幼馴染幽谷霧子と同じ大学に進学して半同棲イチャラブエロエロ生活を送る話 作:黒胡椒サラミ
「ふふ……っ。なんだか、ふわふわ……」
僕が差し出したコップの水を飲み干してから、きりちゃんはふにゃふにゃと笑った。普段は色白な彼女の頬っぺたが、地元でとれるりんごのように赤いのは、アルコールの影響に違いない。そう、今のきりちゃんは酔っていた。
入学式から始まる色々な手続きがひと段落したころ、GW前に開かれた医学部の新歓コンパ。それに参加したきりちゃんは、まだ未成年なのに、よく分からないうちにお酒を飲まされたんだろう。完全に僕が心配していた通りじゃないか。
僕が険しい表情をしているのが、今のきりちゃんには分からないんだろう。きりちゃんは少し眠そうなあどけない顔で、こてんと首を傾げた。
「……? どうして○○くんが……わたしのお部屋にいるんだろう……?」
それは、ここが僕の部屋だからだ。酔ったきりちゃんは、自分の部屋に帰る代わりに、僕の部屋に帰ってきた。ここがどこだかもはっきり認識できない状態で、仮にもしも、ここが僕の部屋でもきりちゃんの部屋でもなく、彼女を狙うヤリチンの部屋だったりしたら、どうするつもりなんだ。そう考えると、僕の中の怒りは、ますます大きくなっていく。
彼女の名前は幽谷霧子。僕の幼馴染だ。そして、彼女は僕の大切な恋人でもある。
僕らは高校時代から付き合っている。長いあいだ、ただの幼馴染だった僕らが、その関係を飛び越えて恋人同士になった過程には色々な出来事があった。でも、いまそれはどうでもいい。僕らはこの春から一緒の大学に進学して、青森から東京に出てきたばかりだ。
きりちゃんが学部の新歓コンパに出るって聞いたとき、僕は嫌な予感がした。なぜなら、彼女はとても可愛いからだ。これは僕のひいき目とかじゃない。客観的に見て、幽谷霧子という女の子はとても美人だ。彼女より綺麗で魅力的な女性は、おそらくこの世界に存在しない。きりちゃんと比べたら、人気アイドルだって霞んでしまう。実際、青森にいた頃に、きりちゃんがアイドルになるっていう話があって、僕は引き留めるのに苦労した。あのときにきりちゃんが僕のいる青森に残るって言ってくれて、それから僕らは幼馴染じゃなく、恋人同士になったんだ。
――違う。話が逸れた。
とにかく、僕らはこの春から一緒の大学に通うことになった。一緒の大学と言っても、お医者さんを目指すきりちゃんは医学部で、僕は文学部。きりちゃんに家庭教師になってもらって猛勉強し、なんとか同じ大学に滑り込んだ形だ。
所属学部が違うから、きりちゃんが参加するって言った医学部の新歓コンパに、僕はついていくことができない。本当なら出て欲しくなかったけど、大学に入ってからできた女友達に誘われたって言われたら、反対はできなかった。まさに断腸の想いで、それでも彼女を信頼して、僕はきりちゃんをコンパに送り出した。
でも、すぐに後悔した。理解力と包容力のある彼氏面して、微笑みながら「行っておいで」なんて言うんじゃなかった。
(へぇ~、幽谷って珍しい苗字だね)
(ふふっ……そうですか……?)
(うわっ、その笑顔めちゃ可愛い。あ~、オレもう幽谷さんにマジ惚れしちゃったかも)
医学部のコンパには、きっと頭が良くてイケメンの、金持ちのボンボンがたくさん来てるはずだ。東京出身であか抜けてて、女に困ったことはありませんみたいな顔をした奴らが。めぼしい新入生を酒に酔わせてお持ち帰りして、自分のセフレに堕としてしまおうってチャラ男たちが、たくさん。そいつらに囲まれて馴れ馴れしく話しかけられても、純粋で優しいきりちゃんは、イヤな顔一つしないで話に付き合うに違いない。きりちゃんがコンパに参加していたころ、僕は一人部屋の中で、そんな妄想を膨らませていた。
(そっか~、霧子ちゃんは青森出身なんだ。え、彼氏とかいるの? ――あ、そうなの? へぇ~、幼馴染……。まぁ、でもそんなの関係ないから。今は俺たちと楽しもうよ。ていうか、君ってマジでカワイイね。今度の学祭でミスコン出ない? 絶対1位だって)
(ホント肌白いよね~、雪国美人って感じ? うわっ、スベスベ!)
僕の妄想の中のチャラ男たちは、彼女が逆らわないのをいいことに、遊びで日焼けした手で、きりちゃんのきめ細やかな白い肌に触れ、好き勝手なことをほざいていた。そいつらは、ノンアルコールだと偽ってきりちゃんにお酒を勧め、彼女をしたたかに酔わせ、さらにボディタッチを繰り返していく。
(霧子ちゃん? だいじょぶ? 酔っちゃった? あ~、フラフラじゃん。こりゃ一人で帰れないわ。……あ、そーだ、オレのマンションすぐそこだから、一休みしてかない?)
そうやって、一番イケメンで金持ちの先輩が、前後の判別もつかないくらい酔ったきりちゃんを、タクシーで自分の部屋に連れて帰る。
(ほら、霧子ちゃんも脱いで。――え? なんでって、わかってるでしょ? ここまで来たら合意成立だよ。大丈夫、オレが気持ち良くしてあげるから。イモ臭い彼氏のことなんか、忘れられるくらいにね)
イケメンに甘い言葉で囁かれて、きりちゃんもまんざらじゃない。その男に唇を奪われて、彼女はぽーっとした表情で頬を紅潮させ、瞳を潤ませる。あとはもう、そいつの思うがままだ。
(あ~……霧子のナカ、めっちゃ気持ちイイよ……っ。霧子はどう? オレので感じてくれてる?)
(はっ、はい……っ♡ 先輩のおチンチンさん……♡ とっても大きくて……♡ わたし、大好きです……♡ ふあ……っ♡)
(ここがイイの?)
(ん……っ♡ うぅ……っ♡ はい……♡)
そいつときりちゃんはベッドの上で抱き合って、まるで恋人同士のように甘い甘いセックスをする。その時のきりちゃんの頭の中には、彼女を待ってる幼馴染のことなんか欠片も残っていない。
(う……! 出すぞ霧子……!)
(はい……っ♡ お願いします、先輩……っ♡)
(霧子もオレと一緒にイってくれる?)
(はい、イきます……♡ 先輩のおチンチンさんに……♡ せーしさんいっぱい出してもらいながら、一緒にイっちゃいたいです……♡ あっ♡ あっあっああっ♡♡ ふああ~~っ♡♡ んううう~~~~~っ♡♡♡)
きりちゃんの奥深くまで刺さった先輩のペニスがビクビクと震え、それに合わせて彼女も絶頂する。その時点で、もう寝取りは完了だ。きりちゃんの彼氏は、平凡で田舎臭い僕じゃなく、そのイケメン先輩になってしまった。
「――ただいま…………あれ……?」
ああ、きりちゃん……。どうして僕は、自分から君を手放すような真似を……。
「……どうして〇〇くんが、わたしの部屋にいるんだろう……?」
きりちゃん……君のことを思うあまり、僕は幻聴まで聞いているっていうのに。ほら、今もすぐ隣から、君の声が――……あれ?
「え……きりちゃん?」
「……ただいま、○○くん」
そんなとき、自分の部屋と僕の部屋を勘違いしたきりちゃんが、ほろ酔い加減の笑顔を、僕に見せた。
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「あ……ん……♡ ふふ……っ、どうしたの……○○くん…………?」
カーペットに座るきりちゃんを後ろから抱き締めると、彼女はくすぐったそうに微笑んだ。きりちゃんの女の子らしい小さな手が、僕の頬を撫でる。彼女の身体からは、いつもと同じお日様の下の花畑のようなにおいに混じって、少しだけアルコールの香りが漂ってくる。
よかった。本当によかった。僕のくだらない妄想が、ただの妄想であってくれて。きりちゃんは、こうして普通に帰ってきてくれた。二次会とかにもついていかなかったのだろう。時刻はまだ、夜の八時を過ぎたばかりだ。きりちゃんのにおいを嗅ぎながら、僕の心はとてつもない安堵感に包まれた。
僕が首筋に鼻を埋めると、きりちゃんはくすぐったそうにクスクスと微笑んでいる。普段よりも笑顔が多くなっているのは、やっぱりアルコールのせいなんだろうか。
「ふふ……っ、ヘンな、感じ…………」
「……なにが?」
「わたしがお部屋に帰ったら……○○くんがいて……。それで……わたしが『ただいま』って言って…………」
ここは僕の部屋なんだけど、きりちゃんはまだ勘違いしている。きりちゃんのアパートは、ここから50メートルくらい離れた別の建物だ。
「ここは青森じゃないから……パパも、ママもいないのに……。○○くんが……いてくれて…………。ヘンだけど……幸せな……感じ…………」
「…………」
「○○くん……? どうして黙ってるの……? ……わたし、○○くんの声が聴きたいな…………」
きりちゃんは、体重の半ばを背後にいる僕に預け、目をつぶって囁くように呟いている。
きりちゃんの言うことは、僕にもわかる。親元から離れて一人暮らしを始めても、僕は全然寂しいとは思わなかった。それはここにきりちゃんがいるからだ。
でも、きりちゃんにはわかっていないことがある。
「きりちゃん」
「…………え?」
突然トーンが変わった僕の声を聴いて、きりちゃんは驚いたみたいに目を開けた。僕は彼女を抱きしめる腕に、それまでよりも力を込めた。
「きりちゃん、今日の飲み会、楽しかった?」
「う、うん……」
「酔ってるみたいだけど……お酒、飲んだの?」
「うん……3年生の先輩がくれたミルクみたいな飲み物が……お酒じゃないって思ったけど、お酒だったみたいで…………」
「ふ~ん……」
「……もしかして、怒ってる…………?」
「ううん、怒ってないよ」
その時の僕は確かに怒っていたけど、嘘をついた。きりちゃんに事前に確認されて、コンパに行ってもいいって了解したのは僕なのに、怒るのはあまりにも理不尽だ。でも僕は、理不尽だと承知しながら、沸き上がる憤りを抑えられなかった。
きりちゃんは、自分がどんなに魅力的な女の子なのか理解していない。男っていう生き物が、隙を見せたら彼女を食べてしまおうと狙っているケダモノだっていうことも、全然わかっていない。
「ねぇきりちゃん、その3年生の先輩ってさ、男だった?」
「う、うん……。お父さんが××病院の院長さんなんだって……。すごいよね……――あっ、――ンっ♡」
僕のはきりちゃんの細いあごを持ち上げて、彼女の唇を塞いでいた。キスをしてから離れると、きりちゃんは僕の強引さに驚いた顔をしていた。
「どうしたの……? ○○くん……」
「その先輩、他になんか言ってた? きりちゃんは、その先輩に何か聞かれた?」
「え、えと……わたしたちの高校のこととか……聞かれたよ。それから……『付き合ってる人はいるの?』って……――んぅ♡ ――あ♡ はむ……♡」
やっぱり危なかったんじゃないか。初対面で彼氏の有無を尋ねてくるナンパ野郎が、きりちゃんの隣に座っていたって想像するだけで、内臓が千切れそうな思いがする。しかもそいつは、きりちゃんに対して、ちゃっかり自己アピールまでしていた。僕の心配は、単なる妄想とは言えなかった。
「――はぁ……♡ ――んっ♡ はぁ……♡」
でも、きりちゃんは僕のものだ。幽谷霧子は僕の幼馴染で、大切な恋人だ。その先輩が、僕らの間に入ってくる余地なんか1ミリも無い。きりちゃんの話で独占欲に火をつけられた僕は、いつもとは違う強引な感じで、彼女の可憐な唇を貪り、舌を彼女の口内に侵入させていた。
「んっ……ぷは……♡ ○○くん…………?」
「きりちゃん、いい?」
「……あ♡ ……うん♡」
その時のきりちゃん頬には、アルコールとは別の由来の赤さが加わっていた。僕は恥じらい照れるきりちゃんのブラウスのボタンに、指をかけた。そしてキスを繰り返しながら、そのボタンを一つずつゆっくりと、ぷちぷち音を立てて外していく。
東京で大学生活を始めるにあたって、きりちゃんと僕はいくつか約束をしていた。そのうちの一つで、きりちゃんの提案で盛り込まれた条項に、「えっちはほどほどにしましょう」というものがあった。
僕ときりちゃんが幼馴染をこえて恋人同士になり、さらに肉体関係を持ったのは高校のときだ。大好きな人とのセックスはあまりにも気持ち良く、さらにきりちゃんの身体が魅力的過ぎたため、僕らは一時期、大人の目を盗んで発情した猿みたいにヤリまくった。
受験シーズンになって、これではいけないと考えた僕ら――というかきりちゃんは、僕に「えっち禁止令」を発令してしまった。ちゃんと受験勉強しないと、きりちゃんとセックスさせてもらえない。それは僕にとって大きな原動力になった。実際、僕もきりちゃんと同じ大学に行きたかったから、高校3年の後半は、歯を食いしばって性欲を堪え、血の涙を流しながら参考書を解き続けた。その反動で、合格発表のあとの数日間は、前にも増してケダモノのようにセックスしまくったわけだけど……それがさっきの「えっちはほどほどにしましょう」という約束に繋がった。
僕らはあくまで、勉強するために大学に入り、東京まで来た。親の監視の目が無いから、もっともっときりちゃんとイチャイチャできるという思いは有ったけど――こっそりと示し合わせて偶然を装い、50メートルしか離れていないアパートの部屋を借りたというのは、イチャイチャしやすくするための何ものでもないけれど――それでもセックスは学業に支障が出ない範囲でするのだと、お互いに取り決めた。だから、入学してから20日近く経った今までのあいだに、僕らはまだ3回しかセックスしてない。
でも、それが良くなかったのかもしれない。きりちゃんが僕のものだってわかるように、ちゃんと定期的に「マーキング」しておかないと、いつどんなヤツに出しぬかれるか、わかったもんじゃない。
「○○くんの手……あったかいよ…………」
きりちゃんは、僕の中の薄暗い独占欲にも気付かずに、僕の手を頬にあて、その温度を感じてうっとりとつぶやいている。きりちゃんのブラウスは僕に脱がされ、シャツの前のボタンも外れて半脱ぎの状態だ。彼女の柔らかな膨らみを包む白いブラが、僕の目に丸見えになっている。
そこで僕は、ふとあることに気付いた。
「きりちゃん、今日はいつもより、包帯多くない?」
「あ……うん……」
きりちゃんは、身体のあちこちにいつも包帯や絆創膏をつけている。これは本当に怪我をしているからじゃなく、彼女にとっての一種のおまじない――お守りみたいなものだ。
「……もしかして、緊張してた?」
「……うん。今日は○○くんが……一緒にいなかったから…………。だから、いつもより……たくさんお守りしていったの…………」
「…………」
「○○くん……?」
僕の顔が険しくなると、きりちゃんは不安そうな声を出した。でもこればっかりは、僕は悪くない。さっきから可愛いことばかり言って、僕の独占欲を煽るきりちゃんが悪い。
僕は、自分の頬を撫でていたきりちゃんの手を自分の右手で掴むと、その甲にキスをした。そしてそこから、きりちゃんの細い腕の付け根に向かって、キスをしながら唇を移動させていく。途中、二の腕に巻かれた包帯に行き当たって、僕はそれをほどいてしまった。
「――あっ……は、恥ずかしいよ、○○くん」
きりちゃんは、包帯を解かれるのを服を脱がされるより恥ずかしがる時がある。彼女いわく、服は体を守るためのものだけど、包帯は心を守るためのものだから、それをとられるのは心を丸裸にされているような気になるのだそうだ。それを重々知っていながら、僕は普段よりもたくさん巻かれたきりちゃんの包帯を、次々ほどいていく。
「あ……うう…………」
「どうして恥ずかしがってるの? きりちゃん」
「だって……だって…………このままだと、わたしの全部が、○○くんに見られちゃうよ…………あうう……」
「別にいいじゃん。きりちゃんの全部、僕に見せてよ」
僕もいつもなら、きりちゃんの包帯を無理やりほどいてしまうような真似はしない。でも、今の僕はわざとイジワルになっていた。
きりちゃんはとても恥ずかしがっていたけど、僕に逆らおうとはしなかった。雪みたいに白い肌を真っ赤にして、僕に捕まえられていないほうの手で顔を覆いながら、指の隙間から、僕の手が包帯をほどいていく様子を怖々と見つめている。でも同時に、きりちゃんは僕が包帯をほどきやすいように手を伸ばしたり身体の角度を変えたりしていた。
「この包帯さんには感謝しないとね」
「……え?」
「きりちゃんを、悪い奴らから守ってくれてさ」
「悪い……人たち……? だぁれ……? あ……っ♡」
包帯をほどき終わると、僕はきりちゃんの首筋を甘噛みした。きりちゃんは、たったそれだけで切ない声で鳴いてしまう。お酒が入って、気分が高揚しているんだろうか。心なしか、体温もいつもより高い。
「きりちゃん、ブラジャーも取っちゃうよ」
「うん……っ」
「……あ、乳首、もう立ってない? 興奮してる?」
「そ、それは……○○くんが、いつもよりちょっと強引だから……――んぅっ♡ あむ……♡ ちゅ……♡ あっ……♡ おっぱい……いじめちゃだめだよ……♡ ああ……っ♡」
「強引にされて感じてるの? きりちゃん、君はいつから、そんなイヤらしい子になっちゃたの?」
「あうう……っ♡」
軽く言葉責めしながら、内側のコリをほぐすように、きりちゃんのおっぱいを揉んでいく。きりちゃんのおっぱいは、とても形の良い美乳で、色白の肌に乳首の薄桃色が映えている。高校のときより少しだけ大きくなった彼女のおっぱいは、僕の手にぴったりと吸い付いてくるようだ。
僕に胸を愛撫されて身をよじりながら、きりちゃんの手は、ズボンの下でいきり立つ僕のペニスの裏筋を、さわさわと優しく撫でている。
「きりちゃん……もう欲しくなっちゃった?」
「…………うん」
「じゃあ、ベッドいこっか。シャワーは……あとで一緒に浴びよう」
恥じらいながらうなずいたきりちゃんを、僕はお姫様抱っこした。彼女の軽い身体をベッドに横たえると、スカートを脱がせ、僕自身も服を脱いでいく。二人して全裸になると、僕らはお互いの身体に舌を這わせ、ペッティングで気分をさらに盛り上げていった。
「ふぁ……っ♡」
きりちゃんが可愛い声を漏らす。きりちゃんの乳首を吸いながら、マンコに指を入れてみると、そこはもうじっとりと湿っていた。熱い粘膜が僕の中指を締め付けてきて、抜こうとしても、ちょっとやそっとじゃ離してくれそうにない。逆に指を奥に進めようとすると、自分から吸い付いてくる。
「あ……♡ うう……♡ ○○くん……♡」
「指、気持ちイイ?」
「うん……っ♡ ○○くんの指……いっつもわたしの好きな場所、引っ掻いてくれて……――ふあっ♡ ――だ、大好き♡ 大好きだよ……っ♡」
「僕のチンポより好き?」
「うう……♡ 聞かないでぇ……♡」
僕はきりちゃんがトロトロに蕩けるまで、そうやって愛撫を重ねていった。でも、本格的にイカせるのはお預けだ。きりちゃんの口から、はっきりと挿入を望む声が出るまで、いつまでも絶頂寸前の状態でいてもらおう。
「○○くん……♡ ○○くん……っ♡」
「どうしたの、きりちゃん」
「もう、お願い……♡ ……ねっ?」
「それじゃ何をお願いされてるのか、分かんないなぁ……」
「――あっ♡ んんぅ……っ♡ 〇〇くんの、いじわる……っ♡ ――んああっ♡」
最初は抑えられていたきりちゃんの喘ぎ声は、だんだんと大きくなっていく。いつも澄んだ大人しい音色でしゃべるきりちゃんが、とても淫らな声で鳴いている。正直、この声を聴いているだけで、勃起したチンポが暴発しそうだった。
でも、やがてきりちゃんは根負けした。
「おちんちんさん……欲しいの…………」
とても切なそうな表情で瞳を潤ませ、荒い息を吐きながら、彼女は僕に向かって懇願した。
「○○くんのおちんちんさん……わたしのなかに、入ってきて……っ。わたし、一つになりたいの……っ。○○くんと一つになって……溶けて混ざりたい……。ねっ? だから、一緒に……」
「きりちゃん……っ」
僕の背筋を、暗い愉悦がゾクゾクと走り抜けた。
やっぱり、この子は僕のものだ。この子の綺麗な瞳には、僕以外の男は映っていない。それを確認できて、僕の中にある彼女に対する愛おしさが、増水して溢れだす。
僕は残った理性をかろうじて働かせ、ペニスにコンドームを装着した。そして、仰向けでベッドに転がるきりちゃんに、正面から覆いかぶさった。
「あ――♡ うぅ――っ♡♡」
「うあぁ……っ! きりちゃんのマンコ、締まるぅ……っ」
「ん……っ♡ はぁ……っ♡ はぁ……っ♡ 〇〇くんの元気なおちんちんさん……♡ とっても硬いよぉ……♡」
「きりちゃん、その顔エッチ過ぎ……!」
「ふぇ……? あっ♡ やぁんっ♡♡」
チンポを挿入されたきりちゃんのトロ顔を見て、僕は完全にスイッチが入ってしまった。本能の衝動に従って、しゃにむに腰を振り始める。
「あっ……♡ あっ……♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ ああんっ♡」
「その顔も……! その声も……! 絶対に他の奴に見せたり、聞かせたりしたらダメだからね! きりちゃん!」
「見せない……もんっ……! ○○くんだけだもん……っ!」
「ああ、きりちゃん……!」
「――んぅっ♡ ちゅ……っ♡ 好き……♡ ○○くん、大好き……っ♡ あ♡ あああっ♡♡ あああーーっ♡♡♡」
「う、ぐぅううっ!?」
きりちゃんが彼女に似合わない大きな声を出し、その身体は、細い腰を中心にビクビクと震えた。マンコのナカがうねり、チンポが奥にぎゅうっと引き寄せられる。危うく射精してしまいそうになったけど、僕はなんとか我慢した。
「はーっ♡ はーっ♡ はーっ♡ はーっ♡」
「きりちゃん、イっちゃった? そうでしょ?」
「ん……ううっ♡ はーっ♡ はーっ♡ はーっ♡ はーっ♡」
「まだイクの終わらない? ぷるぷる震えて可愛いよ。もっとしてあげるから」
「ま、まって……♡ いまは、だめだよぉ……っ♡ ああ……っ♡」
僕はきりちゃんの身体をうつ伏せにすると、その上に覆いかぶさり、寝バック状態でチンポをハメた。
「あ……ひ……っ♡ んいい……っっ♡♡♡」
「きりちゃんが悪い男に引っかからないように、今日は僕のチンポで徹底的にイカせるから。覚悟してよね」
きりちゃんをたぶらかす悪い男――もしかたら、僕自身もそれにあてはまるのかもしれないけど――そういう奴らが彼女に近づいてこないように、ちゃんと「しるし」を残しておかないといけない。僕は寝バックできりちゃんのマンコをピストンしながら、彼女のうなじや肩、背中に、いくつもキスマークを付けていった。
「あ゛っ♡ あううぅ……っ♡♡ ダメ……っ♡♡ また、きちゃ……ううぅ……っ♡♡」
きりちゃんが僕のチンポでイクたびに、よしよしと彼女の髪を撫で、キスマークも増やしてあげた。
「お゛っ♡ あ゛っ♡♡ うう゛~~~っっ♡♡ ん、むぅ~~~~っ♡♡♡」
きりちゃんは途中から、みっともないイキ声を僕に聞かれないように、僕がいつも使っている枕に顔を埋めてしまった。でも、彼女のイク間隔が徐々に短くなっているのは、チンポを締め付けるマンコの具合でお見通しだ。僕のチンポも限界をとうに超えていたけど、肛門に力を入れて射精を堪え、繰り返し何度も彼女をイカせた。
「んっ♡ ふ~っ♡ ふ~っ♡ ふ~っ♡ ふ~っ♡」
「きりちゃん、腰のビクビク止まらなくなっちゃったね。僕もそろそろ射精するよ? いい?」
「…………♡♡」
きりちゃんは、枕に顔を埋めたままで何度もうなずいた。
僕は彼女の背中に自分の身体の正面を密着させ、きりちゃんの両手の甲に手のひらを重ね、指を絡めた。そして腰を使って、チンポの先端を彼女の奥にグリグリと押し付ける。きりちゃんの腰がすごい力で浮き上がろうとするのを、体重をかけて無理やり押さえこんだ。
そして、僕の尿道を凄まじい勢いでザーメンが駆け上がってきた。
「ううっ!!!! あ……っ!!!! ぐぅ……っ!!!! 出る……!!!!」
「~~っっ♡♡♡ ~~゛~~~っ♡♡♡ ~~゛っ♡♡♡」
「ヤバい……! ゴム越しなのに、チンポ搾られて……! きりちゃん……! うああ……!」
ドクドク、びゅくびゅくと音を立てて、固形物じみた濃厚精液が排泄されていく。耐えに耐えてから出したせいか、なかなか射精が終わらない。もしもコンドームが無ければ、きりちゃんは一発で学生ママになっている量と濃さだ。
「はー……はー……はー……はー……きりちゃん……っ」
無限に続きそうな射精を終えたとき、僕は精魂尽き果てて、きりちゃんの上で脱力してしまった。
「○○……くん…………♡」
でも、僕に覆いかぶさられながら、きりちゃんはとても幸せそうなイキ顔で、僕の名前をつぶやいていた。
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その後、僕ときりちゃんの間で取り決められたルールに、若干の追加や変更があった。
例えば、「えっちはほどほどにしましょう」の条項について、「ほどほど」の解釈について二人で話し合ったところ、2日に1回くらいなら許されるんじゃないかという結論に達した。一週間に1回というのは、きりちゃんも少なすぎると感じていたようだ。
あとは、これからきりちゃんがコンパに出るときは、最後は必ず僕が迎えに行くことになった。きりちゃんは僕を裏切るような子じゃないし、ほいほい誰かについて行ったりもしない。冷静に考えればそれはわかるけど、やっぱり不安なものは不安だ。きりちゃんは、それを了承する代わりに、交換条件を付けてきた。
「その代わり……○○くんが一人でお出かけするときには……わたしが、お迎えに行ってもいい……?」
僕に断る理由は無かった。もちろんそれでOKだと僕が言うと、きりちゃんはなぜか、ほっと胸を撫でおろしていた。
「それとね、もう一つ……」
ちなみに、きりちゃんが付けてきた条件は、もう一つある。
それからすぐあと、文学部の新歓コンパが開かれ、僕がそれに参加した時、その条件が履行された。
「○○君、楽しんでる? 私、一回○○君と話してみたかったんだぁ。――あれ? 何それ」
騒がしい居酒屋で僕の隣に座ってきた女子の同級生が、僕の手首に巻かれた「それ」に目をとめて、首を傾げた。
「包帯……? え、○○君、怪我してるの?」
僕がそれを否定すると、その同級生は、ちょっと気味悪そうに別の席に移動してしまった。
どうやら、心配性で独占欲が強いのは、僕だけじゃなかったようだ。一次会が終わって、待ち合わせ場所に迎えに来たきりちゃんと目を合わせたとき、きりちゃんは、とても安心した表情で微笑んでいた。
※pixivにしか投稿していなかったのを、感想欲しさのあまりこちらにも持ってきました。例によって他の連載との同時進行なので、更新は不定期になると思われます。