※この作品はR-18です。

八宮めぐるは僕の言いなりセフレ   作:黒胡椒サラミ

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 アイドルと学校生活の両立が難しいことだというのは、僕にも想像がつく。増して八宮は友達が多く、頼まれて部活の助っ人なんかもしているから、時間のやりくりが大変だろう。特にデビューしたての頃は、学校でもたまに疲れた顔をしていた。だけど、アイドルを続けるにつれ、段々とそうじゃなくなっていった。きっと「プロデューサー」の理解ある助けがあったりしたに違いない。今の八宮は、アイドルとしても輝いていたし、学校生活もしっかり全力で楽しんでいた。とても喜ばしいことだ。

 でも、八宮が忙しいという状況自体は変わっていない。だから僕も、彼女の「同級生」として、できる限りサポートをしてあげるべきだろう。だから――

 

「人が来ないうちに、さっさと済ませよっか」

「――ンっ♡ ンっンっンっンっンっ♡♡♡♡」

「ほらほら八宮、しっかり声を抑えないと、誰かにバレちゃうよ?」

「――ンっ♡♡ ンぅうううっ♡♡♡ む~~~~~っ♡♡♡」

 

 ここは放課後の学校の保健室だ。僕と八宮は、ここで二人だけの「保健委員会」の真っ最中である。

 八宮は両手で口を塞いで喘ぎ声を我慢しているけれど、どうしても抑えきれないものが漏れてしまっている。ベッドに仰向けになった制服姿の八宮のマンコを、僕はチンポで正面からガン突きしている。二人とも制服は着たままで、僕はズボンを降ろしただけ、八宮に至ってはショーツを少しずらしただけの格好だ。

 僕らがここでセックスしているのは、八宮がこれからレッスンに行かなきゃならないからだ。授業時間中に溜まったムラムラを発散したくなったはいいものの、そのために八宮が僕の部屋に寄るのは時間のロスだ。それよりも、学校から事務所に直接向かったほうが早い。ならどうすればいいか。校舎内でセックスしてからレッスンに向かえばいい。――我ながら完璧なロジックである。

 

「うあ、ヤッバ……チンポ溶けそうだ……っ!」

「ンむぅ~~~~~っ♡♡♡」

「ああああっ! 学校の保健室で八宮を犯すの、すっごい興奮する……!」

 

 八宮に声を控えるよう釘を刺したのに、次第に僕のほうが興奮を抑えきれなくなってきた。何しろここは、僕らが普段勉強している校舎の保健室である。大半は帰ったけど、まだ部活で居残っている生徒も多い。そんな場所で、僕は「あの」八宮めぐるとセックスしているのだ。全校生徒の憧れで、男子――もしかしたら先生も含めた男たちのほぼ全員がオナペットにしているであろう八宮めぐるのカラダを、性欲処理に使っている。とんでもない優越感だった。

 

「八宮さぁ、今日も3年の先輩に告白されてたでしょ?」

「んんぅっ!?」

「そりゃ知ってるよ、女子たちが噂してたもん」

 

 その先輩は、学校レベルで見たらカッコイイんだろうけど、八宮とはどう考えても釣り合いが取れていない。何しろ八宮の可愛さは全国区だ。でも、そんな可愛いアイドルが同じ学校にいれば、「もしかしたらチャンスが……」って考えて、一か八かの告白に賭ける奴が出てくるのはやむを得ないだろう。

 

「昨日も3組の奴に告白されてたしさぁ、モテモテだよね」

「――ンっ♡ ンっ♡ンっ♡ンっ♡ンっ♡ンっ♡」

「あ~……でもその八宮が事務所のプロデューサーとか僕にヤられちゃってるって知ったら、あいつらどんな顔すんだろ……。あ~ヤッバ、想像したらザーメン昇って来た。イクよ、八宮! ――ううっ!!!!」

「ンっ♡♡♡♡ っぐ♡♡♡ ~~~~~~~っ♡♡♡♡」

「うっ、ああ……っ!」

 

 学校の保健室で、同級生アイドルの膣内を使っての射精は、うめき声が出るほど気持ち良かった。

 

「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」

「ふぅ……ふぅ……ふぅ……――八宮、ちゃんと深イキできた?」

「う、うん…………――ふあっ♡♡」

 

 念のため僕が確認すると、八宮は素直に絶頂を告白した。僕は、自分のセフレが段々と僕に対して従順になっていくことに満足感を覚えつつ、八宮のおっぱいを制服のポロシャツ越しに柔らかく揉んだ。

 

「性欲解消できた? 八宮はこれで満足?」

「~~~~~っ♡♡♡」

「まだ満足してないんだろ? じゃなかったら、こんなにギチギチにチンポ締め付けてこないよね。…………レッスンは何時だったっけ?」

「…………あと、あと三十分くらいは大丈夫だからぁ……っ♡♡」

「了解」

「――んっ♡ ンおおっ♡♡♡ アっ♡♡♡ んヒィっ♡♡♡」

 

 僕は八宮の両ひざを抱え込み、より深く彼女と繋がれる体勢で腰振りを再開した。

 思春期の性欲は、解消しても解消しても身体の内側から溢れてくる。それを抑えきれないのは、僕だけじゃない。八宮のほうも、僕が学校でセックスしようと提案しても、ほとんど逆らわなかった。一応は「僕に脅されてるから逆らえない。いやいやだけど仕方ない」みたいな態度をとっていたけど、脅されている人間が、「あと三十分は大丈夫」なんて言うだろうか。

 八宮はつい無意識に発言したのかもしれないけど、無意識だからこそ、彼女の本音が見える。今のやり取りはしっかりスマホに録音してあるから、あとで八宮に聞かせてあげよう。そしたら彼女がどんな態度をとるか想像しただけでも、チンポがさらに硬くなる気がする。

 

「――アっ♡ お゛っお゛っお゛っお゛っ♡♡♡ う゛ぅ~~~っ♡♡♡」

「はははっ、だから八宮、もうちょいイキ声抑えないと、誰か来ちゃうって」

「――ら、らって♡♡ 深いんだもんっ♡♡ これっ♡♡ 君のが太くて、深いんだもんっ♡♡」

「え~、僕のせい?」

「そうらよぉっ!♡♡♡」

「いてっ、ちょっと八宮っ――いたっ」

 

 八宮は僕に犯されながら、拳で下からぽかぽかと僕の胸を殴りつけてくる。まるで幼稚園児が駄々をこねるような動作で、しかもイキまくっている最中だから、そんなに力は入ってない。むしろくすぐったいだけだ。

 

「こら八宮っ、叩くなって!」

「――あ゛っ♡♡ お゛っ♡♡ んぎゅうっ♡♡♡♡」

「悪い子は、もっとイカせてやるからな!」

 

 身体を前傾させて体重をかけ、肉棒をより深くまで押し込むようにすると、八宮の抵抗は呆気なくやんだ。僕の胸を叩いていた手は、僕のシャツをきゅっと可愛らしく握りしめている。そんな風に僕らがドタバタとセックスを楽しんでいると、突然、保健室のドアがガラっと開いた。

 

「めぐるー? ここにいるのー?」

「「!?」」

 

 女子生徒の声がして、僕と八宮は同時に息を飲んで硬直した。

 

「あれ……? いないのかなぁ……。声が聞こえたと思ったんだけど」

 

 この声は、確か女子バスケ部の、八宮と仲のいい女子だ。

 

「まだ帰ってないなら、試合に出てもらいたかったのに……」

 

 保健室の床を、何かがテンテンと跳ねる音がした。どうやら、声の主は軽くボールをドリブルしながら、保健室内まで入ってきたらしい。

 よく考えなくても、この状況はマズい。僕と八宮は、現在進行形で繋がっている。カーテンで仕切られているとは言え、女子生徒と僕らの距離は5メートルも離れていない。両手で口を覆った八宮が、目を見開いている。その大きな青い瞳が、「どうするの?」と僕に問いかけていた。

 そのあいだも、バスケ部の女子は保健室の中をうろうろと移動している。

 

「――ひょっとして、ベッドに寝てたりする? めぐるー?」

「――八宮を探してるの?」

「きゃっ! ――あ~、びっくりした」

 

 女子生徒の手がカーテンを開ける前に、僕は声を出していた。急に声をかけられて驚いた女子生徒が手を離し、少し開きかけたカーテンが、ふわりと閉じた。

 

「その声って……○○くんだっけ? ベッドで寝てたの?」

「ああ、うん、ちょっと調子悪くって」

「そうなんだ……保健室の先生、呼んでこよっか?」

「あ、先生は今日は出張なんだってさ」

「そっかぁ」

 

 薄いカーテンの向こうに、バスケのユニフォームを着て髪をポニーテールに結び、バスケットボールを抱えた女子生徒のシルエットが、ハッキリと見える。ということは、僕らのシルエットも向こうから見えてるってことだろうか。八宮が、まるでベッドと一体化するみたいに、できるだけ身体を平べったくしようと試みているのがわかった。

 

「ねぇ、○○くんは、めぐるのこと見なかった?」

 

 でも、取りあえず八宮がここにいることは気付かれてないようだ。カーテン越しに、僕とバスケ部女子は言葉のやり取りを続けた。

 

「え~っと、どうだっけ……見てないと思うんだけど……」

「――? なんで疑問形なの?」

「え? あ、いや、気にしないで。――ていうか八宮なら、レッスンとかじゃないの? アイドルなんだしさ」

「やっぱそれかぁ……あ~あ、残念」

 

 八宮がいないことに納得したらしいのに、その女子生徒はなかなか保健室を出ていこうとしなかった。

 

「ねぇ、○○くんって、前からめぐるのこと『八宮』って呼んでたっけ?」

「――えっ」

「『八宮さん』って呼んでなかった?」

 

 しかも、やたら細かいところまで気付く女子だ。

 

「そ、そうかな。そうだったかも。いや、別に深い意味は無いんだけど、つい。――馴れ馴れしかったかな?」

「ううん、別にいいんじゃない? めぐるはアイドルだけど、私たちは同級生なんだし。それくらいでめぐるは怒らないよ」

「そ、そうだよね」

「うん。――じゃあ、めぐるもいないみたいだし、私は体育館に戻ろっかな。○○くん、ごめんね、調子が悪いのに話しかけちゃって。お大事に」

「ありがとう。――あっと」

「なに?」

「練習? 試合? 頑張ってね」

「うんっ」

 

 それで女子は保健室を出ていった。扉が閉じた瞬間、どっと疲れが襲ってきた気がした。

 

「……はぁ~…………やばかったぁ……」

 

 自分の心臓がバクバク鳴っていたことに、僕はようやく気が付いた。

 

「でも、よくバレなかったよな……。八宮、もう大丈夫みたいだから、口から手を離したら? ――ん? 八宮?」

「~~~~っ♡♡♡♡♡」

「うわっ……! 締まる……! ひょっとして、ずっとイってたの?」

 

 僕の下にいる八宮は、両手で口を押さえたまま、半分白目をむいて、紅潮した顔と身体をプルプル小刻みに震わせている。

 

「へぇ……八宮はマゾっ気もあるのかな? 友達に見られるかもって思って、いつもよりも興奮しちゃった?」

「……っ♡♡ ……っ♡♡」

「あ、それ認めちゃうんだ……」

 

 八宮がぶんぶんと首肯したので、僕は逆に言葉責めする毒気を抜かれてしまった。あまり虐めるのも可哀そうだし、そろそろ八宮のレッスンの時間も迫ってきたことだし、今日は解放してあげるとしよう。

 

「もうチンポ抜くよ、八宮。――うっ……そんな食いしばってると抜きにくいよ。力抜いて」

「――んむぅっ♡♡ はぁっ♡♡ はぁっ♡♡ ぜぇっ♡♡ はぁっ♡♡ はぁっ♡♡ んっ♡ くっ♡ ぜぇっ♡♡ はぁっ♡♡ はぁっ♡♡ はぁっ♡♡ はぁっ♡♡」

「もしかして、息も止めちゃってた? バカだなぁ」

「――だ、だって、もしバレちゃったら、わたし――わたし――――ぐすっ」

「あ……っ、そ、そうだよな、不安だったよな。ごめん、僕が無神経だったよ。だから泣くなって。な?」

「うう~……っ」

 

 僕が上半身を起こしてやると、ぐずついて涙目になった八宮が、僕にハグしてきた。こんな脅迫セフレ男に自分からハグするなんて、八宮の距離感は、僕のせいで大分バグっているようだ。

 

「よしよし、八宮」

 

 僕が背中をポンポン叩き、後頭部を撫でてやると、僕に抱き着く八宮の腕に、さらに力がこもる。そうしていると、荒れていた八宮の息は少しずつ落ち着き、バクついていた鼓動も、だんだんと鎮まっていった。

 

「……落ち着いた?」

「……うん」

 

 タイムリミットが来るまで、僕らは保健室のベッドの上でハグを続けた。なぜだろう、別にこれは性行為じゃないのに、どうかするとセックスしている以上に充実感がある。そして、離れたくないと思っているのは、必ずしも僕だけじゃないようだ。

 

「もうレッスン行ける?」

「……まだ、もうちょっと」

 

 普通のハグは、単なる親愛の情を示すスキンシップだけど、僕らの場合はこれまでにセックスしまくったという前提がある。ハグにも特別感があった。抱き着いているだけで、胸の奥がざわざわし、身体がぽかぽかと温まってくる。

 

(もう一回セックスしたいな……。もう一回だけ、八宮と繋がりたい……)

 

 僕がそう思うのは、至極当然の成り行きだった。

 でも、時間は時間だ。僕らはどちらからともなく、お互いから身体を離した。だけど、それは逆にマズかったかもしれない。離れる瞬間、僕の目が八宮の目と至近距離で合ってしまった。

 

(あ……ヤバ……)

 

 目の奥で、バチバチっと何かが弾けた。僕はゴクリと唾を飲みこみ、八宮も同じように喉を鳴らした。その瞬間、「セックスしたい」という欲求が、「キスしたい」という欲望にとってかわった。

 八宮の桜色の唇は、ほんのりと開かれ、さらにぷるぷると柔らかそうに艶めいていて、僕を誘っているように見えた。

 

 キスしたい。

 八宮とキスしたい。

 唇を合わせて、彼女の柔らかさを味わいたい。

 

 いつの間にか、僕らの頭は再び近づいていた。八宮の口から洩れる暖かな吐息が、僕の唇にかかっている。僕と八宮の唇は、1センチか2センチメートルの距離を開けて、しばらくのあいだ漂っていた。

 

「八宮……」

「え……?」

 

 僕がボソっと名前を呼ぶと、僕の背中に添えられた八宮の手に、きゅっと力がこもった。

 

「キスしたいんだけど……いい?」

「あ……っ」

「別にいいだろ……?」

「だ……ダメ……」

「どうして……?」

「だって、それは……それだけはプロデューサーと……」

「今さら? もういっぱいセックスしただろ? 今さらキスしたって、それくらいじゃ何も変わらないよ」

「そ、そうかもだけど……」

「八宮もキスしたいんだよね?」

「――っ」

 

 僕と八宮は至近距離で囁き合う。八宮に残された理性が、グラついているのが僕にはわかる。キスしたら、もっともっと気持ち良くなれるって、彼女も本能で理解している。

 

「一回だけでいいからさ」

 

 詐欺師の常套句みたいな言葉を口にして、僕は八宮を誘惑した。

 

「一回だけ。それで満足するから。ね?」

「ほ……ほんとに……?」

 

 嘘だ。嘘だと知っているくせに、八宮がわざわざ僕に確認するのは、大好きなプロデューサーに対する裏切りの責任を、僕に求めたいからだろう。なら、セフレの僕としては、彼女の望み通りにしてやるだけだ。

 

「本当だよ、一回だけ」

「じゃ、じゃあ……一回だけなら……――ンっ♡」

 

 八宮の承諾を受けて、彼女の気が変わらないうちに、僕は彼女の唇を塞いでいた。両手を八宮の背中に回し、ぶつかるような勢いで、唇と唇を合わせていた。

 

「……ぁ…………」

 

 キスをしてから離れると、八宮の口から、声になっていない声が漏れた。八宮の中で、何か大切なものが壊れてしまったような、逆に何か新しいものが芽生えたような、そんな音色だった。

 

「ん――♡ はぁ……っ♡ ちゅ……っ♡」

 

 一回だけという約束は、約束をした三十秒後に破られた。僕は再び八宮の唇を奪い、一回目よりも長くキスを続けた。

 

「――あ……♡ はぁ……っ♡ はぁ……っ♡ はぁ……っ♡」

 

 キスを終えると顔を離す。潤んだ青い瞳が、僕の目を見つめている。僕は八宮に、三回目のキスをする。

 

「――あ♡ んっ♡ ちゅぅ……♡ ん……♡ はぁ……♡ ちゅる……♡」

 

 今度は唇を合わせるだけじゃなく、舌と舌を絡め合った。僕は自分の舌で、八宮の口内の粘膜という粘膜を味わい貪った。八宮は僕の舌の動きを従順に受け入れ、やがて自分でも舌を動かし始めた。

 タイムリミットが来るまでのあいだ、僕らはそうやって、ただ夢中でキスを続けた。

 

「あ……う…………」

 

 しばらくして、保健室の扉がカラカラと開き、八宮が廊下に出てきた。彼女の顔はぽーっと紅潮していて、足元はふらつき、バッグを床に引きずる寸前だった。

 

「レッスン……いかなきゃ…………」

 

 八宮はうわごとのようにつぶやくと、僕とのキスで蕩けた頭を抱えたまま、フラフラと去っていった。

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