「というわけで、今から修行合宿をやるからしばらく家を空けなきゃいけないから戸締りを」
「した」
「じゃあガス」
「閉めた」
「ブレーカー」
「落とした」
「水回り」
「確認した」
「冷蔵庫」
「空」
相変わらずの嫁力だな、フィーのやつ。可愛い。まさに人知を超えた速さだ。龍神だけに。
「んー、これで忘れ物もないか、な?」
着替え十日分と汚れた時用のものと漫画数冊とスマホを詰め込んだバックパックとオーフィスを持っていく準備も済んだし、戸締まりも電気ガス水道も問題なし。ごみの処理も完璧。
予測していたのかなんだか知らないけど最近の愛読書が『家主が突如数日間家を空ける予定が入ってくるかもしれないもしもの時のために! 著:紅い幼月』という、こうなる運命を知っていたかに思えてしまうピンポイントな本を読んでいたので節約もバッチリだ。冷蔵庫とか中のが腐ると嫌だしな。ハウスキーパーとかも出来るだけ入れたくないし、つけっぱなしというのは勿体無い。待機電力だってバカにならないんだぞ?
「イッセーさん、準備終わりましたぁ!」
アーシアも支度が終わったらしい。
「よし二人とも、いくぞ!」
「はい! 頑張りましゅっ!? あう……」
「おー」
……大丈夫か心配になってきたぞ……。
☆
「……可愛い」
小猫ちゃんがずーっとフィーを観察して、そう漏らす。フィーはというとお構いなしといった感じでいつの間にか持ってきていたポテトチップスをもってかじっている。……2等身で。可愛い。
とはいうものの、フィーは俺の頭の上でポテトチップスかじっているだけで、俺たちは徒歩で山登り。重いけど息が上がる、って程じゃないな。うん、なんか亀の甲羅背負うとか良さそうだな。ドラグソボールみたいに。
実際俺は部長達の大荷物……マジほんとなに入ってんだ? 全部鉄アレイか? って感じの重さのを背負ってる。見た目もギャグ漫画にも出てこなさそうなあり得ない感じの大きさだし。よくこんな巨大なバックパックをパツパツになるまで詰め込めたな。アーシアも頑張ってるけどちょっとへばってるな、大丈夫か?
ていうかフィーは俺の頭の中にポテトチップスを袋ごと仕込むな。どうやって入れた。それに頭の上に油とか塩とか食べかすが落ちるだろ……。
ま、いいか。
「部長、食べられる山菜を幾つか見つけてきました」
優美、山菜とか分かるのか。結構重たそうな荷物を背負っているのだが、涼しい顔をしている。タフだなぁ、女の子なのに。うちのフィーは超高速家事が得意らしいけど、こういったスキルは低いよなぁ。俺も家事と催眠とポーカーフェイスと神話以外は普通レベルだし。あ、あとエロゲ体質もか?
まぁそんなのは割とどうでもいい。問題じゃない。
☆
「着いた……やっと着いた……」
流石の俺も疲れた。少し休憩してからジャージに着替えることに。
「覗かないでね?」
「誰が覗くか。それよりも俺の方を覗くなよ?」
「もう、イッセー君の馬鹿ッ!」
とりあえず辛かったので男子更衣室へ。修行ってなにするんだろうか?
☆
「まずはLESSON1。優美と手合わせよ」
やる気満開なリアスはそういう。ジャージとか体操服ってのもいいよな。体のラインが結構わかるし。
とはいえ、俺は木刀をもって優美と相対している。
「美少女に剣を向けるのは何かヤダなぁ……」
「び、美少……と、兎に角始めるよ! それに素人にそんなこと言われたくないかな」
おうおう顔真っ赤で可愛いのぅ。しかし剣に関しちゃ初心者だ。それに手にしっくりこない。なんというか、もっと長い方がいい。槍とか。
まあ、リアスが俺の力量を調べたいだけなんだろうな。
「そういえば剣士に失礼だったな。すまんな。よし、行くぞ」
「いいよ」
……とはいえ、隙は見当たらない。油断なく木刀を構える姿は、真剣そのもの。……俺から仕掛けて見るしかない、か。
★
「────ッ!」
一誠が仕掛けてくる。真っ直ぐ、ただまっすぐに。優美はそれを冷静に対処する。
木と木がぶつかり合う乾いた音が鳴り響く。
「んなろっ!」
「まだまだ」
粗削りで本当に初心者の剣を繰り出すイッセー。優美はそれを受けるだけにとどめる。何度も乾いた音が鳴り響くが、一誠は一本も入れられていない。少しずつではあるが打ち込みの感覚を掴んではいるものの、重い一撃が来るわけではなかった。
(まさか、間合いが見切れていないの?)
それは偶然であった。剣を振るのは良いが、「ここじゃない」といった表情を見せるイッセーを見たためだ。優美はもしかしたら剣は苦手なのか? と考えたが……。
「っし、
その言葉に驚く優美。一誠はいくつも打ち込んでいまのは間合いをつかむためだったのだ。
「っし、こっからが本番だ!」
「僕を舐めてもらっちゃ困る!」
結果から言えば、一誠の惜敗で終わった。
★
「LESSON 2。小猫と手合わせよ」
木場には負けたから、ここでは勝ちたいなあ。うん。
とはいえ、やはり攻略したい女の子に手をあげるのは気が引ける。ま、経験値は向こうのが上だ。頑張りますか!
「じゃあ、よろしくな、小猫ちゃん」
「……負けません」
俺と小猫ちゃんは拳を構えた。うーん、まずは近づかないとだよな。至近距離でぶん殴る! 素人のパンチなんざ余裕だろう。真っ直ぐ行って、右ストレート!
「
「……ふん」
馬鹿な、片手で受け止めただと!? さすがは『戦車』だ。物凄い剛力。
「それ」
ふぐっ!? は、腹が……腹筋締めなきゃ即死だった。……油断も隙もねぇな。仕方ない。ひとまず距離をとると、もう一度突撃。
狙うのは体じゃなく――腕だ!
「ッし! 獲った!」
「!?」
そのまま腕を捻りあげ、地面に叩きつける……は傷がついてしまうだろうから、できるだけ遠くに投げた。
「ッ」
小猫ちゃんは投げられたのにも関わらず空中で姿勢を整えて見事に着地した。猫みたいだな。
「行くぞッ!」
「……体の芯を捉えて、抉り込むように打つべし」
ドゴォ、と鈍い音が鳴り響く。
結局、俺は敗北した。結構いいところまでいったんだが、敗因は小猫ちゃんのブラが一瞬見えて油断したためであった。ちくせう。
☆
「LESSON 3。魔力操作ですわ」
魔力、それは分かりやすい中遠距離攻撃方法である。無論、近距離にも使うことができる。
これはアーシアと一緒だ。
「魔力を扱えばこんなこともできますわ」
朱乃さんが水の入ったペットボトルに手をかざすと、水が刃と化してペットボトルを貫く。
「おお……」
「まずは自分の魔力を感じることから始めましょう」
魔力……魔力ってこれだよな。魔力魔力……
「お、でた」
「できましたぁ!」
アーシアの魔力を見ると、淡い緑色だ。比べて俺のは赤黒い。……いや、もうこれ黒だな。
「あら、黒い魔力は初めてみましたわ。さぁ、次は魔力を意識しながら水や炎を操ってみましょう。最初は実際にある水を用いてくださいね」
あの黒い炎とかはダメだよなぁ。骨まで死んじゃうし。水を操る、ねぇ。
「我が意に従え……お」
言霊ってすげぇな。水が思い通りに動く。動くだけで刃にしたりはできないけど。
そんな感じで、魔力に関しては楽しく修行した。
☆
「『LESSON4』。基礎体力伸ばしよ!」
特筆すべき事は特にない。朝練とかの延長線上、って感じだ。夜中だけど。
「く、キッツい」
「いい、イッセー。この修行であなたは四回だけなら『もう無理』を使ってもいいわ」
鬼か!? ……そういやぁ悪魔か。
★
「疲れた……」
イッセーはそう呟くと、ベッドへと身を投げた。ベッドはイッセーの体を沈みこませる。
「ん、お疲れ」
部屋の中にいたオーフィスはそう言うと、イッセーの隣に寝そべる。イッセーの腹に触れると、その小さな手のひらが淡い光を放つ。
「おお、疲労感が消えた」
色々な意味での
「ありがとな、フィー」
「んっ……」
頭を撫でられたオーフィスはぴとり、とイッセーの、下半身に抱きつく。なにやら牝の匂いを察知したイッセーは、びくりと固まってしまう。いくら性欲量が魔神級のイッセーとて、疲労が上回ることもある。そんな日はなにもせずに寝たいのだが、発情しきった牝を前にして、そんな甲斐性のない事が出来るわけもなく。
あっさりと、ズボンをパンツごと引きずり下ろされてしまったのであった。
オーフィスの頬の横にはイッセーの剛直が聳え立つ。牝の臭いに反応したのか、はたまたイッセーの矜持か、精神的疲労を無視して立ち上がっている。いきりたつそれに頬を染めるオーフィスは、飴でも舐めるかのように舌を出してなめ回し始める。
集中しているのか声ひとつ出さずに行われるそれは、イッセーの剛直を更に巨大化させるのに貢献する。湿った音が、部屋の中に響く。
丹念にイッセーの剛直を味わったオーフィスは、口を大きく開けると先端を軽く咥えた。
「んっ……」
小さく呻くと、イッセーの怒張の先端、亀頭を咥えたまま細かく舌を動かし鈴口の内側の粘膜を刺激する。尿道にすら侵入してきそうな勢いではあるが、オーフィスの小さな舌とて尿道には届かない。
「っ……、気持ちいいぞ、フィー」
イッセーがそう小さく囁くと、オーフィスは嬉しそうに目を細める。
そうして、ゆっくりと怒張を更に奥へ奥へと咥内へ誘う。どんどん呑み込まれていくその様は、オーフィスがイッセーの怒張を食べてしまっているかのようにも感じた。
こつり、とイッセーの剛直が喉の奥にぶつかる。それもお構い無しにとオーフィスは更に咥えこみ、ついに食道の入り口までイッセーの怒張が届いたところで、ようやく根本までのみこんだ。
「んむ……」
そうして、ゆっくりとオーフィスは頭を上下させながら、イッセーの剛直を喉で刺激する。イッセーの怒張からは我慢汁が溢れはじめ、口内を牡の臭いで満たしはじめる。その感覚に幸せにも似た感情を抱きながら段々とその行為を少しずつ早くする。そして、ついに我慢できなくなったイッセーが、オーフィスの頭を両手でつかみ、腰を動かしはじめた。
「んむ、んむ、ん゛っ、んむ゛、んぶ、んっ!」
激しく腰を打ち付け、オーフィスの口の中を犯す。喉を犯し、更にその奥へ。そんな常人ならば嘔吐してしまうような苦しい筈の状況だというのに、オーフィスは支配されているという感覚に陥り笑みを浮かべる。その笑みにはもう龍神という高尚なものは存在せず、ただの一匹の牝がいるだけだった。
イッセーの腰の動きが更に速くなり、喉の奥を突く。激しく動くそれをオーフィスは受け止めながら、己の秘部に触れ、中指を使って弄りはじめる。
「んっ、んっ、んっん、んぅ、んんっ♪」
そして、ついにイッセーの限界が訪れ、一際深く喉の奥に怒張を叩き込まれる。
「んぶっ」
「ぐっ!」
イッセーが小さくそう呻くと、体をぶるりと震わせた。刹那、多量の精液がオーフィスの胃へと流し込まれる。オーフィスはうっすらと涙を浮かべながらも、その精液を飲み干さんと口を窄めている。びゅくびゅくと小さく断続的に流し込まれる精液を感じて、じゅくりと蜜壷から愛液が溢れた。
漸く射精が収まり、快感から抜け出してイッセーはゆっくりと喉から力を失った怒張を抜く。亀頭がオーフィスの舌の上へ来たところで、突如その動きが止まる。何故ならオーフィスが尿道に残っている精液を吸い出しているからだ。ちぅちぅと赤子がミルクを吸うかのように行われるそれは、オーフィスの幼い見た目と合わさり背徳感を覚える。
雄の香がオーフィスの口の中を犯す。そして精液を吸い尽くしたオーフィスはちゅぽん、とわざと音を出して口内から怒張を解放した。そして、にこりと微笑んでみせた。その淫靡な光景に彼のそれは力を取り戻すかのように聳え立つ。
「可愛いやつ……よし、こっちこい」
「ん……」
可愛いと言われて少し嬉しそうにしながらオーフィスはのそのそとベッドの上をはって移動し、イッセーの隣へ。
「イッセー、しよ?」
「……ったくお前は……いいぜ、やろうか」
オーフィスを下に、イッセーが押し倒す形になる。所謂正常位なのだが……。
オーフィスの秘部はもうイッセーのモノを受け入れる準備は整っている。明日に響くことも考えれば、今日はこれで終わりなのだろう。
「力抜けよ」
イッセーは膝を曲げながらゆっくりと腰を沈めていく。端からみればオーフィスの足がイッセーからはみ出ているという不可思議な光景だろう。
所謂、種付けプレスだった。
「ん……っ」
「動くぞ?」
イッセーが耳許でそう囁くと、オーフィスはこくりと頷く。
ぐっ、とイッセーの腰が持ち上がり────下ろした。
「んぁぁっ!?」
その圧迫感はいままでの体位とは全く違うため、オーフィスは快感に戸惑う。
「力抜いとけよ」
オーフィスの体を労りながらもゆっくりと腰を持ち上げて、下ろす。持ち上げて下ろすだけの操作は、次第にリズミカルな腰振りへと変わって行く。
「あっ、あんっ、やっ、あっんぅ、んぁぁあ♪」
く、と少し呻きながらも腰を少しずつ早めていくイッセーと、喘ぎ声を押さえる気もなく淫らに乱れるオーフィス。その情事を覗くものは、いない。
「っく、うぉ……」
オーフィスの幼壷は精液を貪欲に吸い尽くさんと蠢く。襞のひとつひとつが触手のように絶妙な動きでイッセーを高めて行く。イッセーも、その幼き膣内に精液を吐き出さんと子宮口を突く。
そして、子宮口をガンガンとついているうちに、先端が子宮内へと、侵入しはじめた。
「んお゛っ!?」
子宮ごと犯され、快感と幸福感に思考を溶かされたオーフィスはただの雌。
「っ、っ、ぁ、んお、んお゛っ、ん゛ぁ゛あ゛あ゛!!!」
快感に狂うオーフィスは本能的にイッセーの腰へ足を巻き付け、手を首の後ろへ回す。だいしゅきホールドの完成である。足と手に行動を制限されながらも腰を打ち付けるイッセーは、ぐ、と小さく唸る。そして、耳朶を擽るような声の小ささでオーフィスに囁く。
「そろそろ出すぞ」
「うん、っ、いっぱ、い、イッセーの、ちょーだい♪」
体を震えさせながら嬉しそうに膣内射精を求める幼女。背徳感がぞくぞくとイッセーの背筋を刺激する。
「イッ、セー、イッセー、ん、ちょうだい、んぁ、せーえき、いっぱい、ちょーだい♪」
「ああ、たっぷりくれてやる!」
がくがくと止めどなく腰を打ち付け、射精へ向けてラストスパート。睾丸がせりあがり、尿道に独特のびりびりとした感覚が流れる。
「っ!」
小さく息を止めると、すぐに呼吸を開始。そして、一気に腰を沈める。
「ぐ、出るっ!」
子宮口の入り口まで侵入した怒張から、ついに精液が解き放たれた。
「んぁぁぁあああああああぁぁぁっ!!」
子宮に直接精液を叩き込まれたオーフィスもまた絶頂へと達し、ぴん、と足が張る。
射精は幾度となくびゅくびゅくと続き、そして────
「んぁ……♪」
「つ、疲れた……」
二人は快感と疲労感にさいなまれ、そのまま眠りに落ちてしまったのであった。
とうぜん、寝ながらも射精を無意識に続けていたのは言うまでもなく、オーフィスの膣はイッセーの形を完全に覚えて文字通りイッセー専用となったのだが、これは完全な余談である。
昼も夜もこんなハードでイッセーは大丈夫なのだろうか。それはイッセーのみぞ知る。
没ネタ
一誠「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
焼鳥「ぐうっ!?」
一誠「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY!! 最ッ高に『ハイ』ってやつだァー! あははははははーッ!」グリグリ
なんだこれ。