ダンジョンで犯されるのは間違っているだろうか ~アイズ・ヴァレンシュタイン編~ 作:天舞蜜
得物を持たない素手が、腕が、黄緑色に濁ったかと思えば触手に変形。
直後、ソレが柔軟かつ硬い鞭のような風切り音を立てて、アイズの足元に幾本もの傷跡を残す。
アイズの纏う漆黒の嵐の鎧が触手の攻撃をいなさなければ、彼女は直撃を免れなかっただろう。
「どうした、アイズ。俺の命令を忘れたかぁ?」
邪悪な笑みを浮かべて、黄緑色だった触手を人間の手に戻すディックス。
とんでもない戦法だ、とアイズは戦慄する。
長期戦は間違いなく不利。
「ッ!」
状況を把握したアイズは、己が動体視力を超える触手の動きを無視してディックスに特攻する。
再び人外の膂力で迫る触手を、風の鎧は受け流しきれず、アイズのインナーが数か所破れる。
「くっ!」
それでも何とか姿勢を制御して漆黒の烈風を拳に集中させる。
「特攻か! 悪くない案だ。あえて許そう」
狙うは極彩色の魔石。
急所以外に当てたところで即座に治癒能力が働いて、男の身体は再生してしまうからだ。
「はぁああああああああああああああッッ‼」
ありったけの戦意と敵意を込めた渾身の一撃を、アイズはディックスの胸元目がけて放った。
だが。
「——甘いな」
寸前で風の鎧もろとも手首を掴まれ、アイズの全力の一撃は完膚なきまでに止められた。
「なッ!?」
押しても引いてもビクともしない。
まるで大岩に右手が埋め込まれてしまったかのように、アイズの片手は封じられてしまった。
「では儀式の時間だ」
ディックスはズボンを下ろし、異形のイチモツを露出させる。
初めて目にする
(な……っ‼ ま……まさ、か……!?)
不気味で凶悪。異色で異常なまでの太い肉棒には、イボのような無数の突起物と稲妻のような血管が走っていた。
「は、離してッ‼」
アイズは残された左拳に黒い風を乗せて、ディックスの顔面に叩き込む。それも一度や二度ではなく、何度も。
ドンッ! ズドンッ‼ ズガンッ‼ ゴガァアアアアアン‼‼
ディックスの顔面を起点に生まれる衝撃と風圧がアイズの金髪をはためかせ、拳と頭部の間から発せられる轟音が部屋中を駆け巡り、天井から吊るされているシャンデリアが激しく踊った。
それでもディックスは顔色一つ変えることなく、傷一つ負うこともなかった。
「そうだ、そうやって俺をまだまだ楽しませてみろ。簡単に折れちゃあ興が冷めるってもんだ」
「——ッ!?」
猛攻を受けてなお、笑みを絶やさぬディックスに、人間離れした耐久力に、アイズは得体のしれない恐怖を覚えた。
——瞬間。
「ここまでだな」
グチュ、グチュチュチュ! グチュンッ! ズブブブブブププププッ……! と。
「んぐッッッ!? ンっ、ンアアアァァアアアッッ‼!?」
突如としてアイズの連撃が止まり、代わりに口から悲鳴が上がる。
ディックスが空いている方の腕をアイズの腰に回して引き寄せると同時に、巨大な肉棒を秘裂へ押し当てて、膣壁をゆっくりとそぎ落とすように
アイズは立ったまま、正面にいるディックスに犯されたのだ。
「んひぁああんっ!? あひっ、ひぐぅう……ッッ‼」
全身が痺れるような熱い疼きが、股間をはじめとして広がっていく。
淫らな波動に否応なく鼓動が高まり、身体が熱を帯びる。
だがいつまでも挿入の余韻に浸ってはいられない。
ズブっ、ズブブっ! ズチュチュ、ズチュンッ‼
「んひっ、あひゃぁあああ!? くひぃいいっ!? はひゅっ、はぁっ、ひはっ、ひっ、ヒ……ッ‼」
限界まで引き伸ばされた膣肉が、硬く太い肉棒に削り抉られる。
膣内へ挿ってきた肉棒はいつまでもとどまることを知らず、更に奥へ奥へ。
そして遂には、
「んはひっ!? くはぁっ、かはぁあああ〰〰〰〰っっ‼!?」
熱く滾る亀頭に、力強く子宮を押し上げられてしまった。
敏感になってしまったアイズには、堅く閉じられた子宮口に、肉棒の先端が食らいついている様子が感じ取れる。
「ダメっ、ぇえっ……んひっ、はっ、はひぃっ、ひぅぅっ……ッ! ひっ、はぁっ、はっ、我慢ッ、ううぅっ……が、まんんンンぐぅうううっ……ッッ‼」
「はっ、悪くない肉壺だ! いいぞ、もっと抗え‼」
アイズの意思に反して腰が震え、膣肉が肉棒を強烈に絞めつけた。同時に、膣肉の収縮に応えるように、ディックスはさらに強く子宮を押し上げる。
もはや膣奥は限界だった。
子宮口にかかる力はじわりじわりとその圧を上げて、本来広がるはずのない穴をこじ開けようとする。
「ぃひっ、ひぐっ、ひっ、ンアッ、はぁああっ!? そ、れッ……そこッ、そこぉおおっ……! そこっ、そッ、そこはぁあああああっ‼」
閉じ合わさった小さな穴を無理矢理広げられる痛みは神によって刻まれた恩恵によって打ち消され、代わりに快楽がお腹の奥から這い上がってくる。
「いやっ、いやっ、そんなぁッッ……入って、こない、でッ——!?」
ジュブゥウッ、ズニュルルルルルルゥウウウウッッ‼
「ひぐぁぁぁあああああああっ……!? あひゃぁっ、んはっ、はぐぁああっ! うぐっ、んぐっ、くはぁあああああああぁあああっ‼‼」
気がつけば閉じ合わさっていたはずの子宮口が、極太亀頭に力任せにこじ開けられていた。
硬くなった肉棒の先端が、それこそ子宮の形が歪むほどの勢いで内壁へと打ち込まれる。
「ああああぁぁぁぁああああああッッ‼!?」
アイズの身体が内側からの衝撃に耐えきれず、不自然に震え上がった。
こうなってしまえば、戦うどころの話ではない。
「…………っくはっ、ひッ……あ、んぁっ……ッッ‼ んぐっ……ふぅう、くはぁっ……ッ‼」
ディックスが腰を揺するたびに、色情を掻き立てるような感覚が全身に広がっていくようで、
同時に、膣壁が異物を受け入れようと分泌された愛液が、じんわりとアイズの身体の内側を濡らして、動きをスムーズにしていく。
それに伴って異物を挿入された嫌悪感が薄れ、張り出た肉棒の凹凸が膣壁をグリグリと擦る感触に意識が向いてしまう。
不本意な甘い痺れが、下半身に広がっていく。
そんなアイズに対してディックスは歯を剥き出しにして興奮を隠そうともしない。
「ひゃははは、子宮を責められて感じるなんてどんな変態に育ったんだよ、ええ?」
「ぁあっ……ッ、そんな……こと……んぐっ……、ないっ!」
「ああそうかよ。けどなぁ、本番はこれからだぜ。なんせお前には、俺のザーメンをお見舞いして
「んぐぁっ、あぎぃっ、ふはぁああっ! あがっ、あぐっ、あ、ああっ……ザーメっ……ッッ!?」
その言葉の意味を理解したアイズは、左手に力を込めてディックスの腰を突飛ばそうとした。
「ふあっ、あああっ、んぁああああっ‼ ああっ、いやぁっ、ダメっ、だめぇっ……あぐぅううううううっ‼」
倒すべき相手に子宮を弄ばれるだけでなく、その子種を注がれたあげく、人間ではない存在を妊娠するなど、あまりに恥辱が過ぎた。
「さあて、出してやろう! 一発で孕ませてやるから楽しみに待ってろ」
「いぃいやぁっ! いやっ、嫌っ、イヤァアっっ‼ だ、誰がぁっ、あなたの子供なんてぇえええっ……んがぁあっ‼ んぐぅっ、ひぐぁぁぁあああああああ‼」
アイズの抗いもむなしく、ディックスの腰の動きは加速し、肉棒はより深いところを責め立ててくる。その刺激に耐えられず、もはやアイズの抵抗にはほとんど力が籠っていない。
弱いところを責められていることを示唆するように、下腹部や太腿がビクッビクンッと震えて、膣口が締まってしまう。
「ハハハッ、これが子種を拒絶するマンコかよ? 俺のチンポへの独占欲が丸出しだぞ」
膣壁は快楽に屈して柔らかくなってしまい、抽送される肉棒に媚びるように絡みついている。特に弱いところを責められると、膣の動きは顕著だった。
その時、酷薄に嗤うディックスと目尻に涙を浮かべるアイズの視線が交錯する。
「イクぞ、しっかりと孕んでくれよなぁ」
「やめっ、てぇえええええええっ!? んぁっ、んぐぅうっ、ひぐぅぁあ! へぁああっ! んぉぉおおおおああああっ! あっ、あっ、うぁあああああああ〰〰〰〰っっ‼」
これまでにないくらい腰を強く引き寄せられると同時に、ペニスが身体の芯を穿つほど深く突き挿れられる。あまりの衝撃に、アイズの身体が弓なりに反り返った。
——瞬間。
ビュビュビュルゥウウッ‼ ブビュビュビュッ‼ ドビュンッビュルルビュルルウウウウウゥッッ‼‼
「んっひぃいいいいいいいいいやあぁああああああああああ〰〰〰〰〰〰〰〰っっっ‼‼」
子宮の奥深いところで巨悪な肉棒が大きく脈打ち、溶岩のように熱い白濁液の奔流が胎内で荒れ狂う。呆れるほど大量の精が、子宮口越しではなく直に子宮の壁へ、内へ、赤ちゃんの部屋へ
ビュブルゥッ、ビュビュルンッ! ブボビュルルルルルッッッ‼
「ぅぐぁあああッッ……あはぁああああぁぁぁあああああああああああっっ‼!?」
ほんの刹那、アイズのお腹がディックスの肉棒から噴き出る精液の圧力に負けて膨れかけたが、すぐに子宮口が悲鳴を上げてダムが決壊するように、掃いて捨てるほど流し込まれた白熱の粘液が股の間から滝のように勢いよく溢れ出した。
「チッ、小せえ孕み袋だなぁ……そおらっ、まずはこれでイッとけ! そしてありがたく俺の計画の礎となれ、アイズ・ヴァレンシュタインッ‼」
「いやぁああっ、私ぃっ、私はぁあっ……ッッ‼」
ビュビュウッ! ビュルルルルルゥウウウウッッ‼
「あひぃいいいいいいいああああああぁぁぁぁあああ〰〰ッッ‼!? も、もう、むむ、む、ムリぃいいいいいいい〰〰〰〰ッッ‼‼」
融け出す蝋燭のように熱い白濁液を胎内に浴びせかけられ、絶頂の嬌声を広間に響かせた。
「はぁ、はっ、あっ、ああっ……んあぁっ! あっ、はひゅっ……んああッ!?」
ようやく右腕を解放されたアイズは膝をついて、何度も荒い息を吐く。
異形にして異色のペニスを引き抜かれた割れ目は、スカートの内側で白い粘液をブクブクと泡を立てていた。時折飴玉サイズの白濁塊がデロンッと秘裂を割って出てくるが、その度にアイズは反射的に高揚して熱を帯びた身体を震わせる。
「わ、私……の、オマンコ、が…………ハッ!?」
アイズは顔を真っ赤にして、慌てて口を両の掌で塞いだ。
今、自分は何と言ったのか?
知らず知らずのうちに、
それは、ある意味
ただ肉体を弄ばれ、蹂躙され、性欲のはけ口にされるよりも遥かに心が苦しい。
けれどアイズには、苦悩する時間すら与えてはくれなかった。
「さあて、アイズ。どうやら心は折れていないようだし、さっそく二回戦目といこうかぁ?」
「——ッ!?」
アイズは咄嗟に膝立ちの状態から後ろへ跳び下がった。
すると直前までアイズが放心していた場所に、ディックスが片手を伸ばしていた。
「へへへっ、流石は【剣姫】と呼ばれているだけあるじゃねえか。まだそんな
「ッ」
人ならざる『雄』は頻りに笑っている。
その笑みがあまりにも不気味で底知れず、少女は本能的に背筋を凍らせた。
「——だが遅え」
視界から男が消えたとき、アイズの背中はガラ空きだった。
背後に立つ圧倒的強者に対し、迎撃はおろか振り返る暇すらない。だからほとんど無意識のことだっただろう。
アイズは股間を中心に
「風の防壁対策はオークションの時から考えてあんだよ!」
「え……?」
ディックスの親指が、アイズのアナルに潜り込んだ。
「んぐぅうっ! ぅはぁあああっ、あああっ、んぐぁああああ〰〰〰〰ッ!?」
「
尻穴を刺激され、一瞬とはいえ脱力して魔法への集中力が切れたアイズ。その僅かな
ズブンッ! と。
一思いにアイズの蜜穴へ肉棒の先っぽを滑り込ませると、最初から速いペースで腰をぶつけてきた。
「ふはあっ!? うはぁっ、はひゅっ!? 激しッ……ふ、太いぃっ! ふぐっ、あふぁあああああっっ‼」
「おぉっ、コイツはすげぇなぁ! 連戦でこんなにギュウギュウ締め付けてくるマンコはそうないぜっ!」
ディックスはアイズの締まり具合が予想以上だったのか、感嘆の声を上げるとさらに奥へと亀頭を潜らせる。
「ははぁ、
膣肉を抉るように愛液をかき分けるペニスを突き入れられ、最奥を力いっぱいに叩かれる。
瞬間、全身が内側から痺れるような甘い衝撃が走り抜けた。
「くはあぁっ! あぐぅうっ、んうっ、んひぁああっ! はぐっ、はああっ、それっ……あぐぅううっ! んあぁっ、ダメ、なのっ……あっ、あぁああああっ‼」
子宮から溢れ出す快感から逃れるように背伸びをして、少しでも後ろから膣口に挿さったペニスを引き抜こうと前傾姿勢を取る。
アイズからすれば膣穴をペニスに擦られるこの状況は、嫌悪の塊でしかない。
それなのに、凝り固まったツボをマッサージされるかのような快感が絶えず湧き上がり続けてくる。
だからこそ、膣壁の激しい痙攣は止まらない。
この時ばかりは、アイズも心の底から自分の身体を憎んだ。ただただ、男を喜ばせる愛らしい反応ばかりする秘裂を。男を受け入れようとする愛液まみれの蜜壺を。
「このマンコ、やっぱり精霊の血が流れる
「そんな……!? 私は、別、に……あひゃぁっ! はふっ、あっんンンぅぅ〰〰〰〰っ‼」
アイズの膣肉は、ペニスを包み込んだままキュンキュンッと何度も窄まり、その度に精液を搾り取ろうと子宮口をパクパクと魚の口のように開かせる。奥にはすでに先ほど流し込まれた多量の精子が
(なんでっ、なんで、私……は、こんなにも、こんなっ……‼)
「オイオイ、子宮口がパクついてんぞ。ははっ、もっと奥に挿れて欲しけりゃくれてやるよ!」
「ち、違っ……ああっ! まっ、待ってぇえっ……ひうっ、ひぐっ、ああっ、ああぁぁああッッ!?」
「喜べ、テメェの子宮と俺のチンポは相性が抜群だからなぁ!」
「あふっ、ひゃうっ、ひぐぅぁああああああああああああッッ!?」
アイズは子宮口を広げられて胎内を犯され、またもや困惑したように喘いだ。
相性が抜群などと称賛されても、アイズにとっては屈辱でしかない。
それなのに……、
(そ、そんなに? 私のアソコは、そこまで……気持ち、いいの? そんなに、男のモノ……喜ばせちゃう、の……?)
「認めろアイズ! お前は男を喜ばせる才能がある。お前を前に、何人の男が、牡が、理性を失って犯した?」
アイズの脳裏に浮かぶのは、とある少年とのまぐわい。
そうだ、あの純情な少年すら我を忘れて、無我夢中でアイズに腰を振ったではないか。
「はははっ! アイズ貴様、さては俺の
「っ!?」
ディックスのペニスが噴火の前触れの地震のように唸るのを、アイズはうねる膣壁に感じ取った。そのせいで、自分の子宮までもが強く熱に魘され、愛液を垂れ流していた。
「んはっ! くひゃっ、あはぁっ、ふぐっ……くはあぁっ! ぁああっ、やめてっ、ダメっ、あああっ、ダメっ、だからぁああああっ……‼」
「なぁに今さら高潔気取ってんだぁ? さっきよりも強く締めつけてきやがって。お望み通り一番奥に、タップリと中出ししてやるからよぉ‼」
「くふぅううっ、ひぐぐぅっ、ンアアアァァアアアっっ‼ あっ、ああぁっ、嫌ぁああっ! あっ、あっ、あああぁあっ、奥ぅっ、奥ばっかりッッ……ぃぎぃいいいっ‼」
ディックスは今にも精を噴きださんとばかりに亀頭を子宮にゴツゴツンと激しくぶつけてくる。
そのせいでアイズはあまりの快感に、言葉とは裏腹に尻を振り立て、膣肉をより一層強く引き窄めて肉棒を締め付けてしまう。
「ぅうおっ、おおっ、搾られる……出すぞっ!」
「ぁあっ、ああっ、もう嫌ぁっ! もうっ、これ以上はっ、ダメぇっ! 外……にぃっ! せめて外にぃっ、出しっ……ひぃああぁぁあああああっっ!?」
「——なぁんてな? お楽しみはここからなんだよぉ!」
直後、ディックスの亀頭が2本に分裂し、胎内でさらに奥を目指して子宮を侵していく。
娯楽に飢えた獣のように吼えたディックスは、アイズの子宮の先まで犯すように、強く肉棒を叩き付けた。
「んっはぁあああああっ! あぁっ、入ってくる!? それ以上なんてぇっ、無い、のに……入ってくるぅぅっ!?」
驚くべきことに分裂した2本の亀頭は、それぞれ左右の卵管を突き進んでいた。
「はっはー、誰が大人しく子宮に卵子が降りてくるのを待ってられるかよ!」
ディックスは確実に孕ませるために。
一刻も早く受精させるために。
「——いぁぁあああああああああああああああああッッッ‼‼」
どんな
自分でも知らない未知なる場所をこじ開けられ、誰も体感したことのない性感帯を掘り起こされようとしている。そんな気分に、少女は耐えられなかった。
「やっ、あっ、やめてぇっ! 知らないっ! そんな場所ぉ、知らないぃいっ! 奥ダメぇっ、それ以上……あああっ、潜ってきちゃ、ダメぇっ‼ ああっ、んぁああああああっ‼」
アイズが涙を流して最後の懇願をする、直後。
「っぐぅうううっ!」
呻くような声を上げたディックスが震えると、触手のようなペニスの尿道をすさまじい勢いで精液が駆け上っていく。
——そして。
ビュルビュルゥウウウッッ‼ ビュクンッ! ビュブルルルルッッ‼
「んっぁぁあああああっっ‼ あぁっ、出てるぅううッ! ダメって、やめてって言ったッ、のにぃいいいっ! いあっ、あぐっ、んぁあああああああ〰〰〰〰ッッ‼」
限界まで膨張した亀頭が、はじける様に勢いよく白濁液を直接卵管へ放出させる。
津波のように卵巣目がけて卵管を飲み込んでいく無数の精子。お腹奥深くまで精液を浴びせられたアイズは、焦がれるような熱に背中を震え上がらせ、天を仰いで絶頂の悲鳴を上げる。
「いひぃいいいいっ、ひあっ、あひぃいいいっ‼ 熱いのがぁあっ! 熱いのがぁ、いっぱいっ、奥にっ……奥に出ひゃれてるぅううううううっ‼」
「いいぞ、アイズ! やはりお前は最高だ。もっとだ! もっと味わえ‼」
ビュクンッ! ビュクビュクッ! ドビュビュビュルルルルウゥッ‼
「いっひゃぁああああああぁあっ! またぁっ、あっ、あああっ、またぁ……また出てッッ……いっぱい来ちゃうぅううううううううっっ‼」
もはや卵管に精液の行き場はない。
一度は卵巣に押し寄せた白濁液の津波は行き止まりの壁に押し返され、子宮へと流れ出していく。最初の射精で出された精液を押し出すほどに、大量の白い粘液が注ぎ込まれたのは言うまでもなかった。
そのあまりの量と勢いに、アイズは自分自身の意識が押し流されていくように感じていた。
ズリュリュルルルルンッ‼ と。
ようやく長く太いペニスが引き抜かれてみれば、激しい抽送にやられてポッカリと空いた膣穴が、「ヒクンッ、ヒクンッ」と収縮したり膨張したりしている。
「ふっ……はふっ、うふぅッ……ふぐっ、ふーっ、はひっ……ひは……うっ、んくっ! ふぐっ……!」
ボビュッ! ボビュビュッ……ドパッ! ドブビュロロロロロロッッ‼
大きく肩を喘がせて余韻に浸っていたアイズが、ビクンッと身体を震えさせて力む。
途端に数人が一斉に放尿でもするかのような勢いで、膣口から精液が噴き零れた。
「ゥぐッ……ぅ、ぅぅぅぅ〰〰〰〰……ッッ……!」
あまりの屈辱的惨劇に、アイズは慌てて膣の入り口に力を入れるが、白濁液の滝は止まってくれない。それに早く掻き出さなくては、逆に妊娠する確率が高まるだけだと気づき、脱力してしまった。
そんなアイズの葛藤を嘲笑うかのように、足元には白濁した水たまりが広がっていく。
「どうだぁ? そろそろ目覚め始めてきたんじゃねえか? なあ、アイズ」
「……何の、話……?」
「決まってんだろ、快感だ! 酒でもクスリでも満たされない最高の快楽によぉ」
ドクンッ、と。アイズの下腹部の奥底が熱く滾るように震える。
「元よりお前は純粋だ。純粋に強さを求める【剣姫】……だった。だが、今やどうだ。その純粋さが仇となり、純粋に別のモノを求めるようになりかけている!」
ドクンッ、と。アイズの脳裏につい先ほどのペニスに蹂躙される自分が浮かぶ。
嫌悪感しかないはずの光景に、なぜか吐息に色っぽさが混じり、呼吸が荒くなって動悸が激しくなる。
「ほら、もう一度逃げてみろよ、アイズ! メスの本能に逆らえるものなら、逆らってみやがれ、
ゴクリ、と思わずアイズは唾を飲み込んだ。
天を仰ぎ大きな笑い声をあげるディックスを前に、アイズは動けない。否、動かない。
そうしているうちにディックスは笑い疲れたのか、顔を正面に向けてアイズという獲物を黄緑色の瞳に映す。
「さぁて、時間だ」
一歩。また一歩と、歩み出す
「次で三度目だ。これでお前を堕とす。お前を……【剣姫】を【雌】に塗り潰す」
フシュー、と。
口を半開きにして歯と歯の間から、愛欲に毒された息を蒸気のように勢いよく吐く。
「精々、抵抗するといい。数多の男に犯されてなお純粋な身体、魂まで徹底的に俺の色へと染め上げてやるっ!」