グレイフィアに弟なんざ居ねぇ!
「イッセー! 大丈夫!?」
戦闘が終わり、部室に転送された俺に駆け寄るのはリアスだ。
「ええ、なんとか大丈夫、です。相当ボロボロになりましたが」
正直身体動かすのも辛い。他の眷属達は怪我も特になく、疲労だけですんでいるようでほっとした。
「アーシア、イッセーの傷を御願いね」
「! は、はい!」
「……勝ててよかったです」
小猫はそう言うとソファに座り、朱乃さんが淹れたらしい緑茶を飲んでいる。ふぅ、と小さな唇からため息が漏れてエロい。服は魔力で直したのか。俺も後でやろう、っと。
「本当にね。僕もそう思うよ」
優美も小猫の横に座って同じように茶を飲んでいる。まあ男子制服だけど、逆にエロいかもしれない。
リアスがパン、と柏手を打つと、机の上にケーキとお菓子が現れる。
「ちょっと気が早いけど……パーティーにしましょう。初勝利祝いにね」
俺達はその言葉に苦笑しながらも賛成の意を表明した。
☆
翌日、俺は旧校舎を歩いている。実は魔王様に呼ばれているのだ。俺なんか悪いこと……してない、よな? オーフィスとアーシア堕としただけだし。リアスの処女どころか胸すら揉んでねぇぞ。……まあ、その魔王様に会うには、学園の空き教室にグレイフィア
部屋を開ければ、メイド服の女性。グレイフィアさんだ。部屋にはふと既視感を覚えるが、しかし見たことの無い魔法陣だった。
「準備は完了しています。この先に、魔王様……サーゼクス様がお待ちです」
「分かりました」
グレイフィアさんの言葉に急かされて魔法陣に乗ると、それは黒く輝き、俺を包み込む。
「……ッッ!」
光が視界を覆う直前、グレイフィアさんの戦慄した表情が、見えた気がした。
☆
四大魔王。かつては六人の王と一人の大王がそこに鎮座していたが、今はその席は四つしかない。
その魔王の一人であるサーゼクスは、目の前に現れ少年と目を合わせる。
「──初めまして、だね。私はサーゼクス・ルシファーだ。僭越ながら魔王をやっているよ」
サーゼクスがそう告げると、少年……一誠は小さく呟く。
「『ルシファー』……。私は、リアス・グレモリー様に仕える『兵士』、兵藤一誠です」
「では一誠君。ここからは少し大事な話だ。君の、その『闇』について」
サーゼクスは一呼吸区切ると、まるで友人に昨日の夕飯を尋ねるかのような気軽さで続けた。
「それはね。君が大魔王サタンの末裔であり、大魔王の席に座る権利があるという意味だ」
「大魔王サタンの末裔? 私が、ですか?」
「うん、そうなるね」
イッセーは混乱こそしなかったが、ため息ばかりついていた。
(もしホントーに神様がいるってんなら俺、優遇されすぎじゃないか……ああ、悪魔だし……魔王か? なんてな)
「ただ、きみのことをまだ公に出すわけにはいかない。こっちもまだ色々と問題があるからね……」
悪魔の世界にも色々問題があるのだろう、とイッセーは納得した。
「ということで、頼んだよ、兵藤一誠君。君の正体は『まだ』バラさないでくれ」
「……わかりました」
「用事はこれだけだよ。時間を取らせてすまなかったね」
サーゼクスは頭の中で様々な試行錯誤を行いながら、この少年の行く末を見届けることにした。
(悪魔王の子孫、か……吉と出るか凶と出るか。それは僕にも分からない。でも、なんとなく悪魔を……いや、なぜだか世界をもいい意味で変化させてくれると、そんな気がする)
そしてグレイフィアは冷静さを取り戻しつつ、考えた。
(あの魔法陣をくぐったということは間違いなく本物であるということ。悪魔王の赤龍帝……闇で奪い、龍が倍にする……!)
☆
「ん、お帰り」
「ただいま、フィー」
「ただいまです、オーフィスちゃん!」
アーシアと家に帰れば、オーフィスが。……妙に息が荒いのは気のせいだろうか。
「アーシア、イッセーは今日は我」
「分かりました。じゃあ、明日は私が貰いますね」
「ん」
そして、こんな会話している二人。何の取り決めだ。そして、フィーは一言。
「今夜は寝かさない」
……こいつ俺の所有物っていう自覚あるんかねぇ?
☆
「んっ……」
オーフィスはベッドに押し倒した彼の怒張に舌を這わせる。それはいつもに比べれば緩慢な動きであり、焦らしているようにも感じる。
「っく……!」
「ん……」
彼が快感に身をよじらせると、嬉しそうにゆっくりと舌を這わせる。彼の怒張がびくりと震えるのを見ると、オーフィスは嬉しそうに淫らな笑みを浮かべると、舌を離す。
「……んしょ」
そして、彼の上にまたがる形になる。もう全裸になっていた彼女の秘部からは既に愛液が滴る坩堝となっており、幼い秘裂は物欲しげに蠢いている。
「おい、それ……」
イッセーの問いにオーフィスは腰を沈めながら答える。
「ん。騎乗、いぃぃぃっ!?」
腰を沈めた瞬間、オーフィスはその圧迫感と衝撃に一瞬で快楽に堕ちる。
「んっ、やっ、はぁ、んっ、あっ! こし、とまらな、ひぅ!」
対面座位がスキなオーフィスであるが、この体位は当たる場所、そして何より自分の好きなように動けるのがいけなかった。
「─────ッ! ───ッ!!!」
声が出ないほど連続で絶頂し、それでもなお止まらない。傍から見れば小学生くらいの幼い少女が男の上で腰を振り快感を貪る姿。だらしなく涎を垂らし、小刻みに痙攣して白目を剥きながらも腰を振る。そんな幼さ故の背徳感にイッセーは背筋を震わせると、オーフィスの動きに合わせて腰を振り始めた。それは疲れもあるせいか緩慢な動きだが、カリ首が膣壁を削ぐようにひっかいていく。
「──っ! ぁぁ、あぁっ!!」
オーフィスは快感に狂った。幼膣を蹂躙され、その圧迫感に快感を感じ、ただひたすら求める。愛液が止めどなく溢れ、視界はスパークが起きたかのように真っ白で。自分に怒張をねじ込まれ、征服される。それが喜びであり、快感になっていた。首輪に取り付けられた金属製のネームプレートがきらりと電灯の光を反射する。
「ッ、出すぞ!」
オーフィスは快感で霞掛かった脳でその言葉を理解すると、さらに腰を早めた。もう息すら絶え絶えで、死んでしまいそうなほどだ。だが、死ねない。
「───────!!!」
断続的な絶頂。それで彼を更に刺激する──そして、解放された。
「出る……っ!」
白い奔流がオーフィスを満たす。止めどない幸せと、快感が、弾ける。
「───ッ! ────ッ!」
膣を超え、子宮にまでたたき込まれる精液。それは10秒ほどの射精時間であったが、それを全て漏らさず受け止める。その小さな蜜壺の中は精液で満たされ、オーフィスは頬を蕩けさせながらイッセーへと倒れ込む。
すると。イッセーはオーフィスと繋がったまま器用に半回転して押し倒す。
「……?」
「今夜は寝かさないんだろ? いいぜ、狂わせてやる」
その声にオーフィスは笑みを浮かべる。蕩けた、愛故に全てを許す牝の貌で。
「ん。我、イッセー好き」
「……ったく、こいつは!」
「んぁ♪」
純真な龍神と未熟な大魔王は身体を再び重ねる。それが終わるのはいったいいつなのか、盗み見していたアーシアにもさっぱり分からないのであった。
没ネタ
イッセー「うンまぁぁああぃ! これはああ!!」
ヴァーリ「さっ! 料理を続けましょうか……」
億泰イッセーのグルメリポート。