戸惑いと不安の中でベンチの前までやってきた未来。パパ活経験どころか異性とのデートの経験すらない未来にはこれから行われることを具体的には理解できていない。
ベンチに先に座るのもマナー違反かと考えて、少し待っているが、なかなか一郎はベンチのほうにやってこない。未来が不思議に思っているとスマートフォンから顔をあげ、慌てて未来のほうに小走りでやってくる一郎。
「ごめんね、待たせちゃったかな?」
「その制服って東都女子学院のセーラー服だよね?」
先ほどまでは制服からかけらも連想で来ていなかったのに、それを知ったかぶりで口にする一郎。急に学校の名前を口にされて驚き目を丸くしてしまう未来の反応は正解だと認めてしまうようなモノ。
いまも一郎の手の中にはスマートフォンが握られていて、そんな様子を撮影し続けている。動画モードに切り替わっているため、シャッター音は聞こえないために撮影されてることに未来は気づいていない。
『ご存じなんですか?』
「うん。本当に凄い学校なんだよね。」
「学業だけじゃなくて、入学時に家族審査とかあるって聞くよ?」
一郎が言っている内容は事実であって、本当に詳しいことに内心でかなり動揺する未来。通っている家族や関係者が知り合いにいるのかと思ったけれど、一郎には申し訳ないが見た目でそれはないと未来ですら思ってしまう。それでも自分の素性の一部でも知られていると思うと、不安な気持ちは強くなる。
もともとは学校のことなんか名前くらいしか知らなかった一郎。今も掲示板の書き込みが表示されるようになっているため、その中に東都女子学院のプロフィールなどが紹介されているのを目で追っている。
「オジサンみたいな人間とは住む世界が違う感じだね…うん…」
「制服、凄く似合ってて可愛いね!」
正直に感想を口にする一郎。自分が関係者ではないと一郎が言っているのを聞けば不安な気持ちは薄れていく。そんなホッとして気持ちが緩んだところに、一郎らしいお世辞ではなく純粋な誉め言葉をかけられた未来。
女子校育ちでお父さん以外の異性から可愛いと言われなれてない未来は、そんな一郎の言葉に素直に恥ずかしくも嬉しいと思ってしまう。そうなれば未来の不安な気持ちはさらに薄らいでしまう。
「座ろっか?」
そう一郎が座ることを促す。少しためらいつつもスカートの裾を押さえるようにして、そっとベンチに腰を下ろす未来。約束の内容の中でベンチというものが大きなウェイトを占めているなんて思いもしていないまま。
【ベンチ】での性行為という条件をつけてきたのは待ち合わせの相手のほう。であるから一郎にすれば、さらなる行為へのステップアップを了承したように見えてしまう。今後の展開を想像した一郎は、すでに股間を熱くし始めている。
未来の隣に一郎は緊張を隠しながら腰かける。美少女の隣に座っているだけで表情がにやけてしまいそうになる一郎。しかも恥ずかし気にしている名門女子校の女子学生だというのだからたまらない。しかも女子“中学生”だと思えば思わず生唾を飲み込んでしまう。
ベンチに腰掛けると再び二人の間に沈黙の時間が訪れてしまう。一郎は過度の興奮によるもので、次にどのように声をかけて【お触り】に移行したものかと考えつつも体が動かない。未来は未来で、この後の展開がわからないのでどうしていいのかわからずにいる状態。
『あ、あの… このあとって…』
そんな二人の間の沈黙を先に破ったのは未来だった。不安そうに声を発して、この先の約束を聞こうとする未来。自ら声をかけることで一郎の行動するきっかけを作ってしまったとは気づいていない。
「う、うん… 大丈夫…怖いことはしないからね」
「嫌だったり痛かったりしたら教えてね?」
未来の言葉の意味を先への行為を促してきたのだと間違って理解し、太った身体を未来のほうに寄せていく一郎。肩が触れる位置にまで近づくと、質問に対する答えだというように手汗をかいた手のひらをプリーツスカートの上に乗せていく。そのまま、ゆっくりと撫で始める一郎。
未来は自分の問いかけを思い返してみれば、聞き方によっては次への催促と勘違いされても仕方がない言い方だったと気づいてしまう。そうなると、スカートの上から触られることに驚きながらも拒絶できないでいる。
最初から自分が何度もあいまいな返事や紛らわしいことを言ってしまった自覚がある。だから一郎の手がスカートの生地から外れて膝を撫でるように、直接に肌に触れてきてもグッと我慢をしてしまう。これも約束のうちなのだと、今はまだ受け入れてあげるべきなのだと考える
『はい…』
『優しいんですね…』
一郎の言葉に素直に返事をしてしまう。その言葉には触られてることへの疑問や嫌悪感を一切込めないようにしている。約束でもあると同時に、一郎が未来を心配するように声をかけてくれたから…
パパ活という金銭のやり取りで成立している関係の相手にでも最大限に気を使っているのが未来にもわかる。それが自信のなさや、後になって問題になることを気にした保身から出た言葉だとしても、未来には一郎の優しさなのだと感じられる。
そんな未来の純粋で自然な言葉に、心の卑しい一郎であっても尊い存在だと感じてしまう。これから如何わしいことをしようと思っているのに『優しいんですね…』なんて言われてしまえば、一郎の手の動きも鈍ってしまうのは当然。そんな一郎の反応を未来は敏感に気づいてしまう。
『あの…』
『や、約束ですもんね…』
『私なら…大丈夫ですから…』
優しいオジサンという印象から、酷いことはされないと思ってしまった未来。いままで曖昧にしてはいたけど、今度は待ち合わせ相手だと認めるような言葉を口にしてしまう。それは明確な嘘とは言えないけど、一郎が未来のことを待ち合わせ相手だと誤解するだろうと理解したうえでの言葉。それは嘘に等しい言葉で…
恥ずかしそうにしながらも一生懸命に伝えようとする未来の様子に一郎の興奮がひとつの限界を迎える。鬱積した一郎の中の様々な負の感情や欲望が、未来によって大丈夫だと言われたことで溢れ出し始める。いつ誰が来てもおかしくない場所であるのに、一郎の行動はエスカレートしてしまう。
優しく膝を撫でるようにしていた芋虫を想像させる指が、未来の長いスカートの中へと潜り込んでいく。一郎の手が這い上がってくる感触に生理的に嫌悪感を覚えてつつ、でもその感情を表に出すことを必死に抑え込む未来。一郎のエスカレートする行為を受け入れていく。
「ありがとうね…」
「こんな可愛くて優しい女の子にエッチなことできるなんて…」
「オジサンは本当に幸せ者だよ!」
一郎の手が太腿を這い上がれば、自然とスカートの裾も少しずつ捲れあがっていく。きめの細かな肌…白い太ももが晒される。中学生らしい華奢な脚ではあるものの、2年生にもなれば女性らしい柔らかさと肉付きも併せ持っている。
その光景に瞬きも惜しいというように凝視しつつも、スマートフォンのカメラも忘れずにむける一郎。しっかりとこの臨場感と興奮を掲示板の住人たちと分かち合いたいと思っている
未来の柔肌の感触に、一郎の興奮は高まる一方。そのまま肉厚の掌を閉じられた太ももの間に差し込むようにする。そして奥へ奥へと這い上がらせていく。恥ずかしさに脚を閉じるように力をいれる未来ではあるけれど、一郎にとっては大して抵抗を感じるものではない。
「はぁっ… はぁっ…」
興奮にあらい息遣いをしながら、ちらりと未来の様子をうかがう一郎。どうしても嫌がっているようならやめようとは思っていたけれど、恥ずかしそうにうつむくだけの様子に行為を続ける。スカートが捲れあがり可愛らしい下着が露になる。先ほど撮影し住人たちに提供したその部分に、一郎の指先が触れる。
『あぁ…』
切なげに声を漏らす未来。触れられた瞬間に体中を緊張させた様子で、ビクッと肩を震わせる。そんな初々しく可愛い反応に一郎は思わず未来を押し倒してしまいたい衝動に駆られる。そんなことをして悲鳴を上げられればせっかくのチャンスを不意にしてしまうと思う。ここは公園の中なのだからと鋼の意志で衝動を抑え込む。
しかし完全に抑え込むことのできなかった部分が、一郎の興奮した手つきに表れてしまう。女子中学生の下着越しに幼い秘部に触れていると思えば、そこに指を押し当てるようにしてしまう。
敏感に反応した未来が、今度は声を漏らさないようにと唇をきつく閉じるような仕草をみせる。そんな可愛らしい反応をカメラにしっかりと記録していく。
抵抗らしい抵抗をしない未来の様子に、理性のたががさらに外れてしまう。指先を下着に食い込ませたまま上下に動かしてみたり、柔らかな太ももで挟まれるようになっている手を動かして柔肉を揉むようにする。
一郎の中で、未来に向けられていた遠慮(非モテ男のための)ともいえる優しさを性的な欲求が大きく上回り始めてしまう。ついに身体的な接触を伴う行為にまで発展した二人。何度も裏切られた末に得た幸運なだけに、一郎の喜びと興奮はひとしおな物。
未来が待ち合わせ相手だと暗に認めた状況。金銭のやり取りによる合意は成立している。法的に許されざることであっても、いまこの場にいるのは一郎と未来の二人だけ…
この行為を知るのは掲示板の住人のみ。走り出してしまった電車を止めようとする存在はいない。二人の過ちはまだまだ加速していく様相を呈している…
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