もしかしてまた、私に何かさせるつもりなの・・・。
デリバリーがまたやって来た事を知った理香子は言い知れぬ不安に怯えた。そして暫くすると再びチャイムの音が鳴り響き、ついに玄関の扉の前に新たなデリバリーがやって来たのだった。
「理香子さん、それじゃあ受け取りに行って来てちょうだい」
菅原はそう言うと、理香子に五千円札を一枚手渡した。
「わ、わかりました」
羞恥に震える手でお金を受け取った理香子は、さっきご近所さん達から脅されていたため、もう抵抗する事もなく、言われた通り玄関に向かおうとした。
すると、そんな理香子を中野が呼び止め、丸裸の美人妻に対して新たな屈辱の命令を与えたのだった。
「理香子さん、今度は宅配の人にアナタの裸をよく見せてあげて、どう思うか感想を聞いてみてよ」
「えっ・・・」
中野の卑猥な命令を聞いた理香子は、恥ずかしさのあまり思わず身震いしてしまった。見ず知らずの男に裸を晒すだけでなく、自らの体つきについての感想を聞く、それは羞恥極まりない行為であった。
「どうしたの、できないのかしら?それならマンションの住民全員の前でストリップを披露してもらうまでだけど」
中野がそう脅し文句を放つと、理香子は覚悟を決めるしかなかった。
「わ、わかりました」
頷いた理香子は恨めしそうな顔で中野を見つめると、さっきと同じように丸裸の体を隠すことなく玄関へ向かったのだった。
理香子が玄関の扉を開けると、そこには寿司の入った大きな桶を持った四十代くらいの小太りの男が立っていた。そして、男は扉の向こうから現れた美人妻の姿を見るやいなや「ウォッ」と呻き声を漏らし、思わず手に持った桶を落としてしまいそうになるのだった。
「あぁん、ごめんなさい」
男が自分の姿に驚いている様子を見た理香子は恥ずかしそうに頭を下げて謝った。
きっと危ない女だと思われているに違いないわ、玄関から素っ裸で出てくるなんて、誰が見ても変態だもの・・・。
理香子は心の中でそう呟きながら、男から桶を受け取ると、後ろを振り返り、それを玄関の床に置いた。その時、男に対して剥き出しのお尻を向ける恰好になった理香子は、男の視線が紅蕾に向けられているのを痛いほど感じ、下半身を思わず熱くさせてしまった。
「これでお願いします」
再び男の方を振り返った理香子は、さっき菅原から渡された五千円札を男に差し出した。
「あっ、はい」
出前の男は、すっかり美人妻の裸に夢中なってしまったのか、ギラギラした視線を理香子の形良い豊満な乳房へと向け、お金を受け取り、釣銭を探している間もキョロキョロと淡いピンク色の乳首に目を遣っていたのだった。
いやぁぁん、恥ずかしいわ・・・。
すぐ目の前に立っている出前の男に体をジロジロ見られている理香子は、部屋の奥から監視している菅原たちの手前、体を隠す事もできず、羞恥に下半身をモジモジとさせた。