※この作品はR-18です。

東方淫魔伝   作:スイセン

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[第68話]時間停止ものは9割が偽物(R)

 湯船から漂うほのかな木の香りに包まれながら、俺はアリスに背中を洗われてた。

 彼女の指先が肌に触れるたびに、心地よい刺激が走る。

 そっと振り返って、後ろにいるアリスの姿を見た。

 

 アリスは俺から受け取ったタオルを泡立てて、柔らかな泡を手に取ると、再び俺の背中に触れる。

 その表情は穏やかで、先程の不機嫌さなど微塵も感じさせない。

 大切な陶器を磨くかのように、優しい手つきで泡を塗り広げる。

 

 正直、こんな幸せなシチュエーションだというのに、堪らなく恥ずかしく緊張していた。

 それは、後ろに立つ咲夜が何も言わず、微笑んで立っているだけだからなのか、それとも、このアリスの俺に対する扱いがどうにもむず痒いものだからなのか。

 

「どうかしたの? そんなに体を強張らせて」

 

 そんな俺の心境が身体に出てしまっていたのか、アリスが不思議そうに首を傾げて尋ねてきた。

 

「べ、別に緊張してなんか……!」

「嘘。私、緊張してるかなんて聞いてないわよ」

 

 あまりにもすぐにボロが出てしまった。

 

「ああ、いや、えっと……」

 

 なんて答えようかと迷い、誤魔化すためにふざけたような言葉が出てくる。

 

「せ、折角なら身体で洗って欲しいなぁって」

 

 茶化しと誤魔化しを混ぜたような言葉を返した。

 こんなこと言って背中を引っ叩かれるかもしれないと思いつつ、乾いた笑い声を漏らす。

 しかし、緊張のせいか、あまりふざけた声色にならず、微妙な空気が流れ始める。

 き、気まずい……。

 

「身体で……」

 

 ポツリと呟いたアリスの眉間に軽いしわがより、俺の言葉に対して戸惑っている様子だった。

 しかし、それも少しの間で、彼女は小さく頷くと、自らの身体を隠していたタオルの結びを崩し、床に落とした。

 

「は?」

「な、なによ。貴方が身体で洗えって言ったんでしょ」

 

 それは確かに言ったけど……。

 浴場を照らす灯りが、アリスの肌を映し出した。

 光に透ける白い肌は、しなやかな曲線を描き、その中心には美しいくびれがあった。

 何度見ても息を呑んでしまうほどに可憐な姿。

 

「こっち見ないで。前向いて」

 

 言いながら、彼女はほんのりと頬を朱色に染めて、胸元を腕で隠す。

 しかし、何度も求め、触れた身体だ。

 その内側に隠された2つの白いふくらみの形も色も、その柔らかさも俺は知っている。

 彼女が静かな声で、ほんのりと恥ずかしそうに呟いた。

 

「それじゃあ、洗うわね……」

 

 小さな呟きが、空気に伝って彼女の照れと熱を運んでくれる。

 彼女の両手が俺の肩に乗せられ、背中に覆い被さるように彼女の柔肌が触れ合った。

 

「うぁっ……」

「ちょっと、変な声出さないで」

「いや、だって、これは……」

 

 これはダメだ。アウトだ。

 大人のお店とかでやってもらうやつだ。

 アリスの柔らかい双丘が背中に密着している。

 

「う、動くからね」

 

 ゆっくりと肌が擦られ合うのを感じた。

 滑らかな泡の感覚に混じって、アリスの柔肌と温かい体温が伝わってくる。

 

「んっ……」

 

 アリスの吐息が漏れた。

 

「すごい、恥ずかしいことしてる気がする……」

 

 恐らくそれは気のせいじゃない。俺も先程までとは比べ物にならないくらい恥ずかしい。

 既に背中が泡だらけだったからか、それが潤滑剤となって、柔らかな膨らみが上下に滑らかに動く。

 

「あっ……、んぁっ……」

 

 ちょっと、アリスさん!? なんでそんなに甘い声漏らすんですか! 

 振り返ろうとした俺の顔にアリスの手が触れる。

 

「こっち見ちゃダメ……」

「……はい」

 

 恥ずかしさの混ざった彼女の声には頷くしかなく、目の前の壁に視線をやるしかない。

 せめて、ここに鏡があれば、鏡面越しにアリスの姿を見れるというのに。

 耳元に聞こえてくるアリスの熱い吐息。背中に伝わる熱と柔らかさ。

 理性が泡のように弾けていく感覚がある。

 

「これ……、なんで……」

「なんでって、何が」

「んっ……、はぁ……、ダメ……」

 

 俺の問いかけに答えずに、アリスは何やら呟きながら、俺に抱きつくように腕を胸の前に回してきた。

 先程よりも密着する面積が大きくなる。

 

「薬の影響で、敏感に……」

 

 薬の影響? なんの話だ。

 少し考えて、思い出した。そういえば今日、アリスは母乳が出る薬を飲んでいた。

 もしや、あれのせいで胸が敏感になっているとでも言うのだろうか。

 

「んっ、はぁ……、ぁっ……」

 

 背中に当たる柔らかい感覚の中に、少しだけ硬いモノが混じっている。

 それがなんなのかを察してしまったが確認する術がない。

 

「んぅっ、あっ、んんっ!」

 

 さっきよりも胸を押しつける感触が強くなった。

 これはきっと身体洗うためだ。だから、別にいやらしいことをしてるわけじゃない。この艶かしい声も頑張って動いてるから声が漏れてるだけ……って、こんなん状況でいやらしくないわけないだろ! 

 

 脳内でセルフツッコミをして、後ろのアリスから気を散らそうとするが、全然効果がない。それどころか、脳内で勝手にアリスの今の状況を思い描こうとしてしまう。

 目の前の壁に頭を叩きつけて、一回冷静になりたい。

 

「もっと、ちゃんと……」

 

 恐らく、もっとちゃんと洗わないとって意味だ。そうだ。そうに違いない。そうであってくれ。

 俺の胸元に回されていたアリスの右手が離れた。

 

「んんっ!」

 

 突如、アリスから甲高い声が漏れる。

 なぜ、声が余計に色っぽくなったのだろうか。離れた右手の行方は何処に。

 

「んあっ、はぁ、んんっ!」

 

 アリスの声の中に、微かに、水音が混じっていた。

 まさかという疑念がほぼ確信に変わる。

 

「んんっ、んあっ、んぅっ……!」

 

 後ろでアリスがなにをしてるのか。どんな表情をしてるのか。

 こんな状況で見たらダメなんて、生殺しにもほどがある。

 後ろの様子が気になってしょうがない。

 

「ふぁっ、んんっ、あっ、はぁっ……! んんっ! 声、でちゃう……!」

 

 浴場にはアリスの熱い声が響いていた。

 更に動きが激しくなり、2つの果実が背中で縦横無尽に動く。

 それに合わせて、水音がはっきりと聞こえるぐらいに大きくなっている。

 

「もう、私……!」

 

 小さく呟かれた直後、俺に抱きつく左手の力が強くなった。

 

「っ〜〜〜〜〜〜!!!」

 

 ぶるぶるとアリスの身体が震えて、少しして脱力するように、俺から離れた。

 ああ、もう無理だ。これ以上見ないなんて選択肢には我慢出来ない。

 離れたのを良いことに俺は振り返った。

 

「ッ……!」

 

 言葉を呑む。

 目に映った彼女の姿は想像以上だった。

 

 瞳をとろんと蕩けさせて、口を半開きにしながら、床に座り込んでいる。

 先程まで背中を洗っていたからだろう。

 胸元は泡だらけだが、その中でも桜色の突起はピンと主張してきている。

 太ももは透明な液体で濡れていて、その付け根にあるものを隠すように右手を置いていた。しかし、我慢出来ないのかもぞもぞと動いている。

 

 アリスは完全に出来上がっていた。

 

 こんなのを見て興奮するなという方が無理がある。

 理性のタガなんてとうに外れていて、肉棒が痛いほどに膨れ上がっていた。

 惚けた様子で俺を眺める彼女へと俺は手を伸ばし、

 

「私もいること忘れてない?」

「え、あ……」

 

 この場にいたもう1人の言葉で、我に帰った。

 そういえば、咲夜もいたんでしたね。アリスに目を奪われて、視界に入ってなかった。

 

「ッ……!!」

 

 アリスも正気に戻ったのか、慌てたように落ちたタオルと掴み胸元に引き寄せて身体を隠す。

 そんな様子を見ながら咲夜が一言。

 

「別にそのまま続けてくれてもよかったんだけどね」

「つ、続けるわけないでしょ!」

 

 顔を真っ赤にしたアリスが吠える。

 俺もシラフの状態では、勃起してしまった股間を見られるのは流石に恥ずかしいので、先程まで使っていたタオルを取ろうとした瞬間、手が縛られてた。

 

「え、は?」

 

 理解できずに硬直する。

 先程まで目の前にあったはずの自らの手が、なぜか背中側に回された上に、縄のようなもので固定されている。

 脚すらもしっかりと縄で固定されていた。これでは椅子から立ち上がった瞬間転んでしまうし、下手に動けない。

 そして、こんな芸当が出来るのはただ1人。

 

「さく、んんっ!?」

 

 原因の人物の名前の口にしようとした瞬間、さるぐつわを噛まされた。

 縄と目隠しを見つけたなんてのは聞いていたが、こんなのもあったのかよ! 

 

 座り込んでいるアリスに近づいた咲夜が、スカートが濡れるのも気にした様子もなく座った。

 

「アリスってば、随分と熱中してたみたいね」

 

 言いながら、咲夜は泡だらけのアリスの胸に指を這わせる。

 

「ち、ちが、ただ私は彼の身体を洗おうとしただけで」

「……ところで、その胸だけど」

「え、ちょっと、んんっ!」

 

 咲夜がアリスの胸を揉んだ。瞬間、胸の先端から液体が吹き出した。

 

「これ、母乳よね。妊娠でもしたの?」

「あっ、んぁっ、はぁ……、こ、これは薬の影響で」

「母乳が出る薬? ……ああ、そういうプレイね。彼、子供化していたわけだし」

「ぷ、プレ……、それは、違わないけど……」

 

 顔を真っ赤にしたアリスは顔を俯かせて、咲夜がこちらをチラリと見た。

 いや、こっち見ないで貰えますか。別にそういうプレイしたいって言ったわけじゃないから。本当だから。

 

「けど、ズルいわよね」

「ズルいって……」

「それは、もちろん、アリスだけこんな風に気持ちよくなって」

「んっ! ちょ、触らないで」

「ふふ、アリスって随分と感度が良いのね。それも薬の影響? 少し悪戯したくなっちゃった」

 

 咲夜の両手がアリスの胸に触れて、その二つの果実を揉み始めた。

 

「い、悪戯って……、や、やめ……!」

「泡で気持ちいいですね。それに、こんなに勃たせて」

「いや、んんっ、んあっ!」

 

 乳首を摘まれて、アリスが肩を振るわせる。

 

「小悪魔みたいなことを……」

 

 アリスが咲夜を睨みつける。

 そんな視線を受けながら、咲夜は不敵に笑った。

 

「えー、あの悪魔、そんなことしてたのね。それじゃあ……」

「んんっ!」

「んっ、ちゅぅ、れろっ……」

「ちょ、んっ、んあっ、あっ、ちゅぅ……るろ、んん……」

 

 咲夜とアリスがキスをしている。しかも、舌をしっかりと絡め合う、深いやつ。

 口と口の間から2人の舌が絡み合う様が見えた。

 アリスと舌を絡めながら、咲夜の手はアリスの胸を弄る。

 軽く揉むようにしてから、先端の突起を摘んだ。

 

「んっ、んぅ……、れろ……んれろ、んはぁっ……んん! んあっ、るれ、んぁ……」

 

 必死に逃げ出そうと抵抗していたアリスだったが、その力は徐々に弱くなり、遂には、身体を隠していたタオルを持つ腕すらも力なく下ろした。

 

「ん、あー……、んんっ、るろ、んっ……んはぁっ……、こんなことは小悪魔とはしてないでしょ?」

 

 アリスと咲夜の口の間に透明な糸が伸びる。

 

「はぁ、はぁ……、なんで、こんな」

「なんで……、うーん、そうね」

 

 アリスの問いかけに、咲夜は人差し指を顎に当てて少しだけ考えると、クスリと微笑んだ。

 

「嫉妬、かしら」

「んあっ! さ、咲夜ぁ、やめ、んっ、ちゅ……んあっ」

 

 再び咲夜とアリスが唇を重ねる。咲夜の手がアリスの胸を揉み、柔らかい双丘の形が歪む。

 チラリと咲夜がこちらを見た気がする。

 やはりこれは、見せつけられてる……! 

 

 俺のことは縄で縛り上げて動けないようにし、その上でこんな淫美な光景を繰り広げる。

 羨ましいでしょうと言わんばかりの表情を見せてくる咲夜。

 

 腕を縛られてるせいで、自ら手淫すら出来ない。

 ただひたすらアリスと咲夜の痴態を眺めることしかない。

 

 アリスは一度絶頂した後だからか、咲夜の愛撫に敏感に感じているようで、肩を震わせていた。

 

「ん、ふっ……あっ、はぁ、んんっ……」

「こんなに感じて……、ねぇ、アリス。彼の欲しいんじゃないの?」

 

 手を止めて尋ねた咲夜に、アリスは首を横に振る。

 

「それは、ダメ……」

「どうして? 何度もしてるんでしょ」

「だって、今は」

 

 アリスの視線がこちらに向いた。

 言うまいか悩むそぶりを見せたアリスの胸の突起を咲夜が摘んだ。

 

「んあっ、んんっ、ああっ……! だ、だって、いまは、薬がないし……」

「薬?」

 

 咲夜は首を傾げる。

 

「……避妊薬よ。今はそれが無いから、中に出されたら、子供出来ちゃう……」

 

 恥ずかしそうに顔を赤くしたアリス。

 この状況になってからの彼女の行動に合点がいった。

 縄や目隠しも俺が暴走して中出しする事態を避けるために準備するつもりだったのだろう。

 

「ふーん、そう」

「だから、これ以上は、んんっ!」

 

 咲夜の手がアリスの下腹部に伸びた。

 

「これ以上は、我慢できなくなっちゃう?」

 

 クスクスと悪魔の笑みを浮かべた咲夜は、アリスの太ももに触れて、足を開かせた。

 秘所が丸見えになる。

 必死に脚を閉じようとしているようだが、力が入ってないのかそれは叶ってない。

 

「ねぇ、アリス、一度、泡を落としましょうか」

「え……? きゃっ!」

「んんっ!?」

 

 瞬間、アリスの身体にお湯がかけられて、泡が流された。

 ついでとばかりに俺にも掛けてくれたらしく、背中に急にお湯が当たってめちゃくちゃびっくりした。

 それはアリスも同じだったらしく、怒ったように口を開いた。

 

「急に何するのよ」

「何って、泡を流して、身体を拭いてあげただけよ」

 

 気づけば、アリスの濡れていた身体は拭かれていた。

 

「さっきからなにを、んあっ!?」

「なにって、濡れていたらアリスがどれだけイッたかわかりにくいでしょ?」

 

 甘い声を上げ、アリスの目が見開かれる。

 なんだ。何かあったのか? 

 

「さ、咲夜、いま……」

「少しだけ本気を出しますね」

 

 なにその強キャラみたいなセリフ。

 そんなツッコミを脳内で俺がするのと同時に、アリスの身体が思いっきりのけ反った。

 

「ッ! っあ、んあっ……」

 

 身体を震わせたアリスが脱力して倒れそうになるのを、咲夜が支える。

 太ももを抑える手が無くなったのに、アリスは脚を閉じようとしない。いや、そんな余裕がないのかもしれない。

 俺には咲夜が何かしたようには見えなかった。しかし、アリスのその行動はまるで誰かに快楽を与えられたようで。

 

「咲夜、まって、んあっ、だ、だめ、いく、いっちゃうから、んんっ! んあああっ!」

 

 今度は思いっきり母乳を吹き出して、アリスが震える。

 秘裂からは透明な液体が溢れてきていて、ヒクヒクと動いていた。

 

「初めてやってみたけど、意外と上手くいくものね」

 

 アリスを支える咲夜の右手は、いつの間にか濡れている。

 これは、まさか……。

 

「ひぁっ、もう、らめっ、また、いく、いぐうぅぅぅぅッ!」

 

 俺が確証を得るよりも早く、アリスは再び絶頂した。

 相当な刺激が襲ってきているのだろう。

 アリスの顔はだらしなく崩れていて、顔は涙と涎で汚れ始めていた。

 

「ひゃ、ひゃくやぁ、お願いだから、やめ、んひぃッ! んおっ、んあ゛!」

 

 下品な声をあげて、再び絶頂。

 短い間隔で何度も繰り返させる絶頂に身体がついていってないのか、身体は震え、乳首と秘所からは蜜が溢れ続ける。

 

 この状況、AVで見たことある……! 時間停止ものだこれ! 

 時間停止されている最中にひたすら愛撫され、解除と同時に身体に大量に快楽が襲ってくるとかいうやつだ。

 9割の偽物の中の1割の本物が咲夜の能力によって再現されてしまっている。

 

「ふぅ……、アリスって中、弱いのね。あと、ここも」

「ひっ、んぐっ、んああああっ!」

 

 咲夜の手がアリスの陰核に手を伸ばすと、触れるよりも早くアリスの矯正が響いた。

 秘所から勢いよく潮が吹く。

 身体を拭いたばかりだというのに、アリスの身体は母乳やら愛液やらで濡れてしまっていた。

 しかし、それでも咲夜は止めるつもりがないらしい。

 

「ひぐっ、ず、ずっと、いっひぇるからぁ、らめ、まひゃ、いきゅ、いぐぅぅぅぅッ!」

 

 呂律すら回らない様子で咲夜を止めようとしているが、再び絶頂する。

 浴場には先程まで漂っていた泡の香りなんてとうにかき消されて、甘酸っぱい雌の香りが充満していた。

 アリスの身体から完全に力が抜ける。恐らく咲夜の支えが無ければ、身体を起こせてすらいない。

 そんな状態で、アリスの股間から先程の潮とは違う、少し黄色みがかった液体が漏れてきた。

 

「あっ、ああ……、やぁっ……、みないれぇ……」

 

 何度も無理矢理に絶頂をさせられて、身体に力が入らなくなり我慢が出来なかったらしい。

 チョロチョロと液体が流れ続ける。

 今すぐに隠したいだろうに、脚も手もまともに動かせないらしい。小水を漏らしてしまい、羞恥に染まるアリスに、咲夜が囁く。

 

「ダメじゃない、アリス。お風呂場を汚しちゃ。少しお仕置きが必要かしら」

 

 その言葉にアリスの顔が青ざめる。

 お仕置きの意味を察したようだ。

 この状況、側から見てる分には興奮するが、同時に恐怖もする。

 咲夜があまりにも鬼すぎる。

 

 嫉妬なんて言っていたが、女の嫉妬ってこんなにも恐ろしいものなのだろうか。

 こちら側も動けないので、その矛先がこちらに向かないことを願うしかない。

 アリスすまない。俺には正直どうすることも出来ない……。

 

 数分後、何度も絶頂を繰り返したアリスは、失神するように倒れた。

 いつも俺とやる時は魔力を吸われての気絶が多いが、今回は快楽に耐えきれなくなっての失神だ。気を失っていることには変わらないが、原因はいつもとは全く違う。

 そのせいで、こんなに可愛い美少女が、人には見せちゃいけないレベルのアヘ顔を晒してしまっている。快楽堕ちとかこんな感じなんだろうか。正直ちょっと興奮している自分がいるのが悲しい。

 

 そこでようやく、俺の縄が外された。

 

「……えっと、咲夜さん、この状況、どうするんですか?」

 

 一仕事終えたかのように、満足げな表情をしている咲夜におずおずと尋ねると、彼女はにこやかに微笑んだ。

 

「この状況なら抵抗されずに犯せますね」

 

 時間停止の次はどうやら睡眠姦を瀟洒なメイドはお望みのようだった。なに言ってるんでしょうねマジで。俺は風呂に入りにきただけだったはずなのにどうしてこうなった。

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