※この作品はR-18です。

東方淫魔伝   作:スイセン

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[第55話]吸血鬼の愛し方(R)

 亀頭を押し込むようにして、フランの狭い膣内を掻き分ける。

 

「ふっ、んっ、あっ、ああっ……」

 

 ゆっくりと腰を落としていくにつれ、フランの口からは細く声が漏れ、身体を震わせていた。

 愛液で濡れていた膣は、竿の部分までをあっと言う前に咥え込んだ。

 

「あっ……はっ……こんなに、ガチガチにさせて……、んっ……そんなに……期待してたの……?」

 

 意地悪い笑みを浮かべながら、あまりにもわかりきったことを聞いてくるフラン。

 

「……そういうお前だって、こんなに締め付けてきてるだろ」

 

 対抗するように言葉を返す。

 肉棒を包み込む肉襞はぴったりと吸い付くようであって、挿れただけだというのに堪らなく気持ち良い。

 肉棒に密着している膣は、フランが少し身じろぐだけで、極上の快感をもたらしてくれている。

 前にした時はこんなに気持ちよかっただろうか。

 腰を動かすことを躊躇うほどの気持ちよさ。

 

「そんなに震えちゃって、人間には気持ち良すぎたかしら?」

 

 楽しそうに笑われて恥ずかしかったが、否定出来なかった。

 引き抜く時は離さないように吸い付き、入れる時は奥へと引き込もうと膣内がうねっている。

 一連の動作をするだけで、肉棒全体が刺激させるせいで気を抜いたらすぐに達してしまいかねない。

 

「んっ、これだけでも気持ちいいけど……、刺激が足りないわね」

「刺激って……、痛いのは嫌だぞ」

「ふふっ、今日はイチャイチャなんでしょ?」

 

 フランが脚を絡めてきて、全身が密着する。

 そのまま口をフランの唇が塞いできた。

 

「んっ、ふっ、ちゅ、あっ、ああっ……あはっ、おちんちん、ピクピクって震えてる」

 

 首に腕を絡ませられ、離れることも許さずに、キスをされる。

 差し込まれた舌が口内に侵入して、歯茎をなぞるようにして這ってきたかと思えば、舌の裏側を舐めとるように絡められる。

 酸素を奪われる強烈なキス。

 腰をくねらせて肉棒を扱きつつ、口づけを繰り返すフラン。

 

「あっ、ちゅ、れろ……るれろ、ふぁっ、あぁっ……、んんっ、ちゅぷ……、んは、は……はぁ、はぁ、んっ、れろ……、気持ち、いい……?」

 

 絡みついた脚に、腰をもっと密着させるようにと力が加えられる。

 奥まで入りきった肉棒の先が、降りてきた子宮と深いキスをした。

 ちゅうちゅうと先端に吸い付いてくる子宮の入り口は、今か今かと吐き出させる精液を待ち望んでいるようだった。

 

「くっ、はぁ……、ちょっと、刺激が強すぎるんだが……」

 

 耐えきれずに射精してしまいそうだ。そんな俺の言葉にフランは首を傾げた。

 

「今日はやけに感じやすいのね」

「……そういえば、小悪魔が、身体は初めてだとかなんとか」

 

 それで刺激が強いみたいな話をしてた気がする。

 ふーんと小さく頷いたフランが、腰を捻った。それに合わせて膣内が動き、肉棒を擦り上げる。

 

「ぐっ……、だから、そんなに強く」

「だーめ♡ 貴方を虐めるのは楽しいもの」

「性格わる……」

 

 なんでそんな言葉で、最高にいい笑顔を向けてくるのだろうか。ちょっと可愛いと思ってしまう自分が恨めしい。

 ぎゅうぅぅっと締め付ける膣内の圧力に必死に耐えようとしてると、フランが耳元に息を吹きかける。

 

「ほら、もっとして」

 

 おねだりするような甘い声色に、背筋にゾクゾクしたものが走り抜けた。

 ニヤニヤと俺の反応を愉しむフランは、再び俺の口を塞ぐ。

 今度は俺の舌を吸い出して、自らの口内を犯されようとしている。

 

「れろ……、んれろれろ……るれろ……、んっ……、やっぱり、血の方が美味しいわね」

「だからって、舌噛み切ったりするなよ」

「あら、バレた?」

 

 ……冗談だよな? 本気で噛み切る気無かったよね? 

 慌てて唇を閉じると、クスクスと笑ったフランが、俺の首元に触れた。

 

「再生が早いのも考えものね。もう血が止まっちゃった」

「……まだちょっと痛いけどな」

「血を吸われるの気持ちよかったでしょ?」

「……気持ちよかったかどうかは置いておいて、人の血を勝手に吸うなよ」

「あ、誤魔化した」

「誤魔化してない」

 

 ちょっと食い気味に否定しておく。

 気持ちよかったなんて言ったら容赦なく吸ってきそうだし。

 

「吸血鬼なんだから血は勝手に吸うものでしょ?」

「……そうかもしれないけど、イチャイチャとか言いながらすることか?」

「……それよりも、いつまでこうやって話してるつもり?」

「おい、誤魔化したろ」

「うるさい」

「いた、いたたたたっ!」

 

 首に触れていた手フランのの爪が皮膚に食い込んできた。

 ぽたぽたと血が垂れて、指についた血を満足そうにフランが舐める。

 これをイチャイチャご褒美とかマゾ気質の奴にしか需要がねぇよ。

 

「ほら、そろそろ、大丈夫でしょ? 動いたら?」

 

 キスだけでは物足りないのか、フランが促してくる。

 

「ああ。そうだな」

 

 今のやり取りで少しだけ余裕ができた。

 小さく息を吐くと、一度腰を引いてから、一気に奥まで肉棒を突き入れた。

 

「んんっ……!」

 

 身体を震わせるフラン。間髪入れずに、再び抽送を行う。

 

「んっ、ふっ……、あっ、ああっ、んあっ! んんっ、あっ、はぁ、ひぁっ! なか、ゴリゴリって擦れてぇっ……!」

 

 ぐちゅっ、ばちゅ、どちゅっ、じゅぷっ……! 

 膣の中の淫液が混ざられて、卑猥な水音が響き出す。

 フランの奥に勢いよく肉棒を押し込むと、フランは顔を綻ばせる。

 

「んんっ、あっ、はぁっ……、んふっ……、あはっ……」

「……なんで、そんなに」

 

 そんなに嬉しそうな顔を見せるんだ。

 俺には彼女の気持ちはわからない。

 どうしてこうやって身体を重ねてくれるかも、俺のことをどう思っているのかも。

 ただ、そんな顔を見せられたら、愛されているのだと勘違いしてしまう。

 

「ねぇ、キス……」

「あ、ああ……」

「んっ……、ふっ、んんっ……、んはぁっ……」

 

 せがまれる口づけに答えるように、唇を重ねる。

 腰を打ちつけながらキスをしていると、少し遠くでバキンと嫌な音が鳴った。

 横目に確認すると、部屋に置かれていた椅子が粉々に砕かれていて、フランの右手がキツく握られていた。

 

「んっ、ちゅぅ……、あっ、んっ……」

 

 フランはそれに気づいた様子もない。

 快楽に耐えるために握った手で能力を発動してしまったのかもしれない。

 もしかしたら、また同じことが起きるかもしれない。今回は椅子だったから良かったが、次は自分の身体かもしれない。

 そんな可能性に少し逡巡した後に、フランの右手にそっと俺の左手を置いた。

 

「あっ……」

 

 小さくフランが声を漏らす。

 

「こっちの方がイチャイチャっぽいだろ」

 

 指を絡めるように手を繋ぐ。

 能力を無意識に発動するなんて今までは無かった。それだけ今のフランは余裕なく感じてしまっているということだろう。

 理由ははっきりしない。けど、今はこうすることが正解だと、ただなんとなく思った。

 

「んんっ、あっ、ああっ! ひぁっ、ああんっ! な、なんか、変……!」

 

 明らかにフランの感じ方が変わった。

 先程よりもより淫らな声をあげ、刺激から身体を震わせている。そしてより濃厚に絡み合おうとキスをしてくる。

 唾液を口元に垂らしながら、何度も舌を絡める。

 

「んあっ、ふあああっ! んっく、んっあ……! お、おかしくなっちゃう……!」

 

 涙目になりながらキスを続けるフラン。

 その見たことが無い表情に、胸が一際高鳴った。

 腰を打ちつける速度を上げる。

 

「んひっ、ひあっ、ま、まっれ、いまは、らめ、んんっ! んんんっ!」

 

 俺の限界が近いことを悟ったのだろう。

 止めるような言葉を口にするフランの唇を無理矢理に塞いだ。ビクビクと震えるフランの身体。

 限界まで溜め込まれたものが奥底から上がってくる。

 フランと口づけをしたまま、俺は彼女の中に欲望の全てを吐き出した。

 

「〜〜〜〜〜〜〜っ!」

 

 口を塞がれたままフランが絶叫と呼べるような悲鳴を上げる。

 腰を跳ねさせ、重ねられた手を痛いくらいに強く握ってきた。

 ごぷっ、ごぷぷっ、どぴゅっ、どぴゅる、どぷっ……! 

 白濁液を残すことなく搾り取ろうと、彼女の膣内が収縮する。

 

「んっ、んっ、んんっ……、んあっ、あっ、はぁ、はぁ……」

 

 流石に呼吸が限界を迎えて唇を離すと、フランは荒い息を吐きながら虚な瞳を俺に向ける。

 

「……大丈夫か?」

 

 幻覚にでもかかったようにその表情に少し不安になり尋ねると、彼女の左手が伸びて俺の頭を引き寄せた。

 ハグするように抱きついたと思った直後、首元に一瞬痛みが走る。

 

「……んっ、ちゅぅ……、ちゅぅ」

 

 また血を吸われている。

 また勝手に吸ってなんて文句が浮かんだが、優しく血を吸われる感触と、射精の疲労感からそんなことを言う気にもならず、なされるがままに血を吸われ続ける。

 

「大好き……」

 

 そんな時に空耳のような小ささで聞こえた気がするそんな声は、果たしてこのご褒美でのロールプレイの一環だったのだろうか。尋ねることもせず、俺は血を吸われる快感に任せるようにゆっくりと瞳を閉じた。




吸血鬼が食事以外で相手から直接血を吸うということは、眷属つまり子供を作るようなもの……なのかもしれない。
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