※この作品はR-18です。

アイカツ催眠連鎖実験 スターズ編   作:ざくろねこ

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ゆめ&ひめ「私たちのアツい! サイミン活動! サイカツ! 始めます」


スイートルーム(ターゲット:香澄夜空)

 S4の制服を着た虹野ゆめと香澄真昼にカメラが回される。二人が立っているのは通路の左右に扉がある廊下で、下には重厚な赤い絨毯が敷き詰められている。

「テレビの前の皆さん、こんにちは、S4TVのお時間です。本日司会を務めるのは私、虹野ゆめと」

「香澄真昼でお送りします」

「本日のS4TVは出張版! 東京にある帝王ホテルへ来ています」

 一拍おいて真昼が話始める。

「そして、ここには私たちの前代S4の香澄夜空先輩と白鳥ひめ先輩が泊まっています」

 彼女のベージュ色の髪と赤い瞳が揺れた。そこには美組のトップらしく、隣の虹野ゆめにはない見るものを引き付ける力強さがあった。

「本日はそんな2人のお部屋に遊びに行きましょう! せーので、アイカーツ!」

 ゆめはマイクを持っていない左手をかかげて元気よくポーズを取る。歌組のトップである彼女には彼女で真昼の落ち着いた声とは違った親しみやすさと、はつらつさが見ているものの心を惹きつける。

 2人はくるりとカメラに背を向けて廊下を歩き始める。その姿はまるでランウェイを歩いているのではと錯覚するほどに見事で美しかった。

 

 

 カメラは切り替わってドアをゆめがコンコンと叩いた。

「ひめ先輩、夜空先輩、よろしいでしょうか」

 はーいと2人の元気な声が聞こえる。

「失礼しまーす」

 ドアノブを回し、白い扉を開ける。部屋に入ると2つの広い天蓋つきベッドが左手に見えた。そして、奥に目を向けると、プールサイド付きのバルコニーで机を挟んでお茶会をしている水着姿の美少女が2人。

「ゆめちゃん、ごきげんよう」

「真昼も、ごきげんよう」

 ひめの優しい声と夜空の透き通る声。

「ひめ先輩、ごきげんよう」

「ごきげんよう、夜空先輩」

 ゆめと真昼は空いている席に促されるまま座った。

 夜空は真昼の姉である。髪が真昼に比べて黒いこともあって言われないと姉妹であることに気づかれないことが多いが、2人とも美組のS4を務めているだけあって、姉はやさしいしなやかな美しさ、妹は凛とした美しさとそれぞれの方向で輝いている。

「スコーンをどうぞ」

 ひめはバケットからトングでスコーンを皿の上に乗せた。

「ありがとうございます。ところで、今日はこんな楽しいところに?」

 普段あまり来ない場所ということで、ゆめは少し落ち着きがない。そして、先輩の取ってくれたスコーンに思いっきり齧りついた。

「今日はドラマの撮影でここを使ってたの。終わったから後はみんなで楽しもうってなってたところよ」

「そうなんですね」

 真昼は慣れているので落ち着いて返答する。

「もう、サイコー、おいしい! ふんわりとした触感が神秘のハーモニー!」

 ゆめのとても楽しそうな食レポがカメラにアップで映し出される。

「もぐもぐ、ごくん、ところで今回の映画はどんなお話なんですか」

 しかし、仕事は忘れない。話がそれかけたのをしっかり戻していった。

 真昼が番宣プレートを受け取り、カメラに向ける。そしてそれをひめと夜空は紹介する。

「今度『星映』がお送りする怪盗シャドウスターズ特別編の映画、『怪盗シャドウスターズ プールサイドの謎』この映画はここ帝王ホテルを舞台に宝石を巡るお話です。ぜひ、見に来てくださいね」

 作品の魅力を紹介、インタビューしつつ、番組は進んでいく。その合間に4人の誰かが紅茶を飲む様子が映り、ティータイムの中で進む優雅なひとときを演出した。

 ディレクターがカンペで終了の合図を出す。それを見て、ゆめははっとしたように番組終了の宣言をした。

「あっ、まだまだ作品の魅力はありますが、本日のお時間となってしまいました。ぜひ、みなさんも公開日には映画館に足を運んでくださいね。それではまた来週!」

 それに続いて「また来週~」と3人も手を振った。

「カット。お疲れさまでした」

「お疲れ様です」

 ゆめは席を立った。

「では、ひめ先輩」

 次があるので失礼しますと続けようとして口ごもる。

(あれ…… 次の仕事なんだっけ。ちゃんとアイカツフォンで朝確認したのになんで忘れてるんだろう)

 ゆめは思考を巡らせる。しかし、そうすればするほど頭の中が空っぽになっていく。彼女の瞼が下がる。

「あ……」

 ゆめの瞳から輝きが失われる。

「思い出した…… 次のこと」

「ゆめちゃん……?」

 座った状態のひめは不思議そうにゆめを見上げる。

「ひめ先輩……」

「何? ゆめちゃん」

 ひめは首を傾げた。

「ちょっと耳を貸してください」

 ゆめは淡々と、抑揚のない声で言う。

 そして、ひめの耳元に顔を近づけ、手を当てた。

「『S4の責務』お願いしますね」

「あ……」

 それを呟かれた瞬間、ひめは電流が走ったような衝撃を受けた。そして、思考が覆いつくされる。

「そうね…… わかったわ」

 ひめの瞳も輝きを失い、虚ろな目でゆめの言葉に応答した。

「じゃあ、真昼ちゃん、行こっか」

「うん。じゃあ、また後でね、お姉ちゃん」

「…… ええ」

 そして、ゆめと真昼は部屋から出て行った。それを見届けて、夜空は緊張していた息を吐いた。

「ふう…… なんだかいつもより眠いわ」

 少しけだるそうに夜空は椅子にもたれかかった。

「それは当然よ…… あらかじめ紅茶に入れておいたもの」

 ひめは答えると同時に立ち上がり、夜空の座っている場所へと歩いてくる。

「え……?」

 何を入れたのか。それを聞く言葉が繋がらない。ゆっくりと彼女の足が近づいてくる。顔を上げて彼女の顔を見ようとするが、頭が重くて上がらない。瞼も、重くて開けるのが辛い。

ひめはうなだれる体勢の夜空の前で膝をつく。

「ねえ、私の目を見て」

 ひめは夜空の顎を掴むと夜空と目を合わせた。

「…… あっ」

 香澄夜空が見た白鳥ひめの瞳は明らかに彼女ではなかった。しかし、目が離せず、吸い込まれる。

「…… だめ……」

 夜空の瞳から輝きが失われ、紫色に染まる。

「さあ、ベッドに移動して。そこで水着を脱ぎましょう」

「…… はい」

 夜空は言われるがまま立ち上がると、ベッドの前へ移動する。

 胸の布を一枚、下の布を一枚外しただけで彼女の裸体は露わになった。

「寝て、あおむけに」

「…… はい」

 夜空をひめはゆっくりと寝かせると、自身も水着を脱いで夜空の上に覆いかぶさる。局部を擦り付けるように。いつの間にかひめの体には局部からお腹にかけて淫紋が浮かんでおり、それを夜空にコピーするため擦りつけていく。

「あ、あ、あ」

 夜空の口から声が漏れる。

「あ、あん、あん!」

 それはだんだんと艶やかさを増していき、彼女の顔を紅潮させる。

「あ、ひめ、何やって…… あん!」

「何って、『S4の責務』よ。サイカツ」

 そして、ひめは夜空と唇を重ね合わせた。

「ちょっと、う、うちゅ、うん」

 夜空は抜け出そうともがくが、段々と高まっていく快感に体が自然と逃げることをやめ、むしろ求めていった。

「う、くちゅ、う、ぷはあ」

 もっと欲しい。2人の唇が離れる。2人の唾液が糸を引いた。

「もっと、欲しいよね、今から5つます。すると、1つ数えるごとにどんどん気持ち良くなっていって、5つ数えると、最高に気持ち良くなれるわ。いち」

「あ! あん、あ、あ、」

 夜空の体がのけ反る。しかし、それを押さえつけるようにひめは激しく体を擦り付けていった。

「に」

「や、あ、あ、あ!」

 大きく口を開けて夜空は嬌声を出す。手が求めるようにひめの背中へ回った。

「さん、『S4の責務』果たしましょう」

「あ、何…… あっ、それ!」

 香澄夜空の空っぽになった頭にひめは捏造された知識を注ぎ込む。

「忘れちゃったの…… こうやってS4の人間は互いを気持ち良くすることで高めあうの。よん!」

 爆発一歩手前の快感と共にその知識は夜空の頭に刷り込まれた。

「そう、だった、あ、かしぃら! あん、あん、あん」

 夜空は舌が回らず上手く言葉が続けれない。

「そうよ、そうなのよ、気持ちいいでしょう。イきましょう。みんなで!」

 ゆめは最後の数を数えるために口を動かす。

「あ、あん、おねじゃい、あ、もう、だめ」

 それを夜空は今か今かと快感に喘ぎながら求めた。

 数える。最後の数を。

 これで彼女も一緒のお人形。

「ご! おおおおお!」

「あん、あっ、あっ、ああああ!」

 互いの体に快感が突き抜ける。イっても互いに擦り付ける体が止まらない。

「あ、あ、あ、隣で、真昼ちゃん、待ってるから、行ってあげて……」

「あ…… 真昼が……」

 紅潮した顔をひめに向ける。

「さあ、お姉ちゃんから教えてあげて、S4の責務を」

「うん……」

 そして、2人はまだ震える足をなんとかしながら、立ち上がった。

 

 

 流石にホテルの廊下を裸で外に出るわけには行かなかったので、服を一度来て部屋を出る。

「う、あん」

 肌に布が擦れて感じてしまうのを我慢しながら、2人は隣といっても少し離れた距離の部屋のドアノブをノックした。

「ゆめちゃん?」

 ひめが話しかける。

「はーい」

 ゆめの声だけが聞こえる。

「入るわね。わあ、素敵」

 ひめはドアノブを回して中に入る。そして、にっこりと笑う。

「すぐに真昼ちゃんいけますよ」

 さっきいたスイートルームよりはかなり小さい部屋。電気はついておらず、窓から差し込む夕日がベッドを照らしている。

 そして、そこには裸になって虚ろな目でベッドに座っている人形が1体。

「…… すごい」

 夜空も目の前の光景に口に手を当てた。

 妹が、目の前でぼーっとした表情でたたずんでいる。なんだかんだ自分の前でつんけんしている彼女を好き勝手にしていいのだと思うと、それだけで体がうずいた。

 真昼は顔をゆっくりとあげて、夜空を捉える。

 そして、両手を前に出して言い放つ。

「…… 来て…… お姉ちゃん」

 誘うように。顔を紅潮させながら。

「真昼!」

 夜空は甘えてくる真昼に我慢ができなくなった。乱雑に服を脱ぐと、彼女は真昼の前まで歩き、そして、押し倒した。




次回更新は7月24日です。次回のターゲットは香澄真昼ちゃん!お楽しみに。

お姉ちゃんに妹は落とさせたい派。異論は認める。
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