第三章の本編開始になります!
アンケートにもご協力していただいて、ありがとうございました!
各話の中に掲示板の内容も差し込む形で第三章も進行していこうとおもいます。
テンポよく進む感じになればいいなと思って執筆中です!
高評価・お気に入り登録・感想を引き続きよろしくお願いします!
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俺は『とある掲示板』を毎日見ることが生きがいの48歳の男だ。無職になってから人生の半分を生活保護に頼っている。お前らの税金で養ってもらってるんだから日々感謝してるぞ!有り余る時間を使ってすることといえば、ネットサーフィンぐらいのものだ。だが最近はある男たちの影響で新しいことにチャレンジを始められた。
まー皆さんの国税で生かされてる分際であるのだから、少しでもお返しができればともおもったりもしないでもないのだが、そんな能力は俺にはまったくない。せめて俺にオナネタを提供し続けてくれる掲示板民たちには、何かお返しできないものかと思った。その結果として始めたのは『盗撮』と『痴漢』という行為だ。どちらも犯罪である。しかしバレなきゃ大丈夫。そう思って始めたことだった。
思い付きで始めたことが、そう上手くいくわけもなく、まだ初めて数か月だが何度も逮捕されそうになった。もともと不器用な俺だから当然といえば当然ではあるが、運がいいのか悪いのか、なんとか逃げ切ることには成功している。俺はお世辞にもモテるような容姿ではないうえに、頭も薄いし脚も短い。おまけに腹も出ている。見た目からしても、相当怪しいんだから警戒されるのも当然だよな。
この日も掲示板民を喜ばせる様な良いネタを掴めずに、トボトボと帰路についていた。普段は遠回りなどしないのだが、この日は少し気分を変えたいなと思った。そうして気の向くままに歩いていると、古びた陸橋が目に入った。線路を超えるための陸橋で、かなり角度もあり強度的に大丈夫かとすら思ってしまう様子。
であるが何か引きつけられるものを感じた俺は、登るのはしんどそうだとは思いつつも、階段を登り始めるのだった。ひぃひぃ言いながら、何とか上りきったその先に見えたものは、周りに高い建物もないこともあり抜けるような青空だった。そしてその下に広がる線路群がなんとも見晴らしがいい場所だ。人がほとんど来るような場所ではないのだから、かなりの穴場だと言える。
さっきまでの陰鬱とした気分が吹き飛ぶのを感じると、思わずボロボロの手すりから身を乗り出すように景色を眺める。そうしていると「ダメッ!!!」そんな声が聞こえると、急に柔らかな感触を押し付けられるながら誰かに抱き着かれていた。驚きながらも慌てて振り向くと、そこには髪の長い制服の女の子が必死な表情で俺に抱き着いていた。
最初はこの状況が俺にはいまいち理解できなかった。そうして少し今の状況を整理するようにキョロキョロと自分の状況を見てみる。陸橋の上で手すりから身を乗り出しているオッサンである俺。そしてそんな俺のいまの恰好は着古したジャージの上下に、あまり風呂にも入っていないために髪は脂ぎっていてフケまで落ちている状態だ。無精ひげもひどい状態である。
(あー確かにな…)
そう思ってしまう。どこからどう見ても、今から死のうとしてるようにしか見えない格好だ。そうではあるものの、となるとなぜこの女の子はこんな誰も来ないような場所にいるのだろうか?もしかして俺の様子がおかしいと少し前から、心配になって後をつけてきてたのか?こんな見ず知らずのみすぼらしい中年男をだぞ?
そうして女の子のことをより観察してみることにした。するとその女の子はかなり整った顔立ちをしていることが分かる。ぱっちりとした大きな目に、鼻筋の通った綺麗な顔。風に揺られてサラサラとゆれる美しい黒髪。体つきは華奢に見えるものの、胸は今も押し付けられている感触から、大きく発育しているようだ。年齢は高校生ぐらいだろうか?それにしても、この子がわざわざ俺を心配して追いかけてきてくれたのだとするのなら、なんて優しい子なんだろうと思う。
「だ、ダメです…命を粗末にしたら……」
俺がそんな風に感動に打ち震えていると、何を勘違いしたのか自殺を思いとどまらせようと俺のほうを泣きそうな顔で心配し続けていた。どうやらこの子は俺のことを本気で心配してくれているらしい。それに見れば見るほどに今時珍しいほど清楚な感じのハイレベルな美少女だった。これはひょっとするとワンチャンあるか!?そう思った俺は自殺をしようとしているという演技をすることにした。
「と、止めないでくれ…どうせ生きてたってこの先…良いことなんかないんだ……」
そう言いながら、背中にあたる胸の感触を堪能している。少女の反応をチラチラと観察していると、この制服って確か近くにあるお嬢様学校のものだったよな?名前は確か『鷗華学園』だったはずだ。学校名を思い出すと色々と思い出してきたぞ。偏差値70オーバーで全国でも有数の進学校だったよな。しかも美人率が高いことでも有名だった気がする。女優とかアナウンサーとかになる子も多いんだよな。
「そんなことありません…きっと…きっと…これから良いことがあります…だから…」
少女は必死にそんなことを言ってくる。それはまるで天使のように優しい可愛い声色で、聞いているだけで心が洗われるようだった。だがしかし、そんな優しい少女を見ていると、胸を押し付けられているのもあり、どんどんとムラムラしてきちまう。今のこの状況を最大限に活用しようと、頭の悪い俺なりに必死で頭を回転させる。
「君…『鷗華学園』の生徒さんかな?…何の苦労も知らないお嬢様にそんなこと言われたって説得力はないんだよ…」
そんなことを言われるとは思ってなかったのか、女の子はショックを受けたような顔をしてしまっていた。この女の子には何の罪もないが、自分の言葉には何の説得力もなく、俺の心に何も響いていないと突き放したことで、強い罪悪感を感じてしまったのだろう。その表情を見て、もっと傷つけたくなる気持ちが芽生えてしまう。
「…わ、私…お金持ちの家に生まれかもしれないけど…勉強だって頑張って…うぅ…じゃあ…私に何ができますか?」
そう言って涙目になりながらも健気に自分だって頑張ってるんだといいながらも、それ以上は何も言えなくなり、葛藤の末に自分にできることは何かと聞いてくる。なんだこの娘むちゃくちゃ可愛すぎるだろ!ちょっと涙ぐんだ表情を見ていると、俺はさらに興奮してきていた。もう少しいじめてみたい衝動に駆られてしまう。女の子が俺を止めないといけない立場だということを利用してみようと、少し過激な発言をしてみることにした。
「…じゃ、じゃあさ…ここで…裸になってみてよ…ほら?できないでしょ?」
俺の言葉に驚いた顔をする少女だったが、すぐに顔を真っ赤にしながらアタフタとしだす。まさかこんな展開になるとは全く予想していなかったんだろう。だけど自分が止めてあげないと本当に死んでしまうかもしれないと思っている様子。そしてそんな自分のせいで人が死ぬのは耐えられないという思いもあるようだ。
「そ、そんな……うぅ…分かりました……脱ぎます……それで思いとどまってくれるなら…わたし…」
少女が本当に俺の願いにこたえてくれるとは思ってもいなかったが、強い羞恥心の中でも、俺の命を本気で救おうとしてくれているためか、意外にもあっさりと承諾してくれたことに驚く。自分で言いだしたことなのになんだが信じられない気持ちになっていた。そして少女は恥ずかしそうにしながらも制服のスカートのホックに手をかける。そこで俺は慌てて少女の行動を止める。それは決して善意からではない。
「ちょ、ちょっと待って!少しだけ脱ぐの待ってね!い、今準備するから!」
そう言うと俺は急いでジャージのポケットからスマートフォンを取り出しアプリを起動し、足元にある盗撮目的にカバンに仕込んだカメラの録画ボタンを押したのだった。映し出された画面の中には鷗華学園の制服をきた超の付く美少女が、顔を赤くしながら動揺した様子を映し出していた。そうして『とある掲示板』に投稿するための動画撮影を開始したのだった。