桜庭ローラ「アツい! サイミン活動! サイカツ!」
ゆめ&ローラ「始まります! フフッ」
実験レポート
この世界で集めた石は5つ。これで全部のようだ。これを使えばアイカツシステムを自由に操れるようになる。そうしたら、妹を……
おっと、私情はあまり書くべきではないか。
そろそろ四ツ星学園の主要なアイドルは掌握した。
次の計画への準備も始めなくては。
崖の上にそびえ立つ黒い城。
荘厳な趣のその城はあまりにも目立つ位置にあったが、その堂々さこそが隠れ蓑であった。灯台下暗しとはよく言ったものである。そこは怪盗のシャドウスターズのアジト。
しかし、それは過去のことになっていた。
「ねえ、ゆめ」
ローラの青い虚ろな瞳がゆめを捉え、その瞳の輝きを奪う。
「え、何? あっ」
ゆめと呼ばれた金髪のツインテールの少女は白いベッドの上に押し倒された。
物言わぬ2人は裸になって肌を重ね合わせた。
「ゆめ……」
「ローラ……」
お互いに手の甲を絡ませて見つめ合う。ただ、その目に光は無い。
上からローラが局部をゆめの局部へこすり合わせる。
「あ、あ、あ!」
擦れてゆめの口から声が漏れる。
それを頬張るようにローラがゆめの唇を奪った。
「ん、くちゅ、う」
「う、く、ふう」
しばらくゆめの唇を塞ぎ続ける。
「ん、んん~」
塞がれたゆめの声が漏れるが、次第に音が小さくなっていく。それと比例するように最初抵抗してぴくぴくと揺れていた金髪のツインテールもその勢いをなくしていった。
体が動かなくなったところでローラは唇を離した。
「ぷはあ。ごちそうさま」
「…… あっ」
ゆめは顔を紅潮させながら輝きの無い虚ろな瞳をローラに向ける。ローラはそれを見下ろして笑う。
「ゆめ、一緒に新しい世界を手に入れよう」
そう言って微笑む彼女の目もまた輝きを持っておらず虚ろな目をしていた。さらに、2人とも腹部から局部にかけて淫紋が刻まれている。それは人を思い通りにする証。
「白銀リリィを ……」
ローラがつぶやく。
「人形に ……」
ゆめがつぶやく。
これを残り1人の体にも刻まなくては。
そのことだけが2人の頭を巡る。
2人は立ち上がると淫紋を隠すようにスカートから服を着ていった。
「ただいま戻りました」
リリィが帰ってきた。
木の幹の彫刻が彫り込まれた荘厳な扉を開けて入ってきたのは赤い瞳の少女。真っすぐぶれなく歩く姿はとても厳かな雰囲気を漂わせている。腰まで届く白く長い髪も相まってまるで雪国からやってきた女王のようだった。その髪は後ろで4本に編まれて揺れていた。
「あ、おかえり、リリィ」
「おかえなさい。遅かったじゃない」
「ちょっと捜索が長引いてしまいました」
2人は彼女を出迎える。帰ってきたら体感温度が5度ほど下がるからすぐわかる。
早速紅茶をいれていつものティータイムを始める。
「今回はローラの母親と思わしき人物に当たりましたが人違いでした」
リリィは肩を落とす。それを煩わせるかのように紅茶を少しずつ飲んでいく。」
3人は孤児院で育った孤児である。現在は記憶にもない自分の母親を探すため、怪盗をやりながら生計を立てている。
「そうだったんだ。ありがとう」
ローラは肩を落とす。そう簡単には上手くいかない。仕方ないと思いながら椅子から立ち上がった。
「ねえ、ゆめ ……」
リリィが話しかける。
「何?」
「ちょっと熱があるかもしれません。肩を貸して …… あ ……」
手からティーカップが滑り落ち、割れ、リリィの瞳から輝きが失われる。紅茶に仕込んでいた薬が効いたようだった。
「ゆめ、掃除お願いしていい?」
「うん、任せて」
ローラはリリィの耳元へ口を近づけると囁いた。
「リリィ、頑張ってくれてありがとう。ちゃんとお礼をしないとね。ベッド行こう」
「…… はい、わかりました」
そのささやきにリリィは抑揚のない声で答えた。
「リリィ、服を脱いで」
「…… はい」
ローラの声に躊躇なくリリィは服を全て脱いでいく。
「じゃあ、私記録係ね」
ゆめはカメラを片手に持ってベッドに腰かけた。
「仰向けに寝て」
「…… はい、わかりました」
彼女は仰向けで寝転ぶ。虚ろな彼女の瞳は天井に固定されていた。
「さあ、始めるわよ」
ローラは裸でリリィの上に覆いかぶさると、肌を重ね、局部と局部を擦り合わせ始めた。
「ん、ん、ん」
最初はリリィの喉から空気が漏れる音が響くだけだった。
「あ、あん、ああ、あ!」
だんだんとリリィの顔が紅潮していき、声が嬌声に変っていく。
「ねえ、怪盗なんてやめて3人でこうやって楽しく暮らそう。あん」
「…… う、うん、く、あん、そうだよ、リリィ」
ローラは笑顔でうなずく。ゆめも自分のスカートの中へ手を入れながらうなずく。
「あ、あ、あ、何を言って …… ああ!」
3人の母親を探すという目的はどう果たすのか。それを問いただそうとリリィは口を開いた。
「あ、だ、だめです、あ、あ、あ」
しかし、リリィの口から出てきたのは嬌声ばかり。名も知らない母親の存在など、すぐに快感に押し流されていくばかりだった。
「リリィ、気持ちいい? もっと欲しい」
ローラは聞く。うっすらとリリィの体に淫紋が浮かび上がって来ていた。
「気持ちいい 、ずっと、ずっと、あ、ああ」
整えられていた髪は乱れ、扇状にベッドへ散乱していた。
ローラは悪戯に笑って彼女の願いを叶える準備を開始した。
「ずっと欲しいんだ。うん、ずっと気持ち良くなろう! そのほうが面白いじゃない! 5つ数えるわ、1つ数えるごとにどんどん気持ち良くなる。いち」
「あ、ああ!」
リリィの体にさっきよりも強い快感が駆け巡る。
「に」
「あ、やめ、あ!」
何かいけないことをしている気がするのに、快感が全てどうでもよくしてしまう。
「さん、リリィ、いい顔」
「う、あ、だめです、イ、イきますぅ!」
体がのけ反ろうとする。ローラはそれを上から自らの体で抑えた。
ベッドの横のゆめも体を震わせて限界だった。
「まだだーめ。もうすぐだから! よん! あ、あん」
もうすぐ、リリィという人間が人形になる。ローラは唇を歪ませて笑った。さあ、もっと3人で気持ち良くなろう。
「ご、おおおお!」
ローラは大きく口を開けて叫ぶ。
「あ、き、きまっ、したあああ!」
リリィのあごが上がる。
「あ、あああ!」
3人ともイく。体に駆け巡る快感に身を任せ、全員でイきつづけた。
しばらくした後、ベッドの上で3人は虚ろな瞳を交し合っていた。
「次は …… どうしますか」
リリィが聞く。しかし、その言葉は2人に向けられたものではなく、どこか別の何かに向けて発せられた言葉だった。
「はい …… わかりました。本来の白銀リリィとしての役目を果たします」
彼女はベッドから立ち上がる。立ち上がった彼女の体には局部から腹部にかけて淫紋がはっきり刻まれていた。
服を着ると、リリィはスタジオを後にし、フラフラとした足取りで歩いていく。
アイカツフォンを取り出し、電話帳を開き、そこに書かれている次のターゲットの名を呟いた。
「ゆず ……」
すぐに繋がった。二階堂ゆずを呼び出すため、彼女は耳にアイカツフォンをあてた。
次回の更新は8月21日20時です。ターゲットは二階堂ゆずちゃん。お楽しみに!
怪盗シャドウスターズ、何を目的に活動していたんでしょうね。原作では語られてないので気になります。
リリィが歳としては先輩なんでリーダーやってそうです。
次回はゆずっとリリィです。お楽しみに。