世界中の男がTS異種族幼女化して女がふたなり化した世界 ~大好きなお兄ちゃんが角折マゾ奴隷にさせられていたなんて~ 作:中の人
兄を自らに屈服させ、蹂躙し、辱しめたいと思うようになったのは、あの悲惨な事故から3年ほどが経過し悲しみも癒えてきた頃、初がまだ12歳の時からだった。
その性癖の源流は、初が幼少期に見た変身ヒロインのアニメにある。強く凛々しく気高いヒロインたち。そんなヒロインたちが強大な敵になすすべなく敗れ、絶望に染まりゆく。そんな展開があった。女児向けのアニメであるため、当然その後に絶望を振り払いパワーアップしたヒロインたちは逆転勝利するわけだが、幼き日の初はヒロインたちがボロボロになって地に伏せる姿が目に焼き付いて離れなかった。
どれだけ傷つき汚れても輝きが色あせることのない、夜空に浮かぶ星々の煌めきのように美しく、尊いもの。だからこそ、それが地に堕ち、色あせるはずのない輝きが失われることに強い興奮を覚えた。
とはいえ、あくまでも幼少期の刷り込みであり初自身はその自らの原点を覚えてはいない。ただなんとなく、いつも自分たちを守ってくれる頼りがいのある兄を汚してみたいと、その尊厳を踏みにじってみたいと、そう思ったのだ。
もちろん、実際には何か行動を起こすつもりなんてなかった。兄に対してそうした性的興奮を抱いていることは事実だったが、そんなものはフィクションでも妄想でも発散できるもの。それ以上に初は兄のことを尊敬していたし、感謝していた。四姉妹のなかでも特に理性的な初が、一時の欲求に負けて取り返しのつかないことなどするはずがなかった。
だが、初の自分本位な欲望を抑えつけていた理性と言う名の鎖は、ある日を境に唐突に弱体化することになる。
大災害。
世界中の男性が異種族の幼女に変化し、世界中の女性が超人に変化した日。
あの日から初は、ふとした時には愛らしい幼女の姿となった兄を目で追い、一挙手一投足から目が離せなくなり、気が付けば自らの男性器をギンギンに勃起させるようになっていた。
兄が幼女になってしまったこともいけなかった。元々初の性癖は女児向けアニメの変身ヒロインによって植え付けられたものであり、自らを慰めるときもそうした系統のおかずを使うことが多かった。
成人男性であったころの兄と、可愛らしい幼女となった兄。そのどちらがより初の性癖に突き刺さるかなど言うまでもなかった。しかも、そもそもの生物的な本能として、ふたなりはTS娘に発情するようになっているのだ。
もしも兄が心まで無邪気な幼女になってくれていれば、初をここまで苦しませはしなかっただろう。初はあくまでも気高い精神を持った強い少女が好きなのであり、普通の女児が相手であれば劣情を抱くことなどない。
初のストレスは日に日に溜まっていた。表面上は何も変わっていないように取り繕い、姉妹たちにもバレていなかったが、またぐらに生えた20cmを優に超える息子をしごく頻度はドンドン増えていった。
だがそれももう限界だ。少し兄離れし始めていた妹たちが積極的に自分に関わってくれるのが嬉しいのか、あるいは女児の身体になったことで遠慮がなくなったのか、兄のスキンシップは日に日に子供のように距離感の近いものになっていった。
初の膝の上に座って安心しきったようにもたれ掛かってきた時には、咄嗟に兄を降ろしてトイレに駆け込むことになった。
幼女化した兄の頭髪は薄っすらと蜂蜜のように甘い香りがして、その匂いとおしりの感触だけで3発は余裕だった。あまりにも長いトイレに初のことを心配したのか、兄がトイレをノックして大丈夫かと問いかけて来た時など、即座にトイレの中に引きずり込んで犯してしまいそうになるほどだった。
自らの性癖とふたなりの性欲によって苦しめられ続けた初がそれでも理性を失わなかったのは、兄への感謝や尊敬、そして妹への罪悪感があったからだ。次女の和が兄のことを異性として愛していることを姉妹たちは知っており、そしてその行く末を応援していた。だからこそギリギリのところで耐えることが出来ていたのだが、ある日初の元へとある友人から連絡があったことで理性と欲望のバランスは崩れることとなった。
その友人には鬼幼女となってしまった弟がおり、二人はお互いに鬼の情報を交換しあっていた。異種族はその種類が多すぎる関係上、ネット上にも正確な情報がほとんど載っていない。そのため、自ら検証して情報を積み上げていったり、同種の幼女が身近にいて、かつ信頼のおける者と情報共有することで種の理解を深めていく必要がある。
今回初が友人から提供された情報は、鬼の角についてだった。
そしてそれを知った時、初の理性の鎖は弾け飛んだ。
・
「初? 今日もお菓子作りするのか?」
「いえ、今日はもっと楽しいことをします」
平日の早朝、高校へ向かう和たちを見送った後、四姉妹の兄は自分と一緒に家に残っている初にそう問いかけた。
四姉妹は一日交替で兄が勝手に外出したり危ないことをしないように学校を休んで見張っているわけだが、その見張り中に何をするのかはそれぞれで異なる。
例えば次女の和は兄を膝の上に乗せて一緒に小説を読んだり、自分の勉強を兄に見て貰ったりすることが多い。三女の希は一緒にゲームしたり片方がプレイしているのをもう一方が眺めている。四女の幸は公園に出かけて運動し、お昼ごろに帰ってご飯を食べたら一緒に昼寝をしたりする。
そんな中で普段初が何をしているかと言えば、兄が言った通りお菓子作りが一番多い。元々初は料理好きで、いつかはお菓子作りにも挑戦したいと思っていた。そんな中で、一日交替とはいえ学校を休んで丸一日使える時間が増えたことと、それから無自覚に自分を誘惑してくる兄の色気から気を紛らわせるため、これを気にお菓子作りに挑戦しているのだ。
これが意外と兄や妹たちにも好評で、今日もお菓子作りをするのか問いかける兄の声音は若干嬉しそうに弾んでいた。どうやら肉体が幼女になったことで、味覚も子供のそれに近づいているらしかった。
「もっと楽しいこと? なんだそれ?」
「秘密です。でも、とっても良いことです。私の部屋に行きますよ」
「ふーん、りょーかい」
初から今日はお菓子作りではないと聞いてちょっとだけ残念そうな表情を浮かべた兄だったが、続く初の言葉にすぐに笑顔に戻り、自室へ歩き出した初の後を何も疑わず大人しく付いて行く。
別に本当の子供みたいに、もっと良いことがあると言われて単純に機嫌が良くなったわけではない。見た目こそ幼女そのものだが、その精神性は間違いなく成人を超えた男性のもの。自分の為に学校まで休んでくれている妹たちに変な気を遣わせないよう、なるべく笑顔で、何も気にしてないように、大切な妹たちに無駄な心配をかけないように振舞っているのだ。
そして同時に、愛する妹たちが自分に対してヒドイことをするなんてほんの少しも考えていない。
もしも超人化する前の初ならば、性欲に支配される前の初ならば、そんな兄の優しさ、信頼に気が付いて踏み止まれたかもしれない。これから自分がしようとしていることの罪深さに気が付いて、正道に戻れたかもしれない。
だが、全ては遅すぎた。
「あれ、なにこ――ひあっ♥」
初の部屋に入った兄が机の上に置かれた見慣れない工具に気が付き手に取ろうとする直前、部屋の扉を閉めた初が兄の片角を握りしめた。すると兄は、元は男だったとは信じられないほど甘い声をあげ、腰が抜けてしまったのかぺたりとその場に座り込んでしまう。
「あっ♥ ういぃ♥ は、はなしてぇ♥」
震えるその声に初を責めるような感情は籠っていない。
兄はまだ何が起きたのか理解できていなかった。
どうして初が自分の角を掴むのか。
その行為にどのような意味があるのか。
ただ、角を掴まれることが自分にどのような影響を及ぼすのかについては知っていたため、とにかく角をはなしてくれと懇願した。
そうすれば心優しい妹は、すぐに角をはなしてくれるはずだった。
「ふふっ、やっぱり知ってたんですね兄さん。鬼の角が性感帯、それも特別敏感だって」
「やっ♥ なん、でぇ♥ はなしてって♥ 言ってるのにぃ♥」
はなせと言われてはなすのならば、初は最初からこんなことはしない。
すぐに角から手をはなして、ごめんなさいと謝ると思っていた妹は、兄の懇願を受けてむしろ楽しそうに角を握る手に力を込めた。
超人化したことで強化された初の握力は、成人男性は勿論のこと、怪力を誇る鬼すらも凌駕する。
にぎにぎと角の感触を楽しむ様に強弱を加える初に、兄はされるがまま間抜けで劣情を煽る喘ぎ声をあげることしか出来ない。
「兄さん、角を触られるのすっごく嫌そうでしたもんね。自分で触ってるからこうなるって知ってたんですよね? エッチな兄さん……」
「ち、ちが♥ ひあああっ♥」
責めるように耳元で囁かれた初の言葉に、兄は恥ずかしさから咄嗟に否定しようとするが、嘘は許さないとばかりに一際強く角を握りしめられ身体を小さく震わせる。
軽いものとはいえ、角を握られるだけで絶頂したのだ。
「みんな兄さんのために頑張ってたのに、兄さんは一人で自分の身体で楽しんでたんですね。最低ですね……♥」
「ち、違うぅ……♥ そんなことしてないぃ♥」
目に涙を浮かべながら兄はいやいやと首を振る。
実際のところ、兄に自分を慰めるような時間がなかったであろうことを初は知っている。兄を守るためという名目で四姉妹のうちの誰かが常に一緒にいるのだ。お風呂ですらそうなのだから、兄が誰にも気づかれずにオナニーをする機会などなかっただろう。
さらにいえば、TS娘はふたなりと違い、ある特定の条件を満たさなければ性欲がほとんどわかないことが判明している。だから兄が四姉妹の目を盗んでオナニーをしていた可能性は非常に低い。
自分の角が性感帯だということを知っているのは、偶然どこかにぶつけたか、興味範囲で触ったかした時に知ったのだろう。だから妹たちにも触られることを嫌がった。
もちろん初もそのことは知っていたが、あえて気づかないフリをして兄を責めた。
だってその方が興奮するから。何も悪いことをしてないのに責められて、快楽のせいでろくに言い訳もできずに愚図ってる兄が可愛いから。
獣の角を思わせる質感のそれをかりかりと優しく爪でかき、初は再び兄の耳元で囁いた。
「大丈夫ですよ兄さん。正直に言えたら許してあげますから」
「ん……♥ や♥ やってないぃ……♥」
「ほら、素直になって兄さん」
「んっー♥ んっー♥」
口を開こうとすると喘ぎ声が漏れてしまうことが恥ずかしくなったようで、兄は口を閉じたまま目をぎゅっと瞑り首を横に振る。
ありもしないその事実をを認めることがとても恥ずかしいと思うと同時に、それを認めてしまうと何か大変なことが起きるような気がして、兄は必死で耐えた。
「ごめんなさいって、それだけで許してあげますよ?」
「んー♥」
角から全身に駆け巡る快楽を必死に耐え、慣れない快感に震える兄の姿は非常に愛らしく、初の興奮を煽る。
いい加減我慢の限界が近づいて来た初は、少しだけアプローチを変えることにした。
「言えよ」
「んんんんんんっ!?♥♥♥」
初はあたかも怒っていますよとアピールするように声のトーンを落として命令した。同時に握りしめた角からミシミシと軋むような音が聞こえるほど強く力を込める。その瞬間、兄の身体はビクビクと小さく飛び跳ね、それまで何とか自力で座っていたその身体を初によりかからせた。
「命令される方が気持ちいいんですか? マゾなんですね。ほら、マゾの兄さん、ごめんなさいは?」
「あ……あ♥ ごめん、なさいぃ♥」
やっていないものはやっていない。絶対に認めない。そう決意して襲い来る快楽に耐えていた兄だったが、人生で初めてのロリマゾメス角アクメの衝撃はそんな決意を簡単に吹き飛ばすほど強烈だった。こんなものを続けられたら自分が自分ではなくなってしまう、死んでしまう。強烈なマゾアクメの恐怖に支配された兄は、歯をカチカチと鳴らして媚びるような笑顔を浮かべながら何度もごめんなさいと初に謝罪した。自分が何に対して謝っているのかもわからないが、惚けた脳は謝れば許してもらえるとただそれだけを信じて謝罪という命令を発し続けた。
「良く出来ました。偉いですよ兄さん」
「えへ、えへへ……♥」
角は握られたままだが優しく頭を撫でる初の様子から、兄は許された、これで助かったんだと安堵しこれ以上初の怒りを買わないように笑顔を維持した。兄はこの時点では初に対する怒りはなかった。マゾメスアクメの余韻から回復し、正常に頭が働くようになったならば初の行為を糾弾したことだろう。だが、兄にとっては残念なことに、そして初にとっては当たり前に、これで終わるはずはなかった。
「それじゃあ悪いことをした兄さんには罰が必要ですね」
「え……?」
兄は一瞬、初が何を言っているのかわからなかった。
だって、謝ったら許してくれるって言ったから、ごめんなさいって言えば許してくれるって言ったから、だから悪いことしてないのに謝ったのに。
「これ、何だか知ってますか?」
先ほどまで立ったまま兄を見下ろしていた初が、座り込んでいる兄を後ろから抱えるように腰を落とし、机の上に置いてあった物を手に取り見せつけるように兄の目の前に持ってきた。
初が手に取って兄に見せたそれは、一番最初兄がこの部屋に入った時に興味をひかれた見覚えのない工具だった。片手で持てるサイズの棒状のノコギリとでも言えば良いだろうか。少なくとも家の工具箱にはないはずのもので、だからこそ兄は興味をひかれたのだ。
とはいえ、それの出所など今となってはどうでも良いことだった。それを見せられた兄は、初が何をしようとしているのかを悟り、そしてそれがどれほど致命的なものであるのかを鬼の本能で理解した。
「やだああああぁぁぁ!! 誰かたすk――むぐぅ!?」
「助けは来ませんし暴れても無駄ですよ。ふふ、また一つお仕置きの理由が増えましたね」
それだけは絶対に駄目だと、初に抱え込まれた兄はそこから脱出しようと暴れ出したがすぐに腕力で無理矢理抑え込まれてしまう。もしも態勢が違えば逃げられたかもしれない。抱えられてしまったのがいけなかった。兄は初の全身で拘束されて逃げ出すことなど出来なかった。
助けを呼ぶために叫び声をあげようとしても、一旦工具を置いた初が手で兄の口を塞いでしまう。
これこそが、ふたなりからTS娘への性犯罪が絶えない理由の一つ。
ふたなりが本気でTS娘を襲おうとすれば、TS娘は絶対に敵わない。
兄はそのことを何度も妹に言い含められ、わかったつもりになっていたが何もわかっていなかったのだ。
そしてその代償を、愛する妹に支払うこととなった。