※この作品はR-18です。

ダンジョンで犯されるのは間違っているだろうか ~アイズ・ヴァレンシュタイン編~   作:天舞蜜

7 / 23
【剣姫】異物挿入劇

「はぁ、はっ……んはぁ、はっ、はぁぁ……ンンッ」

 

 アイズ・ヴァレンシュタインは仰向けのままベッドに沈み込み、片息をついてヨダレまみれの胸を上下させていた。

 

 ペニスを抜かれた割れ口から、白い粘汁がゴポゴポと泡を立てては溢れ出ている。秘処を中心に、ベッドには精液と愛液の混じった粘液がまき散らされており、大きなシミを作って、強い特有の匂いを発していた。

 

 獣人の男の射精中、敏感になった胸を舐め回されては痙攣し、何度も何度も強引に絶頂感を味わうはめになったアイズ。彼女は疲れからくる身体の重さを、そして犯された余韻のような疼きを下腹部に感じながら、虚ろな目で天を仰ぐ。

 

 満身創痍、疲労困憊(こんぱい)

 

 いかに冒険慣れしていて体力に自信のある肉体をしていようとも、初めての快楽地獄に、苦痛ではなく快感に、アイズの身体はひどく動揺しつつ消耗していた。

 だというのに、パクパクと飢えた魚の口ように、割れ目だけは痙攣して、本能的に精液を求めている。

 

「へへへ、上等なのは顔だけじゃなかったようだな【剣姫】……いや、今となっちゃただの小娘『アイズちゃん』、か?」

 

 獣人の男は厭らしい目つきでアイズの股間を見る。行為に満足したのか、いつのまにかズボンを穿いてベッドから降りていた。

 

「満足したか、お二方?」

 

 それまで牢獄の出口の横で沈黙を保っていた眼鏡(ゴーグル)の男、ディックスが口を開いた。

 

「……ぁ、……ぅうぅ……」

 

 アイズは疲れ果てて(ろく)な返事もできない。文句の一つでも言いたいところだが呂律(ろれつ)が回らず、ただ言葉にならない呻き声を上げるばかりだ。

 

「よーし、持ってろ」

 

 獣人がディックスの元まで急いで戻ると、彼は脇に抱えていた大きな茶色い木箱を獣人に手渡した。

 

「へ、へい、確かに」

 

 割れ物でも入っているのだろう。

 獣人の男はそれを慎重に受け取ると、決して床へ落とさないように両手で抱える。

 

 獣人に荷物持ちを任せたディックスは木箱のふたを開けて、カランとガラス同士が軽くぶつかるような音を立てながら、中から何かを取り出した。

 

 その後、ディックスは獣人の男と入れ替わるように、入り口付近からアイズの寝ているベッドへ向けて足を踏み出す。

 

 彼の右手には丸底のフラスコ瓶が握られていた。

 アイズがソレを目に映した瞬間。

 

 ゾクリ、と。

 

 冒険者の本能を真っ赤に点滅させる嫌な悪寒。

 少なくとも(ろく)なことはおこらない、と。

 アイズの背筋が凍るような嫌悪感が、理由もなく這い上がってくるのが分かった。

 

 チャポチャポチャポンッ――――と。

 

 水の音が響き渡った。

 まるで静寂な運河の中、興奮した魚が水面に(おど)り出たような、水の揺れる音が。

 

「――――――――ッ!?」

 

 音源はディックスの手にする丸底フラスコ。

 

 ただし、彼が瓶を振ったわけではない。むしろ彼は中身を傷つけまいと、慎重に運んでいる様子だった。

 

 だから音が鳴ったのは、瓶の中身に原因がある。

 

 音が響いたディックスの手元、この部屋唯一の光源である蝋燭(ろうそく)の灯が辛うじて届かない瓶の丸底に、アイズの目が釘づけになる。

 

 何かが、いる。

 何かが、水面下で(うごめ)いている。

 

 アイズの(ひたい)から(したた)った冷や汗が、頬を伝ってベッドへ吸い込まれていった。

 

「おー、さすがは第一級冒険者。そこまで疲弊しておいて、まだ怪物(モンスター)の気配にだけは気づくかよ」

 

 ディックスは感心した様子でアイズの股の延長線上まで歩み寄り、立ち止まった。ニィッ、と卑屈な笑みを浮かべて、

 

「なぁに、そう怯えるな。俺はお前を助けてやろうって言うんだぜ?」

 

「……助、ける?」

 

 ようやく喋れるまで回復したアイズは、辛うじて疑問を口にする。

 

「お前の腹の中には大量の精液が詰まっている。獣人の繫殖能力は優秀だ。お前の年頃、危険日なら間違いなく妊娠するだろうなぁ」

 

「……ッ」

 

「そこで、だ。俺はお前の中にある精液を一滴残らず消し去ってやろう」

 

 キュポンッ、とディックスは丸底フラスコの栓を引っこ抜く。そして、

 

「こいつを使って、な?」

 

 ズブ、ズブズブズブズブゥウウウウゥゥッ、と。

 

 いまだ精液が流れ出続けるアイズの秘処に、丸底フラスコの口を奥深くまで突っ込んだ。

 

「――――ッッ‼!?」

 

 凹凸とした先端が割れ目を貫き、さらにフラスコ瓶の形に膣穴を広げられていく。

 冷たくひんやりとした瓶の感触に、アイズは強く体をのけ反らせる。

 

 感じてはいけないと、焼ききれそうな理性が必死に警告を発した。

 

 ところが肉体は、アイズの股間は、心に反旗を翻して、与えられた刺激を一気に快感に変換しながら貪っていく。

 

「ふあぁんっ、あはぁっ、はあぁああんっ! あっ、ひぎぃっ、ふあぁああっ‼」

 

 膣肉が歓迎の抱擁をするように、瓶を強烈に絞めつける。

 ディックスが膣中を抉るようにグリグリと瓶を押し回せば、背筋が蕩けるような快感が駆け上がってくる。

 

 だが、駆け上がってきたのは快感だけではなかった。

 

「あああっ、あひぃぁああ、ああっ、……ッッ!?」

 

 フラスコ瓶の中で蠢いていた何か。

 

 具体的には、人間の親指ほどの大きさのオタマジャクシのような黒い生物が、フラスコ瓶の出口をめがけて上ってきたのだ。

 そして膣壁内へ躍り出ると、そのまま子宮口を目指して一直線に肉壁の中を泳ぎ始める。

 

 アイズは思わず息を呑んだ。

 

 今度のは誰かのイチモツなどではない。

 正体の分からない、謎の異物が腹の中を奥へ奥へと駆け上ってくる。

 

「ひ、ひぁああ!? い、いやぁあ‼ いやっ、いやっ、取って! 誰か、誰かぁっ……!」

 

 得体のしれない恐怖に全身を包み込まれ、軽いパニックを起こす。

 それも束の間の出来事だった。

 

「いやっ、入ってこないで、いぁ…………あぎゃっ!? あがっ、ぎぃあぁあアアアッッ‼!?」

 

 突如、アイズは全身から汗を拭き出して、もがき苦しみ出した。

 

 腕を左右に暴れさせて鎖を限界まで引き伸ばし、手枷で手首足首が締めつけられる痛みもお構いなしに、肢体をのけ反らせて狂ったように暴れる。

 

 アイズの膣内に侵入した生物が最奥までたどり着き、それでもなお前進を止めようとしなかったのだ。

 

 アイズの子宮口は今まさに、こじ開けられようとしている。

 

 神経が高密度に張り巡らされた子宮への開口部は悲鳴を上げ、侵入者を阻もうとするが、それも時間の問題だった。

 

「その怪物(モンスター)は避妊薬代わりの一種でな、一時期娼婦の間で流行った代物。怪物(モンスター)といっても見ての通り雑魚だ。当時は安くて調達しやすく、重宝された」

 

 玉のような汗を流すアイズのお腹を優しくなでながら、ディックスは当時の思い出を振り返るように話し出す。

 

「だが流通が始まると間もなくして重大な欠陥が見つかり……、闇に葬られた」

 

「あがぁああっ、なんっ……きひぃいっ‼ 痛いっ、し、子宮っ……うぐぅうううっ、子宮にぃいいいっ‼」

 

「フン、安心しろ。その痛みは一時的なものだ。じき子宮に入ってしまえば消えちまうさ」

 

 ズルン、と。

 

 子宮口に挟まれて暴れくねっていた怪物(モンスター)が、精液に満たされたアイズの子宮内へ完全に侵入する。

 

「あっ、かはっ、はっ、はっ……はぁっ!」

 

「ほらな、もう痛みはねえだろう?」

 

 確かにディックスの言うとおりだった。

 怪物(モンスター)がアイズの子宮内部へ完全に入りこんだ途端、それまで子宮口を圧迫していた痛みは消え失せた。

 

「ソイツは精液を食い物にして生きている寄生生物だ。本来はダンジョン内の水中で、魚型怪物(モンスター)の卵を食って生きてるそうだが」

 

 ディックスはトントンと、人差し指でアイズのへその辺りをつつきながら、

 

「今頃お前の腹の中で、あの男に出された精液を貪り食っているだろうよ」

 

「!」

 

 子宮内で精液を食すということは、避妊の手伝いをしているということだ。

 その事実を悟ったアイズは、とりあえず目下の不安が一つ消えたことに安堵する。

 

 しかしなぜだろう。

 妊娠の可能性は限りなく低くなったはずなのに、アイズの心の底から湧き上がる不安は拭いきれない。

 

 ダンジョン内に強化種の怪物(モンスター)を放り込み、女をさらい、凌辱する冷酷非道さを持ち合わせているこの男が、ただの親切心で避妊薬にもなる怪物(モンスター)をただで与えるだろうか。

 

 何か。

 何か、見落としている気がする。

 まるでこの話にはアイズにとって致命的な裏があるような。

 

「……」

 

 もう少しでその真実に辿り着きそうな、その時だった。

 

「――――ぎッ!? ぎぃいいああああぁぁああああ‼!?」

 

 突如として、アイズの腹の一部、へそを中心に外へ突出した。

 まるで人間の拳が、彼女の腹を内側から食い破らんと外目がけて飛び出すように。

 

 ボコッ、ボコッ、ボコッ、ボコオオオ――ッッ‼

 

【挿絵表示】

 

 一度ではない。

 何度も何度も何度も、何かを求めるようにアイズの腹の中で何かが暴れまわっている。

 

 いや、『何か』ではない。

 

 言うまでもなくあの『怪物(モンスター)』の仕業だろう。

 

 暴れるたびに、発作にでも襲われた患者のごとく、アイズはビクンッビクンッと痙攣して、激痛に身体の制御を奪われる。

 

「なっ、がっ、何っ……がっ……あああああぁっ!?」

 

「言っただろう? 娼婦の間で流行ったが、間もなく重大な欠陥が見つかった、と」

 

 ベッドの上で涙を流すほどもがき苦しみ、暴れ狂うアイズを冷ややかな目で見下すディックスは、日常風景でもみるような冷淡さで、衝撃の事実を告げる。

 

「ただ単に、怪物(モンスター)の空腹が収まらなかったんだろ。足りないから追加を欲する。欲するがゆえに暴れる。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「なっ、あっ、そんっ、なっ……ぎっ、ひぐぅぁあああああ‼」

 

 ボコンッ! ボコンッ! と、アイズの苦しみなどお構いなしに怪物(モンスター)は養分を求めて催促をする。

 早く精液をよこさなければお前をショック死させるぞ、と言わんばかりの暴れっぷりだ。

 

「さて、アイズ・ヴァレンシュタイン。お前には二つの選択肢が与えられる」

 

 鼻歌交じりでディックスは嘲笑いながら、アイズに問いを投げる。

 

「苦痛から逃れるべく犯されるか? それとも屈辱を忌避してその痛みに耐え続けるか? まあ好きな方を選べ」

 

「……ひ、卑怯、者!」

 

「酷い言われようだな。勘違いするなよ、俺は選択肢を与えているにすぎない。選ぶのは【剣姫】、お前の自由だ」

 

 選べと言われても、選択の余地はない。

 羞恥心が残っていたアイズは僅かに逡巡したが、

 

「…………ください」

 

「ああ?」

 

「…………精液を……ください」

 

 お腹の痛みに耐えきれず、気がつけば懇願していた。これでもアイズにとってみれば、恥辱にまみれた精一杯のお願いのつもりだった。

 

 しかしこの世界、この牢獄の中で、そんな上品な言葉は通用しない。

 

「おいおい、嘘だろ? それが人にモノを頼む態度かよ。これだからボキャブラリーの貧相な小娘の相手は面倒なんだ」

 

 ディックスは首筋をボリボリとかきながら、アイズの耳元に口を近づけて囁く。

 

「(いいか、今から俺の言うとおりに懇願して見せろ)」

 

 そういうと、ごにょごにょと信じられない言葉を連ねた。

 

「なっ!?」

 

 あまりの内容にアイズは目を見開いて、カァッと顔を赤くする。

 

「時間をとらせるなよ。さっさとしねえと、俺たちはこの部屋から出ていく」

 出ていく、というディックスの言葉に肩を震わせたアイズは、いよいよ覚悟を決める。

 

 鎖に繋がれたまま腰を浮かせて、さらに脚を広げ、精液まみれの秘裂をパクパクと開口させた。

 

 そしてアイズの人生史上、最大級の屈辱的な言葉を口にする。 

 

「わ、私の、卑しい……め、メスマンコに、ディックスさん、の……ざ、ザーメンを、注ぎ込んで……くださいっ……‼」

 

 そこからのアイズの記憶は曖昧だ。

 

 ディックスに散々穴を犯され、胸を弄ばれても凌辱に終わりは来なかった。

 後から来た部下がアイズを見て残虐非道な笑みを浮かべ、手を伸ばし、全身の穴という穴を犯し尽くし、身体中に白濁液をシャワーのようにかけられ、間もなく精液の海に沈めたからだ。

 

 その有様は【剣姫】という二つ名の見る影もなく、ただのアイズという肉便器になり果てた小娘でしかなかった。

 

【挿絵表示】

 

今作の続編を執筆するとしたら、どのキャラクターがいいでしょうか?(ただし、ジャンルはR18の凌辱モノ系統になるとおもいます)

  • 引き続きアイズ・ヴァレンシュタイン
  • リヴェリア・リヨス・アールヴ
  • リュー・リオン
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。