冷静な時はそれほどでもないが、意地悪く揶揄ったり恥ずかしいことを言わせたりさせたり……。
それが堪らなく、堪らなく――。
「お゛お゛ぅんっ♡♡ だっ、ダメぇっ♡♡ こんにゃ……お゛お゛っ♡♡ 強っ♡♡ 抜いて、コレ抜いでぇっっ♡♡」
「コレ、じゃわかないなー?一佳ちゃん、言葉はちゃんとハッキリ言わないと」
「ち、ちんぽっ♡♡ このデカチンポ♡♡ 一佳のなか♡♡ みちみちに埋めてしまってる雄チンポ抜いてくれぇ♡♡」
「ほー、なんで抜いて欲しい? 気持ちよさそうに「あんあん♡」言ってたように見えるけどなぁ?」
「そ、そんなこと――ひゃぅうううんっ♡♡」
「そんなこと……なんだって?」
「嘘です♡♡ き、気持ちいいからですっ♡♡ 気持ちいい良すぎるから抜いて♡♡ おかしくなっちゃうからぁっ♡♡」
一佳はそう叫んだ。
雌として雄にチン敗けしておかしくなりそうです。どうか許してください。そう訴えたのだ。
一番最初の時の愛撫で翻弄され、それから経験を積んだというのに逆転することは叶わず、男の雄としての性技の高さをわからされただけ。特に子宮を虐められるようになってからはそれが顕著だ。一佳のまんこはおちんぽ様に敵いっこないというのを躾けられてしまった。
だから、一佳に出来るのは縋ることだけだった。雄の恩情を賜るように媚を売るしかないのだ。
「おかしくなるって具体的に?」
「そ、そんなんじゃない♡♡ せ、セックスのことしか♡♡ エッチなことしか考えられないダメ雌になる♡♡ お前のせいだからな♡♡ お前のせいで現実の世界でもそんなことばっか♡♡ そのせいかそんなダメ雌オーラに当てられて♡♡ 周りの男の眼だって♡♡」
「……あちゃー」
何度もイッて頭がバグっているのか支離滅裂になりながら泣きながら一佳は訴えた。
――夢の世界でどれだけ汚されても現実の世界では綺麗なまま。
それは一見良いように見えて、実は問題もあった。
記憶が残っているのに身体は覚えていない。
だが、身体は記憶の影響を受ける。身体は知らなくても夢の世界で性を知った一佳の身体は覚めるたびに欲求を溜め込んでいったのだ。
最初は自慰行為などで発散は出来た。
だが、それも進めば意味を為さなかった。自身で慰めるより圧倒的な快楽を与えられる夢の世界での行為。それは一佳の拙い自慰行為での発散では追い付かずに溜め込まれる。
そして――。
――拳藤ってなんかエロくなってきたよな。
――ああ。いや、前までも美人だったけどさ。何て言うか色気がさ……。
――わかる。
同年代とは比べ物にならない程の性体験は一佳の身体から自然に色気を発散し、溜まりに溜まった欲求不満は雄を誘うフェロモンを無意識にばら撒いた。
そしてその周りの男の視線の変化に一佳は気付いていた。
――怖い。
それが今の一佳の素直な思いだった。
性的な目で見られること自体は珍しくない。男が思うより女は敏感なのだ。だが、今までは気持ち悪いとは思いこそすれ、恐怖までは感じなかった。
だが、今は違う。
躾けられることによって気丈に振る舞っても子宮を内側からブン殴られれば敗けてしまう激弱マンコであることを自覚してしまった。
あるいは彼らが獣欲に支配され手を出して来たら一佳はどうなるのか。欲求不満を溜め込んだ雌まんこはどうなってしまうのか。
そんな妄想を浮かべ、胎の奥が熱くなってしまう辺り答えが出てしまっている。
だから、もう壊さないで欲しいと一佳は目の前の男に哀願する。
果たして男の返答は……。
「あー、うん。これは責任取らなきゃなー」
「っておい♡ っちょ、なんで♡♡ よけいおちんぽおっきくなってっ……♡♡ こんなに頼んでるのに♡♡ なんで♡♡」
「まあ、それはそれとして……」
「これ以上したら私がおかしくなるって、おい聞いて――お゙お゙ぅんッ!?♡♡」
ごちゅうんっ♡♡♡
「いや、チン敗け宣言する一佳が可愛くて……ちょっと辛抱堪らん」
不意打ちの一突きでアクメした一佳。
脱力して後ろに倒れようとしているその身体を男は抱きしめるとそのまま小刻みにピストンを再開する。
向かい合うようにして抱きしめホールド。対面座位の体勢でがっちりと拘束され突きあげられれば一佳は逃れることも出来ずに子宮を暴虐に晒された。
どちゅんっ♡ どちゅんっ♡ ごっ♡♡ ごっ♡♡ じゅぶぶんっ♡♡
「お゛お゛お゛ぉっ♡♡ お゛ぅっ♡♡ やめっ♡♡ ひぃううんっっ♡♡ お゙お゙っっ♡♡ おかひく♡ おかひくなっひゃう♡♡」
身体を揺する様にして子宮口を何度も何度も殴打し虐め抜いていく。
痙攣するようにその度に細かな絶頂に昇り詰める一佳はいやいやをするように逃れようとするも、がっしりと拘束する男の腕と胸元から逃れられない。
その逞しさにいつしか自ら男の背に手を回していたことも、快楽に酩酊する一佳は気付きもしない。
どちゅんっ♡♡ ごっ♡♡ ごっ♡♡ じゅぶっ♡♡ れろれろっ♡♡ ちゅぶっ♡♡
「あ゛あ゛ぁっ♡♡ おかひくなっひゃう♡♡ だめだっへ♡♡ わたひ、壊れひゃうって♡♡ あっ、んちゅっ♡♡ むちゅ♡♡ れろぉっ♡♡ きす♡ すきィ♡」
貪るようなキスに口内を蹂躙されながらも、それにすら一佳は甘い快楽を覚える。
「大丈夫だっておかしくなっても壊れてもちゃんと面倒見てやるから」
「れろっ♡ んっちゅうっ♡♡ ちゅっ♡ にゃ、にゃにを言って……♡♡」
「――――だ」
「ふぇ?♡♡」
男の口から出されたのは名前のようであった。
「俺の名前だ」
「にゃにを……♡♡ お前は夢の……♡♡」
「わかってるんだろう?」
「…………」
考えてはいた。思ってはいた。
これが一度だけならばただの妄想の産物として処理できた。
それでもこの夢の世界は何度も続き、あるいは誰かの個性の影響ではないかと思い至るのはそこまで難しくない。
つまりそれは一佳が個性によって弄ばれたということ。ヴィラン事件としてヒーローに捕まるべき案件。ヒーローを目指す者として捕まえることに尽力するべき事柄だ。
だが、一佳はそれを考えないようにしていた。無論、案件が案件であり通報がしづらい事柄というのもある。
けど一番の大きな理由は―――。
一佳はそれを認めるのが嫌で敢えて気付かないふりをしていたのだ。
「――――――。俺はこの日のこの時間、この場所に現れる。後は一佳ちゃんが決めてね?」
「そんにゃっ……♡♡ 一方的に♡♡ ふあっ♡♡ あ、あっあ♡♡ あはぁっ♡♡」
「ヒーローを呼んでたっていいよ、まあその時は逃げるけど。もちろん、来なくてももちろんいい、その場合はもう会うことはないだろう」
どちゅっ♡♡ じゅぶんっ♡♡ ずちゅ♡♡ じゅぶんっ♡
「ただ、俺を一佳ちゃんが待っててくれたら……その時はちゃんと責任を取ってあげる」
「お゛お゛ぅっ♡♡ せき、にんって♡♡ あっ♡♡ おぅっ♡♡ ああっ♡♡」
「そりゃもう、エロい雌を育てた雄としての管理責任としてきっちり管理をするってことだよ」
「~~~っっっ♡♡ ば、かっ♡♡ じゃない♡♡」
口から出る言葉とは裏腹にその言葉を聞くと同時にアクメを決めた一佳。
タイミングよく子宮を小突かれからなのか、それとも……。
「まっ、それはそれとして今は楽しもう。もしかしたら最後の機会になるかもだし……そろそろ上がってきたしな!」
「ふぁっ!?♡♡ ふ、膨らんで……っ♡♡ ば、馬鹿ぁ♡ こっちはさっきから小さいアクメ連続で決めててッ♡」
「知らん。一佳ちゃんの身体を味わう最後の機会かもだしたっぷりと……」
どじゅぶん♡♡ パンパンっ♡ ぢゅぶっ♡ ぢゅぶんっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡♡
「あ゛っ♡ あ゛♡ あ゛あ゛っ♡ ば、ばかぁ……っ♡♡ おかひくなるって♡ いって―――ひィううんっ♡♡」
「おかしくなった責任は取るって言ってんだろう!おら、締めろ!」
「ィ、ぅううううっ♡♡ こ、のぉ♡♡ くずやろうぉっ♡♡♡」
身勝手な言葉に罵倒を返すも、一佳の心の内はどうだっただろうか。
終わりが近いことを察し、躾けられた一佳の雑魚雌まんこは「ちうちうっ♡」と子宮口が物欲しそうに吸い付き準備完了。
自身のしなやかな脚が何時の間にか相手の腰に回っていることに気付いているのかいないのか。
あるいはそれとも……。
「いくぞ!ぶっ壊れちまえ!」
どっぢゅんっ♡♡♡
「お゛お゛ぉぁっ♡♡ ふ、ふひゃ……っ♡♡ あ゛ぅっ♡♡」
緩みきった子宮口を雄ちんぽが抉じ開け、そして―――。
どびゅるううっ♡♡ どびゅうううっ♡♡ どぴゅっ♡ どぶびゅびゅっ♡♡
灼けようなザーメンの熱さが子宮を満たし、バチバチとした快楽電流が背筋を貫いた。
「お゙ぉっ♡♡ あ゛あ゛っ♡♡ あ゛ぅっ♡ あひっ♡♡ ふあぁぁ……♡♡」
「うわっ、凄い痙攣。ちょっと落ち着くまで待つか……ほら、一佳ちゃん。落ち着いてアクメ浸っていいからな」
「ぁ……ふぅ……ぁっ……♡♡♡♡」
どぽどぽと冗談のようにぶちまけられるザーメンを子宮に感じながら、一佳は細かい連続アクメを決めつつもゆっくりと落ち着きを取り戻していく。
体勢は対面座位の状態で変わっていない。おちんぽだって入ったまま。出したというのに萎えるどころかまだまだ硬度を保っている。
だが、一佳の状態を慮ったのか動こうとはせずに抱き合う形でそのまま頭を撫でるだけ……。
一佳は存分にアクメの甘い甘い余韻に浸ることが出来ていた。
「………………♡♡♡♡」
「……落ち着いたか?」
「………ちゃん……」
「ん?」
「……ちゃん付けはやめろ」
「えーでも可愛いと――」
「一佳……でいい。そう呼んで」
一佳は顔を見られないように男の首筋に顔を埋めながらそう言った。
男がどんな顔をしているのか見たくなかったというのもある。
「へえ?なんでって聞いても?」
「うるさい馬鹿。ちゃん付けが苦手なだけだ」
「そっかそか――じゃあ、一佳」
「………っ♡♡♡」
「あっ、ちょっと締まった」
「うるさい……馬鹿」
「馬鹿は酷いな。それより一佳はどうする気?俺はちゃんとその日、その時間、その場所に行くからね?」
男は問いかける。
どういう選択をするのかと一佳に。
「……ふん。お前なんて居ない方が世のため、人のためになる女の敵だ」
「否定はしない。っていうか名前は教えたんだし、こっちも呼んでくれたって「断る」――ひどくない?」
「……お前とあっちで会えたら呼んでやっても、いい」
その返答にどんな意味があるのか、どんな意味を見出したのか。
「んっ……♡ ふぅ♡ ……大きくなってきたんだけど?」
「いや、可愛いこと言われたからね?……ほら、最後になるかもしれないし?哀れな男に役得を、ね?」
「ばぁか♡♡」
「あ゛っ♡」
この後、夢の世界で「無茶苦茶セックスした」。
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