東方淫魔伝 作:スイセン
単刀直入に言おう。
変な能力に目覚めた。
内容は簡単。嘘をつけば、相手はそれが本当だと信じ込んでしまう。
「あっ……、はぁ、はぁ……、んっ……」
秘部から精液を垂らして荒い息を吐く紫。
行為を終えた直後だというのに、まだ足りなそうに俺に抱きついてくる。
「もっと出して……、あなた」
なんでこんなことになったんだっけと思い返そうとしても、上手く思い返せない。
ただ、嘘をつけば相手はそれが本当だと信じてしまう。それだけの能力であることは確かだった。
そして、その能力の影響か、女を抱きたくて堪らない。
紫をベッドの上に押し倒して、再びまぐわい始める。
「あっ、はぁ、んっ、ああっ!」
容赦なく激しいピストンに紫は大きく悶え、何度も絶頂を繰り返した。
そして、抜くことすらせずに数度も射精を行う。子宮の中がぱんぱんに膨れるくらいまで吐き出された精液に彼女は意識を手放した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気絶した紫。けれど、全くもって足りなかった。
どれだけ射精しても性欲が収まる気がしなかった。
スキマを開いて向かったのは迷いの竹林。
永遠亭内で輝夜と交わる。最初の方は頭おかしいんじゃないかとこちらを見てきた彼女だったが、俺が夫であり、妻として好きな時にいつも性行為をさせているなんて雑な嘘を吐くだけで彼女はそれを信じ込んだ。
着物を肌蹴させて綺麗な素肌を見せた輝夜は俺の頭にお尻を押し付け、美しい陰部を曝け出す。そして、輝夜は俺のそそり立つ肉棒を口に咥えた。
「んぐっ、大きい……、んんっ、じゅる……んぁっ」
彼女の性器に吸い付きながら、その形の良いお尻を揉みしだく。
「んじゅっ……じゅる、じゅるるっ! んんっ、舌、奥までぇ……!」
奥へ奥へと彼女の中へと突き進めようとする舌の感触に輝夜は身体を震わせた。
舐めるのが雑になっていると指摘してやると、むっとしたように一気に奥まで咥え込んでくる。
「んっ、んんっ、じゅ、じゅぶっ……じゅぽっ……、じゅるるるぅ! んあっ、あっ、はぁ……んじゅっ!」
唾液をたっぷりと含ませて肉棒を奥まで咥え込んでは、戻すを繰り返す輝夜。
「んはぁっ、貴方のちんぽ、ぴくぴくしてきたわね……んちゅ、れろ……じゅぷ、じゅるるるっ!」
最高峰のテクニックと言うべきフェラを繰り出す輝夜に我慢なんてものは役に立たず、上ってきた精液をそのまま輝夜の口の中に吐き出した。
「んんんっ!? んぐっ、んくっ、こく……、んんっ、ぷはぁっ……」
突然の精液に驚いたようだったが、口を離すことなく精液を飲み込んでいく。
全てを飲み切った輝夜は目を蕩けさせると、俺から降りて、布団に横になった。
それから、秘裂を指で大きく開いた。
「ねぇ、こっちにもちょうだい」
そんな誘いを断るわけもなく、俺は輝夜の中に肉棒を突き刺した。
「んあぁぁっ、い、一気に奥まで……!」
肉棒を奥深くまで突き刺しただけで輝夜はのけ反り、秘部からは愛液を撒き散らす。
入れられただけでイッてしまった輝夜の感度の良さを体感しつつ、容赦なく腰を振り始めた。
「んっあっ、ああっ! は、激しい……! んあ、ひぁっ、ああっ!」
箱入りお嬢様という風貌の輝夜が、好意すら持っていなかった俺とこうして身体を重ねてよがっている。
それがどうしようもなく興奮させてきた。
体重をかけるように、彼女の奥を何度も何度も叩く。
「んおっ、おぁっ、ああっ……し、子宮を無理矢理開けようとして……! んひぃっ!」
ビクビクと身体を震わせる彼女。
止めとばかりに開きかけた子宮口に思いっきり肉棒を押し付けて、射精してやった。
「んああぁぁあああっ!」
永遠亭中に響き渡ったであろう絶叫。
盛大にイッた輝夜。しかし、休ませることなく俺は抽送を再開した。
「びぎぃっ! いっ、いってる、いってるからぁ! ま、まってぇ! んはあぁぁっ! ま、また、いくぅぅぅぅっ! んあああっ、い、いってるのに……、なんで、やめて……あああぁぁっ!」
止まないピストンに輝夜は涙を流しながら叫ぶ。
流し込んだ精液やら愛液やらが腰の動きに合わせて飛び散っていく。
俺が動きを止めたのはそれから30分後のことだった。
最初の方は叫んでいた輝夜だったが、最後の方は意識を手放し、ただ小さく喘ぎ声を漏らすだけの人形のようだった。
「あっ、あぁっ……」
虚な瞳となった彼女の身体から肉棒を引き抜くと、大量の精液がこぼれ落ちた。
妊娠確定というレベルの精液の量。
だらしなく四肢を投げ出す彼女はそれを気にする余裕すらないだろう。
お姫様だからか、それとも月の民だからなのか、膣内の具合も名器と呼ぶに相応しい素晴らしさだった。
外は暗い。見上げると、欠けた月が見えた。
スキマを開いた。
降りた先は海岸。
幻想郷に海はない。これは月の海。
穢れを嫌う月の民が住まう都より少し離れた場所。
月の都に向けて歩き出そうとしたところで、目の前に人影が現れた。
そいつは片翼を持っていて、口元を手で塞ぐようにしてこちらを睨みつけていた。
稀神サグメ……。月の大物が早くも出てきたことに口角を吊り上げる。
きっとここから一歩でも踏み出そうものなら彼女は俺に攻撃を仕掛ける。
だから、俺は口を開いた。
伝える嘘は単純で良い。その方が破りにくいから。
俺の目は見た者は、能力を封じられ、動けなくなる。
ただそれだけの言葉を言っただけなのに、効果は絶大だった。サグメは困惑したように視線を彷徨わせる。
俺はそんな彼女の前まで移動すると、その双丘を鷲掴みにした。
「……ッ!?」
布越しに伝わる柔らかい感触。それを欲望の赴くままに揉みしだく。
動けないせいで抵抗することなく受け入れるしかないサグメだが、その瞳は俺を睨みつけている。
なら、もっと恥ずかしめてやりたい。そう思って、彼女の服に手を掛けて無理矢理に肌を露出させる。
「……ッ!」
先程まで大きな2つの膨らみに、ピンク色の乳輪までが目の前に露わになった。
今度は布越しではなく直にそこを揉み始める。
胸をすくい上げるようにして揉むだけでなく、乳輪の周りをなぞったり、突起を摘んだりと好きなだけ弄ぶ。
「っ……」
しかし、サグメのプライドからか歯を食いしばり、声を漏らそうとはしない。
ならもっと乱れさせてやる。
彼女の口を押さえる手を退けさせて、口づけをした。
硬く閉じられた唇。しかし、胸を揉みしだきながら、舌で唇をなぞるようにして動かしてやると少しだけ隙間が開いた。
そこに舌を潜り込ませる。
「んくっ……」
嫌がるサグメだが抵抗出来ないのを良いことに、サグメの口の中を舌で犯し回る。
歯列から舌の裏に至るまで舌を蹂躙させ、唾液を流し込む。
「んっ……」
そこまでしたところで口を離し、彼女に耳打ちした。
俺の唾液を飲むと感度が一気に跳ね上がると。
もちろんこれも嘘。けれど、今はそれが真実になった。
サグメは俺の言葉を聞いた途端に顔を赤く染めた。
彼女の胸をもう一度揉んでみる。
「あっ……、はぁ……、あ……あぅ……」
間違いなく効いている。堪えきれなくなった声を漏らすようになったサグメ。
それでもなんとか耐えようと頑張っているようだが、その意思とは裏腹に素肌は熱を帯び、身体を震わせ始めた。
動けなくなるという嘘をついたはずだが、完全に動けなくなるわけではないらしい。とはいえ、その方がサグメの反応を楽しめて良いが。
「んっ、あ……ふぅ……」
彼女の胸を堪能した後は、彼女の少し変わった形のスカートの中へと手を入れた。
くちゅ……。
「ひぅっ……」
触れた瞬間にサグメは声を漏らした。
唾液の効果も相まって彼女の下着は触れただけでわかるほど濡れていた。
その中がどうなっているのだろうと、かがみ込みスカートの中を覗き込むようにしながら下着をずらす。
するとむわっと雌の匂いが漂ってきた。彼女の秘裂は無毛だった。
そのせいで愛液のぬかるみを隠すことも出来ない。
あれだけ声を我慢しようとこれだけ感じてしまっていたのだ。
サグメの顔を見てやると、羞恥と怒りで顔を真っ赤に染めている。
ただそんな状況であっても彼女は俺に対して何もできない。
俺は彼女の秘裂に口を近づけた。
「んぁっ……!」
今まで一番大きい声が漏れた。
舌を突き出して、彼女の裂孔に潜り込ませる。
トロトロに蕩けた彼女の中は簡単に侵入を許してくれた。
「んんっ……、んはぁっ……んくぅ、っう……んあっ……んぅぅっ」
ぐちゃぐちゃに掻き回すように舌を動かすと、愛液が大量に溢れてくる。
それでも止めることなどせずに責め続ける。
「あっ、あぁっ……、んふぅ……、や、やめ……」
ついにサグメは喘ぎ声以外の声を漏らした。
だが、やめろと言われてやめるわけがない。
一度舌を引き抜くと、彼女の陰核に舌を這わせた。
「ひぐぅっ……!」
大きく身体を震わせたサグメ。
震える腰に抱きつくようにして、サグメが刺激を逃さないようにしてひたすら舌でねぶる。
「あっ、はっ、んぁっ、い、いやぁぁぁっ……! んあぁっ……!」
屈辱と痴態と逃れられない快楽。
それらが混ざって限界まで高まり、彼女はイッた。
ぷしゃっと噴き出した液体が俺の顔にかかる。
彼女はガクガクと震え、俺が腰を押さえつけていなければすぐにでも倒れ込みそうだった。
俺は一度立ち上がり、イッた衝撃で呆然としている彼女の顔をみる。
整った顔立ちにすっと通った鼻筋。美人に分類されるであろう彼女は瞳に涙を溜めていた。
地上の民に好きなようにされ、イカされたのが信じられず夢のようにすら思っているのかもしれない。
ただ、これだけで終わらせれるわけがない。
そのまま地面の上に彼女を押し倒す。
そして、無理矢理に脚を大きく開かせた。
「ひっ! や、やめっ!」
彼女の静止を聞き終える前に俺の肉棒がサグメの奥へと沈み込んだ。
「あっ、あああああっ!」
自らの中に侵入してくる肉棒の感触にサグメは悲鳴にも似た叫びを上げる。
サグメの膣肉が肉棒に絡みついてくる。まだ挿れただけだというのに、凄まじい快感だ。
すぐに射精してしまいそうな締め付けを堪えつつ、抽送を開始した。
「あっ、んあっ、ああっ……、な、なんで……、んぉっ、んぁぁっ……」
混乱するサグメ。その様子は、自らを襲う快楽の波を理解できないと思っているようであった。
なら、もっと快楽の波に沈めてやろう。嘘なんて吐く必要はない。穢れとか、地上の民とか考える余裕すらないぐらいに落とし尽くす。
サグメの弱点を探るように膣内を掻き回す。
「あぁっ、んああっ、お腹の奥にぃ……、あ、んあぁっ……」
俺が腰を打ちつける度に身体を震わせて、声を漏らすサグメ。
揺れるおっぱいを両手で掴んで、揉みしだいた。
「ひぐっ……、ど、同時……んはぁっ、やあぁぁっ……!」
腰を浮かし始めたサグメ。
快感が高まっているようだ。愛液の量はいっそう増し、より滑らかに彼女の中を往復させる。
「あっ、ああっ……! んはぁっ、あっ、ああんっ!」
最初の時には声を我慢していたのに、その余裕は一切なくなってしまったようだ。それどころか、どんどん乱れていく。
そして、彼女の変化に合わせるように膣内もさらに強く締め付けてくるようになった。離したくないように纏わりついてきている。
「あっ、ああっ、あぁっ!」
あまりにも具合の良い膣内に一気に肉棒が限界を迎えようとした。
ギリギリで耐えながら、抽送の勢いを早くする。
ぱちゅっ、どちゅ、ぴちゅっ、ばちゅぅ!
「んあああっ! い、いやあぁぁっ! 出さないでぇ……! ああん、ああっ!」
震える竿に俺の射精が近づいていることを察したサグメが嫌々と顔を振るが、膣内は一際強く締め付けてきた。
腰を密着させ、肉棒の根元まで深く突き刺して、彼女の子宮口に先端を押し付ける。
びゅるぅっ! びゅるるるっ! びゅぐぅ!
「んあああああああ〜っ!!!」
勢いよく吐き出された子種汁にサグメは腰を跳ね上げて、大きく痙攣した。
痛いほどの締め付け。
射精が終わった後もその締め付けは収まらない。それどころか、もっと精液が欲しいかのごとく、膣肉が蠢く。
ならばと再びピストンを開始した。
「あっ、ああっ……、ま、またっ……!? んあ、あああっ!」
一度で終わると思っていたのだろうか。驚愕したような表情でサグメは悶え始める。
「ひあっ、ああっ! んあっ、んくぅぅぅっ!」
突けば突くほど、サグメの膣内の具合はどんどん良くなっていく。
凄い名器だ。
流し込んだ精液がピストンの勢いで逆流して溢れてくる。
「ああっ……、か、身体さえ、動けば……んあっ、ああっ!」
悔しそうなサグメの言葉。
俺はそれを聞いて口角を上げ、抽送を止めて呟いた。
ならば身体を動かせばいいと。俺が射精した後は好きに動ける。そう嘘を吐いた。
そして、それは事実になる。だから、サグメはもう自分で動ける。
サグメの能力は危険すぎるため解放出来ないが、身体を動かせるだけでも彼女は俺を殺すことなど容易いだろう。
「な、なにを言って……」
しかし、彼女は動き出さない。いや、正確にはもどかしそうに腰をくねらせてはいるが、俺に攻撃をしようとはしてこなかった。
小さく笑い出した俺に、彼女も自らの行動にやっと気づいたようだった。
今までにないくらい顔を赤くしたサグメ。
身体を動かせるようになったというのに、攻撃をするのではなく、肉棒を求めてしまったという事実が彼女にどんな感情を与えたのかはわからない。
ただ、彼女は困惑するよう身体を震わせると、自らの腰を動かし始めた。しかし、俺が動いてないせいで刺激が足りずに、物足りなさそうだ。
「あっ、はぁっ、……んあっ、う、動いて……」
そして、遂には俺に動くことを懇願した。
屈辱的な行為だろうに、自らの快楽に打ち勝てなかったようだ。
彼女の言葉を聞いて、俺は一気に彼女の奥まで叩きつける激しいピストンを開始した。
「あっ、んっ、んあっ♡ き、気持ちいい……♡ あ、あ、ああっ♡」
だらしなく顔を蕩けたさせたサグメ。
彼女に覆い被さるようにして抱きつき、その唇に自らの唇を重ねる。
それに答えるようにサグメは小さく口を開いて舌を伸ばしてきた。
「んっ……ふぅ、んちゅ、れろ……れろれろ、ちゅるれろ、んはぁっ♡」
舌を絡め合い、粘液を口内で爆ぜさせる。
彼女の腕が俺の背中に回り、ぎゅっと抱きついてきた。脚までも俺の腰に回される。
おかげで激しいピストンはできなくなったが、細かい動きで彼女の奥深くを責め立てる。
「んんっ、んふぅ、んはぁっ♡ んちゅ、れろ、ちゅぷ……♡ んんっ!」
どうやら、そこが彼女の弱点だったようで、あからさまに感度が良くなる。
ビクビクと身体を震わせるとサグメ。膣内の激しい伸縮も何度も起きている。
子宮口は降りてきていて、愛液が大量に溢れ出していた。
絡みつく膣肉が気持ちよくて、また射精してしまいそうだった。
「あ、ああっ♡ も、もう、これ以上中には……、だ、だめ……、ああっ!」
そんなこと言いつつ、亀頭の先端に吸い付き離さない子宮口に、俺が密着して離れないようにする腕と脚のホールド。
言ってることとやってることがめちゃくちゃだ。
それに、どれだけ嫌だと言われようが中に出すつもりだった。
腰を思い切り密着させ、彼女に抱きつく。
そして、大量の熱濁を再びサグメの子宮内へと噴射した。
「んはああああぁっ♡ んあっ、あおっ、おおっ……♡ んおぉっ♡」
ぎゅうっとサグメからも抱きついてきて中に吐き出させようとする。
押し寄せる快楽の波にサグメは失神し、秘部からは小水が漏れて俺の下半身を濡らした。
それでも彼女の膣内は蠢き続け、俺から搾り取ろうとしてくる。
射精が終わった後の肉棒をゆっくりと引き抜くと、栓が抜かれた秘裂からはどろりと大量の精液が溢れ出してきた。
その後、意識の朦朧としたサグメにお掃除のフェラをしてもらい、口で2回、胸で3回、そして秘部でもう2回とやりたい放題犯し尽くした。
全部の行為が終わって、やっと肉棒が萎えた時にはサグメは身体中を精液で白く染め、光悦ともつかない表情を浮かべていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「……最悪な夢を見た」
頭を抱えた俺に紫はクスクスと笑う。
「随分と楽しい夢だったみたいね」
楽しい……?
たしかに自らの欲望を剥き出しにして意のままにするというのには楽しいのかもしれないが、起きた後は申し訳なさを感じてしまう。
「エイプリルフールの影響か……?」
今日は4月1日。外の世界でエイプリルフールと呼ばれる日。所謂、嘘を吐いても良い日。
その影響で、こんな嘘が本当になるなんて能力を持つなんていう変な夢を見たのかも知れない。
「貴方は嘘つきだものね」
「……どこがだよ」
「ところで、どうして貴方の人選は私とあの月の民2人だったのかしら?」
「なんでって……てか、お前、なんで知ってる?」
紫に夢の内容なんて当たり前だが話していない。
こいつの能力はなんでもありとはいえ、夢の中も覗けるのであればプライバシーもクソもない。いや、そもそもドレミーがいる時点で夢にプライバシーなんてないのだろうが。
「いいから答えなさいな」
「……理由なんて知らねぇよ。夢だぞ」
「夢は潜在意識の現れよ。もしかして、私としたかった?」
クスッと揶揄うように笑う彼女に言い返す言葉を探すが、なにを言っても負ける未来しか見えなかった。
彼女に夢の内容がバレた時点で負けだ。
「……まぁ、あれだろ。手が届かないから伸ばそうと思うんだろ」
あの3人は俺からしたら全員遠い存在のように感じる面子だ。だから選ばれたのかもしれない。
俺の回答に紫は意味ありげに微笑むと、小さく呟いた。
「残りの2人は知らないけれど、私なら手が届くかもしれないわよ?」
「……エイプリルフールか?」
「残念。もう午後ね」
「そのルールはイギリスオンリーだろ」
紫と下らない会話を交わしながら、また一日を過ごすのだった。
タイトルの通り、エイプリルフールの悪夢。つまり夢オチ。
夢なので細かい設定部分に注目したりすると、ちょっとおかしい。
サグメ起用理由は普通に書いてたらいつまでもエッチシーン書けないキャラだから。同じく、ドレミーと、綿月姉妹、純狐、ヘカーティアあたりも今後の特別編で出せたらいいね。