羨ましい…。
私の目線の先には敬愛するヒノエ姉様が微笑みながらゲンジを抱き寄せている姿が映っていた。
「うふふ。空が綺麗ですね〜♪」
「だからってくっつくなよ!」
羨ましい…!
ただそれだけしか頭に思い浮かばなかった。彼は私達二人の夫。だからヒノエ姉様に甘えてはいけないという訳ではない。
だが、どうしてもムシャクシャしてしまう。
「(私だって甘えたいのに…!!)」
貴方だけのヒノエ姉様ではない。私のでもある。彼が姉様にスリスリされる姿を見るたびに腑が煮えくり帰って仕方がなかった。
「…そろそろ集会所へ戻ります…」
「あらあら。もう少しゆっくりしましょうよ」
「いえ。まだ仕事が残っているので」
姉様のありがたきお誘いを断る。私の頭の中には旦那様への嫉妬心でいっぱいだった。
もう我慢できない………。
____もっと……お仕置きしてさしあげます!!!!
◇◇◇◇◇
夕焼けが里を照らし始め、作業を終えた皆は次々と自身の家へと帰っていった。
ヒノエは1日が終わった事を考えるとあくびをする。
「ふわぁ…。さて、そろそろミノトも連れて帰りましょうか」
「あぁ」
ほのぼのとした一日が終わると、本を整理したヒノエはゲンジと共に立ち上がり、集会所へと寄り、ミノトを連れて自宅へと帰還した。
◇◇◇◇◇◇
その後 夕食を済ませたヒノエ、ミノト、ゲンジ、そしてゲンジの姉であるエスラとシャーラ達はいつものように布団を敷く。
「さて、今夜も私達が抱いて___「ちょっと待ったぁぁ!」
ヒノエがゲンジの横にある布団に身を置こうとした時、エスラが滑り込み守るように座った。
「今日の添い寝は私達の番だぞ…!」
「あらあら。うっかりです」
エスラに言われたヒノエは残念そうな表情を浮かべながらも渋々と受け入れた。
エスラはいわゆるブラコンというモノで、弟であるにも関わらずゲンジを異性として見ているのだ。それも重症と化しており、ファーストキスを奪った程である。
「さぁ今夜はお姉ちゃんが思い切り抱き締めてあげよう…!!うへへ…」
「シャーラ姉さん。怖いから一緒に寝よ」
「いいよ」
「ガーン!?」
エスラの涎を垂らしながら興奮する姿を見たゲンジは即座にシャーラに乗り換えた。見事に振られたエスラは目を潤ませると大粒の涙を流し始めた。
「うわぁぁぁん!!ゲンジィ〜!!お姉ちゃんとも一緒に寝ようよ〜!!」
「ぎゃぁぁ!!分かったから抱きつくなァァァァ!!!」
ショックのあまりに泣き出したエスラはゲンジの身体に飛び付きながら添い寝を頼み込む。(28歳)
観念したゲンジは仕方なく頷き了承した。すると、ようやくエスラの泣き喚く声が治った。
それから灯りを消し、月明かりが指す中 5人は目を閉じ、今日の疲れを癒すべく睡眠へと入り意識を離した。
◇◇◇◇◇◇
「……う…ぅ…」
眠る中 妙な感覚がゲンジを襲う。それは両手が動かせず何かに拘束されており、その拘束具らしき物に手が擦れる感触であった。
しかも何故か、いつもの家屋とは違う匂いが鼻の中を通ってきた。それに変な歯応えを感じる。
「…ん?」
目を覚ますと目の前に映ってきたのは自身の家の家屋…ではなかった。自宅よりも整頓されており、辺りには『姉妹』『カムラ』『ウサ団子』と書かれた掛け軸が吊るされていた。
「ほ…ほほ…んん!?」
更に驚く事に『カ行』がうまく発音ができなかった。『ここは?』と声を漏らしてしまった時 口に何かが噛ませられていた。しかもそれは顎を一周するように巻き付けられており、取り外す事が出来なかった。
「ようやく目を覚ましたようですね」
「!?」
その場にミノトの声が響き渡る。即座に聞こえた方向に顔を向けるとそこには横になっている自身を見下ろす白装束姿のミノトが仁王立ちしていた。
「み…みほほ…ねえはん…!?」
「えぇそうです。因みにここは私とヒノエ姉様が住んでいた家です」
ゲンジは即座に現在の状況について問い詰める。
「んん!!おおいうおほはよ!!ほれ!!(どういう事だよこれ!!)」
すると ミノトの冷たく鋭い視線が自身に向けられた。するとミノトはゆっくりと身体を自身に向けて覆い被さってきた。
「分かりませんか?貴方がいつもいつもヒノエ姉様を独り占めしている所為で私はとうとう我慢の限界に来てしまったのですよ?故に私は決めました」
「…!?」
覆い被さり、自身の顔に胸を押し付けながらミノトの白く細い手が股間に添えられてきた。その添えられた手が波打つように触れ次々と自身の股間を刺激させてくる。
「貴方がヒノエ姉様だけに甘えないようにじっくり…たっぷりと調教してさしあげます…」
その言葉には殺意と嫉妬心だけが込められていた。
「うぁ!?」
すると、突然 ゲンジの下のインナーがミノトによって脱がされる。インナーの下からはゲンジの小さな股間が顔を出していたが、ミノトから胸を押し付けられていた事で震えていた。
「まだ出してはいけませんよ?しばらくは我慢してもらいます。もし我慢できずに射精したならば…貴方にこれをつけてもらいます…!」
ミノトが取り出したのは赤ん坊がよくつける涎掛けに加えて吸水性の高い布を折り曲げて作られたオムツであった。
「ふ…ふががが!!」
「何を言っているのか分かりませんが、ふざけてなどいませんよ。本気です。もしも嫌ならば我慢してください」
その言葉と共にミノトはゲンジの口を縛っていた紐を外すと、液体が詰められた瓶を取り出した。
「これが何か分かりますか?タマミツネの泡で作られた特製の泡立て液です。摩擦がなくなるので身体を洗う際によく使われます。
え?どうしてそんな説明をするのか?決まっているじゃありませんか」
瓶の開けられた口から液体が溢れ落ち、ミノトの白い手にゆっくりと注がれた。
注がれた液をミノトは両手に馴染ませると、ゲンジの身体を自身の豊満な身体へと抱き寄せる。
「貴方に恥辱を味合わせるためです」
「ひ!?」
その声には妖艶さと、更に何かを威圧させるかのような怒りが込められていた。
その瞬間 感覚神経の集中する肛門部分に何かが侵入してくる。
「ひやぁ!?なにこれ!?」
それは強引に中へと侵入してくると、辺りを雑巾掛けするかのように擦ってくる。それはとても滑らかな感触であった。その感じたこともない感触に思わず肛門に力を入れてしまう。だが、それと同時に侵入して来た物体は更に激しく動き始める。
「きゃぁ!!」
「いい声が出てますよ旦那様…♡」
肛門へと襲いくる感触と共に右耳付近からミノトの透き通った妖艶な声が響き渡り、耳の中全体を刺激してくる。
「なにこ…れ…!?」
「知らないのですか?局部だけでなく、お尻の穴も性感帯なのですよ?」
肛門へと侵入して来たのはミノトの人差し指の第一関節であった。その動きはとても滑らかで、まるで生き物であるかの様に肛門を舐め回すように動き回る。
「特にこうやって…!!」
「みゃぁ!!」
その瞬間 ミノトの指の激しさが増していき、更に肛門の壁を刺激するかの様にくすぐり始める。それはゲンジに非日常を思わせるような感触を与えていった。
不思議な感覚にゲンジは快感よりも恐怖感を覚えていく。
「い…いや!やめて!!やめてよぉ!!!」
迫り来る感覚にゲンジは涙を流しながら少女の様な声でミノトに懇願し始める。だが、ミノトの手は止まる気配を見せなかった。
ミノトは何も喋らず、鋭く透き通った琥珀色の瞳をゲンジに向けながら手を動かしていく。
「おや?随分と耐えるのですね。ふむ…まぁ、これは予想外でした」
すると ようやく肛門の中にて蠢く感触が絶たれ ゆっくりと離された。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
まるで狩りを終えたかのようにゲンジの額からは汗が流れ、それと共に荒々しい息を立てていた。
一方で 指を離したミノトはその指を覆っていた手袋を取ると、水の溜まった桶の中へと放り込む。
「では…これからもっと責めますので頑張ってくださいね…」
「へ!?」
その言葉と共にミノトの琥珀色の瞳が輝きながらこちらを見つめてくる。その視線にゲンジは恐怖感を覚えてしまった。
「こ…こないで!!」
咄嗟に後ろに引き下がろうとするも、腕を縛られている上に先程の行為によって、身体から力が抜けてしまった故に引き下がる事が出来なかった。
「逃しませんよ?」
それを嘲笑うかのように見下ろしながらミノトは寝巻きである白装束を脱ぎ捨てながら迫ると、ゲンジに向けて胸を押し付けるかのようにのし掛かる。
「むぐ!?」
その豊満な胸は片方だけでもゲンジの頭を包み込み、下敷きにする。柔らかな感触と甘い香りが顔全体に広がった事で小さなゲンジの股間は震えながら膨らんでいった。
「本当にいつ見ても小さいモノですね。身体だけでなくここも。ヒノエ姉様が性行為を行う時の為に本を読んでおいたのですが、貴方のは平均以下ですよ?本当に20歳とは思えませんね。身長も顔もココも。まぁ、その方が調教のしがいがあってよいのですがね」
ゲンジの一般的な大きさよりも小さな股間をミノトは嘲笑うかのように見ると、次々と皮肉な言葉を並べる。
それと同時にミノトは透き通った4本の指を震える股間へと添えると、アイテムのように掴み始めた。
いきなり掴まれた事でミノトの胸の下からゲンジの頭が震える。酒防音しても顔にミノトの胸がのし掛かっている事で言葉を発する事ができない。
「興奮しているようですが…我慢するのが目的なんですからね…!!!」
「!?」
その瞬間 ミノトの股間を掴んでいた腕が上下に動き始める。それによって次々と股間へと快感が襲い、射精を掻き立てて来た。
「ほらほらどうしました?このまま射精してしまえば赤子の刑罰ですよ?もっと頑張ったらどうなんですか?」
「…!!!」
反論しようともできない。襲いくる感覚。抵抗するべく顔を動かしても柔らかな胸が更に押しつけられ、顔全体に行き渡る甘い匂いによって快感を増大させてくる。
「〜!!!」
出したくない。けれども、身体が蕩けてしまう程の快感に身を焦がされ、ゲンジの堅固な意思がまるで氷のように溶かされていく。
それと共に身体の奥底から何かが吹き出しそうな感覚が襲って来た。
「ん?そろそろ出てしまいそうですね」
「!?」
それを見て予感したミノトは更に股間を掴む腕を加速させた。
「むぅぅ!!!!」
ゲンジは即座にのし掛かるミノトを退かせるべく、激しく抵抗を始める。頭を何度も動かし、少しでも胸の拘束から逃れるために。
「抵抗は無意味ですよ」
だが、その行為によってミノトを更に怒らせてしまった。ミノトは更に体重を掛けると、ゲンジの顔を押し潰す程の勢いで胸を押しつけた。柔らかい壁が次々と迫り、顔が布団に沈みながら圧迫されていく。
押しつぶされる中でゲンジは必死に身体に命令を出し、堪える。出してしまえば赤ん坊という屈辱的な格好にされる。
嫌だ!あんな格好は嫌だ!着たくない!!着たくない!!!
「(嫌だ!!!!)」
心の中で叫びながら必死にゲンジは抑え込む。
だが、身体はその命令に従わなかった。
「もう限界のようですね?」
「〜!!!(だ…ダメ…!!!!)」
その瞬間 ゲンジの股間から白い液体が飛び出した。
「我慢出来ずに出してしまったようですね?残念でした」
「ぷは…はぁ…はぁ…」
その様子を見届けたミノトはゆっくりと身体を退かす。胸の下からは涙を流すゲンジの顔が見えた。
「泣いても無駄ですよ?さぁ、オシメを変えましょうね…♪」
「うぅ…」
射精によって全身から力が抜けたゲンジは抵抗出来ず、そのままオムツと涎掛けをつけられる。
その姿はとても辱めを感じさせるモノだった。中性的な顔立ちや細身といえども一般なハンターよりも鍛え上げられた肉体によって 『変態』にしか見えない様になってしまった。
「服…か…返してよ…」
「ダメです。私がどれ程までヒノエ姉様に甘えたい気持ちを抑えていたか…貴方に分かりますか?貴方が毎回毎回…姉様に遊ばれ…!!!……え?」
ミノトは突然 思考を停止してしまう。
「私は何を…」
自身はヒノエに構ってもらってばかりでいるゲンジに嫉妬していた。だが、突然と 言葉に矛盾が生じてしまう。
ミノトは振り返る。これまでずっと、ゲンジが悶える顔や泣きながら訴える顔を見て快感を覚えて来た。
それを思い出した瞬間 ミノトはようやく理解した。
“自身はヒノエにばかり構われていたゲンジに嫉妬していた”だけではない。
_______“彼をヒノエの様に独り占めしてオモチャにしたかった”のだ。
「…」
ミノトは思考を整理させると、もう一度 横たわりながらこちらを見ているゲンジの顔を見る。
まるで虐められた子供のように目を震わせながら涙をポロポロと溢していた。
「…!!」
それを見たミノトの内に秘められた独占欲が溢れ出てしまった。
「え…うわ!?」
ミノトの身体は動き出すと、ゲンジの脚へと手を伸ばすと、股間が自身の胸の前まで来るように引っ張る。
「ゲンジ…これから二人の時は私の事を『ミノトお姉ちゃん』と呼んでください。そうすればソレを外してあげましょう」
「…!!」
その言葉にゲンジは即座に首を縦にふる。こんな恥辱を受けるくらいなら、いっそのこと尊厳を捨てて名前の呼び方を変える事を選んだ方がマシだ。
「そう…」
ゲンジが頷いた事でミノトは頬をほんのりと赤くさせると 胸をゆっくりと持ち上げると、左右に広げた。
「良い子です♡」
それと同時にミノトの巨大な胸が出したばかりで萎れていたゲンジの股間を包み込んだ。
「ひぐ!?」
柔らかな密室に閉じ込められた事で射精したばかりの股間は再び脈動し、胸の牢獄の中で膨らんでいく。
それと同時にミノトは決して離さないようにキツく胸を挟み込むと、上下に揺らした。
「うぁぁあ!!!!」
敏感となった股間に襲いくる柔らかな感触にゲンジは悲鳴をあげる。その様子を見ていたミノトの顔が無表情ながらも次々と赤くなっていった。
「(可愛い…可愛い…可愛い…!!!)」
今まで抑え込んでいた独占欲を発散させるかのようにミノトは興奮しながら胸を激しく動かしていく。
そして
「い…で…でる…!!」
再びゲンジの小さな股間から白い液体が溢れ出た。それは外に出ることは叶わず、ミノトの巨大な胸の牢獄の中で弾けていった。
◇◇◇◇◇◇
「二人だけの時は?」
「ミノトお姉ちゃん……」
「よく言えました。偉い偉いですよ」
あれから家の中にある風呂に入り汚れを落とした後、拘束具を解いても逃げる様子を見せないゲンジの頭をミノトは膝に乗せていた。
ミノトは彼の口元に胸の乳首を押し当てる。するとゲンジはそれを赤ん坊のように口に咥え、その光景を見たミノトは頭を撫でた。
「ヒノエ姉様に甘えてはいけないという訳ではありません。姉様だけでなく…私にも甘えて欲しいのです。分かりましたか?」
「う…うん…」
ミノトは外見相応なまでに幼くなってしまった彼を胸に抱き締めながら布団に横になると眠りについた。
“彼は絶対に自身や姉以外の者には渡さない。自分達の大切な大切な夫”…
その後 朝が来た時にゲンジが居なくなっていた事でエスラ、ヒノエがパニックになったのは言うまでもない。