「まぁ厭らしい。理香子さん、いくら自分の家だからって、そんなに大きな声出さないでよ(笑)」
「理香子さん、まだお昼なのよ。裸を見られて嬉しくてしょうがないのは分かるけど、もっと節操を弁えてちょうだい!」
「食卓でこんなに喘ぐなんて、よっぽど欲求不満でもあるのねぇ(笑)」
「若い人って、喘ぎ方もやっぱり凄まじいわ(笑)」
「それにしても、ちょっと乱れ過ぎじゃないかしら(笑)」
ご近所の主婦達は、目の前で悶える自分たちよりも若く美しい人妻を罵る事で、日頃のストレスを発散しようとしていた。
ランチ会はいつしか丸裸の美人妻の羞恥ショーへ変貌しようとしていた。最年長の中野が理香子の乳首を甚振り続ける中、幹事の菅原が次なる計画を実行に移そうとしていたのだった。
ピーンポーン、部屋の中に突然チャイムが鳴り響き、理香子の乳首を弄っていた中野はふいにその手を止めた。
「あら、誰か来たのかしら?」
菅原が白々しくそう言ってインターホンのモニターを覗き見ると、そこにはデリバリーの男の姿が映っていた。
「あぁ、そうだ。さっきピザの注文をしたんだったわ」
菅原はそう言うと、インターホン越しにエントランスのオートロックの扉を解錠したのだった。
そして理香子以外のご近所さん達は、互いに顔を見合わせると意味深な笑みを浮かべ、これから始まる美人妻の新たな羞恥ショーに淫靡な期待を寄せた。程なくして、再び部屋の中にチャイムが鳴り響き、どうやらデリバリーの男が玄関の前まで来たようだった。
「理香子さん、これで受け取ってきてくれるかしら」
菅原は、理香子に千円札を三枚手渡し、玄関にピザを受け取りに行くよう促した。
「えっ・・・私が取りに行くんですか?」
理香子は、寄りによって一人だけ裸の自分に取りに行かせようとする菅原の言葉が信じられなかった。
「ここはあなたのお家なんだから当然でしょ」
菅原があっさりとそう言い切ると、他のご近所さん達も同調するように、理香子に取りに行くよう促した。
ピーンポーン、再びチャイム音が部屋の中に鳴り響くと、菅原は理香子の腕を強引に引っ張り、無理矢理席を立たせた。
「さぁ早く、玄関で受け取ってきて!」
菅原は胸の奥から込み上げる笑いを必死に堪えながら、理香子の背中を押して丸裸の美人妻を恥辱の舞台へと送り出した。
酷い人・・・見ず知らずの男の人の前に素っ裸を晒して羞恥に悶える私の様子を鑑賞するつもりなのね・・・。
理香子は、以前はとても仲の良かった菅原の陰湿な企みに、強い憤りを覚えた。