東方淫魔伝 作:スイセン
沈んだ意識が覚醒すると見覚えのない顔が俺を覗き込んでいた。
「ひっ……!」
俺が目を開けたことに驚いたのか、その人物は小さく悲鳴を上げて俺から離れる。
「……ここは?」
身体を起こして辺りを見渡すと、周り一面が湖に囲まれていた。
湖の中にある小島のようなものの上にいるらしい。
最後に記憶にあるのは美鈴に吹き飛ばされて湖の奥深くまで沈んでいく光景だ。
勝手にここに打ち上がったなんて考えられないし、先程の人物が俺を助けてくれたようだ。
「あの……、大丈夫ですか……」
聞いているだけで心が落ち着くような澄んだ声だった。
見ると、先程の人物が心配そうにこちらの様子を伺っている。
その姿は妖怪に詳しくない俺でも一瞬で何の妖怪かわかる見た目をしていた。
深い蒼井色の髪を縦ロールにし、緑色の着物を着た少女。そして、一番特徴的なのはその脚だ。
人間としての脚がない。まるで、魚のような形をしている。そして、耳の部分にはヒレと思わしきものが付いている。
上半身は人間なのに、下半身は魚。あまりにも有名すぎる妖怪だった。
「……人魚か」
小さく呟くと、相手はおずおずと頷いた。
「わかさぎ姫と言います……。あなたが湖の中に沈んでくるのが見えてここまで運んできました……」
やはり彼女が俺を助けてくれたようだ。
小心そうな彼女は様子は守ってあげたくなるような庇護欲が掻き立てられるものなのだろう。
それに、助けてくれたことには感謝している。だというのに、どうしようもなく嫌悪感と吐き気が収まらない。
「その、傷、大丈夫ですか……」
言われて見ると、水に落ちたせいでびしょ濡れな服は破け、その下から真新しいアザが出来ていた。それに骨も間違いなく折れているだろう。
……魔力が足りてないのか。小悪魔から大量に摂取した後だというのに。
とりあえず、紅魔館に戻らないと……。考えが纏まらない。酷い頭痛だ。
「はぁ……、はぁ……」
「む、無理しないでください! 死んじゃいますよ」
荒い息を吐きながら立ち上がろうとした俺を押し留めるようにわかさぎ姫が前に出て近づいてきた。
それと同時に頭痛が一際酷くなった。脳が破壊されるんじゃないかと錯覚するほどの痛み。
「がっぁ……、あぁ……!」
立ち上がることが出来ずにそのまま倒れ込んで蹲る。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
「大丈夫ですか!」
遠くでわかさぎ姫の声が聞こえた気がした。
動悸が激しくなる。吐き気が収まらない。
「おぇ……、げほっ、げぼっ……、うぇ……」
胃液が吐き出され、口の中が酸っぱい感覚に襲われる。
気持ち悪い。歪んだ視界の中でわかさぎ姫の姿が映った。
……ああ。そうか。簡単なことだった。
心配そうにこちらを見るわかさぎ姫。俺は躊躇いなくその顔に拳を叩き込んだ。
「えっ……」
驚いたわかさぎ姫の声がする。それはそうだ。唐突に、今まで心配していた筈の人間に殴られたのだから。
わかさぎ姫の頬が熱を帯びて赤く染まった。
困惑したような顔で硬直したわかさぎ姫の手を引いて無理矢理地面に押さえつけ、馬乗りになる。
魔力が足りない。……なら、丁度よく魔力補給ができる相手が目の前にいるじゃないか。
事態を理解し始めたのか恐怖に染まる顔を楽しみながら、俺は綺麗な緑色の着物の胸元を引き裂いた。それによって双丘が露わになる。
シミひとつない透き通った綺麗な肌だ。
「いやぁあ! やめて!」
わかさぎ姫が身体を捩り、逃げ出そうとしながら叫ぶ。
「……うるせぇよ」
黙らせるためにもう一発頬を殴る。そこまで力は加えなかったが、それでもわかさぎ姫を黙らせるには十分だった。
相手を支配する上で暴力は一番単純で簡単な手段だ。
殴られたわかさぎ姫の表情には涙と絶望の色が浮かんでいる。
静かになったわかさぎ姫のふくよかな胸元に手を置いて揉むと、指が沈み込み、ほどよい反発があった。
その感触を楽しむように何度も揉みしだきながら、顔を近づけてわかさぎ姫の唇を奪う。
「ぁっ……、ん、んん……」
硬く閉ざした唇をむさぼり喰うように吸い付いて、舐めまわすようにして汚してやると、わかさぎ姫は身体を震わせていた。
人魚だからその肌は少し冷たい。そういえば、わかさぎ姫の髪や服や大して濡れていない。溺れていた俺を回収した筈だから水に潜っていたはずなのにどういう原理なのだろうか。まぁ、興味はないが。
一度唇を離し、わかさぎ姫の胸を揉むことに再び集中する。
「んぁ……、いやぁ……」
わかさぎ姫は瞳から涙を流しながらこちらを見た。
「どうして……」
「……それは、どうして自分がこんな目にって意味か? それとも、どうしてこんなことにするのかってことか?」
「ひくっ……ん、んぐっ……」
俺の問いかけにわかさぎ姫は答えない。ただ、嗚咽混じりに小さく喘ぎ声を漏らすだけだ。
そんな彼女を見据えながら俺はゆっくりと口を開いて答えを教えてやる。
「お前が人魚だからだよ」
俺の言葉にわかさぎ姫は理解できなそうに首を横に振った。理解出来なくて当然だ。それに、別に理解させるつもりもない。
ただ、今はこいつを犯せればそれでいい。
わかさぎ姫の胸の突起を口に含み、舌を使って遊ばせる。
左手でも彼女の乳首を摘み刺激を与えていくと、彼女の口から先程よりも喘ぎ声が大きくなった。
「あっ……、あっ……」
随分と感度が良好なようだ。人魚の姫といった可憐な彼女がだらしなく乱れていく様をゆっくりと堪能したいが、時間はあまりかけられない。
湖に落ちた俺を美鈴が探しに来る可能性がある。
濃い霧に覆われた湖のこんな小さな小島だ。簡単に見つかるとは思えないとはいえ、ゆっくりするというわけにもいかないだろう。
ズボンを下ろして、肉棒を露出させた。
「ひっ……!」
それを見たわかさぎ姫は小さく悲鳴を上げて、瞳には強い恐怖の色が現れる。
彼女を汚すということを想像してか、既に肉棒はパンパンに膨れ上がっていた。
それを彼女の胸の間に当てて手で胸を寄せさせて挟ませる。柔らかな感触に包まれながら、腰を動かし始めた。
「っ……、ふぅ……、んっ……」
腰を動かし擦り付ける度に、わかさぎ姫の胸の形が歪む。
たまに当たる乳首の少し硬い感触が余計に気持ち良さを増幅させていた。
彼女もその刺激によって、小さく喘ぎ声を漏らしてしまっている。それを防ぐように自らの手で口を押さえて我慢しようしている。
「無理矢理にやられているのに感じるなんて変態なんだな」
「んー、んー」
そっと耳打ちしてやると、違うと言わんばかりに首を振られた。
それならと、口を押さえる手を無理やりどけさせる。抵抗を見せようとする彼女だが、頬に一瞬触れてやるだけでその力が脱力し、身体を震わせた。
「……やめて。お願いだから……」
懇願する彼女の言葉を無視して、口の中に指を無理矢理入れて、口を開かせる。そこに唾液を垂らして流し込んでやった。
そして、再び俺は腰を動かしながら彼女の胸を揉みしだき始める。
「あっ、……あ、はぁ、んぁ……なんで……」
自分の身体に起きた変化に気づいたのか、わかさぎ姫は混乱した様子で小さく喘ぎ声をあげだした。
「ん……、ん……、はぁ……んん……」
快楽に耐えるように瞼を瞑り、必死に堪えようとしてはいるが、その姿が余計にこちらの興奮を煽ってくる。
肉棒からカウパーが漏れ始め、それによって擦り付ける肉棒の滑りが良くなった。
「はぁ、はぁ……、んぁっ!」
ビクンとわかさぎ姫が身体を震わせる。軽くイッてしまったようだ。
「随分と感じてるみたいだな」
「……っ!」
俺の言葉にわかさぎ姫は羞恥で顔を真っ赤に染めた。
「そろそろ俺も……」
言いながら、腰を振るスピードを上げる。
「あっ……、あっ……、あっ……」
イッたばかりだからか、わかさぎ姫は先程よりも強く快楽を感じているようだった。
「ぐっ……出るっ!」
込み上げてくる射精感を堪えることなく吐き出すと、勢いよく飛び出した白い液体がわかさぎ姫の顔にかかり、その端正な顔を汚く俺の欲望で汚してしまう。
「はぁ……、はぁ……」
顔や髪に精液をかけられたわかさぎ姫は荒い息を吐きながら、焦点の合ったなそう目でこちらを見ていた。
射精を終えたばかりだというのに、肉棒は未だに硬い。しかし、これ以上は流石に危険だ。時間が経ちすぎる。
最後にと、彼女の頭を掴み、その小さな口に無理矢理に肉棒を捻じ込んだ。
「んむっ、んぐっ、んごっ」
そのまま彼女をモノのように扱いながら腰を振る。
息が出来なくて苦しいのか涙を流しながらわかさぎ姫が逃げ出そうとするが、頭を押さえられいるせいでそれも叶わない。
肉棒を押し返そうとする舌が動きが気持ちいい。
「歯は立てるなよ。痛いからな」
一応言っておいた。言わなかったところで、そんなことをすればどういう目に遭うのか理解しているだろうからそんなことはしないだろうが。
そのままモノのように彼女の口内を使ってもう一度素早く射精する。
「んんー!!? んく、んんっ、んっ……」
射精が収まるまで口内に肉棒を入れ続けていると、わかさぎ姫の口から精液が漏れ、その喉元が動くのが見えた。
肉棒を引き抜くと、けほっけほっとわかさぎ姫が咳き込む。
もっと楽しみたいところではあるが、わかさぎ姫の口の中で舌で精液を舐めとってくれて丁度綺麗になったので諦めて肉棒をしまう。
それに魔力補給も十分できた。美鈴にやられた傷は癒えきってないが、それでも十分に動くことはできる。
二度の射精で汚されたわかさぎ姫の顔を見て、耳元で囁いた。
「……黙ってろよ」
脅しを口にしながらその首元に手を添えると、わかさぎ姫は恐怖したように震えながら小さく頷く。
どこまでこんな脅しに従うかなんてわからないが、その時はその時だろう。それよりも早く戻った方がいい。
俺はその場に倒れたわかさぎ姫を放置して背を向けた。
主人公がやってること悪役な件について。