※この作品はR-18です。

色々なエロい短編集   作:縦セタ好き

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なんか二万字近くになりそうだったので分割
エロ分は後編に……


塩崎(2)前編

塩崎茨にとってあの受験の日の出来事はこれまでの人生観を一変するような出来事だった。

最初はそれこそ夢か何かではなかったかと疑ったものだが、雄英に入学しあの黒き翼を持った「色見魔人」もそしてサイドテールの女性「拳藤一佳」も同じクラスとなったことでやはり現実だっただと再認識することが出来た。

 

とりあえず、二人と普通に話せるようになるまでそれなりに時間を有したことは言うまでもない。

 

それはともかくとして。

茨が入学するにあたって変化したものの中でネットに繋がる携帯端末を親から買い与えられたことというのがある。

世俗的なことにあまり良い印象を持っておらず、塩崎の家にはパソコンすら存在しない。何か調べものがあるのなら学校や図書館の自由に使えるコーナーで十分。今までの携帯も本当に電話としての機能しかついていないという代物だった。

だが、雄英に合格してこれからもそれじゃあ流石に不便だろうと塩崎の両親は考えたのだ。

何せ雄英は色々と最新鋭の学校だ。それにプロのヒーローを目指す以上、そういうものに疎いというのは些かマズいだろうという親心だ。

 

両親はしっかり者の茨ならちゃんと使いこなすだろうと信頼していた。

そんな親心からの最新機種の端末を買い与えられ、ネットという世界へのフリーハンドを与えられた茨。

彼女はそんな両親の期待に応えるように生真面目にアホみたいに説明書を熟読し、各種機能をちゃんと学び。セキュリティだって万全にしそして、

 

 

当然のようにポルノに嵌った。

 

 

 

(……いや、違うのです。これはその……違うのです)

 

 

 

茨は必死で心の中で言い訳を繰り返した。

これはあくまでも自身の常識を確かめるための行為なのだと強く言いたい。

少なくともあの時の茨の常識からして有り得ない行為が当然のように行われているのを見て、「実は自分の常識の方がおかしいのでは?世間からズレているのでは?確認する必要があるよね?」と考え実行するのは不自然だろうか?

 

 

 

いや、不自然ではないはずだ。

 

 

 

世間一般との常識のズレというのは交友関係にだって影響する。当たり前の常識を知らない人間と親しくなれるだろうか?非常に難しいと言わざるを得ない。故に高校生活を始める前にそのリサーチをすることは非常に理にかなった行動であると言えるだろう。茨はそう自身の行動を正当化する。

 

 

 

まあ、それはやっぱり世間一般からしてもやっぱり非常識な行為だったという結論に到達したにも関わらずに続けている理由にはならないのだが……。

 

 

 

ガクッと茨は顔を机に突っ伏した。

ここはB組の教室内。そして昼休みの最中。

一人で昼ご飯を処理しつつ、考え込んでいた茨は自分のダメさ加減にそう落ち込んだ。

 

(これはマズイ……マズいですわね)

 

どうにも雄英に入学してから調子が出ない。

まあ、まだ入学して大して時間も経ってはないので新しい環境に慣れていないだけとも取れるかもしれない。

ただ、授業に集中しきれていない理由はわかり切っている。

ちらりっと横目で伺う。

 

色見魔人。

個性を発動していなければ特徴的な外見とは言えず、やや身長が高めの男子生徒。

コミュニケーション能力は高いのか同じクラスの凡戸固次郎や泡瀬洋雪と仲良くなったのか昼食を食べながらプラモの話をしている。

 

その近くで女子グループを作って同じくお昼をしているのが拳藤一佳。

入学して間もないがサバサバして明るくしっかり者の委員長気質というか姉御気質というか、とにかく頼りになるタイプ特有の雰囲気を出している女性。

小大唯、小森希乃子、取蔭切奈らと共に一緒に何やら話をしている。

 

ときおり、色見がふざけたりするのを拳藤が時には暴力的手段を取って注意したりする光景が目に飛び込んでくる。

こういった光景はすでに何度かB組内で行われており、両者ともに中学からの知り合いであるというのを公言しているためクラスの中での評価として「仲のいい二人」というのは半ば共通の認識だ。

それは実際のところそうなのだろう。気が置けない信頼関係があるというのは事実。だが、

 

 

『わ、私だって溜まってたんだよ♡ 一ヶ月、相手をしてくれなくて……自分で慰めたけど全然だめでおもちゃとか買ったけど全然物足りない♡ このぶっといヤツじゃないとダメだって♡ 熱い子種を注がれないと♡ 満足できない身体に躾けられちゃったんだなーって♡ ずっと待ち遠しかったんだ♡ だから……ね♡』

 

 

それだけではないことを茨だけは知っているのだ。

 

(は、破廉恥な……うぅっ、この程度のことで心を乱してしまうとは)

 

あの日の記憶は網膜どころか脳にすら焼き付いている。

段階を踏んでいればもう少し軽減で来ていたのだろうが、なまじ無垢だった真っ白なキャンバスに些かあの光景の色は刺激的過ぎた。

そして何より茨は知らないが彼女が覗いてしまったのは淫魔の性行為だ。ある意味、淫魔としての力が最大限に発揮されている瞬間とも言える。雌を支配する雄として魅力が最大限に引き上げられ、女性である以上はどうあがいても魅力的に映ってしまう。しかも、受験のために力を蓄積していたためにそんな無意識の力も高まっていたのだ。それを不意にぶち込まれたが故にまだ眠っていた茨の性に対する欲求は強制的にたたき起こされたのである。

 

(お、思い出しただけで……)

 

顔を赤らめもじもじと脚を摺り合わせる。

ここが神聖な学び舎の教室でもあるにも関わらずに記憶の光景に没頭してしまう。

 

 

 

『あっ♡ あ゛うっ♡ す、すご……っ♡♡ はぁっ♡ んんぅっ♡』

 

――しっかり者な拳藤の淫らな蕩けた顔。

 

『声抑えないで。聞かせてくれよ、一佳の可愛い喘ぎ声』

 

――それを揶揄うように。あるいは興奮を促すように囁く色見のゾクゾクとした声。

 

『ば、かぁ♡ だ、誰が聞いてるか……♡ こんな場所で……あ゛ぅっ♡ やぁっ♡』

 

――それに対する拳藤の声はどこまでも甘く。

 

 

裏路地に響く肉と肉がぶつかり合う音。

 

淫らな水音。

 

脳を溶かすような熱くそして甘い喘ぎ声。

 

 

そして、全容ははっきり見えなかったものの突き立てられ雌を鳴かせる――雄々しき剛直。

 

 

 

ぶるりっと茨を身体を震わせた。

受験が終わり入学する間までも酷かったが雄英に入学して二人と同じクラスになってから何というか余計に酷くなった気がする。

普段の様子を知ってしまったが故にインモラルな雰囲気が際立ってしまうというか……。

拳藤がしっかり者で頼りになる同級生という印象が強くなれば強くなるほど、

 

『くっ♡ あっ♡ あぁんっ♡ 久しぶりの雄ちんぽ……凄い♡♡ こんな……っ♡♡ だして♡♡』

 

あの甘えた声で艶然と微笑んでいた姿が淫靡になってしまう。

それほどまでに……っと、どうしても思ってしまうのだ。

 

(そ、それほど……凄いのでしょうか♡)

 

あの日から茨の性感は花開いた。

鈍いと思っていたのは知らなかっただけで、確かにそれは目覚めたのだ。現に自慰行為で得られる快感は増大した。

だが……。

 

 

足りない。

 

足りない。

 

全くと言っていいほど足りなかった。

 

 

あの日、裏路地で得た快感にほど遠い程度のものしか得られなかった。

自分に言い訳をしつつも色々とネットの海を調べ、知らない知識や事柄をアップデートは出来たが新鮮さはあってもやはりどこか物足りなかった。

それは淫魔のセックス行為という最上級の淫靡な光景を基準としたが故の悲劇。

ただの動画データ、画像データではやはり得られる興奮の度合いが違うというのを茨は知らない。知らないが故にやはり嵌り続け、そしてやはり物足りないと感じさらに嵌るという悪循環に入っていた。

 

(あの二人なら私の答えになってくれるでしょうか……)

 

もしもう一度見られたら……そんな浅ましい考えが頭をよぎり自然と目が向き、そしてそんな自身に気付いて落ち込む。

それが雄英に入学してからの茨のパターンだった。これでは調子が悪いのも当然だろう。

茨は切り替えるように頭を振った。

 

(このままじゃいけません!今日は初めての戦闘訓練の授業がある日!ここはキッチリといい成績を取って弾みとしましょう!)

 

そう決意し食事を終わらせ席を立った。

昼休みが終わるまで少し散歩でもして気分を整えよう、そう考えて席を教室から出ていった。

 

 

――そんな様子を魔人が見ていることに気付きもせず

 

 

***

 

雄英に入学した。

組はB組、一佳と一緒だ。やったぜ。

クラス分けに関してはどうしようもなかったので運を天に任せるしかなったが感謝しかない。

普通の転生者とかならA組の方になりたいんだろうが、俺はそうではないので実に目出度い。あくまで雄英に来たのはマズイ方向に向かってないか知るためであって積極的に原作介入したいわけではないのだ。

冷が孕んで子供が増えているが気にしてはいけない。炎熱系の個性の発露が見えず、氷雪系の個性の発露が強いのは単に母親の血が強かっただけだろう。お盛んですね。

まあ、実際美魔女ってレベルじゃねーぞって若く綺麗になっていく冷さんはエロいので炎司とそういうのも増えてるのは事実だしほら……みんな幸せってことで。

 

閑話休題。

 

焦凍は寂しそうにしていたが、それは華麗にスルーしB組での学園生活を俺は満喫していた。

原作において描写も少ない彼らだが雄英に来るだけあって能力、性格も共に優秀。気さくであっという間に仲良くなった。

原作だとちょっと……というかだいぶアレな物間もUSJ事件も体育祭もまだなこの時期だと拗らせていない。

普通に友人として付き合うのはそこまで難しくもなかった。

中学生時代をどピンクに過ごした俺にとって同級生と非常に貴重な清廉とした日々を送っていた。

 

 

のだが……最近、ちょっとした悩みがあった。

 

 

淫魔化の性欲のことではない。

これについては一佳に定期的……というかほぼ毎日発散させてもらっている。

何せ二人共に一人暮らしでこっちに来て、示し合わせたかのように同じマンションのしかも部屋隣同士に引っ越したしたからだ。

正確に言えば俺がさっさと適当に決めて、その場所を聞いた一佳が後を追うように引っ越してきたからだ。

俺は一佳の引っ越し先については知らなかったのだが、

 

『こ、この方が……その楽だろ? 私を使うには、さ♡ ちゃんと可愛がってくれよ♡』

 

インターホンを鳴らされて出て見たら顔を赤らめもじもじとしながら囁いてきた一佳。

一先ず、その日は気絶するまで貪ったのは当然と言えよう。

それからというもののどちらかの部屋で気の向くままにフリーセックスを楽しんでいる日々だ。親とか他人の目を心配する必要のない一人暮らしの部屋。そんなものを得てしまえばそうなるのは必然でもあったのだろう。

最近のトレンドは雄英の制服でのプレイだ。中学生の時の制服プレイも良かったがこれは格別に……。

 

 

『こ、こんなにざーめんで汚しやがって……♡ これじゃあ、着れないじゃない♡ 臭いもしみついて……♡』

 

『制服姿の一佳にぶっかけるの気持ち良すぎ……まあ、他にもあるようだしいいでしょ?』

 

『あくまでアレは何かあった時のために予備でだな――』

 

『でも、三着はいらないでしょ?明らかにプレイ用だよね』

 

 

ふいっと顔を背けた一佳が可愛すぎて次の回戦に入ったのは言うまでもない。

 

いや、そうじゃなくて……そう、悩みの話だ。

 

そんなこんなで今のところ俺は学園生活を堪能している。

悩みだった性欲も一佳のお陰で問題ないのだがそれはそれとしてやはり「淫魔化」の個性によってそれは発生した。この個性が大抵の問題を起こすのはいつものことだが……。

まあ、それはそれとしてどうのような悩みかと言うとだ。発端は能力の一部である、淫魔としての嗅覚の力である。

淫魔の嗅覚は雌の発情状態を見抜くこと出来る。単純に匂いとかで判断しているのか、それとも違う超感覚的なものなのかは不明だがとにかく興奮しているかどうかを知ることが出来るのだ。

それは素面の状態でも何となくわかるのだが、まあ女の子と言っても性欲はある。女の子に対して幻想を抱いている童貞ならいざ知らず、今更その程度のことで動じる俺ではない。

女の子だってエロ動画は見るし、エロ本だって見る。レディコミとか青年漫画よりドギツイ描写あるし、何より生理的なアレもあるしで同級生の女の子からふと強く感じても普通に流せるのだが……。

 

 

 

――濃厚な甘ったるい薔薇のような香りをずっと発している同じクラスの女の子が居たとしてどうしたらよいのかということだ。

 

 

 

塩崎茨。

清楚と言う言葉が似あう美少女。イバラのツルの様な髪の毛が特徴で敬虔なる聖職者の如き振る舞う彼女は……

 

――滅茶苦茶ムラムラしていた。

 

さっきのお昼の時間も一人で楚々とした振る舞いで取っていた時も……

 

――滅茶苦茶ムラムラしていた。

 

というかもっと言うなら入学して同じクラスになった日から……

 

――毎日、ムラムラしていた。

 

 

 

(どうしようこれ……)

 

俺は真剣に考えていた。

キャラ属性的には聖女とかシスターみたいな神聖系の美少女が実は滅茶苦茶にシレっとエッチな気分になっている。

実に良い。ナイスにエロい。これには俺の中の淫魔の本能もにっこり。むしろ魔属性だからこそか一層にグッとくる。

何というか俺からしてみれば自分だけにわかるように、鴨が葱を背負って鍋や下味までつけて周りをウロウロしている状態な気分である。

いくら一佳という何の不満のない美少女とやりまくってる魔人でも変な気分になってしまう。

 

(いかん、いかん。流石に高校までになって本能だけで生きていくわけにもいかんからな……帰って一佳に抜いてもらおう)

 

そう切り替えて意識を授業の方に戻す。

あまり、好きではないが戦闘訓練の時間だ。身体を動かせば少しは発散できるだろう。

内容は原作でA組がやっていたのとほぼ同じのチーム戦の核兵器争奪戦だ。

チームはくじ引き。俺が引いたくじはヒーロー側のチームを示すもの。相方は―――

 

「え、えーっとよろしく」

 

「え、ええ。よろしくお願いしますね」

 

「「…………………」」

 

目下の悩みの種の塩崎茨。

妙な緊張感が二人の間を満たし、そのままの流れで試合は始まり……そして十数分後。

 

 

 

 

 

「あ、あの……申し訳ございません。私としたことが集中しきれずに」

 

「いや、気にしないでくれ。俺もフォローが出来なかったし」

 

俺と茨は保健室に来ていた。

試合自体は鉄哲と鎌切のコンビに防衛成功のため勝利。

ただ、集中が仕切れなかった茨が最後に凡ミスをしてしまい足をくじいてしまったのだ。

まだ他の生徒たちの試合も残っているため、俺が茨を保健室まで連れていくことにしたのだ。

とはいえ、リカバリーガールは残念ながら今日は別の仕事で不在。臨時の保険教諭も席を外しているためベッドに腰かけた茨の脚は魔人が治療した。

幸いそこまで酷い怪我ではない。しっかりと手当てしておけば悪化もしないだろうし、リカバリーガールが帰ってくれば速攻で治るだろう。

それはそれとして話しかけてみることにする。ちょっとした悪戯心がわいたのだ。

 

「えっとその……大丈夫か?痛いところとか」

 

「大丈夫です。……本当にお恥ずかしい。注意力が散漫になってこんな……」

 

「別にいいさ、そういう時もある。何か悩みでもあるのか?何というかそれに気を取られていたようだが?」

 

などとさも心配しているふりをしながら尋ねてみる。

まあ、ぶっちゃけ具体的なことはともかくエロいことを考えていたということを知っての行動である。

 

「あ、いえ。その……なんていうか……大したことでは……」

 

「心配なんだ。同じクラスメートだろ?力になる!」

 

「……ぁぅ」

 

顔を真っ赤にして縮こまる茨。

それを見ながら内心で満足げにする俺。

エッチいことを考えて怪我をしたことをさも心から心配そうに迫られればそうもなるだろう。

申し訳なさと恥ずかしさでいっぱいだ。思春期の少女ならばなおさらに。

 

 

だからこそやる。

 

真正の畜生がここに居た。

 

 

清楚系の女の子を恥ずかしがらせるというセクハラ行為を楽しんでいた。

もののついでと言わんばかりにもうちょっと悪戯をしてやろうと思ったのだ。

 

「そうだ。きっと新生活で色々と大変でストレスが溜まってるんだと思うんだ。俺いいリラックス方法を知っているんだ」

 

「え、えっと……はい?」

 

とはいえ、親切心が無いわけでもないのだ。

俺自身が常時思春期のような状態でもあるため、性欲が過剰な状態ということ自体には親近感を覚えたのだ。

やっぱ女子にも思春期ってあるんだなーと思いつつ、こういうのはやっぱり適度に発散できればいいというのを知っている。

 

 

「ちょっとした催眠導入でね。スッキリするって評判なんだ。……試してみない?」

 

 

だからこその催眠によるちょっとした発散。

エッチな気分が溜まっている状態ならば軽い誘導くらいなら簡単にできるだろう。なにせエッチなことならわりと強くなるのだ。

まあ、それでも意にそぐわないことは出来ない微妙なものなのでそれほどのことは出来ないだろうが……もしかしたら少しぐらい美少女な同級生相手に美味しい思いが出来るかもしれない。

そのくらいの心構えだったのだ。ちょっとエッチな悪戯気分。一応、清楚系だしそういったものを恥じらいで上手く発散できないからこうなってるんだろう。ならば催眠で後押ししてやれば上手く付き合えるようになるだろう……という割合で見れば親切心の方が高い行動だったのだが――

 

 

 

数分後。

 

 

 

そこには完全に感情を失った瞳の色をした茨がそこに居た。

それを見ながら俺は目頭をおさえながら、一言命令した。

 

「……スカートをたくし上げて」

 

とりあえず、速攻で警察を呼ばれてもおかしくないセリフ。

 

「――はい」

 

だが、茨は感情を見せずにそのまま言われるがままに雄英のスカートをペラリッとたくし上げその白い下着を惜しげもなく魔人の目の前に晒した。

それを見ながら俺は死んだ目をしながら心底不思議そうに考えていた。

 

 

 

(なんで完全催眠状態に入っているの???)

 

 

 

完全催眠状態というのはようするに創作出てくるようなわりと何でもやらせられる催眠状態の事を指す。

一応、俺の催眠でもそれを出来ないこともない。だが、基本的にはあくまで思考の誘導がメインで警戒感を持たれた時点で完全催眠状態は不可能になる。事実、これに成功したのは「オールオッケー!」とむしろ望んで催眠にかけられた冬美くらいなものである。

 

「いくらなんでも警戒感が薄すぎないか……?わざわざ催眠導入とかちょっと怪しげな単語も言ったのになんでここまで深くかかっちゃうの?しかも誰も居ない保健室でそこまで仲良くない同級生の男子と二人っきりという状況で……この娘の将来が心配になってきたぞ」

 

 

 

これは魔人が知る由もないことだが、塩崎茨という少女は思い込みの激しい少女でもある。

それは信仰心を育むためのこれまでの生活によるものが大きい。一度思い込むと簡単には変わらないのだ。だから、助けられたという事情を持つ魔人に対してはあんなことがあってもマイナスのイメージを持ってない。

それどころか強烈な雄としてのイメージと一佳の支配される雌のイメージが強すぎて、雌なら従って当然というイメージすら持っていた。

ついでに言えば「あまりに箱入り過ぎてそういう警戒感がなさ過ぎたのかな?」という魔人の考えも外れだ。性知識がなかった時の茨ならともかく、今の茨は男性が女性に持つ邪な気持ちにも理解があり、これが他の男子ならば警戒感を持っていただろう。

だが、相手が好意的なイメージを持っている魔人で怪しげな単語も知っているからこそむしろ……っと無意識に期待を持ってしまう今の茨ならばあるいは受け入れてしまうかもしれない。

 

そんなことは神ならぬ魔人にはわからない。

 

魔人にわかるのは目の前に欲求不満で完全催眠状態に入った美少女が目の前にいるということだけ。

鴨が葱を背負って下味を付けて鍋やその他の準備も全て行って、俎板の上に転がり「さあ、後は煮て食べるだけですよ」と言ってきているようなものだ。

 

 

これを食べないのはむしろ失礼じゃないだろうか?むしろ食べないやつは男をやめればいい。

俺はそう思ったのだった……。

 

 

 

次のターゲット(あくまで参考です)

  • 敗北屈服願望持ちのミッドナイトの話
  • 塩崎茨が同級生を調教献上し褒美を貰う話
  • 主人公の逆鱗に触れトガちゃんは凌辱――
  • 時を超えてナガンに幸せアクメ叩き込む話
  • I・アイランドで金髪巨乳ゲットする話
  • 合宿でマンダレイを屈服させる話
  • ねじれ先輩と無知シチュを楽しむ話
  • 耳年増取蔭を捕まえて携帯オナホにする話
  • 轟冷とイチャラブ義息子セックス指導編
  • 轟冬美との痴漢プレイからのラブセックス
  • 拳藤一佳のスリルを楽しむ校内セックス話
  • 耳郎響香の個性を使ったポルチオ開発の話
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